アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

貝母

2017年03月22日 | うちの庭では

中国原産の薬草、貝母(バイモ)が開花しました。細長い葉の先端が巻きひげのようにくるりと丸まっているひょうきん者です。花は下向きに開き、色も渋い白緑色で地味です。花弁内側に網目模様があることから、編笠ユリの和名があります。木陰が好みの場所で、夏の暑さには耐えられないようです。

花言葉は「人を喜ばせる」です。トランプ米大統領は、選挙中はやんやの喝さいを受けて選挙民を喜ばせ、大方の予想を覆してクリントン女史を破って当選しました。ところが期待に反し、最近のCNNの世論調査では支持率40%、不支持率55%と人気は低迷しています。トランプ大統領の「人を喜ばせる」は一過性のもので、今やすっかり「人を悩ませる」存在になってしまいました。

インターネットを検索してみると、NYT紙に載った記事によると、アメリカ精神医学会の精神科医など35人の連名の投書がアメリカで物議を醸しているそうです。大統領は自己愛性人格障害者であると警告しているのです。その障害の判定は、次の9条件に5以上が当てはまることです。①自己の重要性に関する誇大な感覚を持っている。②限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的なあいの空想にとらわれている。③自分が「特別」であり、他の特別なまたは地位の高い人たちにしか理解されない。④過剰な賞賛を求める。⑤自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。⑥自分自身の目的を達成するために他人を利用する。⑦他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない。⑧しばしば、他人が自分に嫉妬していると思い込む。⑨尊大で傲慢な行動、または態度をとる。

何と全てに当てはまるではないですか。さらにこれら9条件は、森友学園の籠池泰典理事長にもぴったり当てはまりそうです。籠池が日本の首相になった様なもので、もしそうなれば我々も教育勅語を暗唱させられることにもなりかねません。「人を喜ばす」どころか、「人を怒らせる」結果に終わるでしょう。アメリカ合衆国にとっては混乱をもたらし、国民を悲しませることになりますが、世界にはアメリカの弱体化・混乱をほくそ笑む輩も大勢いるのではないでしょうか。そういう意味では、トランプ大統領も「人を喜ばせ」ているのです。

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