鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

広島戦プレビュー

2010年04月17日 | Weblog
【J1:第7節 鹿島 vs 広島】プレビュー:中国でACLを戦って来たばかりの両チーム。中盤を制するのは鹿島か?広島か?(10.04.16)
 身を刺すような寒さだった長春から桜が散り終えたはずの日本に戻ってきたはずなのに、待っていたのは大陸と大差ない冷たい雨と風だった。長春から木曜日に帰国した鹿島は、ホームに広島を迎える。5連勝を飾ったACLと違いリーグ戦では2試合勝ちがなく、さらに長春戦で存在感を見せつけたマルキーニョスが出場停止と、ここが前半戦の踏ん張りどころなのかもしれない。

 対戦相手の広島もまた多くの怪我人を抱えながら火曜日に中国・山東でACL予選リーグを戦い、ロスタイムの李忠成の劇的なゴールで勝利を挙げている。残念ながら広島はラウンド16に進むことはできないが、グループFを勝ち進んだ鹿島は、ラウンド16で広島がいるグループHのアデレードか浦項とぶつかるため、当然のことながら、広島に勝てなければ両チームに勝つのは難しいと言わざるを得ない。また、広島にとっても敗退の悔しさを晴らすには鹿島に勝つことが一番手っ取り早い方法だ。互いのチームにとって、ただの1試合以上の意味を持つゲームだろう。

 そんな両チームを身近に感じながら戦う一人の選手が鹿島に在籍している。広島からレンタル移籍中の佐藤昭大だ。昨季、序盤までは広島の正GKとして活躍していた佐藤。怪我を機に出場機会を奪われてしまったところ、シーズンオフに第2GKを長年務めてきた小澤英明がパラグアイに渡ったことでGK不足になった鹿島からオファーを受け、移籍を決断した。ここまで出場機会は得られていないがアジアを舞台に奮闘する元同僚たちの姿は大きな励みになっているという。「やっぱり気になりますよね。ユースの頃から一緒にやってきた仲間だし、いまは試合に出られないけれどここで腐っても仕方がない。自分もがんばろう、という気持ちにさせられます」
 青山敏弘などとはいまでも連絡を取り合っているという。そんな佐藤が感じる鹿島のすごさはオンとオフのメリハリだそうだ。「王者ということで、もっと普段から厳しいのかと思っていったら、ぜんぜんそんなことはなくて。例えば怪我をしちゃいけないからサンダルは履くな、とか(笑)。でも、みんなオンとオフの切り替えがすごく上手いですね」。成長した姿をグランドで披露できないことは悔しいだろうが、かつてのチームメイトたちとの再会は、彼にとっても楽しみに違いない。
 
 さて、試合の展開に目を移すと鹿島にとっての懸念点はマルキーニョスの不在だ。前節のF東京戦では、代わりに出場した大迫勇也がほとんど見せ場をつくることができず、試合中、オリヴェイラ監督から名前を呼ばれることが頻発した。興梠慎三が公式戦4戦連発と絶好調なだけに、ここで結果を出さないとさらに差が開いてしまうことになる。怖れを知らない若さで思い切ったプレーを見せて欲しいところだ。

 広島は復帰したばかりの青山敏弘が再び怪我をしてしまい戦列を離れることになった。中盤のキープレイヤーだっただけに非常に痛い。ただ、鹿島も中盤の運動量には不安が残る。ロングボールにも特徴を持つ両チームだが、中盤の選手がすばやくフォローに入れば大きな傷にはならないはずだ。中盤を制したチームが試合も制することになるだろう。


以上
2010.04.17 Reported by 田中滋


新井場の弟こと佐藤昭大がレンタル元の広島との対戦ということでコメントを発しておる。
ここまでのところ、第二GK争いは杉山に軍配が上がっておるが、最終的にどうなるかは分かる由もない。
佐藤昭大はまだ若く、将来のある身である。
ここで耐えることも糧となるのだ。
王者の空気を吸うことで、自分に実が付き成長することを実感することであろう。
明日、佐藤昭大が出場せずに済んで欲しい。
そんな中で、彼は成長していくのだ。
逆に先発が予想されるFWの大迫には厳しい意見が飛んでおる。
若さで思い切ったプレイを期待しておるとは田中氏の弁。
確かに先週の試合は消極的にも思えた。
大迫もこのチャンスを逃すまいと思う気持ちと、重圧に苦しんでおるのやも知れぬ。
彼ほどのスターも苦悩するのである。
それが若さというもの。
ここを切り抜けて、更なる成長を遂げてくれると信じておる。
未来のエースとして明日は思い切ったプレイ以上に得点を期待したい。
後白河皇は義経を解官し、散り散りになった義経・行家を召し取るよう院宣を近国の国司に下した。

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