鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

金古聖司、現役を引退したあとも、東南アジアに残って選手のために何かできないかということは考えています

2016年02月07日 | Weblog
日本とアジアを繋ぐフットボールマガジン


東福岡高では史上初の高校3冠に大きく貢献し、「黄金世代」を代表するディフェンダーとして期待された金古聖司。鹿島アントラーズなどでプレーしたJリーグ時代は怪我にも泣き、2009年シーズンからは戦いの場を東南アジアに移した。タイを先頭に、今まさに成長期に突入しようとしている東南アジア。日本サッカーの急成長時代を生きたセンターバックには、今の東南アジアはどのように映っているのだろう。


-2008年に鹿島アントラーズを退団したあと、東南アジアでの戦いを続けています。まず、最初のシンガポールへはどのような形で移籍したのですか?

鹿島で指導者としての話もいただいていたので現役引退も考えたのですが、怪我も多かったので納得していない部分もありました。Jリーグのクラブからの話もあったんですが、あまり進展しなかったので海外でのプレーを考えました。最初は韓国でチームを探していたんですが、シンガポールから話をいただいたのでそちらに移籍することになりました。

-シンガポールで3年過ごしたあと、インドネシア、タイ、ミャンマーと渡って、昨季で東南アジアでのプレーは計7シーズンとなりました。

東南アジアに縁があったのかもしれません。日本では調子が出てくると怪我をするような感じでしたけど、東南アジアに来てからはあまり怪我もしなくなりましたから。練習の強度の違いもあるかもしれませんが、暖かい東南アジアの気候も合っていたのかもしれません。シンガポールでは2度リーグ優勝することができて優勝メダルをもらったんですが、正直、Jリーグの時よりもうれしかったです。日本ではチームが優勝しても、自分はあまり試合に出ていなかったので。

-Jリーグから東南アジアに来て、ギャップを感じましたか?

最初はやっぱり感じました。シンガポールは、レベル的にも今のタイなどとくらべるとかなり落ちましたから。ディフェンスをサボる選手なども多かったので、最初の頃はとりあえず怒っていました。ただ、もちろん怒るだけではついてきません。長く東南アジアにいるなかで少しずつ、その国の人のために何ができるか、若い選手たちに何を伝えられるかということを考えるようになりました。国ごとに良さがありますし、それぞれのサッカースタイルというのも見えてきましたから。

-必ずしも日本が正しいわけではない、という考えに変わっていった感じでしょうか。

そうですね。今はたまたま日本が強い時期というだけで、東南アジアの国と立場が入れ替わる可能性は十分にあると僕は思っています。過去にはそういう時期もあったわけですし。特にタイやインドネシアなどは本当にサッカー熱も高くて、南米に近いような雰囲気があります。そういうものも選手を育てるのかもしれないとも感じています。国技までは行かなくても、サッカーが一番というのを強く感じますから。

-東南アジアが日本をひっくり返す可能性もある、というのはいつ頃から感じていますか?

やはりそれぞれの国ですごい選手を見てきたので、少しずつそう感じるようになりました。たとえば、シンガポールにいるときにタイのムアントン・ユナイテッドと対戦する機会があって、タイ代表のエース(ティーラシン・デーンダー)と対戦したんですが、本当に能力が高くてすごい選手でした。インドネシアには闘莉王(田中マルクス闘莉王/名古屋グランパス)のようだと感じる身体能力の高い選手がいましたし、シンガポール代表の(カイルル・)アムリのシュート力も印象的でした。こんな小さな国にこんな選手がいるのか、と。そういう選手たちを見ると、やっぱり可能性を感じます。

-能力の高い選手がいて、国民のサッカー熱も高い。国内リーグが発展して育成環境も整えば面白い存在になる、ということですね。

そう思います。それから、ミャンマーなどは特に、選手が背負っているものが違うというのも感じます。リアルにサッカーが家族を養う手段になっていて、そういうのを見ると日本にはない強さがあるのかなと。一方で東南アジアのお金持ちは桁が違うので、Jリーグクラブよりも資金力のあるチームもあります。今、タイが面白くなってきたので、これから周辺国も「タイに追いつけ」でついて行ってほしいですね。

-このところ、タイは代表レベルでも一気に力をつけてきました。今のタイのレベルについてはどう感じていますか?

ワールドカップ予選でイラクに追いついたところなどを見ても、力をつけてきたなと感じます。タイの選手はもともと能力が高いですけど、最近のタイ代表の得点シーンを見ると選手の距離感がすごくよくなったと思います。ディフェンスの面ではまだ改善が必要だと思いますけど、タイのあの細かいパス回しで一気に圧力をかけられたら日本も太刀打ちできない可能性がある。今のタイは攻撃に関わっている人数がすごく多いので、ディフェンスとしては判断ミスをしやすくて、かなり守りにくいと思います。これから場数を踏んだら、もっと怖い存在になるんじゃないかと。

-最近のタイ代表は見ていても楽しいですし、日本にはないものを感じます。

U-16の代表の試合を見ていて感じたんですが、タイの選手はやんちゃで面白い子がそろっている感じがします。ミスを恐れないでのびのびとやっていて、そういう時はパスも正確です。ノったら怖いですよね。逆に、日本の選手はみんな「いい子」になっている感じがして、見ていてちょっとつまらなく感じてしまうところもあります。日本人の真面目さなのかもしれませんけど、面白いサッカーをするというのは絶対条件だと思います。もちろん日本には頑張ってほしいですが、タイには密かに期待しています。

-やはり国内リーグの発展が、タイ代表が強化された一番の要因でしょうか。

そうだと思います。サラリーも一気に上がって、年々レベルも高くなっていますから。それから、タイリーグは世界中のいろんな国から外国人が集まっているのも成長につながっているんじゃないかと。今、Jリーグの外国人はブラジル人ばかりですよね。東南アジアのリーグにはアフリカ人なども多いので、いろんなタイプの選手とマッチアップができる。それも大事なことだと感じています。Jリーグはいろいろな意味で、もうちょっと今の東南アジアを見たほうがいいんじゃないかと思います。

-タイに続く存在として、特に可能性を感じる国はありますか?

自分がプレーした国の中で言えば、正直、シンガポールではないんじゃないかと思っていたんですが、今回のワールドカップ予選を見ると意外と頑張っていますよね。逆に、ミャンマーはもうちょっとできるんじゃないかと期待していたんですが、代表の試合を見るとまだまだだなと。ミャンマーは、国際大会にあまり慣れていないのかもしれません。あとは、インドネシアも面白いと思います。人口が2億人以上いてファンも熱狂的ですし、能力の高い選手が多くて可能性を秘めている国です。

-ミャンマーに関してはワールドカップ予選では結果が出ていませんが、昨年はU-20ワールドカップ出場という快挙を果たしました。この世代のポテンシャルはどう感じていますか?

リーグ戦ですごいゴールを決めている選手もいましたし、試合に出ている選手は順調に伸びているんじゃないかと思います。これからが楽しみですね。ヤンゴン・ユナイテッドのチームメイトにもU20の代表選手がいたので、「お前たちが今頑張らないと、ミャンマーのサッカーは伸びていかない。日本もそうだった」ということは伝えていました。

-金古選手は、ワールドユースで準優勝した日本の「黄金世代」の年代です。当時の日本と今の東南アジアの同年代を比べると、どうでしょうか?

こちらに来てから当時の映像を見たことがあるんですが、今の東南アジアは当時の僕たちのレベルくらいにはなっているんじゃないかと感じました。技術的には小野(伸二)さん(コンサドーレ札幌)とかのレベルではないにしても、ミャンマーの若い世代を見ていてもかなりうまい選手がいます。フィジカル的なものも含めて、「黄金世代」と言われた僕たちの時に近いレベルにあるんじゃないかと。過去の映像を見て、「今の子たちはうまいな」と思ってしまいました。

-東南アジアはこれから大きな成長期に入ると思いますが、金古選手は今後、東南アジアのサッカー界とはどのような付き合い方をしていきたいと思っていますか?

現役を引退したあとも、東南アジアに残って選手のために何かできないかということは考えています。それが指導者なのか何なのかはまだわからないんですが。インドネシアでもちょっとそういうことを考えましたけど、ミャンマーにも可能性を感じるのでミャンマーサッカーの発展のために何か関われたらと。ミャンマーに住んでみて感じたのは、子どもが遊べる場所がないということです。タイもそれは同じなんですが、タイにはフットサルコートがたくさんあります。なので、ミャンマーでフットサル場を作りたいというのも一つの夢です。

<了>

Text & Photo: 本多辰成



チンチロリン


東南アジアで活躍する金古である。
2008年の退団後の足跡と東南アジアサッカーについて語っておる。
鹿島退団時には指導者の道を打診されたとのこと。
しかしながら、現役を貫き、今に至る。
その決断は正しかったように映る。
ここまでの経験は、金古にとっても日本サッカーにとっても、そして東南アジアサッカーにも非常に有用である。
夢を追って、ボールを蹴って、金古のチャレンジはまだ続く。
応援しておる。


チンチロリン

永木、2016年シーズンの主役に名乗り! 期待のニューフェイス11選

2016年02月07日 | Weblog
【J1】2016年シーズンの主役に名乗り! 期待のニューフェイス11選
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年02月07日


世代別代表で10番を背負ったブラジル人が、宇佐美と絶妙なハーモニーを奏でる。

 新シーズンの成績を左右するのは、やはり新加入選手の出来だろう。ステップアップを狙って新天地を求めた日本代表やJリーグ初挑戦の外国籍選手人たち――。ここでは2016年の主役になりそうな11人のニューフェイスを紹介する。

――◆――◆――◆――

●アデミウソン(横浜→G大阪/FW)
 古巣・横浜への未練を残しながらも期限付きで新天地へ。ブラジルの世代別代表で10番を背負っただけあり、技術は申し分ない。4-2-3-1の右MFや2トップの一角として、日本代表の宇佐美と絶妙なハーモニーを奏でてくれそうだ。

●遠藤 航(湘南→浦和/MF)
 ペトロヴィッチ監督は、リオ五輪代表キャプテンのボランチ起用を示唆。とはいえ、ポジション争いのライバルには10番を背負う柏木がおり、一筋縄ではいかないだろう。指揮官は本職のストッパー起用も考えているようで、8日の合流後に複数のポジションでテストされそうだ。

●ピーター・ウタカ(清水→広島/FW)
 現J1王者からのオファーに即答。「自分は広島で通用すると思う」と自信を覗かせ、森保監督も「化学反応に期待している」と話す。昨季チーム得点王&ベストイレブンのドウグラス放出の穴を、どこまで埋められるか見ものだ。

●永木亮太(湘南→鹿島/MF)
 2年連続のオファーで獲得した、クラブが大きな期待を寄せるボックス・トゥ・ボックスの申し子。強烈なミドルや無尽蔵のスタミナは大きな武器だ。小笠原、柴崎の牙城を崩し、レギュラーを勝ち取れるか。



永木亮太(湘南→鹿島/MF)
1988年6月4日(27歳)/173センチ・72キロ
昨季成績/32試合・3得点 写真:徳原隆元


現役スロベニア代表は、リベロでアピール。

●ブランコ・イリッチ(アスタナ[カザフスタン]→浦和/DF)
 Aマッチ64試合に出場する現役スロベニア代表は、練習で巧みな足技を見せており“パワー型”と言うよりも“オールラウンド型”か。最終ラインならどこでもこなせるが、沖縄合宿では主にリベロを務めてアピールした。

●水沼宏太(鳥栖→FC東京/MF)
 ハードワークと右足の高精度クロスが魅力のアタッカーは、「自分のサッカー人生を変えてくれた」城福監督の下で飛躍を狙う。昨季に到達できなかったふた桁ゴールを今季こそ実現したい。

●エドゥアルド・ネット(アヴァイ[ブラジル]→川崎/MF)
 展開力と守備力を備えるブラジル人レフティは、ボランチとDFの両方に対応可能。攻撃の起点となり、守備でも1対1の強さを見せる。川崎では3バックの中央でリベロ的な役割を与えられるか。

●藤田直之(鳥栖→神戸/MF)
 当たりの強さと巧みなパスさばきが特長のボランチ。相手からボールを奪い切るプレーを要求するネルシーニョ監督が好むタイプの選手で、開幕スタメンを飾ってもまったく不思議はない。移籍したチョン・ウヨンの代役として十分な人材だ。

新監督自ら獲得した長身CF。前線の核として存在感を示せるか。

●シモビッチ(ヘルシンボリ[スウェーデン]→名古屋/FW)
 高さと強さ、パワフルショットを兼備する期待のストライカー。小倉新監督が自ら欧州に出向いて獲得した人材で、1トップでの起用が濃厚だ。初挑戦となるJリーグで点取り屋としての才能を発揮できるか。

●キム・スンギュ(蔚山現代[韓国]→神戸/GK)
 2012年に蔚山現代のACL制覇に貢献。現役韓国代表の守護神は、安定感あふれるセービングに加え、ポジショニングも的確だ。GKとしての総合力はアジアトップクラスで、コミュニケーションの問題さえ解決できれば活躍は間違いない。

●ディエゴ・オリヴェイラ(ポンチプレッタ[ブラジル]→柏/FW)
 パンチ力あるシュートだけでなく、組み立てにも絡める万能アタッカー。メンデス監督が志向する「ゴール前に素早く運ぶサッカー」にフィットするタレントで、同じくブラジル人の新加入MF、ジュリアーノ・ミネイロとの連係も見ものだ。



チンチロリン


サッカーダイジェスト誌による「2016年シーズンの主役に名乗り! 期待のニューフェイス11選」に挙げられた永木である。
「ボックス・トゥ・ボックスの申し子」と評される。
豊富な運動量で攻守にわたって広範囲に動き回る。
運動量を支える無尽蔵のスタミナも魅力である。
ミドルシュートやFKも期待される。
鹿島のボランチとして君臨してくれるであろう。
楽しみである。


チンチロリン

伊野波、神戸再加入へ

2016年02月07日 | Weblog
【神戸】伊野波を4年ぶりに再獲得、近日中にも合意へ
2016年2月7日6時0分 スポーツ報知

 神戸が、2012年に在籍していた元日本代表DF伊野波雅彦(30)を、4年ぶりに再獲得することが6日、決定的になった。チームがJ2降格したのに伴い、わずか1年だけ在籍して13年に磐田へ移籍した伊野波。しかし今オフ、契約満了により退団となり移籍先を探していたところ、実力のあるセンターバック(CB)を探していた古巣が異例の“出戻りオファー”を送った。近日中にも合意する見込みだ。

 神戸は昨季、柏で11年にJ1優勝経験のあるネルシーニョ監督(65)を招へいしたが、J1ではリーグワースト6位タイとなる49失点を喫し、12位に終わった。さらに今オフにはDF増川が札幌、DFブエノが鹿島へ移籍してCBの数が不足となり、U―23日本代表DF岩波らとポジションを争える選手を探していた。

 今オフは司令塔のMF森岡がポーランド1部のブロツワフに移籍するなど主力の流出もあった神戸。14年ブラジルW杯の日本代表でもある伊野波は、守備的なポジションならCB、サイドバック、ボランチもこなす万能型選手。悲願の初タイトルへ、守備陣に安定感を与えるプレーが求められる。

 ◆伊野波 雅彦(いのは・まさひこ)1985年8月28日、宮崎市生まれ。30歳。鹿児島実から阪南大を経て、大学3年時の2006年にF東京入り。08年に鹿島に移籍。11年にクロアチアのハイデュク・スプリト、12年に神戸に移籍。13年から3年間、磐田でプレーした。179センチ、75キロ。



チンチロリン


伊野波にオファーを出した神戸である。
ジュビロを契約満了にて退団し、フリーとなっておった伊野波の去就に注目が集まっておった。
ブラジルW杯メンバーの実力者が、次なる戦いの場に選ぶのは、クロアチアから帰国後に入団した古巣・神戸になりそうである。
今季はまた伊野波と対戦することになる。
鹿島攻撃陣は結束して神戸の守備を崩そうではないか。
楽しみである。


チンチロリン

Fマリノス・中村俊輔、FKの壁が上手いのは鹿島

2016年02月07日 | Weblog
「FKの壁が上手いのは鹿島」「比嘉は太陽」俊輔がツイッター企画で回答
16/2/6 20:41

 横浜F・マリノスのMF中村俊輔が6日、Jリーグの公式ツイッターアカウントで募集した質問に答える企画を実施した。同日昼にガンバ大阪のMF遠藤保仁も実施した企画(記事はこちら)で、ハッシュタグ「#俊輔質問」で寄せられた様々な質問に回答した。

 俊輔と言えばやはりFK。FKについての質問が多く見受けられた。「どうしたらあんな綺麗にFKがけれますか?」という質問には、「蹴り方とか球質の問題ではなく、決めたいという気持ちの強さが大事。負けないと思うこと、どの年代でも責任感・プレッシャーがあったから、練習もするし、いつでも同じキックができるようになると思う」と回答。

 壁の作り方が上手いJリーグクラブはあるかとの問いには、「鹿島アントラーズです。全員が頭で止めてやろうという気合いが違う、伝わってくる。一瞬でもそういうのが見えたら気になります」と興味深い答えを返した。

 自分より上手い選手はいたかには、「僕がヨーロッパでたら中の下くらいだと思っています。Jリーグの中では、こいつはセンスがずば抜けていると思ったのは小野伸二(札幌)だけです」と返信。長く現役を続けるコツについては、「生活リズムが規則正しく、パターンを作るといいと思う。栄養士やトレーナーの意見を聞き、取り入れていく。何年も続けるとメンタルもパフォーマンスも安定すると思います」と説いた。

 動画でも質問に答え、「あのときこうしていればなど今だから言えることはありますか?」との質問には、「(日本代表で)トルシエ監督の時に左サイドをやることが多かったんですけど、自分は中で勝負したいから、ヒデ(中田英寿)さんと森島(寛晃)さんと勝負させてくれと言っていたら、どうなっていたかなと思う」。

 また“鉄板”の仲の良さを公言している、今季よりジェフユナイテッド千葉でプレーすることになったDF比嘉祐介についても言及。「比嘉さんの後を継ぐポジションの人は誰かいますか?」という問いに、「いや、いないですね。無理やり彼のようには誰もマネは出来ない。彼は太陽だと思います」と返すと、動画ではフクダ電子アリーナに応援に駆け付ける可能性も示唆した。

 同日、同様の企画を行った遠藤から「ちゃんと真面目に受けることと、ちょこちょこ笑いを取れるように!」などとメッセージを送られたことに対し、俊輔も動画内でコメントを返信。「ヤットにメッセージ?ちょっと年俸が高いかな。そろそろ落ち着いていいんじゃないですか」と笑いを取ると、「一緒にJリーグを盛り上げていきましょう」と今季の共闘を呼び掛けた。



チンチロリン


Fマリノスの中村俊輔に壁のつくりかたが上手いと評される鹿島である。
「全員が頭で止めてやろうという気合いが違う、伝わってくる」と語っておる。
気持ちで負けては決められてしまう。
中村俊輔ほどのキッカーには、厳重注意が必要と言えよう。
テクニックは錆び付かぬ。
今季もまた中村俊輔は鹿島の前に立ちはだかって来よう。
気合いでFKを弾き返し、ゴールは割らせぬ。
対戦を楽しみにしておる。


チンチロリン

岡山・豊川、【J2】リオ五輪世代の23歳以下限定 2016年ブレイク候補10選

2016年02月07日 | Weblog
【J2】リオ五輪世代の23歳以下限定 2016年ブレイク候補10選
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年02月06日

ドイツ帰りのMFは、タレント軍団でも貴重な駒に。


リオ五輪最終予選で貴重なゴールを決めた豊川。新天地の岡山でブレイクを狙う。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 2月28日のJ2開幕まで、およそ3週間。各クラブが着々とチーム作りを進めるなか、イキの良い若手が存在感をアピールしている。2016年シーズンを賑わせそうな有望株は? 昨季のパフォーマンスや個々のポテンシャルを踏まえ、ブレイク候補10人を選出する。

――◆――◆――◆――

●丸岡 満(C大阪/MF)
生年月日:96年1月6日
昨季成績:0試合・0得点(ドルトムント)
 18歳にしてドルトムントでデビューし、昨年の川崎との親善試合では得点も記録。ドイツ帰りの異色のアタッカーは攻撃のアイデアが豊富で、タレント揃いのC大阪でも貴重な駒だ。J1復帰を目指すクラブの大きな力になるはずだ。

●豊川雄太(岡山/FW)
生年月日:94年9月9日
昨季成績:6試合・0得点(鹿島)
 昨季の鹿島では控えに甘んじたものの、チャンスを与えられれば果敢にゴールを狙い、試合の流れを変えた。シュート精度の高さと攻守にアグレッシブなスタイルが持ち味で、3-4-2-1を採用する岡山では、シャドーのほか、ウイングバックでの起用もあるか。


●石毛秀樹(清水/MF)
生年月日:94年9月21日
昨季成績:11試合・3得点
 緩急自在のドリブルと急所を突くパスで攻撃を牽引するアタッカー。ただ、才能がありながらここ数年は伸び悩んでいる。きっかけさえ掴めば飛躍する可能性はあるだけにポテンシャルを引き出す手腕に定評のある小林監督の下で、覚醒したい。

●熊谷アンドリュー(金沢/MF)
生年月日:93年6月6日
昨季成績:3試合・0得点(横浜)
 横浜では燻り続けたが、誰もが認める実力の持ち主。パス能力だけでなく、サイズを活かしたダイナミックなプレーも魅力だ。遅攻と速攻を織り交ぜる戦術のなか、自慢のゲームコントロール力が活きるはず。

●安在和樹(東京V/DF)
生年月日:94年8月7日
昨季成績:33試合・3得点
 タイミングの良いオーバーラップと多彩な球種のクロスで決定機を演出するSB。課題の守備面より自身の武器をさらに突き詰め、"超攻撃的SB"として名を挙げたい。

千葉のオナイウは、空中戦を武器にレギュラー獲りに挑む。


●オナイウ阿道(千葉/FW)
生年月日:95年11月8日
昨季成績:33試合・3得点
 昨季は3得点に止まったものの、今回の五輪最終予選でも見せつけた高い身体能力、とりわけ空中戦での強さは大きな武器だ。一つひとつのプレーは荒削りだが、特大のポテンシャルを持つストライカーだけに、予選での経験を糧に大化けする可能性も秘めている。

●白崎凌兵(清水/ MF)
生年月日:93年5月18日
昨季成績:20試合・2得点
 富山での1年半の武者修行を経て、昨季はシーズン後半戦で出番が急増。プレー判断や精度に成長の跡が見られ一気に進化する可能性も。

●荒野拓馬(札幌/ MF)
生年月日:93年4月20日
昨季成績:31試合・2得点
 昨季はプレータイムを延ばし、31試合に出場。思い切りの良さと鋭いドリブルに磨きをかけ、全試合フル出場という目標を達成したい。

●高橋祐治(京都/DF)
生年月日:93年4月11日
昨季成績:32試合・1得点(讃岐)
 1対1の対応に自信を持つCBは、巧みな足下の技術を備え、パスセンスも魅力。昨季はレンタル先の讃岐で経験を積み、U-22代表候補(当時)にも選出された。その自信を携え古巣での飛躍を期す。

●矢島慎也(岡山/MF)
生年月日:94年1月18日
昨季成績:38試合・8得点
 昨季浦和からのレンタル移籍で岡山に加入。元々は3-4-2-1のシャドーでアタッカーとして起用されていたが、シーズン途中のボランチ起用によって、パフォーマンスレベルが向上。U-23日本代表では攻撃的MFでプレーしたが、今季も岡山ではボランチでの起用が濃厚だ。



チンチロリン


サッカーダイジェスト誌による「【J2】2016年ブレイク候補10選」に挙げられる豊川である。
出場機会を求めて期限付き移籍をした豊川には大きな期待がかかる。
ブレイク以上の活躍を求めたいところ。
元を正せば、豊川は2014年シーズンの開幕戦にてレギュラーポジションを得ており、ブレイク済みと言えよう。
負傷にてポジションを譲ったが実力は折り紙付きである。
岡山ではシャドウを任されるのかウィングなのか現時点では分からぬが、いずれにせよ攻撃的なポジションでの起用となろう。
ゴールに直結するプレイを魅せ、ファンをうならせるのだ。
また、FKも得意である。
是非とも蹴らせて欲しいところ。
豊川の活躍を楽しみにしておる。


チンチロリン