鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

秀平、これからもこの仲間は大事にしていきたいと思います

2016年02月19日 | Weblog
2度の得点王に輝き、鹿島入団…赤崎秀平が想う筑波大「歴史あるクラブの一員であったことは誇り」


 2010年に佐賀東高校から筑波大に進学した赤崎秀平(鹿島アントラーズ)は、関東大学リーグで2度(2010、2012年)、第27回ユニバーシアード競技大会でも得点王に輝いた。鹿島に入団したルーキーイヤーの2014シーズンは、J1リーグ戦15試合で5得点をマーク。昨シーズンは22試合に出場して7ゴールを記録し、ヤマザキナビスコカップではニューヒーロー賞を獲得した。

 筑波大蹴球部在籍時の思い出を振り返り、「1番印象に残っているのは、みんなでわざわざスーツを着て飲み会を開いたことです。いつもはほとんどジャージですけど(笑)。もちろん終わった後のスーツはぐちゃぐちゃです。しかし、誰かがやろうと言いだすと、おもしろがって乗っかっていく仲間が大好きでしたし、こういった端から見るとふざけたようなことでも、一致団結できるのがある意味すごいことだと思いました。それだけ筑波大蹴球部の仲間の絆は強いものだと感じています。卒業した今でも年末にはみんなで集まって飲み会も開いています。これからもこの仲間は大事にしていきたいと思います」と語った。

 赤崎は母校蹴球部の創部120周年を祝い、2月21日に開催される記念イベント「120~蒼き伝統の継承~」についてもメッセージを送っている。「筑波大蹴球部120周年おめでとうございます。120年という歴史あるクラブの一員であったことは誇りに思うとともに、これからの筑波大蹴球部のさらなる発展を祈っております」

 120周年記念事業の詳細情報は、筑波大蹴球部の公式サイト(http://www.tsukuba-univ-fc.sakuraweb.com/)をご確認ください。

写真・素材提供=筑波大学蹴球部



チンチロリン


筑波大蹴球部在籍時の思い出を語る赤である。
絆についてコメントしておる。
良き学生時代を送った様子。
この経験は赤の人格形成に大きく影響を与えたことであろう。
素晴らしい人となりを持つ赤が、ゴール前では牙をむく、それがサッカーの面白さである。
静と動の赤に今後も期待しておる。


チンチロリン

石井監督によるチーム改革が行われた初年度、どこまで驚きを与えらえるか期待したい

2016年02月19日 | Weblog
アグレッシブにボールを奪う“石井改革”元年
今季のみどころ

昨季途中からトニーニョ セレーゾ監督からチームを引き継いだ石井正忠監督は、低迷していたチームを2ndステージ制覇まであと一歩のところまで立て直し、ヤマザキナビスコカップではすばらしいゲーム内容で3年ぶりのタイトル獲得を成し遂げた。

今季はスタートから指揮を執る初めてのシーズンとなり、キャンプから“石井色”を強く打ち出した。トレーニング内容を従来の内容からがらりと変え、初日からボールを使った練習を積み重ねる。戦術練習に取り組みながら、フィジカルの負荷も上げていくやり方で、チームを率いてから取り組み続けてきたアグレッシブにボールを奪う姿勢をさらに推し進めた。より高い位置からチーム全体が連動して奪う形は、今季から加入した新メンバーにも浸透したと言えるだろう。

昨季の中心だった金崎夢生の電撃復帰が発表されたほか、柴崎岳もクラブに残留。さらに湘南から永木亮太を獲得しており、中盤の選手層はリーグ随一の厚さを誇る。永木の持ち味は、石井監督が求めるものにピタリと合致するだけに、彼が鹿島でどのようなパフォーマンスを残すか注目だ。さらに、最前線にはジネイが復活、身長がありながら足下の柔らかさも持つ彼の存在は、ケガをした昨季の分までリーグ全体にインパクトを与えることだろう。

また、U-23日本代表としてアジア制覇を成し遂げた植田直通と櫛引政敏、三竿健斗も自信を深め、若い彼らの突き上げがチーム力を総じて押し上げた。攻守にアグレッシブに戦うスタイルは、選手への負荷が高いが、それだけの選手層が揃ったと言えるだろう。

真の意味で、石井監督によるチーム改革が行われた初年度、どこまで驚きを与えらえるか期待したい。

Reported by 田中滋



チンチロリン


今季の鹿島戦力分析を行うJリーグ公式サイトである。
担当は田中滋氏。
宮崎キャンプに帯同し、詳しくチーム状態を見極めてきた。
トレーニング方法は一新され、戦術の徹底がなされ浸透した様子。
新加入メンバーも、この石井戦術を身につけたとのこと。
天下無双のチームと言って良いのではなかろうか。
補強ポイントも厚くなり、懸念された金崎夢生の穴は、夢生本人が埋めるというウルトラCが成された。
今季の鹿島はJリーグに驚きを与えるであろう。
楽しみなシーズンが開幕する。
勝利を積み重ねよう。
期待しておる。


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岳、新加入の選手も馴染んできていると思います

2016年02月19日 | Weblog
中学も高校もプロでもチームメイト! 柴崎岳が新加入GK櫛引と「久しぶりに話せました」
2016年02月19日(金) 02時35分配信


今季から10番を背負う柴崎岳 photo/Getty Images

今季から10番を背負う

Jリーグは15日、Jリーグ応援マネージャーを務める佐藤美希が宮崎キャンプレポートを行った際の映像を公開。鹿島アントラーズMF柴崎岳がインタビューに応じている。
2010年に青森山田高校から鹿島に加入した柴崎は高校時代、1年時から10番を背負い、司令塔として活躍。2年時には全国高校サッカー選手権で、GK櫛引政敏らと共に準優勝に貢献した。鹿島加入後も1年目から多くの出場機会を得て、その後も主力選手として活躍。昨シーズン終了後は海外への移籍も噂されていたが鹿島に残留し、今季からは10番を背負うことが決定した。
その柴崎は鹿島の宮崎キャンプ中、今季から加入したクラブに同級生GK櫛引政敏について、「中学時代も高校時代もずっと一緒だったので、久しぶりに話せました」とコメント。「アットホームなチームなので外から来た選手に対しても非常に暖かいですし、新加入の選手も馴染んできていると思います」とチームの充実を口にしている。
また柴崎は今季から背負う“10”についても、「背番号にこだわりはないと思っていたのですが、いざ付けさせてもらうと、身が引き締まる思いもありますし、これまでとは違う成績を残さないといけない」と話し、新シーズン開幕に意欲を燃やした。
しかし柴崎は同インタビュー後の2月9日、急性虫垂炎のため手術を受けた結果、全治までは約4週間要すると発表されてJリーグ開幕戦への出場は困難となってしまった。



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佐藤美希Jリーグ応援マネージャーのインタビューに応じた岳である。
高校時代のチームメイトである櫛引についてコメントしておる。
旧知の櫛引は馴染みやすかったかも知れぬが、それが特別だったわけではない。
「アットホームなチームなので外から来た選手に対しても非常に暖かいですし、新加入の選手も馴染んできていると思います」と、鹿島というクラブの特徴を述べておる。
今季は多くの新加入選手が加わった。
彼らとともに、全員で勝利に向かうのだ。
そしてその中心には背番号10の岳がおるはず。
虫垂炎からの復帰後の活躍を期待しておる。


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西の攻撃力に期待

2016年02月19日 | Weblog
午前練習


9時30分から室内ミーティング後、グラウンドで紅白戦を行いました。



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紅白戦にて主力組に入った西である。
頼れる選手会長は、Jリーグ屈指の右SBである。
先日の讃岐戦では途中出場にて逆転弾をアシストした。
明後日の水戸戦に於いても活躍間違いなしである。
攻撃のキモであるサイド攻撃の中心選手として躍動するであろう。
西の攻撃力を堪能したい。
楽しみである。


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鹿島は日本代表FWの獲得に成功し、戦力は整った

2016年02月19日 | Weblog
交渉で粘り、金崎獲得 奪冠へクラブ本気 J1鹿島
1度は退団した金崎が、急転直下で鹿島に再加入する。7季ぶりのリーグ制覇を「目標ではなく義務」と定めた鹿島が、その本気度を示した。

昨季、ポルティモネンセ(ポルトガル2部)から期限付き移籍で加入した金崎は、リーグ戦で27試合9得点をマーク。その活躍ぶりに鹿島は、金崎の完全移籍での獲得に乗り出した。

鹿島はポルティモネンセと期限付き移籍の契約の際、設定された移籍金を支払えば、完全移籍ができる契約も結んでいた。昨年10月、鹿島はその権利を行使する意向をポルティモネンセに伝え、同意を得た。しかし、かねてから欧州の強豪クラブでのプレーを望んでいた金崎の同意が得られなかった。代理人を通じて交渉を続けたが、契約がまとまらないまま1月10日に期限付き移籍期間が満了。退団となった。

それでも鹿島は諦めなかった金崎がポルティモネンセに復帰したのは、欧州の別クラブからのオファーを待つため。好条件のオファーがなければ、鹿島に獲得の可能性が残されていた。

金崎の移籍話が進まないまま、1月31日に欧州の移籍期間が終了すると、2月上旬に鈴木満常務・強化部長が渡欧。金崎獲得の交渉を再開し、12日に完全移籍の合意を取り付けた。

鹿島は日本代表FWの獲得に成功し、戦力は整った。鹿島は「義務」を果たすことができるか、クラブの意気込みが試されるリーグ戦は27日、開幕する。(藤崎徹)



チンチロリン


金崎夢生の電撃復帰の経緯を報じる茨城新聞である。
クラブ間合意があったものの夢生の同意が得られなかったこと、夢生への好条件のオファーがなく冬の欧州クラブへの移籍がなくなったこと、そして鈴木満常務強化部長が渡欧して契約をまとめたことが伝えられる。
鹿島フロントの本気がよくわかる。
耐えるところを耐え、好機を逃さず、大きな魚を釣り上げたと言って良かろう。
「義務」であるタイトルに向け、戦力は揃った。
チーム・クラブ一丸となって優勝を掴み取る。
信じておる。


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夢生、まずはこのチームでやるのが大事

2016年02月19日 | Weblog
金崎 苦笑い合流「誰一人“お帰り”と言ってくれなかった」
 日本代表FW金崎が鹿島での全体練習に合流した。「きょうは(午前)4時起き」と、言うように16日にポルトガルから帰国したばかりで、時差ぼけが残るが約1時間半、フルメニューを消化した。

 練習開始前には選手らにあいさつ。仲間の反応が薄く「誰一人“お帰り”と言ってくれなかった。嫌われてるんじゃない?寂しい」と口をとがらせたが、チームに溶け込んでいる証拠。依然として海外志向は強く、今夏以降もオファーが届く可能性はあるが「そんなことは二の次、三の次。まずはこのチームでやるのが大事」と強調した。
[ 2016年2月19日 05:30 ]

金崎合流 J1鹿島へ再加入
J1鹿島に完全移籍することで基本合意している日本代表FW金崎が18日、鹿島の全体練習に参加した。約1時間半の練習メニューを全て消化し、「日本は芝生がきれいで環境もいい」と笑顔を見せた。

この日誰よりも早く練習場に姿を現した金崎は、ゴムバンドを使ったストレッチでウオーミングアップを行った。練習前には全員の前で復帰のあいさつ。チームメートからは「キャンプをやってから参加して」などと冗談を飛ばされると、金崎は「全然迎え入れられてない」と返して笑いを誘った。

時差ぼけで本調子ではなかったものの、練習で行われたミニゲームで持ち味の鋭いドリブル突破や思い切りのいいシュートを披露した。

希望していた欧州の強豪クラブへの移籍はかなわなかったが、「そんなこと(移籍)は二の次、三の次。まずはこのチームでやるのが大事」と鹿島でのプレーに意欲を示した。



チンチロリン


チーム練習に合流した金崎夢生である。
フルメニューをこなしたとのこと。
メンバーと冗談を言い合うなど、早速溶け込んでおる。
登録が済み次第、活躍してくれよう。
また、欧州ビッグクラブへの移籍が叶わなかったことについては、「そんなことは二の次、三の次。まずはこのチームでやるのが大事」と、鹿島での活躍を誓っておる。
夢生と共にタイトルを積み重ねよう。
活躍を楽しみにしておる。


チンチロリン

ジュビロ・宮崎、でも自信はあります

2016年02月19日 | Weblog
【磐田】宮崎、左SBでもボランチでも「違和感なくできると思います」
2016年2月19日6時0分 スポーツ報知


常に冷静にボールを操る磐田のMF宮崎智彦(右)

 J1ジュビロ磐田は18日、練習を行った。開幕が迫り順調に調整が進むチームの中、一際状態がいいのがMF宮崎智彦(29)だ。ボランチと左サイドバック(SB)もこなせ、名波浩監督(43)も信頼を寄せる男が、J1でも状況に応じてフル稼働する。

 「どっちで出てもいいですし、どちらと言われても対応できるようにはしてます」と宮崎。練習でも早い判断からボールを散らし、状態の良さを感じさせた。今季はDF中村太亮(26)の加入もあり、昨季終盤に主戦場にした左SBではなくボランチで開幕を迎えそうだが、「違和感なくできると思います」と意に介していない様子だ。

 キャンプやニューイヤー杯でも安定したプレーを見せ「始動から、ずっといいのは宮崎」と指揮官の評価も高い。展開によっては試合途中でのポジション変更もあるが、「問題ないです」と心強い。3年ぶりのJ1の舞台に「どこまでいけるかは分からないけど、でも自信はあります」と言い切った。
(下河原 基弘)



チンチロリン


開幕に向けて状態の良いジュビロの宮崎である。
監督の信頼も厚く、左SBとしてもボランチとしても計算されておる様子。
ジュビロはJ1復帰で選手補強を積極的に行い、宮崎のポジションにも新メンバーが入った。
しかしながら、宮崎のクレバーなプレイは指揮官を満足させておる。
宮崎の左足でジュビロをJ1残留に導くのだ。
宮崎活躍の報を待っておる。


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植田、歴史の第一歩に鹿島の名前を刻みたい

2016年02月19日 | Weblog
リオ五輪見据える鹿島・植田「世界とどれだけできるのか…」
 Jリーグは18日、東京都内でJ1、J2、J3の全53クラブが参加して開幕を前に恒例の記者会見を行った。

 リオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表候補は、本大会のメンバー入りに向けた勝負のシーズンになる。1月の最終予選で貢献した植田も、鹿島では定位置争いに挑む立場。「五輪に出なきゃ何の意味もない。世界とどれだけできるのか確かめたい。そのためにも鹿島で試合に出ないといけない」と意気込んだ。

 最大3人のオーバーエージ枠(24歳以上)が活用されれば、メンバー争いはさらに激しくなる。新潟の鈴木は「危機感はある。すごい選手が来るかもしれないが、それを押しのけるつもりでやる」と話した。(共同)

【鹿島】植田、リオ五輪代表へ全試合に出る!
2016年2月19日6時0分 スポーツ報知

 鹿島のU―23日本代表DF植田直通(21)が18日、今季の目標に全試合出場を掲げた。

 リオ五輪代表に入るためには「鹿島で試合に出なければメンバーに選ばれない」という考え。「出た試合で強さを発揮したい。全部のタイトルが欲しい」と誓った。

 この日はJリーグプレスカンファレンス出席のためチーム練習を欠席。カンファレンス後、都内から鹿嶋市まで急いで帰り自主練習に励んだ。

鹿島で全試合出場掲げるU-23代表CB植田、チームで結果残して五輪でブラジルに「借りを返したい」
16/2/18 18:28



 「2016Jリーグプレスカンファレンス」が18日、都内で行われ、昨年のナビスコ杯王者・鹿島アントラーズからはU-23日本代表CB植田直通が参加した。ナビスコ杯王者の代表として壇上でコメントした植田だが、昨年のナビスコ杯は決勝を含めて出場できなかっただけに「去年、17個目のタイトルを獲ることができて、チームとしてとても誇らしいことだと思うんですけれども自分としては悔いの残る大会」と語り、今季の抱負については「チームとして今年は全てのタイトルを獲るという目標を掲げていますし、そこに自分が全試合関わっていけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 1月のAFC U-23選手権では北朝鮮との初戦で先制ゴールを決めてU-23日本代表を勢いづけ、その後は守備の柱としてチームのリオ・デ・ジャネイロ五輪出場権獲得とアジア制覇に貢献した。その姿は後輩たちをも勇気づけている。大津高時代の恩師である平岡和徳総監督は先日、OBの植田やMF豊川雄太の活躍について、「そういう選手がいないと(後輩たちが)顔を上に上げられない」。偉大な先輩たちの活躍によって、上を目指す選手たちが勇気を得て、苦しい時にもまた顔を上げて努力、成長することに繋がっていることを説明していた。

 植田は「ボクは大津高を代表して戦っている身でもありますし、日本を代表して戦っている身でもあるのでそこで培ったものをしっかり出していければいいと思っています」と力を込める。新たな活躍がまた後輩たちを勇気づけるか。「自分自身、最終予選でも強さというものは少しは出せたかなと。自信もつきましたし、Jリーグでも出して行ければいい」という植田にとって、今シーズンはチームの勝利にためと同時に五輪出場を果たすために戦うものになる。「そこに出なければ何の意味もないと思う。そこに出て、世界と戦うということが非常に大事なことですし、世界とやってどれくらい戦えるのか確認しなければならない大会だと思う。そのためにも鹿島で試合に出続けなければいけない」

 植田は大津高時代の11年、U-17日本代表の一員としてU-17W杯に出場してベスト8進出。だが、チームは準々決勝でブラジルに敗れてファイナリストになるという目標を果たすことができなかった。「あの時からボクたちの年代はブラジルに借りを返したいという思いで今もずっと言ってきましたし、このオリンピックはブラジルでありますし、ブラジルも出てきますし、この場で借りを返したいという思いはあります。やっと(リベンジの)チャンスを掴めたというのがあるので、ブラジルとやれるまで勝ち続けらればいいと思います」。予選同様にメンバー入りを果たして、五輪の舞台でブラジルにリベンジする。それを実現するためにチームで全試合出場して勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)

5年越しのリベンジへ 手倉森ジャパンのDFリーダーがリオ五輪で誓う王国ブラジル代表との再戦


鹿島DF植田の苦い記憶 11年のU-17W杯準々決勝ブラジルで2-3で惜敗

 1月に開催されたリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権で、U-23日本代表の一員として優勝に貢献した鹿島DF植田直通は、世界での戦いに鋭い眼光を向けている。18日のJリーグプレスカンファレンスに出席した植田は、五輪本大会を控えたシーズンへの意気込みを語っている。

 カタールで戦った五輪を懸けた戦いで、手倉森ジャパンは決勝戦で韓国に逆転勝ちを収めた。アジア王者としてリオに乗り込むことになる。

「本当に結果が全ての大会だった。そういう経験をできたのは良かった。世界で戦いたいという気持ちがあるので、今僕が戦える可能性やチャンスのある大会だと思う」

 わずか18人という狭き門となる本大会メンバーの切符をつかむために強い意欲を見せている。

 そのためにもリーグ戦での継続的なアピールが欠かせない。「メンバーに選ばれるためにも、試合に出続けなければいけない。全ての試合に出るつもりで、その上で結果を残したい」と、強豪・鹿島で不動のレギュラーを奪うべく意気込んでいる。

「ブラジルと当たるまで勝ち続けたい」

 今回の五輪代表世代のメンバーには、リオでの大会に特別な思いがあるという。それは、2011年のU-17ワールドカップ準々決勝で、ブラジルに2-3と接戦の末に敗れたことに起因する。

「あの時に、ベスト8でブラジルに負けてしまったのを覚えている。その借りを返したいし、ブラジルで開催されるので、そこで返したい。やっとチャンスが来たので、ブラジルと当たるまで勝ち続けたい」

 熱い思いを最初にぶつけるのは、リーグ開幕のガンバ大阪戦になる。それも、新しく完成した市立吹田スタジアムでの敵地開幕とあって、モチベーションを大いに高めている。

「開幕がガンバ戦ということで、非常に良い相手だし、間違いなくレベルの高い試合になる。本当に楽しみ。新しいスタジアムということで、その歴史の第一歩に鹿島の名前を刻みたい」

 植田自身にとって、勝負のシーズンの開幕が間近に迫っている。日本期待の若手センターバックは、自らの力で世界への挑戦権を得るつもりだ。
【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images



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今季の意気込みを語る植田である。
鹿島でのレギュラー争い、リオデジャネイロ五輪への思い、世界への挑戦。
植田はどこまで伸びるのであろうか。
植田の成長が、今季の鹿島DF陣のカギとなろう。
楽しみにしておる。


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