鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

川崎戦コメント・報道

2016年04月03日 | Weblog
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第5節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
ナビスコカップで2戦負けてしまったということで、ゲームの入り方は非常に難しかった。しかし選手たちは高い意識で立ち上がりから戦ってくれた。90分間戦ってくれて、非常に高いパフォーマンスだったと思う。1失点してしまったが、そこはほんのちょっとした守備の対応ミスから、やられてはいけない相手の特長を出させてしまった。そこは悔しく思う。今日もアウェイながら本当にたくさんのサポーターが来てくださった。その方々に勝利を届けられなかったことは非常に残念だと思う。

Q 試合に入る前の注意点は?

A 前からプレッシャーにいって、自由にボールをつながせないようにしようといった。川崎Fのパス回しは非常に質が高いので、そこでかわされてしまうと厳しくなる。そこの部分はしっかりブロックを作ってやろうといった。

Q 鈴木選手を入れた時、そのままサイドで起用した意図は?

A どちらかというと聖真のポジションが前の方がいいという判断。前向きに仕掛けることもできていた。そこを優先しての配置だった。





【植田 直通】
先制できたし試合には良い入り方ができた。しかし、失点した事はDFとして反省し、次に活かさなくてはいけない。防げた失点だったので悔いが残る。シーズン前に全試合を無失点という目標だったが、すでに2失点しているので納得していない。

【カイオ】
もっと点を取れればと残念な気持ちもあるが、お互い攻守において良さが出ていた試合だと思うので、悲観する内容ではない。得点シーンは、相手のGKとDFのコミュニケーション不足だった。正確に決める事ができて良かった。

【西 大伍】
良い試合というよりも、これくらいやらなきゃダメだと思う。今日は最低限の事はできていた。戦えない選手は試合をやってはいけない。全体的に守備は悪くなかったと思う。相手の狙いでやられる場面もあったが、シュートコースを切るなど対応ができていた。

【昌子 源】
簡単にいってしまうと勝てた試合だった。ナビスコカップを引きずる感じはしなかった。チャンスを多く作りながら点に結びつかなかった。失点は相手の得意パターンだったし、監督からも指摘されていたのにその通りにやらてしまった。反省しなくてはいけない。

【土居 聖真】
自分が決めることができれば、勝てた試合だった。誰が見てもそう思う試合。シュートを打つまではイメージ通りだが、決めないと意味がない。途中出場でのチャンスを増やし、決めるのは自分の仕事だと思う。上位対決だったし勝っていかないと優勝はできない。後ろが頑張ってくれたので、悲観せずに結果を出せるようにやっていきたい。

J1 1st 第5節 川崎F戦


本日行われたJ1 1st 第5節 川崎F戦は1-1で引き分けに終わりました。

1stステージ 第5節
2016年4月2日(土)15:03KO 等々力

[ 石井 正忠監督 ]
今日は、この前のJリーグヤマザキナビスコカップの2戦に負けてしまったということで、非常にゲームの入り方は難しかったと思うんですけど、選手がそれぞれ良い意識で、よく立ち上がりから戦ってくれたと思います。本当に90分間戦ってくれて、非常にいいパフォーマンスを見せてくれたと思います。1失点してしまいましたけど、そのシーンはほんのちょっとの守備の対応のミスから、やられてはいけないフロンターレさんの攻撃の特長の部分を出させてしまったので、そこの部分で失点してしまったことは本当に悔しく思います。今日もアウェイですけど、このスタジアムにたくさんのサポーターの方々が見に来てくれたので、その方々のためにも良い試合をしましたけども、勝利を届けられなかったことは残念に思っています。

--非常に良いサッカーをしていたと思いますが、フィニッシュを決め切れなかったのはどういうところだったのでしょうか?
それは難しいですね。選手に聞いてください。

--川崎Fの良さを出させないためにどういうところに気を付けたのでしょうか?
前からプレッシャーに行って、自由にボールをつながせないことをまずはやろうと思っていました。あとは、そこで当然フロンターレさんのパス回しは質が高いので、かわされてしまう部分については、しっかりブロックを作ってサイドに制限を掛ける形で守備をすることを狙いにやりました。

--決定的なチャンスの量は相手の3倍はあったように見えた。シュートのところまで行けるのはどうしてなのか?
僕が思うには、フロンターレさんのボックス内に入る形というのは中村(憲剛)選手からの背後へのスルーパスが非常に多いんじゃないかと思っています。うちのチームに関しては、様々な選手のコンビネーションによる崩しの形が多いから、チャンスが多く作れているんじゃないかと、僕自身は思っています。コンビネーションの部分は、いろんな組み合わせで練習していますし、それによって個人個人の特長がだいぶつかめてきた部分があります。昨年からの積み重ねだとは思いますが。その辺があるので、特長をみんなで生かそうというところなんじゃないかと思います。

--鈴木 優磨選手を入れたときに、例えば選択肢として土居 聖真選手を下げて鈴木選手を前にということもあったと思います。そのまま土居選手を前で使った意図は?
どちらかというと、聖真のポジショニングが、前のほうがいいだろうということでした。チャンスも多く作っていましたし、ボックス内への進入の回数もかなり多くて、前向きに仕掛けることもできていた。その辺を生かすために、どちらかというと下がったポジションより、前線のポジションの方がいいんじゃないかと思いまして。聖真のポジションを優先してやりました。

1stステージ 第5節
2016年4月2日(土)15:03KO 等々力

[ 鈴木 優磨 ]
決定機が多い中で1本も決められないとこうなりますよね。

--決められそうな場面はあった?
決めたかったです。

--ヘディングは狙ったところに行っていた?
下がりながらだったんですけど、思ったよりもGKの側に行ってしまった。また切り替えて頑張ります。

[ 遠藤 康 ]
(チャンスを)外したのもあるけれど、立ち上がりからみんな気持ちが入っていた。こういう戦いを続けていくことが大事かな。結果が出れば最高ですけど、結果が出なかったので、また切り替えてやりたいです。

--Jリーグヤマザキナビスコカップでの2連敗をどう消化しようとしていた?
代表選手は関わってないけれど、うちらみたいに出ている選手も結構いたので。この試合(Jリーグヤマザキナビスコカップの2試合)は立ち上がりの10分、20分で軽いプレーが多過ぎた。誰がということではなく、チーム全体で多くて。だから、今日は立ち上がりからチーム全体で球際も行っていたし、良い形でシュートまで無理矢理でも行けていたことが勢いにつながった。(金崎)夢生とか(赤)秀平がシュートで終わってくれたのが良かったかなと思います。

--今週は練習から良い形が出ていた。切り替えることができていた?
練習でできていれば試合でもできる可能性が高くなるだけで、練習が良くても試合がダメなことはある。でも、内容とかじゃなくて、今週の練習はみんなが言いたいことを言って、そういうのがちょっとけんかっぽくなったりもしたけど、それをみんなで良い方向に持って行けたのかなと思います。

--練習中にどのようなコミュニケーションがあった?
紅白戦の中でとか。それをうまく持って行ったのは(小笠原)満男さんとかソガさん(曽ヶ端 準)だった。言い合いくらいがちょうどいい。

1stステージ 第5節
2016年4月2日(土)15:03KO 等々力

鹿島にとっては「逃した」試合。川崎Fはポジティブにとらえる

浦和が金曜日に行われた甲府との試合で勝利を収めたことにより、暫定首位に浮上。追越された川崎Fは首位の座を奪い返すためにも勝利が必要となった。しかし、この状況下で川崎Fは度重なるアクシデントによりベストメンバーで臨めない事態に立たされる。

MF大島 僚太はこの試合に間に合わず、FW大久保 嘉人も痛めた左足が万全には戻らずベンチスタート。さらに今季、好調を保っていたDF車屋 紳太郎が試合前日の練習で負傷離脱をして、メンバー外になるというアクシデントも発生。先発に名を連ねたFW小林 悠も負傷が完治したとはいえない状態であり、ベストとはほぼ遠い陣容で臨んだ。

序盤から持ち前のショートパスと選手の動きが連動した攻撃でペースをつかもうとした川崎Fに対し、鹿島は前線から激しいプレッシャーを掛ける。「前からプレッシャーに行って、ボールを自由につながせないということはやっていました。フロンターレさんはパス回しの質が高いので、当然かわされてしまうところもありますが、そういうところはしっかりブロックを作ってサイドに制限を掛けるということでやっていました」(石井 正忠監督)というチームの狙いを前面に出す。これに対して川崎Fはなかなか攻撃の活路を見いだせなかったが、自らミスをして、大きなピンチを招くという場面も少なかった。ただし、1失点目までは。27分、自陣左サイドでスローインをMF森谷 賢太郎に当て、返ってきたボールを受けたDF谷口 彰悟が前方にクリアをしようと試みる。しかし、これを蹴り損ない、高い弾道で自陣のゴール前へ。DF奈良 竜樹をはじめとした守備陣が落下点を読んで処理をするより先に、MFカイオがボールの落ち際に右足を合わせてネットを揺らした。「流れが悪くなかったぶん、ああいうことをやってしまったのは良くなかった」と谷口は悔やむ。

苦い形で失点をしてしまい、その後が危ぶまれた川崎Fだが、36分に同点弾が生まれる。中央でボールを受けたMF田坂 祐介のパスに抜け出した小林がGK曽ヶ端 準より先に触ってゴール前へボールを送ると、これをMFエウシーニョが頭で押し込み、1-1のタイスコアに戻した。中央を崩していく川崎Fらしい形であった。

後半に入ると両チームが時間帯によって交互に押し込む展開となり、幾多のチャンスが生まれるも、両者ともにこれを決め切れず。勝点1を分け合う結果になった。ただし、「正直、ピンチの方が多かったですし、難しい試合でした」と小林が語るように、負ける可能性が高かったのは川崎Fだ。その中でもGKチョン ソンリョンの好セーブやDFエドゥアルドの強い耐久力をもって粘り抜き、勝点1を得たことをチームはポジティブにとらえている。

逆に鹿島にとっては勝ちを「逃した」試合と言っていい。常勝軍団の強さを見せた一方で、やや後味の悪い試合になった。

[ 文:竹中 玲央奈 ]

【川崎F vs 鹿島】カイオが試合を動かす!
2016年4月2日(土)



上位対決となったこの試合は27分、相手のクリアミスに反応したカイオが冷静に流し込み先制ゴールを決める。カイオはこれが今季初ゴールとなった。

【川崎F vs 鹿島】迫力の空中戦!
2016年4月2日(土)



植田直通(鹿島)と森本貴幸(川崎F)が迫力ある空中戦を繰り広げる。

川崎Fと鹿島の白熱の上位対決は1-1ドロー…川崎Fは浦和に首位明け渡す
16/4/2 16:56

[4.2 J1第1ステージ第5節 川崎F 1-1 鹿島 等々力]

 J1リーグは2日、第1ステージ第5節を各地で行った。等々力陸上競技場では1位川崎フロンターレと3位鹿島アントラーズが対戦。鹿島が前半27分にMFカイオのゴールで先制したが、同36分にMFエウシーニョのゴールで川崎Fが追いつき、上位対決は1-1の引き分けに終わった。

 ここまで3勝1分と唯一の無敗で首位に立つ川崎Fは、ポルトガル遠征から戻ったU-23日本代表DF奈良竜樹、代表を負傷離脱したFW小林悠らが先発に名を連ねた。一方でFW大久保嘉人がベンチスタートとなり、代わりにFW森本貴幸が入っている。対するナビスコ杯でまさかの2連敗を喫した鹿島は代表勢が先発起用されている。

 鹿島は前半24分にDF植田直通のパスが味方に当たってMFエウシーニョにシュートまで持ち込まれるもGK曽ヶ端準がキャッチしてピンチを免れると、同27分に先制に成功する。右サイドのDF谷口彰悟のクリアボールがゴール前上空に舞い上がり、奈良が落下地点の憶測を誤ったところをカイオが見逃さず、右足ダイレクトで押し込み、スコアを1-0と動かした。

 ミスから先制点を献上した川崎Fだが、前半36分に同点に追いつく。MF田坂祐介のスルーパスで抜け出した小林がGK曽ヶ端準との接触を恐れず、ループシュートを放つ。ゴール方向に向かったボールは威力はなかったが、エウシーニョが無人のゴールに押し込み、1-1。アディショナルタイム2分にはMF遠藤康の強烈ミドルが枠をとらえたが、GKチョン・ソンリョンの好セーブで前半を終えた。

 後半最初にチャンスを作ったのは鹿島。後半5分、FW金崎夢生のパスをPA内左で受けたカイオが縦に仕掛けてマイナスに折り返す。フリーで飛び込んだ遠藤が左足で合わせるもゴール上に外れ、決定機を逃す。一方で川崎Fはベンチスタートの大久保を後半13分に投入し、逆転に向けて攻勢を強めた。

 お互いに前への意識が高く、中盤に多くのスペースが生まれてオープンな展開となる。鹿島は後半22分、23分と立て続けに金崎と途中出場MF土居聖真のコンビでゴールに迫る。同32分にも決定機が訪れたが、DF山本脩斗がオーバーラップから折り返したボールに土居が右足で合わせるも枠を外れ、土居は悔しそうに地面を叩いた。

 後半37分には川崎FがMF中野嘉大、鹿島がFW鈴木優磨が投入し、最後のチャンスにかける。同45分には、鹿島の鈴木が決定的なヘディングシュートを放つもGKチョン・ソンリョンが得点を許さず、1-1のまま試合は終了。お互いに勝ち点1を分け合い、川崎Fは無敗をキープしたものの浦和に首位を明け渡す結果となった。

川崎、鹿島との上位対決ドローで首位陥落…両者とも公式戦3試合白星なし
 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第5節が2日に行われ、川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦した。

 川崎は前節のヴァンフォーレ甲府戦で4-0の快勝。首位をキープして代表ウィークに入った。だが、リーグ戦中断期間に行われたヤマザキナビスコカップの2試合では1分1敗。今試合は公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。3月29日に第3子となる次女が生まれた中村憲剛は先発メンバーに入り、リーグ戦3試合連続ゴールとなる祝砲を狙う。小林悠は日本代表を負傷離脱したものの、今節には間に合いスタメンに名を連ねた。その一方で負傷した車屋紳太郎、大島僚太らが欠場。大久保嘉人はベンチスタートで、代わりに森本貴幸が2トップの一角に入った。

 対して、鹿島は前節FC東京戦で2-0の勝利を収めて、3位で中断期間を迎えた。だが、植田直通がU-23日本代表に、昌子源と金崎夢生が日本代表に招集されて不在の中、ナビスコ杯で2戦連敗。同じく公式戦3試合ぶりの白星を挙げて、嫌な流れを断ち切りたいところ。先発メンバーには、植田、昌子、金崎が復帰。柴崎岳、小笠原満男、赤崎秀平らも名を連ねた。

 この試合のファーストシュートは鹿島。5分、右サイドからのクロスに、中央の金崎が頭で合わせるが、シュートはGKチョン・ソンリョンにキャッチされた。すると27分、一瞬の隙をついた鹿島が先制に成功する。川崎DF谷口彰悟が左サイドでスローインの返しを大きくクリア。だが、キックミスでボールは自陣エリア内へ。それに反応したカイオがいち早く落下点に走り込み、右足で合わせてゴールネットを揺らした。

 ミスから先制を許した川崎だが、36分に試合を振り出しに戻す。田坂祐介がエリア内へ浮き球スルーパス。反応した小林がエリア内に抜け出し、相手GKの手前で高く蹴り上げる。GK曽ヶ端準の頭上を越したボールを、フリーのエウシーニョが頭で押し込んで同点とした。前半は1-1で折り返す。

 川崎は森谷賢太郎を下げて、エドゥアルドを投入し後半を迎える。鹿島は55分、赤崎に代えて土居聖真を投入。川崎も森本を下げて大久保をピッチに送り出した。鹿島は67分、エリア内右の金崎が中央へ鋭いクロスを供給。DFが触ったこぼれ球を土居が右足で合わせるが、GKチョン・ソンリョンに阻まれた。その直後にも、エリア内右に抜け出した金崎が中央へ折り返し、土居がワントラップから右足を振り抜くが、シュートは枠を捉えられなかった。77分には、カイオのスルーパスでエリア内左に抜け出した山本脩斗が深い位置からマイナスの折り返し。中央の土居が右足で合わせるが、これも枠の右に外れた。

 82分、鹿島は遠藤を下げて鈴木優磨を投入。川崎は武岡優斗に代えて中野嘉大を送り出し、交代枠を使い切る。鹿島も87分に小笠原を下げて永木亮太を入れ、交代枠を使い切った。鹿島は90分、左サイドの山本からのクロスに鈴木が頭で合わせるが、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。試合はこのまま1-1で終了。上位対決はドローで終わり、勝ち点「1」を分け合った。両チームとも公式戦3試合白星なし。川崎は、今節すでに勝利していた浦和レッズに首位を譲り、2位に転落した。

 川崎は、6日にアウェーで行われるヤマザキナビスコカップ・グループステージ第3節でアルビレックス新潟と対戦。10日にJ1第6節でサガン鳥栖をホームに迎える。鹿島は、6日のヤマザキナビスコカップ・グループステージ第3節で名古屋グランパスとアウェーで対戦。10日のJ1第6節でサンフレッチェ広島をホームに迎える。

【スコア】
川崎フロンターレ 1-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 27分 カイオ(鹿島)
1-1 36分 エウシーニョ(川崎)

鹿島引き分け、昌子守りきれず反省「絶対に勝てた」
[2016年4月2日19時21分]


前半、ゴールを決めて喜ぶ鹿島MFカイオ(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:川崎F1-1鹿島>◇第1ステージ第5節◇2日◇等々力

 首位攻防戦で逃げ切ることができなかった。

 前半27分に先制。スローインから川崎FのDF谷口彰悟(24)がペナルティーエリアの真ん中へ浮き球のクリアミス。落下点に走り込んだ鹿島MFカイオ(21)が右足で確実に決めたが、9分後に追いつかれた。カイオは「内容は押していたし、チャンスもつくれていた試合。欲を言えば勝ち切りたかった」と悔やんだ。

 1点を守れなかった守備陣も反省。日本代表DF昌子源(23)は「優勝するチームは、今日のような試合は必ず勝っている。絶対に勝てた」と反省。選手会長のDF西大伍(28)も「もっと要求し合わないといけない」と振り返った。

鹿島逃げ切り失敗に昌子「勝てた試合。負け同然」
[2016年4月3日7時41分 紙面から]

<明治安田生命J1:川崎F1-1鹿島>◇第1ステージ第5節◇2日◇等々力

 鹿島が逃げ切りに失敗した。

 MFカイオが相手クリアミスを決めた先制点の9分後に失点。前節まで4戦1失点の守備を破られ、日本代表DF昌子は「勝てた試合。負け同然」と反省した。攻撃陣はシュート16本も1点止まり。カイオは「敵地での勝ち点1を次につなげる」と前向きだったが、勝ち点2を失った内容だった。

鹿島、攻めまくるも1得点で引き分け…昌子「負け同然です」

前半、ゴールを決める鹿島・カイオ=等々力陸上競技場(撮影・蔵賢斗)

 明治安田J1第1ステージ第5節最終日(2日、川崎1-1鹿島、等々力)川崎の9本に対して16本のシュートを打ちながら1得点。日本代表FW金崎やMF土居らのシュートは精度を欠き、引き分けた。「チャンスは多かったのに。勝ち点3がほしかった」とため息をついたのは、先制点を挙げたMFカイオ。日本代表DF昌子は「絶対に勝てた。優勝するチームはこういう試合で勝つ。負け同然です」と悔しがった。


後半、ゴール前で激しく競り合う鹿島・金崎=等々力


前半、先制ゴールを決める鹿島・カイオ(右)=等々力


鹿島 奪首失敗ドロー DF植田猛省「防げた失点」
明治安田生命J1第1S第5節 鹿島1―1川崎F (4月2日 等々力)


<川崎F・鹿島>前半、ゴールを決めた鹿島・カイオ(左)を祝福する金崎
Photo By スポニチ


 鹿島は、3点差以上で勝てば首位に立つことができたが、引き分けに終わった。前半27分にMFカイオの得点で先制したが、同36分に失点。

 U―23日本代表のポルトガル合宿から3月30日に帰国したばかりで先発したDF植田は「僕がもっと声を出していれば防げた失点」と悔しがった。後半にはMF遠藤、土居らが決定機を迎えながらもネットを揺らすことはできなかった。
[ 2016年4月3日 05:30 ]

鹿島はシュート16本で1点 打てども打てども勝ち越せず…

後半、シュートを放つ川崎・大久保。右は鹿島・昌子=等々力

 鹿島は2点目が遠かった。前半27分に相手のミスを突いてカイオが幸先良く先制し、その後もゴールを狙って前後半計16本のシュートを放ちながら、追加点を奪えなかった。終了間際には左クロスを鈴木が完璧に合わせたが、相手GKに右手一本でかき出された。

 代表活動期間中に行われたヤマザキナビスコ・カップでは連敗。「いいプレーは見せてくれた」と石井監督は選手を称えたが、悪い流れは断ち切れなかった。



チンチロリン


「勝てた試合だった」と口を揃える源と聖真である。
失点を悔やみ、決定的チャンスを外しまくったことは無念と言えよう。
Jリーグ公式のインタビュアーが「決定的なチャンスの量は相手の3倍はあったように見えた」と言うように、チャンス数は圧倒しておった。
しかしながら、サッカーという競技はチャンスの数を競う球技ではない。
誤審もあり、結果的にゴールネットを揺らした数だけが重要なのである。
この試合、結果は望むものではなかった。
とはいえ、若い選手は得るものを得、チームとしての熟成を感じさせられた。
最終的に一番上に行こう。
期待しておる。


チンチロリン

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