鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山形・誓志、ボランチ失格

2010年03月02日 | Weblog
山形新ボランチ増田が“失格宣告”に発奮
 指揮官の「傷に塩作戦」で、モンテの新戦力が復活した。J1山形小林伸二監督(49)が、不振を極めていたMF増田誓志(24)に、あえてボランチ失格を宣告し、発奮材料とさせてよみがえらせた。最後の調整試合となった仙台戦(2月27日)で、増田は指揮官を見返した。失いかけていた自信を取り戻し、6日の開幕戦(対湘南)に臨む。

 仙台戦の前のミーティング。開幕直結のメンバーが組まれた先発発表に、増田の名前はなかった。戦術を説明し解散した後、小林監督は増田を呼んだ。キャンプ中の練習試合で、増田の攻撃偏重ぶりが編集された映像を見せながら、耳に痛い言葉を並べた。

 小林監督「いろんな考えがあるけど、ボランチに大切なのは守備だと思う。(鹿島時代に多かった)途中出場ならイチかバチかの動きでいいけど、先発で同じ考えでプレーしてたら、強い、弱いに関係なく出られるチームはない。だから鹿島で出られないんだよ

 恩師の鵬翔高(宮崎)松崎博美監督(59)が「何でもできるうまい子だけど、気持ちが繊細」と評する増田に、ダメ出しして奮起させるのは、かなりのかけ。だが、攻撃面での期待を意識しすぎていた増田は「攻める意識が強すぎてチームのバランスを崩してた。やっと(山形の)戦術が分かってきた」と、途中出場した仙台戦後に明るい表情を見せた。必要以上に肩に掛けていた重しが取れた。

 半月前、雲仙キャンプで増田は、シャイな性格とコンディション不良からチームに融合できず、自信を失っていた。だが開幕に向けて上向き、指揮官も「計算できる」と認める状態になった。開幕まであと4日。「先発を目指しますよ」という、増田の目が光っていた。
【山崎安昭】
 [2010年3月2日9時12分 紙面から]


山形にレンタル中の誓志がボランチ失格の烙印を押されたとのこと。
しかし、そこで奮起した誓志が戦術理解をし先発を目指すと目を光らせておる。
誓志はまだ死んでおらぬ。
山形でレギュラーを取れぬようでは、鹿島でベンチ入りすら怪しくなるというもの。
ここで発奮せねば、いつ発奮するというのであろうか。
とはいえ、誓志のボランチ適正は低いと言わざるを得ぬ。
鹿島での途中出場はともかくとして、昨年、一昨年のサテライトでのボランチ起用を見る限り、誓志がボランチとして輝いておった試合は一つもなかった。
やはり、この男の居場所は攻撃的な中盤なのである。
スタミナがあり、運動量も豊富故、中盤の底から攻撃に絡む仕事も厭わぬことは事実であろう。
しかしながら、もう少し前目から攻撃を作れば天下一品の仕事をする男である。
そこで勝負させてほしいところ。
とはいえ、山形のチーム事情もあろう。
ボランチとして獲った経緯もある。
誓志としては、ボランチで勝負を掛けることは重要とも言えよう。
ここで、ポジションを得、経験と実績を積めば、鹿島復帰時のポジションもあり得る。
光った目を曇らせず、山形での活躍を祈っておる。
誓志に期待して止まぬ。

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2 コメント

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Unknown (空海)
2010-03-02 11:01:27
頑張っているんですね!
レギュラーを掴んで、楽しそうにプレーをする誓志が見られれば嬉しいです。
鹿島vs山形、有三さんと誓志がスタメンに入っていると信じています。
そして、大きなブーイングで迎えたいです!
輝きは (また来てね)
2010-03-02 14:52:34
どんなチームスポーツでもそうだと思うが、選手が輝くか否かは、監督の力に大きく左右されると思う。
鹿島では、それなりに輝いていた田代と増田だが、山形でさらに輝けるという保証はない。
他チームだが、数年前にはキラキラ輝いていたポンテ、阿部、鈴木が、全くつや消し状態の初戦の相手。柏木が入ってもどうにもならないと予想しています。