鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

水戸戦プレビュー

2012年02月24日 | Weblog
【2012Jリーグプレシーズンマッチ 水戸 vs 鹿島】プレビュー:ジョルジーニョ初陣に注目が集まる鹿島に対し、「J1昇格を目指す」水戸は本気で勝ちに行く。古巣相手に燃える鈴木隆行にも注目!(12.02.24)
今年で8回目を迎える「いばらきサッカーフェスティバル」が2月25日ケーズデンキスタジアム水戸で開催される。もはや茨城サッカーの新たなシーズンの到来を告げる恒例行事となったこの試合。過去の戦績は鹿島の7勝全勝であり、7試合合計得点20に対し、失点はわずか1。それもPKで与えたものであり、鹿島が歴然とした力の差を見せてきた。今年も鹿島が圧倒的な強さを見せるのか。それとも水戸が意地を見せるのか。“茨城の盟主”の名を懸けて、両クラブのプライドが激突する。

鹿島の注目は何と言ってもジョルジーニョ新監督の指揮だろう。茨城初陣となるこのゲームで、クラブの“レジェンド”がどんなサッカーを披露するのかに注目が集まる。新システムであるダイヤモンド型の中盤が機能するのか、期待の新戦力ジュニーニョはチームにフィットしているのかなどが主な見どころとなるだろう。17日に終えた宮崎キャンプではかなりハードなトレーニングを行ってきたという。それゆえ、まだコンディションは万全ではなく、戦術に関してもこれから詰めていく作業となるだろうが、チームとしての目指す方向性のベースは見せてくれるに違いない。

新チームの核として期待される代表組(増田誓志、岩政大樹、柴崎岳、大迫勇也、山村和也)は欠場となり、戦力ダウンを余儀なくされるが、同時に選手層を厚くするための絶好のチャンスととらえることもできる。長いシーズンを戦い抜くためにも高いレベルのポジション争いが行われなければならない。そういう点でもこの試合に出場する選手たちのプレーが今後の鹿島の命運を握っていると言っても過言ではない。中でも山村と岩政の抜けるセンターバックで先発濃厚の昌子源のプレーには期待したいところ。プロ2年目19歳の昌子がポジション争いに食い込んでくれば、チーム力向上につながることは間違いない。
新監督のもと、例年通りしっかりと水戸に勝ち切って、王者奪還へ好スタートを切りたい。主力組不在だろうと、どんな状況だろうと「勝つ」ことが鹿島のDNA。その伝統をプレーヤーとして築いたジョルジーニョが、今度は指揮官として新たな伝統を作る作業に入る。この試合が、その第一歩となる。

ただ、今年の水戸を昨年までと同じに見ていたら、鹿島は痛い目に遭うことだろう。
昨季、若手中心のチームを就任1年目の柱谷哲二監督が徹底的に鍛え上げ、驚異的な運動量と華麗なポゼッションを見せるチームへと変貌をさせた。それが結実したのが、天皇杯3回戦G大阪戦であった。J1屈指の攻撃力を誇る相手に対して、水戸は一歩も引くことなく、激しいせめぎ合いに持ち込んだ。その結果、延長戦の末にG大阪を撃破したのである。順位こそ17位に沈みながらも急激な成長を遂げたのであった。

原動力となったのが、鈴木隆行である。昨年7月に「被災地である故郷茨城を元気にしたい」という思いを胸に水戸でプレーすることを決断。プレーだけでなく、彼のサッカーに対する真摯な姿勢が若い選手たちに刺激を与えることとなった。「元日本代表」という肩書に甘んじることなく、90分間ピッチを走り回り、コンタクトプレーで全盛期を彷彿させる強さを見せるなど、35歳ながらも誰よりも体を酷使したプレーをピッチ上で見せた。試合だけでなく、日々の練習からすべての力を出し切る背番号30を見て、若い選手たちが何も思わないはずがなかった。「隆行さんがあれだけやっているんだから、僕らはもっとやらないといけない」(塩谷司)と若い選手たちの心に激しい火がともったのだ。

“闘将”柱谷監督からの檄と、鈴木隆の存在によって、“戦うチーム”に生まれ変わった水戸。今季はさらに元日本代表DF市川大祐をはじめ、各ポジションにJ1経験者が加わり、確実にパワーアップした姿を見せている。過去最強の陣容が整った。

そこで柱谷監督が掲げた目標が「J1昇格」である。昨季17位のチームが掲げるには、あまりにも背伸びしていると思われるかもしれないが、昨季のベースの上にしっかりと戦力の上積みができており、決して非現実的な目標ではない。あとは、すべての選手が“本気”で目指せるかどうか。1人1人のメンタリティーに懸っていると言えるだろう。

そのためにも柱谷監督は「今年は結果にこだわる」と豪語する。昨季は内容にこだわり続け、上位チーム相手でも互角に持ち込めれば“よし”としていた。しかし、今年は違う。相手がどこだろうと、どんな戦いだろうと、勝つために戦うのである。それは、相手が鹿島であろうと同じである。

その指標を明確に示すためにも、この一戦はプレシーズンマッチとはいえ、勝利が求められるのだ。柱谷監督は「開幕に向けて最後の準備の試合」と前置きしながらも、「勝負事なので、勝ちに行く。公式戦と同じ気持ちで戦う」と意気込んでいる。

もし「鹿島に勝つ」ということとなれば、茨城県内での水戸を見る目は一気に変わることだろう。それが「J1を目指す」水戸の大きな力になることは間違いない。
鈴木隆はチーム始動からフルメニューをこなし、「コンディションはかなりいい」とのこと。古巣相手に最高のプレーを見せてくれることだろう。けがで出遅れた市川もコンディションを上げてきている。まだフル出場は厳しいかもしれないが、右サイドを勢いよく駆け上がって正確なクロスからチャンスを演出するはず。チーム全体としても練習試合を重ねるたびに状態は向上しており、自信を持ってこの一戦に挑むことができる。「J1昇格」を目指すシーズンに弾みをつけるためにも、鹿島から初勝利をどうしても挙げたい。それが水戸のこの一戦に向けての意気込みだ。

歴史は変えるためにある。さあ、自分たちの手で、力強く、茨城の歴史を塗り替えようではないか。


以上
2012.02.24 Reported by 佐藤拓也


欠場の岩政の代役は源となる。
昨季はオリヴェイラ監督の信頼を勝ち得ること無く終えてしまったが、二年目となる今季は源本人の気持ちも変わったと言えよう。
同じポジションに日本代表経験もあるU-23日本代表の主将を務める山村が加わり、自覚がより芽生えた様子。
年齢は山村よりも下とは言え、プロとしての先輩として手本を見せねばならぬ。
得意のヘディングとフィジカルで相手を吹き飛ばすのだ。
明日の水戸戦は昌子源に注目である。

日本代表・柴崎岳、コメント

2012年02月24日 | Weblog
柴崎岳「あのスピードの中で自分でも少しはできた」=サッカー日本代表
 サッカー日本代表は23日、キリンチャレンジカップ2012・アイスランド戦を翌日に控え、試合会場となる大阪・長居スタジアムで最終調整を行った。
 以下は、練習後の柴崎岳(鹿島アントラーズ)のコメント。


「すべてのプレーの質を上げていかないといけないと感じている。(代表の練習は)ある程度のプレッシャーはあったけど、あのスピードの中で自分でも少しはできたのかなと感じたし、鹿島でやっていた成果がいい方向に出ていたと思うので、今までやってきたことを続けるべきだと思った。この合宿で得たものを忘れないように鹿島でも練習して、また機会があった時にいいパフォーマンスを出せるようにやりたいと思う」
[ スポーツナビ 2012年2月23日 21:32 ]

プレッシャーの中でも自分のプレイが出来たと語る日本代表の岳である。
代表に於いても鹿島に於いても、より高いレベルを目指す姿勢は変わらぬ。
それが柴崎岳のサッカー観なのであろう。
常に高い目標を持ち続け、成長していって欲しい。
期待しておる。

日本代表・増田誓志、コメント

2012年02月24日 | Weblog
増田誓志「できることなら毎日この環境で練習したい」=サッカー日本代表
 サッカー日本代表は23日、キリンチャレンジカップ2012・アイスランド戦を翌日に控え、試合会場となる大阪・長居スタジアムで最終調整を行った。
 以下は、練習後の増田誓志(鹿島アントラーズ)のコメント。


「求められていることを出せなければ、次は呼ばれないと思う。判断のスピード、前への意識は確実にみんなより遅れていると思う。(代表に呼ばれてから)できることなら毎日この環境で練習したいなと感じているし、ここで練習するためには呼ばれないといけない。それは前になかった考えで、高い位置に行きたいという意識は呼ばれるごとに高まっている。初めて呼ばれた時は招集されることを考えていなかったし、自分の中で代表は現実のものではなかった。鹿島のことしか考えていなかった。

 慣れていないことなので、鹿島でやるのとは選手も戦術も違うし、緊張は出てくるのかなと思う。自信というより慣れですかね。初めて呼ばれた人を見ると、みんなチームでやっている方がイキイキしているなと感じる。自分もその中の1人だけど、何回か呼ばれることで少しずつ周りも自分のことを分かってくれるし、自分もどうすればいいか分かるので、自信よりは慣れの方が大きいと思う」

[ スポーツナビ 2012年2月23日 21:30 ]

代表への意識が変わった誓志である。
今後も呼ばれ続けるための危機感を感じる。
意識を高め、鹿島に於いても高いレベルのプレイを続けるのだ。
楽しみにしておる。

日本代表・増田誓志、戦術理解度アップ

2012年02月24日 | Weblog
先発濃厚の増田 縦に速いプレーを意識「鹿島と違う」
親善試合 日本―アイスランド (2月24日 長居)


シュートを放つ増田
Photo By スポニチ



 増田は縦に速いプレーを意識する。ボランチの一角で先発することが濃厚で「合宿を通してチームのやり方が分かってきた。鹿島と違って縦に速いプレーを求められるので切り替えてやりたい」と力を込めた。

 所属する鹿島ではサイドチェンジを多用してピッチの横幅を使うが、ザックジャパンの基本はボールを奪ってから縦に速い攻撃。ブラジル流の鹿島と、イタリア流の日本代表でプレーの選択肢を変える。

[ 2012年2月24日 06:00 ]

日本代表の戦術を理解した誓志である。
縦に速いプレイを身につけ中盤を司るのだ。
パスを出し、ゴール前へ走り込め。
楽しみにしておる。

岩政、腰痛を発症

2012年02月24日 | Weblog
の戦績
DF岩政が腰痛訴え練習を途中離脱

 日本代表のDF岩政大樹(30=鹿島)が、23日に大阪・長居スタジアムで行われた公式練習で腰を痛めた。練習を途中で切り上げて治療のために宿舎に戻っており、24日の親善試合アイスランド戦は欠場する可能性が高まった。ザッケローニ監督は「診断はまだだが、試合が今すぐならプレーさせるのは無理。様子を見なければ」。協会広報は「腰がピリッときたようです。これから病院に行く方向になる」と説明した。
 [2012年2月23日20時22分]

岩政、練習中に腰痛めて練習切り上げ
 サッカー日本代表が23日、大阪市の長居スタジアムでアイスランド戦(24日・長居)の公式練習を行った。DF岩政がウオーミングアップ中に腰を痛め、練習を切り上げた。練習後、本人は報道陣の前に姿を見せなかったが、ザッケローニ監督は「メディカルチームからの情報はまだない。今やれと言われたらできない。状態を見ながら最終チェックをしようと思う」と話した。今合宿では初招集のFW金園(磐田)、MF阿部(浦和)ら故障による離脱者が続出している。

(2012年2月24日)

岩政が腰痛とのこと。
これは痛い。
容態はどのようなものなのであろうか。
不安になってくる
山村の加入、源の成長でCBの層が厚くなったとは言え、守備の軸は岩政であることに変わりは無い。
絶対的な高さと、セットプレイでの得点力は日本屈指と言って良い。
ここで長期離脱となると大きくプランが変わってくることとなろう。
冷静に続報を待ちたい。

山形・石川、除雪を懇願

2012年02月24日 | Weblog
石川、雪かき切望!本拠積雪60センチ!!…山形

NDスタ全体に60センチの根雪が残っている

 J2山形のDF石川竜也(32)が22日、サポーターに雪かき作業への参加を懇願した。クラブは25、26日にNDスタと練習場の除雪作業を実施する予定だが、例年以上の雪で本拠地は60センチの積雪。人手不足に陥ると、山形でのチーム練習に支障をきたす恐れがある。寡黙な背番号13がこの窮状を聞き、キャンプ地の宮崎市から広報を通じてコメントを発信した。

 「毎年雪かきをして頂き、大変感謝しています。今年は僕が(07年に)山形入りしてから一番雪が多い。皆さんの生活も大変だと思いますが、除雪作業に参加してもらえるとありがたい」

 クラブ側は2日間での作業終了には、昨年の80人を上回る100人以上の協力者を期待する。25、26日とも午前10時半~正午、午後1時~3時の2部制で、いずれかの参加でもOK。防寒着、長靴などを着用して競技場に集合すれば、「開幕戦に勝って帰れるよう頑張るので、ご協力をお願いします」と頭を下げる石川の思いに応えられる。熟成を進めるチーム同様に、サポーターともクラブスローガンである「連」を深めたい。

(2012年2月23日11時56分 スポーツ報知

積雪の残る山形である。
石川が除雪を懇願しておる。
この状況を見て秋ー春制を唱えるものは異常と言って良かろう。
スタジアムだけでは無い、練習場、インフラ全てに於いて考慮する必要があるのだ。
ここで改めて口にしたい、日本に於いて冬のサッカー開催は困難である。

U-23日本代表・大迫、次戦出場停止

2012年02月24日 | Weblog
脳振とうの大迫は検査で異常なし

帰国したFW大迫(撮影・栗山尚久)

 U-23日本代表FW大迫勇也(21=鹿島)は、22日のマレーシア戦で脳振とうを起こし、後半で途中交代。試合後、病院で検査を受け異常はなかったが「後半の記憶がほとんどありません」と記憶喪失になったことを23日、明かした。同時に左肩も打撲し、今日24日は病院で治療を受ける。マレーシア戦では予選通算2枚目の警告を受けおり、バーレーン戦は出場停止。
 [2012年2月24日6時57分 紙面から]

大迫、バーレーン戦の出場アウト…五輪王手も大きな痛手
五輪アジア最終予選C組 日本―バーレーン (3月14日)


帰国した大迫
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 ロンドン五輪アジア最終予選を戦っているU―23日本代表は23日夜、マレーシアから帰国した。22日のマレーシア戦は4―0で大勝。シリアがバーレーンに敗れたためC組の1位に浮上した。3月14日のバーレーン戦(国立)で引き分け以上なら1位通過が決定するが、FW大迫勇也(21=鹿島)が予選2度目の警告で出場停止となった。日本サッカー協会は海外組をできる限り招集する意向だが、復調を示していたエースの離脱は大きな痛手となりそうだ。

 夢を見ているのか――。大勝から一夜明けた23日、マレーシア戦で貴重な2点目を叩き込んだ大迫は出場停止について言及。「イエローカードをもらったのは知らなかった。試合前に(もう1枚もらうと出場停止になることは)言われていた。仕方ないですけど…」と表情をゆがめた。

 微妙な判定は原口のゴール直後の後半11分だった。大迫は後半1分の相手DFとの競り合いの着地で頭を強打。意識がもうろうとしたままプレーを続けていたが、3点リードに広がった瞬間にピッチに座り込み、遅延行為とみなされた。結局、脳振とうで後半14分に途中交代し、試合後に病院に直行。診断は異常なしだったが、宿舎に戻ると想定外の裁定(警告)を告げられた。

 大迫は昨年6月の2次予選クウェート戦でも警告を受けており、3月14日のバーレーン戦は累積警告2枚で出場停止となる。凱旋した羽田空港では「点を取れたのは良かったが、次に出られないのは残念。一番緊張感のある試合に出たかった。(バーレーン戦は)みんながやってくれると思う」と前を向いたが、前半44分に最終予選初ゴールを決めるなど調子は上向いていただけに、無念の結果となった。

 ライバル・シリアの敗戦で状況は好転したが日本協会は最終戦に海外組をできる限り招集したい意向で、1メートル76、74キロの体格ながらフィジカルにも優れ、スピードもあるシュツットガルトのDF酒井高徳が加わる可能性が高い。予選C組首位に返り咲き最終戦に引き分け以上で本大会出場が決まるが、エース不在で迎える最終戦は楽な戦いではない。関塚監督は「大迫は意識がなかった時の残念なイエローですけど、次はみんなでサコ(大迫)の分も結果を残して勝ちたい」と一致団結を厳命した。

 【日本の五輪出場決定条件】3月14日のバーレーン戦に○か△ならば文句なしで1位となり、出場権獲得となる。●でも1位突破の可能性がある。2位のシリアがマレーシア戦に○の場合、日本、シリア、バーレーンの3カ国が勝ち点12で並ぶ。得失点差での争いとなるが、現在日本は+8、シリアが+3、バーレーンが-1で日本が有利。仮に日本がバーレーンに0―1で敗れた場合、シリアは4点差以上の勝利が必要。シリアが△か●の場合はバーレーンと日本の得失点差となるが、バーレーンが日本を抜くには5点差以上で日本に勝利しなくてはならず、日本の優位は動かない。


<マレーシア・日本>前半35分、酒井(右)が先制ゴールを決め喜びあう(左から)斎藤、大迫、原口
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[ 2012年2月24日 06:00 ]

大迫、予選初得点も最終戦出場停止に…U―23

羽田空港に到着して、関塚監督(右)と握手をして別れた大迫

 ロンドン五輪アジア最終予選マレーシア戦(22日、クアラルンプール)で4―0と大勝し、予選C組首位に返り咲いたU―23日本代表は23日、羽田空港などに帰国した。2―0の後半10分に関塚ジャパン初ゴールを決めたMF原口元気(20)=浦和=は、五輪切符がかかる最終のバーレーン戦(国立)での連発を予告。FW大迫勇也(20)=鹿島=が累積警告で出場停止となるが、きっちり勝って、ロンドン切符を手に入れる。

 FW大迫が最終のバーレーン戦出場停止となった。大迫は、マレーシア戦の後半10分頃に頭を強打。その後、意識がもうろうとしてピッチに崩れ落ちたところを、審判に遅延行為と取られて、警告を受けていた。実は五輪2次予選クウェート戦でも警告を1枚もらっており、出場停止となった。

 「全然、覚えていないんですよ」。帰国の途についた大迫は、苦笑いを浮かべるしかなかった。1トップとして前線の起点となりつつ、前半44分にはFKをヘッドで叩き込み、五輪予選初ゴール。だが、後半10分頃に頭を強く打ち、警告後はすぐに永井と交代。試合後にクアラルンプール市内の病院でCTスキャンなどの検査を受けた。異常はみられなかったが、そこで出場停止を聞いた。頭と同時に左肩も強く打ち、現在は上がらない状態。これから治療を受けることになる。

 これまで、五輪予選は大迫が先発した試合は5戦全勝。1トップとして得点以外にも獅子奮迅の活躍を見せてきたが、五輪切符がかかった最終戦は不在。「僕にはもう何もできないので」。仲間たちに全てを託した。
(2012年2月24日06時01分 スポーツ報知)

初ゴール決めた大迫、次戦出場停止が残念

 帰国したU-23日本代表の大迫=羽田空港(撮影・田村亮介)

 サッカー男子のU‐23日本代表が23日、クアラルンプールから帰国。関塚ジャパン公式戦での初ゴールを挙げたFW大迫は「点を取りたかったので、良かったです。次は出られないですけどね」と、累積警告による次戦出場停止を残念がった。「鹿島でやれることをやって、五輪につなげたい」と、本番での代表選出へ所属チームで全力を尽くす。接触プレーで頭部を地面に強打し後半途中交代したことについては、「後半の記憶が飛んでいる。頭は大丈夫だけど、左肩が上がらない。あす治療に行きます」と話した。

(2012年2月24日)


次節・バーレーン戦の出場停止となるU-23日本代表の大迫である。
脳震盪でしゃがみ込んだところを遅延行為と取られ警告を受けた。
これもアウェイの洗礼と言えよう。
決まったものはどうこう言っても仕方が無い。
代役が仕事をしてくれるであろう。
なんと言っても、引き分けOKである、ホームの力を持ってすれば、完封は可能なのでは無かろうか。
それよりも、左肩が上がらないことの方が痛い。
精密検査を受け、負傷の度合いを知りたいところ。
続報を待ちたい。

競り合い、伊東と満男

2012年02月23日 | Weblog
2012年02月23日(木)

15時より室内トレーニング後、グラウンドで紅白戦を実施しました。

紅白戦で競り合う伊東と満男である。
新人の伊東は大ベテランである満男と対峙することによって大きく成長することであろう。
持ち前の運動量とスタミナに加え、攻守のスキルを上げてレギュラーポジションに近づいていくのだ。
鹿島の右サイドは日本の右サイドである。
背番号2の継承者となるべく鍛錬せよ。
期待しておる。

新システムのキーマンは誓志

2012年02月23日 | Weblog
J1クラブ別プレビュー:鹿島アントラーズ
新システムは機能するか?
2012/02/23 12:30:00

予想フォーメーション



シーズンプレビュー

5年間指揮を執る間に8つのタイトルをもたらしたオズワルド・オリヴェイラ監督が昨季限りで退任し、今季はジョルジーニョ新監督が指揮を執ることになったJ屈指の強豪は、今季こそリーグタイトル奪還しようと意気込んでいる。

2012年はヤマザキナビスコカップで優勝を果たしたものの、J1リーグ戦では6位に沈んだ。今季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得ることもできなかった。MF野沢拓也とFW田代有三が神戸へと移籍し、MFフェリペ・ガブリエルも契約解除となったことで不安の声も挙がっているが、常勝軍団復活に向けてチームは力を入れている。

その中心となるのが、ジョルジーニョ監督だ。かつてワールドカップ(W杯)で優勝を経験し、選手として鹿島でも大活躍したレジェンドが率いるチームは、これまでとは違った鹿島を見せてくれそうだ。

チームの浮沈の鍵となるのは、ジョルジーニョ監督が「効率良く選手を配置することで、攻守のバランスを保ちやすいシステム」と話す新布陣だ。中盤をダイヤモンド型にした4ー4ー2の新布陣が機能するかどうかが問題となる。

小笠原満男、柴崎岳とボランチタイプの選手がワイドの位置に入ることで、長短のパスは出るがコンビネーションでの崩しが少なく、宮崎キャンプを終えた時点では、攻撃面で迫力不足という印象が強く残った。新加入のFWジュニーニョのスピードは生きたが、今後バリエーションを増やしていく必要はありそう。新システムのフィットに時間を要すようであれば、序盤は難しい戦いになる可能性もある。

Pick Up Player

FWジュニーニョ

川崎Fから新加入の点取り屋。これまでにJ1リーグで107得点の実績を持つベテランは、田代や野沢が抜けた攻撃を支えるために欠かせぬ存在となる。動きの質やキレはキャンプの段階からさすがと感じさせるもので、一定の活躍は計算できる状態。選手、監督が入れ替わる中で、チームを牽引していく役割も求められる。



MF増田誓志
新システムの中で重要な役割を求められるのがトップ下に入る選手。このポジションについては指揮官が「運動量よりもスルーパスの精度など、決定的な仕事を期待したい」と話しており、目に見える結果が求められる。ボランチタイプが3人並ぶ中盤が予想される中で、攻撃を停滞させないために必要になるのは、彼のような選手のゴールへの姿勢。この男が輝けるかどうかで攻撃の迫力は変わってくる。




goal.comのプレビューである。
ダイアモンドの新システムの熟成を危惧しておる。
そこはジョルジーニョ監督の手腕に期待したいところ。
そんな中で、キーマンにジュニーニョと誓志を挙げておる。
ジュニーニョは実績のある助っ人であり、チームを牽引すべく活躍してくれるであろう。
その片鱗はキャンプで魅せておるとの情報がある。
ここで注目は増田誓志であろう。
運動量とフィジカル、スタミナで中盤を制圧してきたが、本来はテクニックが売りの選手である。
強い身体能力で身体を張り、そこから精度の高いパスを配球するのだ。
トップ下・誓志の活躍に期待大である。

U-23日本代表・大迫、マレーシアを出国

2012年02月23日 | Weblog
関塚監督、一夜明け「一つ成長できた」
2012.2.23 10:18


クアラルンプールを後にする原口元気(中央)らU-23日本代表チーム =マレーシア・クアラルンプール (撮影・山田俊介)

 ロンドン五輪出場を目指すサッカー男子のU-23(23歳以下)日本代表の関塚隆監督はマレーシア戦から一夜明けた23日、クアラルンプールの空港で報道陣の取材に応じ「重圧の中、しっかりとした戦いができた。一つ成長できた」と安堵感をにじませた。

 五輪出場への展望が大きく開け、目標に近づいたことへの手応えもある。最終戦のバーレーン戦に向けて同監督は「しっかりとした結果を残せば(五輪に)手が届く」と話した。(共同)


マレーシアを出国するU-23日本代表チームである。
写真の端に大迫も写っておる。
脳震盪は大事に至っておらぬ様子。
これは一安心である。
元気に鹿島に合流し、横河武蔵野FC戦に備えて欲しい。

日本代表・増田誓志、先発出場へ

2012年02月23日 | Weblog
増田先発デビューだ!阿部代役にザック監督が指名
親善試合 日本―アイスランド (2月24日 長居)


ミニゲームをする増田(右)と柴崎
Photo By スポニチ


 日本代表のMF増田誓志(26=鹿島)が、24日のアイスランド戦(長居)で先発デビューする可能性が高まった。代表合宿3日目の22日の練習でもMF遠藤保仁(32)とボランチでコンビを組んでプレー。全体練習後にはアルベルト・ザッケローニ監督(58)から個別指導を受け、出場に強い意気込みを示した。

 増田にビッグチャンスが到来した。前日にボランチの阿部が左ふくらはぎ痛で離脱。その代役として、この日の練習ではザックジャパンで不動の司令塔、遠藤の相棒に指名された。24日のアイスランド戦では先発出場の可能性が濃厚で「試合に出たい?もちろんです。その欲は強いです」と強い意欲を示した。

 練習中には遠藤との意思の疎通を積極的に図った。「自分が動くタイプだけど、このチームはみんながバランス良く動くイメージがあったから動きすぎですか?」と疑問をぶつけると「攻めに関しては問題ない。守備ではサイドに引っ張られすぎだから、(動くのは)一度中に絞ってからだ」とアドバイスを受けたという。

 所属する鹿島での活躍が認められ、昨年8月に代表候補合宿に参加。10月の親善試合ベトナム戦とW杯3次予選タジキスタン戦ではメンバー入りを果たした。練習後には同じ鹿島のMF柴崎とともにザッケローニ監督に呼びよせられ、約5分間、個別指導を受けた。ザッケローニ監督からは「ボールをもらうときに、常に(相手の)ゴールを向いて受けなさい」とアドバイスされるなど、期待も大きい。レギュラー定着に向け、親善試合といえども、がむしゃらに結果を求めていく。



ミニゲーム後、ザッケローニ監督(左)のアドバイスを受ける増田(中)(右は柴崎)
Photo By スポニチ


[ 2012年2月23日 06:00 ]

アイスランド戦での先発が予想される日本代表の誓志である。
今朝の産経新聞紙面にも載った背水の陣で挑む誓志は、積極的に指揮官に疑問を投げかけ、チーム戦術の理解を深めておる。
攻撃的な資質は認められており、ボールの受け方、そして守備の動きを身につければ、代表でのポジションも確立されて行くであろう。
このチャンスを活かし、更なる飛躍を遂げて欲しい。
期待しておる。

U-23日本代表、ロンドン行きへ王手

2012年02月23日 | Weblog
大迫執念の初ゴールも負傷交代/U23

後半、負傷し担架で運ばれるFW大迫(撮影・田崎高広)

<ロンドン五輪アジア最終予選:日本4-0マレーシア>◇22日◇クアラルンプール

 U-23日本代表FW大迫勇也(21=鹿島)が執念のゴールを突き刺した。前半44分、MF扇原のFKを頭で合わせて追加点を奪った。常にゴールにこだわる点取り屋にとって、関塚ジャパンの公式戦では初の得点となった。後半に接触プレーで地面に頭部を強打。脳振とうのダメージもあり同14分にFW永井と途中交代したが、背番号9の存在感を示した。
 [2012年2月23日0時48分]

U-23大迫、初得点も脳振とうで途中交代
2012.2.23 02:07


得点を決め歓喜の大迫(左)=クアラルンプールのブキット・ジャリル国立競技場(撮影・山田俊介)

 ロンドン五輪男子アジア最終予選C組第5戦(22日、U-23マレーシア0-4U-23日本、マレーシア・クアラルンプール)ワントップで先発した大迫が1-0の前半44分、扇原の右FKを相手と競り合いながら頭で流し込み、最終予選5試合目で初得点を決めた。

 だが、後半開始早々にヘディングで競り合った際に頭を強打して脳振とうを起こすと、同14分に交代した。試合後は大事をとり、病院へ向かった。(共同)


日本-マレーシア 前半、ヘディングシュートを放つ大迫(9)=クアラルンプール(共同)


日本-マレーシア 前半、攻め込む大迫=クアラルンプール(共同)


前半、攻め上がる大迫勇也=マレーシア・クアラルンプールのブキット・ジャリル国立競技場(撮影・山田俊介)


関塚日本、酒井だ!大迫だ!五輪へ希望弾
2012.2.23 05:04


豪快ヘッド! FW大迫(右、背番号9)は前半終了間際のセットプレーから貴重な2点目を奪った (撮影・山田俊介)

 ロンドン五輪男子アジア最終予選C組第5戦(22日、U-23マレーシア0-4U-23日本、マレーシア・クアラルンプール)気迫のゴールラッシュだ。日本はDF酒井宏樹(21)=柏=の前半35分の先制弾をきっかけに爆発。同44分にワントップのFW大迫勇也(21)=鹿島=がヘディングで2点目をたたき出し、大量4点の導火線となった。大迫は後半に相手と競り合った際に地面に頭を強打。脳しんとうを起こして交代し、試合後に病院に直行したが、90分間失われなかったゴール量産の思いが、マレーシアのピッチで実を結んだ。(ペ ン・浅井武、栃山直樹、カメラ・山田俊介)

 ゴールへの強い信念がDF酒井をかき立てた。前半35分、チャンスと見るや自陣から右サイドを駆け上がる。約70メートルを走破すると、FW原口(浦和)から絶好のパスが来た。強烈な右足弾で待望の先制ゴールを奪った。

 「サイドバックでしたが点を取りたかった。結果が出てよかった。元気(原口)に感謝したい」

 ゴールラッシュの幕開けだ。その9分後、FW大迫がMF扇原(C大阪)のFKにジャンプ。ヘディングで2点目を奪い、最終予選初ゴールで主導権を引き寄せた。大迫は空中戦で相手に倒され、地面に頭を強打。脳しんとうを起こして後半14分に交代し、試合後は病院へ行った。それでも、ピッチを出るまでボールを追った気迫は、日本の闘争心の象徴だった。

 酒井はシリア戦に敗れ、6日に帰国すると翌7日の朝9時には千葉県柏市内の練習場で雨にずぶぬれになりながら、ボールを追った。

 19日深夜には、MF大津(ボルシアMG)から激励のメールを受けた。「向こうで満足に試合に出ていないし、悔しかったと思う」。チームメートの負傷などでボルシア側が拒否し、ピッチに立てなかった柏の元同僚の思いを胸に、切望していた大量得点での勝利に導いた。

 「全勝でロンドンに行くより、この厳しい状況から行った方が(五輪本番で)いい結果が出る」

 五輪切符を手中に収めるまで、酒井も大迫もひたすら勝利とゴールを追い求める。
(紙面から)

エースお待たせヘッド!大迫 最終予選待望の1号
五輪アジア最終予選C組 日本4-0マレーシア (2月22日 クアラルンプール)


<マレーシア・日本>前半、ヘディングで2点目のゴールを決める大迫(左)
Photo By 共同



 ニアサイドに突っ込んだ。1点リードの前半44分、右サイドで得たFKのチャンス。大迫が扇原のキックに反応して頭を突き出すと、ボールはGKの股の間を抜けてネットを揺らした。待望の最終予選初ゴール。両手を突き上げて喜びを爆発させ、扇原をはじめとするチームメートと次々に歓喜の抱擁を交わした。

 強い危機感を抱いていた。ここまでの最終予選全4試合に出場しながら得点がなかった。5日のシリア戦で永井のゴールをアシストするなどチームに貢献してきたが「そろそろ得点しないとヤバイ。マレーシア戦は前から積極的にガンガンいきたい」と猛省していた。07年にはU―17W杯メンバーから大会直前で落選。先発を続けながら結果を残せずに、世界大会を目前にエースの座を失った当時の苦い記憶も頭をよぎったが、ここ一番で結果を出した。

 強引さを取り戻していた。08年度の全国高校選手権で10得点を挙げて1大会最多得点記録を樹立。貪欲にゴールに迫る姿勢が持ち味だったが、09年に鹿島入り後はマルキーニョス、興梠らJリーグのトップクラスの選手とコンビを組み周囲を生かすプレーが増えた。だが、昨季、鹿島が低迷して、自身も結果を残せなかったことで原点回帰。小笠原、中田ら先輩から「もっとわがままにプレーしていい」と声を掛けられたことにも背中を押され、どの選択肢よりもシュートを優先する高校時代のスタイルに戻っていた。

 大一番でエースに結果が出たことは何よりの好材料だったが、その直後にアクシデントに襲われた。後半1分に相手との接触プレーでバランスを崩して、着地の際に頭部を強打。しばらくプレーを続けたが、脳振とうを起こして突然ピッチに座り込み、後半14分に途中交代を余儀なくされた。試合後は病院に直行。3月14日にはホームで、ロンドン切符を懸けたバーレーン戦を控えるだけに、容体が心配される。


<マレーシア・日本>2点目のゴールを決めた大迫
Photo By スポニチ


[ 2012年2月23日 06:00 ]

大迫、苦手ヘッド弾も頭部強打で病院へ…五輪アジア最終予選

前半44分、ヘディングシュートを決める大迫

 ◆ロンドン五輪アジア最終予選C組第5戦 マレーシア0―4日本(22日・マレーシア・ブキット・ジャリル国立競技場) 元気が“みそぎ弾”でゴールラッシュを演出した。2―0の後半10分、MF原口元気(20)=浦和=がU―23日本代表初得点。昨年12月には浦和で同僚に蹴りを入れて謹慎処分を受けた男が復活をアピールした。DF酒井宏樹(21)=柏=は先制点に加え、原口の得点をアシストする活躍を見せた。

 FW大迫は、言われた通り気持ちで負けなかった。1点リードで迎えた前半44分、右サイドからのFK。センタリングに相手DFと肩をぶつけながらボールに向かう。最後は相手より早く跳び、頭で合わせた。最終予選5試合目の初ゴール。貴重な追加点に両手をあげて笑みを浮かべた。

 もともとヘディングができなかった。足元の技術、体の強さで得点を量産できた弊害で「練習しなかった」という。ただ、プロとしては通用しない。そこで、リーグ戦32得点中ほとんどがヘディングのDF岩政(鹿島)に弟子入り。教えられた「最高到達点を知ること。競り負けない気持ち」を胸に鍛錬し、完ぺきなヘッドにつなげた。

 後半に頭部を強打し、同14分に途中交代。試合後には精密検査のため、救急車で病院へ向かった。状態が心配されるが、「ゴールしなきゃいけないという気持ちが強くある」という言葉通りのプレーで大勝に貢献した。
(2012年2月23日06時03分 スポーツ報知)

山村和也「まだバーレーン戦が残っている」=サッカーU-23日本代表
 ロンドン五輪出場を目指すサッカーのU-23日本代表は22日、マレーシアのクアラルンプールでアジア最終予選の第5戦となるU-23マレーシア代表戦に臨み、酒井宏樹、大迫勇也らがゴールを決め、4-0で大勝した。シリアがバーレーンに敗れたため、日本は4勝1敗の勝ち点12でグループC首位を奪い返した。日本は3月14日にホームで行われる最終戦のバーレーン戦で引き分け以上の結果を残せば、5大会連続となる五輪出場が決まる。

 大量得点差での勝利が必要な日本は、35分に酒井のゴールで先制すると、前半終了間際にも大迫が今予選初得点を挙げ、2-0で試合を折り返す。後半に入っても攻撃の手を緩めない日本は、55分に酒井のクロスに原口元気が合わせ3点目。さらにその5分後にもこの日先発で起用された齋藤学が追加点を決め、4点差の快勝を収めた。

 以下は、試合後の山村和也(鹿島アントラーズ)のコメント。

「途中で入ったのに、決定的な場面があんまり作れなかったです。途中から出た分、そういうのにこだわっていかないといけないと思っているんで、残念です。次の試合に向けて、いつどのタイミングで出られるか分からないので、どこで出ても与えられた仕事をしっかりできるようにしていきたいと思います。

 結果的に4-0で勝てたんで、まあ良かったとは思うんですけど、まだバーレーン戦が残っているんで。予選通過は決まってないし、しっかり次のバーレーン戦にコンディションを合わせていけるようにしていかないといけないかなと思います」

[ スポーツナビ 2012年2月23日 4:44 ]

1TOPとして大勝に貢献した大迫は悪質なチャージで頭を打ち負傷退場した。
やはり日本の攻撃の核となるのは大迫であったと改めて知らしめる試合であったと言えよう。
そして、途中出場の山村は再三パス&ゴーを繰り返し攻撃参加で相手を脅かした。
日本が大勝し、シリアが敗れたため、次戦にて引き分け以上であればロンドン五輪出場権を得られる。
それまでに大迫は体調を戻し、山村は連携を深めることで、日本がロンドン行きのチケットを手に入れることとなろう。

日本代表・増田誓志、先発出場の可能性

2012年02月22日 | Weblog
「生かさないと次は呼ばれない」 先発デビュー有力な増田
2012.2.22 19:38


日本代表の増田誓志(山田喜貴撮影) 

 アイスランド戦で遠藤(G大阪)とダブルボランチを組みそうなのが増田(鹿島)だ。国際Aマッチ出場歴はないが、昨年のワールドカップ(W杯)アジア3次予選に初招集され、戦術理解度は高い。「自分はラッキーで呼んでもらった。これが最後のチャンス。生かさないと次は呼ばれない」。長谷部(ウォルフスブルク)が不在で、阿部(浦和)も負傷離脱する中、強い気持ちをみなぎらせている。

 U-18(18歳以下)日本代表を経験し、2004年、将来を嘱望されて鹿島に入団したが、大黒柱の小笠原を脅かす存在になりきれずにいた。転機は10年の山形への期限付き移籍。「パフォーマンスが悪くても続けて試合に出させてもらい、自信にもなったし、修正力がついた」。鹿島に復帰した昨季は先発の座を射止め、フル代表まで上り詰めた。

 この日の練習後には「体の向きが悪い。ゴールを背にする癖がついている」と指揮官に直接指導される場面もあったが、相棒を務めた遠藤が「守備も攻撃も高いレベルでできる選手」と評価する26歳。「自分はパスを出した後、前に行ける選手。それをバランスよく出せるようにしたい」。先発デビューが有力視される一戦で、猛アピールを狙っている。(奥村信哉)




背水の陣で日本代表に参加する増田誓志である。
本人はラッキーで呼んで貰ったと語り、真摯に指揮官の指導を受けておる。
誓志のコメントは、謙遜なのか、本心なのかはわからぬ
しかしながら、誓志が鹿島のレギュラーを奪い取り、日本を代表するMFであることは疑いようのない事実である。
ここは自信を持ってトレーニングに励んで欲しい。
そして、ザッケローニ日本代表監督から直接、指導を受ける場面もあり、期待の表れも感じるところ。
相棒からも高い評価を受けておる。
アイスランド戦での先発の可能性も見えてくる。
強い縦パスと、パスを出した後の前への飛び出しをアピールし、ポジションを奪い取って欲しい。
出場を期待しておる。

日本代表・柴崎岳、存在感を魅せる

2012年02月22日 | Weblog
A代表初選出で存在感見せる19歳柴崎、「アピールしないといけない」


 緊張を隠せない若手選手たちの中、一人飄々とプレーしている。A代表初選出となった19歳のMF柴崎岳(鹿島)は練習でボランチの位置に入り、持ち味の正確な長短のパスを随所に披露。代表合宿初参加とは思えない落ち着きぶりで、その能力の高さをいかんなく発揮している。

 合宿3日目となった22日の練習後にはアルベルト・ザッケローニ監督から名指しで呼ばれ、MF増田誓志(鹿島)とともに直接指導を受けた。MF阿部勇樹(浦和)が離脱し、手薄なボランチのポジション。24日のアイスランド戦(長居)で先発デビューの可能性が高まる増田と並び、指揮官の言葉に耳を傾けた。

「縦に早くつけることを結構求められる。鹿島では横のパスもまじえながらだけど、ここだとなるべく早く(前に)つけて供給するのを求められる」。鹿島との違いを口にしながらも「それができれば選手として幅が出るし、選択肢も広がる。特に代表だからこうするとかではなくて、どっちにも通じるものはあると思う」と前向きに取り組んでいる。

「ボランチが前を見たら(周りが)動き出す約束事がある。僕のところで前を向いたら、周りは動き出す準備をするし、僕のところで前を向くことが大切。SBや僕らが攻撃のスイッチを入れる場所。そこから前に早くつけることができれば、いい攻撃にもつながると思う」

 早くも戦術理解度の高さを見せる柴崎は、チームの心臓部とも言えるボランチとしての役割にも臆することはない。むしろ1本の正確なロングパスで局面を打開するのは柴崎の真骨頂。指揮官があえて増田と柴崎の2人だけを呼び寄せて指導したのも期待の表れだろう。

「呼ばれて来ているからには、一番間近で見られているし、アピールもしないといけない。同時に一緒にやっている選手から学ぶこともある。そういう経験を大事にしていきたい」

 将来性に期待して招集したザッケローニ監督だが、合宿でのプレーぶりを見れば、その考えを翻して起用に踏み切ってもおかしくはない。アイスランド戦でのA代表デビュー、そして代表定着へ、19歳の挑戦は続いている。


[写真]全体練習後、MF増田誓志とともにザッケローニ監督の指導を受けるMF柴崎岳

(取材・文 西山紘平)


誓志と共にザッケローニ日本代表監督の指導を受ける岳である。
このイタリア人指導者から多くの戦術的指示を吸収し成長を遂げておる。
代表選出は大きなプラスとなっておる模様である。
一時は代表監督が岳らを「現時点で代表の選手ではない」とコメントし、能力を代表レベルに無いとした指揮官も、岳の才能を目の当たりにしたことで考えを新たにした様子。
この機会に誓志と共にボランチとしての戦術眼を更に磨いて欲しいところ。
楽しみにしておる。