鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

フィジカル・ライティ佐々木“よよ”竜太躍動

2008年04月09日 | Weblog
鹿島FW陣北京国安戦で好調アピール

どしゃぶりの中、鹿島の選手らは帽子とネックウオーマーで顔を隠して練習
 鹿島FW陣が代表スタッフに好調ぶりを見せつける。9日のACL北京国安戦(ホーム)は国内で唯一開催される公式戦。A代表、U-23代表の両スタッフも視察に訪れる予定で、21日から23日の代表合宿はアウェー北京国安戦(23日)のため参加できない鹿島FW陣にとっては、貴重なアピールの場となる。8日の公式会見にチーム代表として出席した代表FW田代をはじめ、U-23代表FW興梠、まだ未招集のFW佐々木が5日千葉戦でのFW全員得点の再現を狙う。
 鹿島FW陣が勢いそのままにACLに臨む。5日の千葉戦でFW登録4人全員が得点をマーク。好調維持の空気は漂っている。リーグ戦、ACLともに2戦連発中の田代は2月の東アジア選手権・中国戦から、この日の対戦をイメージしていた。「中国戦は北京国安の選手がいると聞いていて、ACLで当たると思って試合をした。自分の中に印象は残っている」と対戦データを生かすつもりだ。
 代表スタッフの目がこの一戦に注がれる。北京国安戦は9日開催の唯一の国内公式戦。A代表の岡田監督、U-23代表の反町監督は視察を見送る予定だが、両世代のスタッフが代わりに目を光らせることになる。
 現在の好調とは違い、3月下旬の代表招集時は田代は左ひざ痛を抱え、興梠も故障上がりと本調子ではなかった。20歳の佐々木は未招集で無印だが、今季公式戦4戦でわずか54分間の出場ながら3得点。U-23代表のFW候補がクラブで好成績を収めていない中で、佐々木の実績は目立つ。
 今月中旬の代表合宿は次戦のACLと重なって参加できないため、この一戦は貴重な場だ。北京国安は07年リーグ1位の失点数と堅守で、逆に打ち破ればアピール材料になる。「イメージ通り守備は安定している。でもそこをこじ開けたい」(田代)。代表への道もこじ開ける。 【広重竜太郎】
 [2008年4月9日8時51分 紙面から]

鹿島、勝率100%田代弾で北京国安ブッ潰す ACL第3戦

春の嵐の中、北京国安戦に向けて練習するFW田代
 エースの“常勝神話”がJ王者を勝利に導く。鹿島は9日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグF組、第3戦・北京国安(中国)戦(ホーム)を迎える。リーグ戦で2戦連発と調子を上げている日本代表FW田代有三(25)は意欲十分。鹿島入団以来、田代が決めればチームは23戦全勝。今回も自身のゴールで相手をたたきのめすつもりだ。


前日会見に臨んだ(右から)鹿島の田代、オリベイラ監督、北京国安の李章洙監督、MF陶偉
 横殴りの雨に、風速10メートル超の強風。ボールをければ、大きな水しぶきが体を包む。最終調整には全く適さない悪天候。それでも、田代は翌日に控えた決戦に、自信をみなぎらせた。
 「(北京国安は)守備が安定していて失点が少ない。そこをこじ開けられれば、相手は焦るだろうし、先制点は大事になると思う」
 約1時間のミーティングで、北京国安を分析。その後、グラウンドで約1時間、ボール回しなど軽めの練習を行った。チームとして万全の対策をとってきた鹿島だが、田代自身も“007”となって相手選手の調査を進めていた。


 2月の東アジア選手権でのことだ。岡田ジャパンの一員として中国・重慶に渡った田代にとって、代表デビューとなった大会。しかし、20日の中国戦では慌てるどころか、ひそかに北京国安戦も見据えていた。

 「やる前から、北京の選手がいるのはわかっていた。ACLで当たると思っていた。よく覚えています」。その時のDF4人のうち北京国安の2選手のデータはインプットできている。

 中国リーグの成績もチェック済み。「代表レベルの選手が多いですね」と、中国代表経験者が北京国安に7選手いることもきっちり把握している。試合前で多くは語らなかったものの、ビデオで見た北京国安の失点シーンについては「DFがついていけないところがあった」。自分なりに攻略の手応えをつかんで、9日の試合に臨む。
 田代が鹿島に入団してから、得点を決めた23試合でチームは全勝している。不敗ではない。引き分けすらないのだから、正真正銘の「全勝」だ。
 「勝つか負けるかで、予選を突破できるかが、半分以上決まってくる。一番大事な試合。国の代表としても、絶対に負けられない」。勝てば、8強入りがぐっと近づく一戦。得点王へ。いや、“常勝神話”を続けるため、頼もしいストライカーは虎視眈々(たんたん)とゴールを狙う。
(峯岸弘行)

完全防備の田代(左)とFWマルキーニョス(撮影・財満朝則)

★内田は寝坊で遅刻
 鹿島は午前9時からミーティングを行い、相手チームの特徴を映像などで分析した。ところが、日本代表DF内田の姿がない。ミーティング終了間際にやっと到着した内田は「起きたら9時40分でした」。その後の練習には豪雨の中をハツラツとプレーし、北京国安との重要な一戦に「特に意識せず、いつも通りやりたい」と力を込めた。


★得点王も狙える
 昨年のACLでは、MFポンテ(浦和)が5得点を挙げ、得点王として表彰を受けた。今年の田代はACL2試合で、すでに3得点。同僚のFWマルキーニョスが5得点とゴールを量産しているものの、十分に得点王も狙える位置にいる。


★敵将名指し警戒
 北京国安が公式練習を行った。守備の中心は、東アジア選手権で、田代と同じピッチに立ったDF徐雲龍、張帥。攻撃陣は元広島のブラジル人FWチアゴら助っ人勢が要注意だ。ホンジュラス代表FWマルティネスは、国内リーグの5日の試合で右太ももを痛め、別メニューが続いていたが、この日は全体練習に合流。韓国人の李章洙監督は「あすの午前中の状態を見て決めたい」と話した。同監督は、警戒する選手にFW田代、マルキーニョス、MF小笠原、DF岩政を挙げるなど、こちらも研究済みの様子。


★中国メディア珍問連発
 北京国安が6日に来日したのに合わせ、約10人の中国メディアが来日。この日の記者会見では、珍しい!?質問が飛んだ。「1年のクラブの予算は?」と聞かれたオリベイラ監督は、「私は現場の指揮をしている。予算に関する役割は専門的な人がいるので」と戸惑いの表情。田代にも「負けたらどうしますか?」と難しい!?質問が。「負けることは考えていない。負けてしまったら、そのとき考えます」と苦笑いを浮かべていた。


■田代 有三(たしろ・ゆうぞう)
 1982(昭和57)年7月22日、福岡県生まれ、25歳。福岡大在学中の03年に大分、04年は鳥栖の特別指定選手として出場し、05年に鹿島入団。03年のユニバーシアード代表に選出されたが、各世代の日本代表には招集されなかった。代表デビューは08年2月の北朝鮮戦で、通算3試合0得点。J1今季5試合2得点、同通算55試合16得点(8日現在)。J2通算10試合1得点。1メートル81、77キロ。


鹿島秘密兵器は“百発百中男”佐々木

激しい雨のため、ネックウオーマーに帽子という完全防備の状態で練習する鹿島イレブン
Photo By スポニチ
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ第3戦は9日に各地で行われる。F組で2連勝の鹿島はホームで北京国安(中国)と、G組で1勝1分けのG大阪はアウェーでメルボルン(オーストラリア)と対戦する。中3日の過密日程で試合に臨む鹿島で大暴れが期待されるのが、驚異の決定力を誇るFW佐々木竜太(20)だ。U―23日本代表の反町康治監督(44)も注目する“鹿島の秘密兵器”が、相手守備ラインをズタズタに切り裂く。

 横殴りの強い雨が吹き付ける中、FW佐々木は一心不乱にボールを追いかけていた。北京国安戦に向けた前日練習を終え、若きストライカーは「FW(に求められるもの)は得点なので、あしたも点を取りにいきます」とゴールへのどん欲な姿勢を示した。

 狙った獲物は逃さない。今季はここまで4試合に出場し、合計わずか43分間の出場時間でシュート3本を放ち3得点。90分フル出場に換算すると平均6・29ゴールという驚異の決定力を誇る。昨季もサテライトリーグで8試合9得点と大暴れ。得点王に輝き、チームを優勝へと導いた。MFからFWにコンバートされた高校時代もシュート2本に1本くらいの割合でゴールネットを揺らしていたそうで「確実なものだけ打つようにしている」とこともなげに話した。

 課題の克服にも積極的だ。プロ初得点を記録した昨年5月26日の甲府戦後に、オリヴェイラ監督から苦手とする左足シュートの精度アップを命じられた。一念発起し居残り練習などでシュート練習を積み重ねてきた。昨年10月に左くるぶしを骨折し残りのシーズンを棒に振ったが、今オフはチームでもっとも早く始動。今季への意気込みには並々ならぬものがある。

 そんな佐々木にはU―23日本代表の反町監督も注目しており、2月には指揮官自ら宮崎合宿を直々に視察。ある代表スタッフは「楽しみな選手。(五輪まで)追いかけ回しますよ」とその潜在能力の高さを高く評価している。オリヴェイラ監督からも「高い意識がこの好調を支えている」と絶大なる信頼を寄せられている“鹿島のスナイパー”が、負けられない一戦でその鋭いきゅう覚をさく裂させる。
[ 2008年04月09日 ]

鹿島・佐々木、北京倒して北京行く…9日ACL第3戦

水しぶきをあげてヘディングする鹿島・佐々木
 F組の鹿島は8日、北京国安戦(カシマ)に備え雨の中約1時間、公式練習を行った。今季公式戦で、シュート3本で3得点と決定率100%のFW佐々木竜太(20)が、持ち前の決定力を披露することを宣言した。U―23日本代表の反町康治監督(44)が、強化視察指定選手に指名していることも判明。必殺仕事人が五輪代表入りへ向け、アピールする。

 鹿島の若き“必殺仕事人”が、自らの得点で予選突破を確実にする。勝利すれば、1次リーグ突破に大きく前進する北京国安戦。ベンチ入りが決まったFW佐々木は「そりゃ、出たら点を狙いますよ。それがFWだし、得点が命のポジションだから」と宣言。激しい風雨の中、ランニングなどで調整に励んだ若武者は、闘志をむき出しにした。

 驚異の決定力を誇る。今季は公式戦4試合に出場。合計44分間の出場ながら、3得点を記録している。内容も驚がくのシュート3本で3得点。FWが夢にみる「打てば、入る」を実行する決定率100%男だ。本人は「昔から2本に1本は決めていた」と関心すら示さないが、「ゴールに近づいて、確実に打つから」とその秘けつを明かした。

 U―23日本代表の反町監督も、この逸材を見逃していない。今季から視察強化選手としてリストアップ。鹿島のほぼ全試合にU―23代表スタッフを派遣し、佐々木らを徹底チェックしている。「佐々木? 楽しみな選手で(五輪まで)ずっと追いかけ回しますよ」と同代表スタッフ。これまで各カテゴリーで代表歴がないため、反町ジャパンの秘密兵器にもなりうる存在だ。

 チームは今季リーグ、ACLで7試合全勝と絶好調。オリヴェイラ監督は「ベンチの選手たちが、この好調を支えてくれている」と、佐々木を始めとするベンチ組の活躍に敬意を表した。鹿島入団後は、サテライトリーグを含め、23試合14得点(出場時間868分)。62分に1点という高速ペースをたたき出している佐々木。ゴルゴ13のデューク東郷に迫る決定力で、北京国安と、北京五輪へのゴールをこじ開ける。

 ◆佐々木 竜太(ささき・りゅうた)1988年2月7日、茨城県生まれ。鹿島学園でMFからFWに転向。3年時の全国高校選手権ベスト8入りが認められ、06年に鹿島に入団。日本人離れした突破力と、ゴールへの嗅覚(きゅうかく)に優れたストライカー。昨季サテライトリーグ得点王(9得点)。リーグ通算10試合3得点。180センチ、74キロ。
(2008年4月9日06時01分  スポーツ報知)

鹿島・田代、威嚇作戦…9日ACL第3戦
 鹿島の日本代表FW田代が8日、ACL第3戦の北京国安戦に向け心理戦を視野に入れた。東アジア選手権(2月)で中国と対戦した際には、悪質なファウルを受けるなど、荒れた試合になった。同じ中国の北京国安戦では「汚いファウルを受けた場合は、心は冷静に顔だけ怒ってみせたりする」と威嚇作戦に打って出る考えも披露。「相手は失点は少ないが、(失点シーンは)崩されていた」と、攻略に自信をのぞかせた。
(2008年4月9日06時01分  スポーツ報知)

鹿島・内田、50分遅刻…9日ACL第3戦
 鹿島の日本代表DF内田が8日、寝坊で9時からの練習に遅刻し、チームに罰金1万円を支払った。「寮のおばさんに起こされた。起きたら9時40分だった」と大あわてでクラブハウスにかけつけ、約50分遅れて練習前のミーティングに途中から参加。練習後は、反省しきりで「明日の試合は頑張りたい。勝利に貢献できるように」と、巻き返しを誓っていた。
(2008年4月9日06時01分  スポーツ報知)

必勝伝説の田代、寝坊の篤人と代表絡みで記事を作るかと思いきやスポニチと報知が佐々木“よよ”竜太を推してきた。
強さ・速さ・巧さを兼ね備えるストライカーであるが、ここでは嗅覚に注目である。
あれだけゴールだけを見てプレイする選手はFWだとしても日本人では珍しい。
チャンスを与えれば得点するのは至極当然である。
下位のクラブであれば即スターティング・メンバーであろう。
しかしながら、我等は常に勝利を強いられたクラブである。
FWに与えられるタスクはゴールだけではない。
従って”よよ”に与えられるポジションはスーパーサブとなっておる。
とはいえ、この得点感覚を何時如何なる時でも発揮できるよう研ぎ澄ませておけば、自ずと出場機会は増えて行くであろう。
それがが彼に与えられた最重要タスクなのである。
いずれ90分間ボールが来ないときでも常に準備できるようになって行けば、試合開始時に名を連ねることとなろう。
決して今のポジションに満足することなく、そして腐ることなく精進を続けるのだ。
未来を我等と共にあろうではないか。

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