鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

キャンプ打ち上げ、順調な仕上がり

2012年02月17日 | Weblog
J1鹿島:攻撃力手応え キャンプ終了

選手に指示を出すジョルジーニョ監督(中央)=宮崎市内で2012年2月17日午前11時56分、村社拓信撮影

 J1鹿島は17日、宮崎市内でのキャンプを打ち上げた。最終日は日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックと練習試合(30分×4セット)を行い、主力組が出場した最初の60分間で3点を奪うなど、順調な仕上がり。元ブラジル代表で14年ぶりに古巣に復帰したジョルジーニョ監督も満足そうだった。

 守備的MF青木がミドルシュートでゴールを奪うなど多彩な攻撃を披露。「昨季はミドルシュートが少なかった。練習で増やしていた」と、昨季の決定力不足の反省を踏まえ、攻撃の幅を増やそうとする指揮官の意図が浸透していることをうかがわせた。

 鹿島は昨季ナビスコ杯優勝で15個目のタイトルを獲得した。ピッチ内外で選手をまとめる小笠原は「新監督といっても難しいことはない。常に良くしたいという気持ちを持って、選手同士でイメージを共有できるように話し合っている」と、「常勝軍団」の復活に向け意欲を示した。【村社拓信】
毎日新聞 2012年2月17日 20時54分(最終更新 2月17日 21時08分)


新監督の戦術を早く浸透させるため、選手間で話し合っていると語る小笠原主将である。
監督の意欲も素晴らしいが、選手もそれを受け止め、応えようとしておる。
チーム一丸となり、勝利へ邁進するのだ。
我等もそれを求めておる。
気合いを入れてシーズンインしたい。

ジュニーニョ、二得点に絡む

2012年02月17日 | Weblog
鹿島、4ゴール勝利でキャンプ打ち上げ
新加入のジュニーニョが先制点
2012/02/17 20:40:00



Jリーグ1部(J1)の鹿島は17日、キャンプ地の宮崎でホンダロックと練習試合を行った。30分×4本で行われた試合は、4ー0で鹿島が勝利した。

1~2本目に主力組と見られるメンバーが出場した鹿島は、中盤をダイヤモンド型にした新布陣で戦った。序盤から丁寧なパス回しで主導権を握った鹿島は、無駄にボールを失うことなく相手を効果的に動かしながらチャンスを量産した。ジョルジーニョ監督が要求していたというミドルシュートも多く飛び出し、17分には柴崎、21分にはジュニーニョが惜しいシュートを放った。

試合が最初に動いたのは1本目終了間際の28分だった。前線からの積極的なチェイシングで興梠慎三がボールを奪取してチャンスをつくり、ペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。これをジュニーニョが確実に決めた。

同じメンバーで戦った2本目も鹿島は安定した戦いを披露した。全体がバランス良く保たれ、選手間の距離感をうまく保つことで、スムーズなボール奪取を繰り返した。42分には相手陣内深い位置でのジュニーニョのカットからつなぎ、最後は青木剛がミドルシュートをゴール左へ突き刺して2点目を挙げた。その後も長いパスからチャンスをつくった鹿島は56分にもロングフィードから相手ディフェンスラインの裏に抜け出した新井場が冷静に決めて3-0とした。

メンバーを総入れ替えして臨んだ3~4本目は、ミドルパスやロングパスでの攻撃が多かったそれまでよりも、前線でのコンビネーションで崩せる場面が多くなり、ホンダロックを翻弄した。3本目にゴールは生まれなかったものの、4本目に入った107分に本山雅志からのパスにタイミング良く抜け出した佐々木竜太がネットを揺らしてリードを4点に広げた。

この試合でキャンプ打ち上げとなった鹿島のジョルジーニョ監督は、「まだ完全な仕上がりは求めていないが、いくつか与えた約束事についてプレーで示してくれた。選手のさまざまなことを把握できる良い合宿になった」とコメントした。


ジュニーニョ中心にホンダロック戦を紹介するgol.comである。
やはり実績に偽りは無く、才能は錆び付いておらぬ。
今季はジュニーニョ中心に攻撃を組み立てていくこととなろう。
昨季までの得点力不足をジュニーニョの活躍で忘れさせて欲しい。
期待しておる。

ジョルジーニョ監督、ミドルシュートを要求

2012年02月17日 | Weblog
【鹿島】柴崎ミドル!新体制ジワジワ
 J1鹿島が17日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で宮崎合宿最終日の恒例のJFLホンダロックとの練習試合(30分×4本)を行い、4-0で大勝した。中盤の右サイドで1本目、2本目に出場したMF柴崎岳(19)が1本目の17分にバー直撃の強烈なミドルシュートを放つと次第にチームも流れに乗り、28分に新加入のFWジュニーニョ(34)がPKを決めて先制。2本目の12分にはMF青木剛(29)がミドルシュートを決めて追加点。その後も2点を奪った。就任後、初の対外試合となったジョルジーニョ監督(47)は「まだ完全な仕上がりは求めていない。その中でチームとしての約束事を与えて、それを選手は示すことができた。昨季のビデオを観て、あまりにミドルシュートが少なかったため、今日はミドルシュートを要求したところ進歩もあった」と手応えを示していた。
 [2012年2月17日19時2分]

得点を重ね、完封勝利も、まだまだ仕上がってないと語るジョルジーニョ監督である。
昨季までの問題点であるミドルシュートの少なさを指摘し、ミドル撃つことを要求したとのこと。
その甲斐あり、青木は豪快に決め、岳もバー直撃を放った。
今季は気持ちの良いシュートを魅せてくれるであろう。
楽しみにして聖地へ向かいたい。

岳、フル代表初招集を「驚き」

2012年02月17日 | Weblog
鹿島MF柴崎「驚き」の代表初招集
 J1鹿島のMF柴崎岳(19)が17日、日本代表に初選出された。宮崎合宿最終日となったこの日の午前に行われたJFLホンダロックとの練習試合(30分×4本)では1本目、2本目に中盤の右サイドで出場。ゴールバー直撃の強烈なミドルシュートを披露するなど、今季の定位置取りをアピールした。昼過ぎに代表選出の一報を鹿島のスタッフから伝えられ「(率直の気持ちは)驚きですかね。選ばれると思っていなかったですし。ジョルジーニョ監督には『おめでとう』と言われました」と話していた。
 [2012年2月17日19時7分]

初のフル代表選出を「驚き」と表現する岳である。
実力的には、問題の無い才能を魅せておる。
単に足りぬのは実績だけと言えよう。
この招集で存在感を際立たせるのだ。
また、実績は鹿島で積めば良い。
Jリーグで活躍するのだ。
開幕を待ちたい。

ジョルジーニョ監督、キャンプに手応え

2012年02月17日 | Weblog
ジョルジーニョ新監督「有意義な合宿だった」…鹿島

練習試合で選手に指示を出す鹿島のジョルジーニョ新監督

 サッカー元ブラジル代表DFのジョルジーニョ新監督が率いるJ1鹿島は17日、日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックとの練習試合(計120分)に4―0で快勝し、12日間の宮崎キャンプを打ち上げた。現役時代の1995~98年に鹿島で活躍し、14年ぶりに古巣に戻った指導者は「非常に有意義な合宿になった」と手応えを口にした。

 1月末に来日してから、3週間足らずだが、就任前に昨季の映像を10試合以上も見て選手の特徴を把握。チーム全体については「ミドルシュートがあまりにも少ない」と見た。積極的にゴールを狙う意識を植え付け、この日の4点にも成果は表れた。90年代に鹿島の黄金期を築いた名手は「アントラーズは日本で最も多くのタイトルを取っているクラブだ。2位や3位という結果はいらない」と、3季ぶりのJ1優勝に照準を定めた。

(2012年2月17日18時14分 スポーツ報知)

キャンプに手応えを感じたジョルジーニョ監督である。
鹿島を優勝させるために還ってきたこの男の戦術が浸透し、チームが熟成されれば、勝利は必ずや掴めるであろう。
適材適所に選手を配置したダイアモンドは光り輝くこと間違いなしである。
開幕まで三週間、微調整を続け、チームを完成させるのだ。
期待しておる。

ザッケローニ日本代表監督、岳について語る

2012年02月17日 | Weblog
ザッケローニ監督「若い選手にメッセージを発信したかった」
キリンチャレンジカップ アイスランド戦メンバー発表会見

2012年2月17日(金)


 日本サッカー協会は17日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、24日に行われるキリンチャレンジカップ2012・アイスランド戦(大阪・長居スタジアム)に臨む日本代表メンバー25名を発表した。

 今回は海外組が招集されず、全員が国内組となった。メンバーには遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)ら従来の主力選手が選ばれたほか、18歳の久保裕也(京都サンガF.C.)、19歳の柴崎岳(鹿島アントラーズ)、金園英学(ジュビロ磐田)など5人が初選出。また、ザッケローニ体制では初招集となる石川直宏(FC東京)、大久保嘉人(ヴィッセル神戸)が代表復帰を果たした。

 ザッケローニ監督は会見で「リストには3名ほどフレッシュで新しい選手の名前が入っているが(初招集は5名)、彼らは非常に将来性のある選手だと思うし、わたし自身も手元に置いて見てみたいと思っていた。またそういった選手に、将来に向けて期待しているというメッセージを発信したいという意図もある」と話した。

■合宿のポイントは3つある

登壇者:
アルベルト・ザッケローニ(日本代表監督)
原博実(日本サッカー協会技術委員長)

原 皆さん、こんにちは。2月24日にアイスランド戦が行われるわけですが、この試合はご存じのように国内組で試合に臨みます。2月29日のウズベキスタン戦に向けて、国内組はまだ(今年に入って)公式戦をやっていませんので、ここで一度試合をやって、それで海外組と合わせてウズベキスタン戦を戦いたいと。6月の最終予選まで代表が集まれる機会は限られていますので、この国内組では今までに呼んだ選手もいますし、新しい選手も含めて、アイスランド戦をいろんなチャレンジができる場にしたいと思います。

 各クラブも開幕前の非常に忙しい時期ではありますが、協力してくれまして、ベテランの選手もいますし、若い選手もいます。そこから新しい力が代表に加わることによって最終予選につながっていくと思いますので、楽しみにしていただきたいと思います。

ザッケローニ監督 皆さん、こんにちは(日本語で)。ようやく試合ができる。試合から遠ざかっていたが、アイスランドとのフレンドリーマッチからスタートしていく。この試合は国内組だけで臨む。当然、わたしにとってもこの試合と合宿は重要なものになる。初招集した選手も手元に置いて見ることができるし、これまで代表に選ばれている選手も、今はプレシーズンの段階だが、次のウズベキスタン戦に向けてさらなるコンディションアップをしていくだろう。フィジカルコンディションを上げていく意味でも重要な機会になると思う。

 皆さんお気づきのように、リストには3名ほどフレッシュで新しい選手の名前が入っているが(初招集は5名)、彼らは非常に将来性のある選手だと思うし、わたし自身も手元に置いて見てみたいと思っていた。またそういった選手に、将来に向けて期待しているというメッセージを発信したいという意図もある。このプレシーズンの時期もA代表のスタッフが視察に行って情報を上げてくれているので、そういった中でコンディションのいい選手を見極めて今回は選んだ。

 まとめると、この合宿のポイントは3つある。1つ目は、ウズベキスタン戦に向けて、招集された選手の試合勘を戻すこと。2つ目は、今回初招集した選手を手元に置いて見てみること。そして3つ目は、若手の選手たちを呼ぶことで、将来的にチャンスがあるというメッセージを発信することである。

<メンバー発表>
GK:林卓人(ベガルタ仙台)、山本海人(清水エスパルス)、西川周作(サンフレッチェ広島)

DF:駒野友一(ジュビロ磐田)、岩政大樹(鹿島アントラーズ)、今野泰幸(ガンバ大阪)、栗原勇蔵(横浜F・マリノス)、近藤直也(柏レイソル)、伊野波雅彦(ヴィッセル神戸)、森脇良太(サンフレッチェ広島)、槙野智章(浦和レッズ)

MF:遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、阿部勇樹(浦和レッズ)、増田誓志(鹿島アントラーズ)、柏木陽介(浦和レッズ)、磯村亮太(名古屋グランパス)、柴崎岳(鹿島アントラーズ)

FW:石川直宏(FC東京)、前田遼一(ジュビロ磐田)、大久保嘉人(ヴィッセル神戸)、藤本淳吾(名古屋グランパス)、田中順也(柏レイソル)、金園英学(ジュビロ磐田)、久保裕也(京都サンガF.C.)

■若い選手に代表の雰囲気を感じてもらいたい

――若手選手の将来性を見てみたいということだが、以前の宇佐美のように出場機会はないものと見てよいのか?

ザッケローニ監督 先ほども申し上げたが、最大の目的は間近で彼らを見ること。そして代表の雰囲気を感じさせることだ。そして将来に向けて期待していることを彼らに感じさせたいと思っている。試合に出られるかどうかだが、当然彼らはベンチまでは近づけるわけなので、試合の流れに応じてもしかしたら(試合に)入る可能性はあると思う。ただ、彼らを呼んだ目的は、先ほど挙げた通りだ。例えていえば、以前、宇佐美を呼んだ時と似たような感じだろう。

――久保に最も期待することは何か。また、J2を見る機会はあまりなかったと思うが、久保のプレーを生で見たことはあるか?

ザッケローニ監督 わたしのA代表のスタッフが、特に彼を見てくれたが、わたし自身は映像を通して見ている。やはりJ1の試合を多く見るようにしていたので、彼のことは映像では見ている。非常に若くて高いクオリティーを持っているという報告を受けている。彼だけではなく、ほかの2人にも言えることだが、非常にいいものを持っている、それにさらなるクオリティーを加えてほしい。そのひとつは経験である。そういったものを感じてもらうためにも、今回招集した。

――柴崎に期待することは何か?

ザッケローニ監督 柴崎については、昨シーズンの終盤に試合をこなしていたという印象がある。技術力、バランス、パーソナリティーでクオリティーを持っていると思うので、代表の空気に触れてほしいと思う。繰り返しになるが、こういった選手には将来期待しているということを発信していきたいし、代表に招集されることでさらなる成長をしてくれればと思う。今回は海外組がいないということで、国内組でも若い選手を見るには絶好のチャンスだと思い、今回はこうした招集になった。


■海外組はできるだけプレーする機会に恵まれてほしい


海外組を招集せず、国内組で臨むことを決めた原博実技術委員長(左)とザッケローニ監督【スポーツナビ】
――大久保を就任以来初めて呼んだが、ワールドカップ(W杯)以降の彼のプレーをどう見ていたのか。またなぜこのタイミングでの招集だったのか?

ザッケローニ監督 大久保に関してだが、わたしが日本に来てから大きなけがをしてしまって、長い間プレーできなかった。そこから調子を取り戻すのに時間がかかってしまったが、シーズンの終盤にはクオリティーのあるプレーを見せてくれた。皆さんご存じのように、彼のクオリティーは非常に高いものがあるし、W杯であれだけの活躍を見せてくれたのも記憶に新しいところだ。スタッフからも、プレシーズンのキャンプで非常に切れのある動きをしているという情報が上がってきている。

――今回のメンバーで、伊野波、槙野、阿部の3人はいずれも海外から国内に戻ってきた。彼らにはこのキャンプでどんなことを注目しているか。また、海外で出場機会を得られずに国内に戻ってくる選手について、どういう見ているか?(矢内由美子/フリーランス)

ザッケローニ監督 1つ目の質問だが、彼らが国内に戻ってきたことで、これからたくさん(プレーを)見る機会があるし、海外にいた時よりも頻繁に見られることをうれしく思う。この3人に関しては、代表でも常連と言えるメンバーなので、特にこの合宿で何かを見たいということはない。当然、ウズベキスタン戦に向けてコンディションを戻させるというのが一番の目的になる。槙野はドイツでなかなか出番がなかったし、阿部も(シーズン)前半は出番があったが後半は出場機会に恵まれなかった。伊野波は向こうでは出ていたが。(いずれにせよ)ウズベキスタン戦に向けて、コンディションを戻させるのが一番の目的だ。

 2つ目の質問だが、海外に移籍した選手には当然コンスタントに出場してほしいとは思う。試合に出てくれれば、直近のコンディションや、今どういった状態にあるかなどをチェックできるし、情報も上がってくる。ヨーロッパに移籍して、確かに試合に出られず、コンディションが落ちてしまうケースもあったわけだが、わたしの意見としては海外に出た選手は、できるだけプレーする機会に恵まれてほしいと思う。海外組については、国内に戻ってきた選手もいれば、新たに海外に出ていく選手もいて、相対的に見れば海外組の選手はそんなに多くはなっていないと思う。

――FC東京の石川はJ2にいたが、どのような情報が上がってきていたのか? あと彼は代表経験は浅いが、年齢的にもベテランの域に達している。彼にどういうことを期待しているのか?

ザッケローニ監督 確かにこの代表では年齢的にもベテランの域に入っているが、現在のサッカー界では30歳を超えても、そんなにパフォーマンスが落ちるとは思われていない。彼は、昨シーズンはJ2でプレーしていたが、その前はJ1でプレーしていてよく見ていた。非常にいいパフォーマンスをしていたと思う。昨シーズンに関してもけがはあったが、復帰してからは途中出場して攻撃のリズムを変えたりしていた。個人的にも彼を見てきて、継続的にいい内容のプレーをしていたし、チームにも献身的だった。相手からすると非常に読みにくいプレーをするという印象で、縦に抜けてクロスを上げられるし、中に切り込んでシュートも打てる選手。試合中は多くの選択肢があるが、そのすべてのプレーを速くできる選手だと思っている。

■前線の選手を重点的に見ていきたい

――久保はまだ高校生で、一般のファンもまだ彼がどういうプレーヤーか分からないと思う。監督は試合を映像で見て、彼のプレーにどういう印象を受けたのか? イタリアで指導した選手、日本のファンがよく知っている選手で、こういう選手に似たプレーヤーという例えを挙げてほしい

ザッケローニ監督 ほかの選手に例えたり、似ているという話は難しいというかあまりしたくない。いつもわたしが思っているのは同じ選手はいないということ。2つと同じチームがないのと同じだ。タイプ的には久保は近代的なFWで、何でも器用にこなせる選手だと思っている。当然、経験の面でまだまだ足りないところがあるのは感じている。J2でしかプレーをしていない。J2も難しいが、J1はもっと難しいので、まだまだ経験は足りないというのはある。何度も繰り返すが、彼らには将来的に期待している。こういったメッセージを発信したくて今回の招集に至った。通常であれば23人しか選ばないわけだが、今回は25人選んでいる。そういう中で若手の選手に期待しているということを発信したいと考えた。当然、今回呼ぶことで手元に置いて見られるので、彼らの伸びしろというのを肌で感じ取ることができると思っている。

――今回は若手の抜てきとともに、石川、大久保、林もそうなると思うが、比較的年齢の高い選手も招集されている。若手だけではなくベテランの部類に入る選手を多く選んだ理由は何だったのか? また、今回も最年長が遠藤だが、これだけ年齢層を広げた中で、遠藤が最年長ということは、ワールドカップを見据えて、1970年代生まれの選手を選ぶことを考えていないのかどうか教えてほしい

ザッケローニ監督 1つ目の質問だが、わたしは常々、バランスの話をしている。これだけ若手を呼んだので、ベテランの選手、経験豊富な選手を入れることで、チームとしてのバランスを保ってくれると考え、招集に至った。もう1つの理由は、今回の試合はわたしにとって、非常に大事なチェックの場となる。当然、代表チームの底上げをしていく上で、どこまでできるのかを見極めるために、今回こういった選手たちを呼ぶに至った。

 70年代生まれの選手も情報は持っているし、見てもいる。だが、そういった選手たちはわたしにとってはすでに“計算のできる選手”として位置付けているので、特に深い意味はない。

――今回は25人のメンバーを呼んでいるが、この中から何人くらいに絞り込んでウズベキスタン戦に臨むのか? また次の合宿はいつから行われるのかを教えてほしい。あと、メンバーのバランスを見ると、いろいろなポジションがバランス良く人数的にいるが、これからどのポジションの強化をしていきたいと考えているのか? (元川悦子/フリーランス)

ザッケローニ監督 アイスランド戦で長くプレーする選手がいると思うが、彼らがウズベキスタン戦にも招集されることになると思う。彼らにはできるだけ長くプレーしてもらいたいと思っている。海外組は48時間前か、下手をしたら24時間前にしか、国内に戻ってこられないようなので、フィジカル面での不安もある。だから、今回のメンバーでコンディションが良い選手は大きなチャンスになるだろうと思っている。特に今後強化していきたいポジションは前線で、そこでプレーする選手を重点的に見ていきたいと考えている。ご存じのように現時点で本田、清武、香川らがけがで状態が思わしくないということで、その流れを受けて、注意して見ていきたいという気持ちはある。


<了>

ザッケローニ日本代表監督の柴崎岳選出理由である。
「代表の空気を触れて欲しい」
「こういった選手には将来期待している」
とのことである。
これらのコメントを総合すると、試合への出場の可能性は著しく低いと感じざるを得ない。
若い選手というものはそういうポジションからスタートするものである。
とはいえ、ファンの思いとしては選出された以上、出場して活躍して欲しいと願うもの。
でないのであれば、チームに残りPSMに出場して欲しいと思うものである。
それは、間違いでは無い。
しかしながら、柴崎には、そして誓志も岩政も、代表に於ける存在価値があるために招集されておるのである。
試合出場だけが全てでは無い。
今回は、岳の出場は期待せずに観戦したいと思う。

岩政・誓志・岳、日本代表選出

2012年02月17日 | Weblog
日本代表メンバーに岩政選手、増田選手、柴崎選手が選出
本日、キリンチャレンジカップ2012 アイスランド代表戦(2/24@長居)に臨む日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、岩政大樹選手、増田誓志選手、柴崎岳選手が選出されました。


国内組で挑むアイスランド戦に岩政、誓志、岳が選出。
これは重畳。
是非ともお国のために尽力してきて欲しい。
特に岳は飛び級での選出であり、光栄なことこの上ない。
しかしながら、ポジション的、選出意図を顧みるに、三人の出場機会は少ないのでは無かろうか。
とはいえ、代表に名を連ねることは重要である。
練習に参加し、鹿島とは違う空気を吸うことで影響を受けることもあるのだ。
それはさておき、我等としては、彼等抜きのPSM水戸戦が楽しみとなった。
岩政の代役は源で決まりとなろう。
CBの控えがいないため中田コとのコンビネーションで90分間戦うこととなろう。
誓志の替わりは本山。
代役という表現はここには通用せぬ。
本山が最も輝くポジションで躍動するであろう。
そして岳の代役である。
ここまでの紅白戦を見る限り、聖真、ヤス、西に可能性が出てくる。
この試合での起用で選手の序列が見える。
誰が先発するのであろうか。
先発の11人だけで無く、フィールドプレイヤーは負傷者以外は出場することとなる。
なんと楽しみな試合であろうか。
来週の土曜日はK'sスタジアムに集合すべきであろう。
もし、それが叶わぬ者もスカパーにて放送がある。
注目の一戦である。

練習試合ホンダロック戦

2012年02月17日 | Weblog
2012年02月17日(金)

30分×4で行ったホンダロックとの練習試合は、ジュニーニョ選手、青木選手、新井場選手、佐々木選手のゴールで4-0と勝利しています。

練習試合ホンダロック戦の報である。
情報を整理すると以下のようになる。

1本目
    ジュニーニョ 興梠
         誓志
    満男       岳
         青木
アレックス 中田コ 岩政 新井場
        曽ケ端

興梠が得たPKをジュニーニョがきっちりと決め1-0

2本目
    ジュニーニョ 興梠
         誓志
    満男       岳
         青木
アレックス 中田コ 岩政 新井場
        さんま

青木の豪快なミドルと右サイドを飛び出した新井場のゴールで2-0

3本目
  岡本 大迫
    本山
 聖真    ヤス
    バチ
隆雅 源 山村 西
     川俣
スコアレスドロー

4本目
 よよ 大迫
   本山
 聖真   ヤス
   バチ
西 源 山村 伊東
   いまいち君
本山のスルーパスによよが得点し1-0

結果を見れば快勝と戦術が機能しているように思える。
中盤の構成が変わっておるので、選手にとっては戸惑うところもあったと思うが、ここまで出来ておれば合格点と言えよう。
このシステムのキーとなるのはアンカーとして起用される青木となろう。
運動量豊富な青木がそれをある程度堪えて、動かないで試合に参加する必要が出てくる。
ここがキモとなる。
とはいえ、折を見て攻撃参加も必要となろう。
事実、2本目ではミドルシュートを決めておる。
青木の覚醒で勝利を掴み取っていきたい。
楽しみである。

監督の手腕

2012年02月17日 | Weblog
【キャンプレポート2012:鹿島】2月16日(木):監督やコーチの檄に支えられ、練習の質を高いレベルで維持したまま合宿最終日へ(12.02.17)

ジョルジーニョ監督の指示を熱心に聞き入る柴崎岳選手と西大伍選手(右)

「Beleza!」「Nice!」

宮崎合宿のキャンプ中、こうした声が何度グランドに響いたことだろう。右サイドからカットインし、左足のインサイドでファーサイドを巻いていく見事なゴールを決めた西大伍に向かって、ジョルジーニョ監督が「Beleza、DAIDO!」と全身を使って褒め称える。自分と同じサイドバックをやっていた監督から、これだけの称賛を浴びれば選手の表情も自然とほころぶ。その後、西のプレーは勢いに乗り、次々と好プレーを見せたことは言うまでもない。こうして、いつもと同じように高い質と密度を持った集中力の高い練習が今日も行われていた。

合宿最終日を明日に控え、この日の練習は午前練習のみとなり、シュート練習が主なメニューとなった。メインスタンドから見て左側は、サイドの選手のクロスにFWが飛び込み、センターバックがそれを弾き返すというクロスからのシュート練習。こちらを見るのはジョルジーニョ監督。そして、逆サイドでは中盤の選手を中心にミドルシュートの練習が行われる。こちらを指揮するのはアイルトンコーチ。2人に共通するのはつねに選手を励まし、讃える声を出し続けると言うことだ。いいプレーがあれば惜しみない称賛を送り、失敗があればすぐに選手の名前を呼び気持ちを奮い立たせる。ここまで選手の集中力が高く、質の高い練習ができているのも、2人の名コンビが選手の気持ちを“アゲる”檄があるからだろう。

ジョルジーニョ監督を始め、現在のコーチ陣はすべてプロ選手としての経験を持つスタッフばかりだ。コーチのアイルトン、石井正忠、大岩剛、フィジカルコーチのジョエルトン、GKコーチの古川昌明、全員がプロの経験を持っている。だからこそ、選手の気持ちがよくわかるのだろう。コーチから掛けられる一声が、選手に対してどれだけの勇気を与え、成長を促すのか、全員が身をもって熟知している。掛ける一声はどれも真剣だ。

今年の合宿では、期間中に大きなケガをする選手もいなかった。選手の疲労は毎朝記入が義務づけられているチェックシートでチェックされ、記入を怠った者は罰金が科される徹底ぶり。しかし、そのお陰で臨機応変なメニュー変更が可能になり、合宿の最後まで質の高い練習が保たれた。

明日の最終日では、恒例となったホンダロックとの練習試合が控えている。新体制下での初めての対外試合は、疲労が蓄積したなかでの試合となるだろうが、チーム状態は充実している。

以上

ジョルジーニョ監督の指導で覚醒する西大伍である。
昨季は鳴り物入りで移籍してきたもののレギュラーに定着すること無く終え、不満の残るシーズンであった。
今季に賭ける思いは強かろう。
西だけで無く、サブの選手全てに気を遣い、チームのモチベーションを上げていくジョルジーニョ監督の手腕は確かと言えよう。
これだけ、監督・コーチ陣から声が掛かれば、若手の成長も促進されるというもの。
サブの底上げも期待出来よう。
ジョルジーニョ監督と共に勝利と成長をしていきたい。
楽しみである。

ベベット、ブラジルW杯組織委員会入閣

2012年02月17日 | Weblog
ベベット氏W杯組織委入り
 サッカーの元ブラジル代表で、Jリーグの鹿島でもプレーしたベベット氏が、地元開催の2014年ワールドカップ(W杯)の組織委員会に入ることになった。16日、ブラジル連盟のテイシェイラ会長が発表した。(サンパウロAP=共同)
[ 共同通信 2012年2月17日 10:49 ]


20世紀最後の超大物助っ人ベベットが2014ブラジルW杯の組織委員会に入るとのこと。
これは嬉しい。
ベベットと言えば、2000年4月1日、国立競技場で開催されたアウェイのFマリノス戦であろうか。
柳沢敦の浮き球をゴールした。
結果的には鹿島に於ける唯一の得点は、勝利を呼び込むことも無く黒歴史のように語られる。
とはいえ、ベベットは確実に鹿島の歴史に名を刻んでおる。
活躍こそこの試合程度であるが、ベベットの存在が、若手を、チームを発憤させ、この年の三冠へと繋がるのである。
懐かしい想い出と言えよう。

山村、守備に奮闘

2012年02月17日 | Weblog
鹿島宮崎キャンプ ミニゲームやFK練習

【写真説明】サイドから崩す練習に取り組むジュニーニョ、大迫、興梠(手前から)=宮崎県総合運動公園陸上競技場

J1鹿島の宮崎キャンプは16日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で行い、午前はクロスからの崩し、ハーフコートでのミニゲームなどを実施。ジョルジーニョ監督の指導の下で小笠原らキッカー候補がFK練習をした。午後はオフ。

サイド攻撃から守備陣を崩す練習では、攻撃側4人に対して守備側はGKを含めた3人で対抗。ジュニーニョ、興梠、大迫らがゴールに迫り、岩政、中田、山村らがブロックするせめぎ合いを見せた。山村は「(体の)寄せ方が課題。身を投げ出してゴールを守れるようにしたい」と話した。

FK練習は利き足右の小笠原、柴崎、増田、左の遠藤、中田が何本もシュートを打った。PK練習ではジュニーニョ、大迫、小笠原が参加した。

また、アテネ五輪サッカー男子の日本代表監督を務めた山本昌邦氏が訪れ、ジョルジーニョ監督らとあいさつを交わした。キャンプ最終日の17日は、同競技場で日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックと練習試合を行う。


山本昌邦氏の訪問を受けた鹿島である。
山本氏と言えば、アテネ五輪にて本戦時の選手選考に於いて、予選ではキャプテンを任されておった鈴木啓太をメンバーから外したことを思います。
我等としては、そこまで慣れぬリベロで奮戦しておった青木が外れたことの方がショックではあったが、世間的には主将の選考外がニュースであったことを思い出す。
それから4年後の北京五輪時には、やはり予選でキャプテンを務めておった伊野波も本戦の選考から漏れた。
今回のロンドン五輪でも現主将の山村が落ちるのであろうか。
その山村は、サイド攻撃の練習に於いて、体の寄せ方を習得しつつある。
守備力の向上でポジションを奪うのだ。
鹿島のレギュラーは代表への道である。
奮闘して欲しい。