鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

川崎戦コメント・レビュー

2007年12月29日 | Weblog

鹿島アントラーズ  :監督  <試合終了>
ミスはあったが、総合的に見ていい内容だったと思う。勝負強さというか、練習でも試合でも自信に満ちあふれているように思う。私も信頼して送り出すことができる。これは昨日今日に生まれたものではなく、2月の宮崎キャンプから、序盤の勝てない時期でも、しっかりと取り組んできた成果だと思う。あと1つで優勝できるので、力を出し切れるように準備したい。

【第87回天皇杯準決勝 川崎F vs 鹿島】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
12月29日(土) 第87回天皇杯準決勝
川崎F 0 - 1 鹿島 (15:00/国立/22,457人)
得点者:72' 本山雅志(鹿島)
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●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
※会見は質疑応答から始まりました。
Q:守備面での指示について
「基本的には、川崎Fが攻撃的なチームなので、守備の意識は持たなくてはいけないと選手達には話をしました。当然ながら(川崎Fには)優秀な選手もいますし、ジュニーニョはJリーグの得点王でもあります。またその他の選手も優秀な選手、攻撃の能力が高いわけですから、ジュニーニョと鄭大世とマギヌンのトライアングルの入れ替わりも想定されることでしたし、またこれに絡んでくる両ウイングバックであったり、また中央でボールをさばいたりラストパスを出す選手がいます。ですので、まずそういったところをおさえるということです。特にジュニーニョをフリーにさせれば危険な選手であるし危険な状況を作り出す選手なので、そこをまずおさえるということでした。

また、そこの部分をおさえていけば、どこかで攻撃的なチームというのは、どこかで守備のウィークさ(弱点)が当然あるわけですから、(相手が攻撃的に)来たいなら来るようにという形で、できたスペースで今度は我々攻撃陣のスピードとテクニックを考えれば、それを打開できる場面は出てくるわけですから。

そういったことを考えながらやることができればと思っていましたし、そういった部分でマンマークでおさえる所をおさえていく。完璧にできたかと言われればそれは嘘になるが、人間がやる以上多少のミスはある。ただ全体的に評価した時には、我々が狙いにしていた部分は機能していた。守備でのアグレッシブさというこのチームの一つの持ち味が試合の中で出せたのではないかなと思います」
Q:ぜひお聞きしたいのは勝負強さについて。ツキ以外の要素で勝負強さの要因があれば教えてください。
「(遠いのでどうしても練習へ見に行けなくてゴメンナサイ。と言った質問者に対して)できれば今度昼食に招待しますので、そこでお話するのはどうですか?(笑)
その勝負強さというのは、正直ここ最近の試合でも僕自身もあなたと同じように感じている部分があります。練習だったり試合にあたっての表情を見ていると、本当に自信に満ちあふれている姿・顔だちですし、僕自身すごく彼らを信頼して送り出しますし、心強さという部分では、彼らから逆にもらう部分もあるのではないかと思います。

当然ながら、試合で見せた勝ための執着心、ボール一つを追いかける執着心という部分もあります。正直言うと、こういったものは昨日今日で培ったものではなくて宮崎のキャンプから、僕がどういう指導者でどうようにやっていくのかという話から始まって、毎日やることに対してやることに対して納得してもらって意欲的に取り組んでもらうということを言い続けてきました。例えば、『高いポテンシャルを持っている選手達がそろっていると思う。その能力を出し切らずにサッカー人生を終わらせてしまうのか』という話をしたり、自信を少しづつ取り戻すこと、まず個の自信を取り戻すことで、自分が何ができるのか、何をやならくてはいけないかを整理できるようになったと思います。
それによって、練習の内容や質が変わってきますし、そうするとチームとしての結果が出てくる。今シーズンの序盤で結果が伴わなかった時も、おそらくこれでいいのかという気持ちがあったかもしれない。だが僕は『これでいいし、僕についてきて欲しい』ということをずっと言い続けて、彼らがついてきたことがこのチームの成熟、勝負強さにつながっているのではないかと思います。昨日今日に培ったものではなくて、積み重ねによってできたのではないかと思います。

(また質問者に対して)ただ、お昼ならいつでも・・・(会場笑)」
Q:ハーフタイムでの指示とダニーロ選手投入について
「まず前半のところで、相手が3バックなので両ウイングバックが攻撃に出てくるので、当然その背後はボールを奪った時、起点を作れる位置になる。その部分の使い方だったり、そこからの飛び出しというところが、ハーフタイムでの大まかな指示です。
後半の途中にダニーロを入れましたが、一つは相手の右サイド(こちらの左サイド)の攻撃的な部分(をケアしたい)があったので前半から守備の負担が大きかった。そしてダニーロを入れる前に4番の井川選手を入れて相手が攻撃的にやろうという意図を感じたのでダニーロ選手を入れておさえるという狙いがありました。うちも19番の森選手が攻撃的に出てくるので、必然的にその背後を狙っていた。僕自身はグラウンドが傾いているのではないかと思うくらいにお互いに一つのサイドしか使っていなかったので、グラウンド全体をワイドに使った方がいいという話をしました」
Q:広島との決勝へ向けた準備について。どういった戦い方をするのか?
「シーズンの終盤に中2日で試合することはなかなかない。肉体的な疲労だけではなくてメンタルな疲労もある。おそらく、貯蔵したエネルギーを今日おそらく使い切ったのではないかと思います。それぐらい厳しい試合でしたので、まず回復させることが大事な作業になりますし、少しでもエネルギーを蓄えられればと思います。急にシーズンの終盤で新しいことをやるということはありません。『グラウンド外の練習』が多くなるのではないかと思います。栄養、休養というところも含まれてきます」
以上

【第87回天皇杯準決勝 川崎F vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島)
「ゴールシーンはFWがいい形で競ってくれた。ボールを拾おうという気持ちで真ん中に入ったら、すごくいい形で落ちてきた。前半からシュートを外してて、決めてやろうと思っていた。勝因は勝ちたいという気持ちが強かったからだと思う。毎年元日に試合をやっているチームがあるのに、自分たちは何をやってるんだとうとここ数年思っていた。来年はそれができるからうれしい。広島はいいチーム。ケアをしないといけない選手がいっぱいいる。いい状態で戦えるように調整したい。
今日は守備的な部分では納得いかない部分がたくさんある。攻撃面も前半から何本もシュートを打っていたので、何とか決めたいと思っていた。シュートに関しては、軽く打つとふかすし、しっかりミートして振り抜くことを考えて蹴った。タク(野沢)が走りこんできていたんで、タクに出すことも考えていたけど、それまで自分が外していたから自分で行こうと。ボールをよく見て打てば簡単だと思いますよ。タシ(田代)が競る時はいい確率で勝ってくれるし、セカンドボールも拾ってつなげることが自分の役目。あの場面は前にゴールしかなかったし、思い切っていった。
負けていい試合はない。リーグ優勝して成長できたし、まだチャンスもあるから次もしっかり戦おうと思っている。僕とかミツ(小笠原)とかヤナギさん(柳沢)とか3冠を知っている選手もいるけど、そうじゃない選手も多い。そういう選手たちの力が上がってきたからこそ勝ち続けられている」

●内田篤人選手(鹿島)
「あと1試合しかないし、自分たちが点を取って勝てればいいと思う。対面する選手にはいつも勝ちたいと思っている。今日は最初、運動量が少なかったし、相手のFWが速くて厳しい時もあった。でも川崎Fはいつもああいう戦いをしてくる。そんなに普段と違うとは思わなかった。向こうがいいペースでサッカーをしてきても、粘れれば勝てる。それは2年間やってきてよく分かっていること。まずは失点しなければいいと90分間ずっと思っていた。
モトさん(本山)はいいシュートを持ってるし、点を取った後もみんなで守りきった。あと1試合やったらタイトルを獲れる。これはJリーグで9連勝することを考えたらかなりラク。2日間いい調整をして勝ちたい」

●曽ヶ端準選手(鹿島)
「落ち着いてゲームに臨めた。川崎Fはガンガン来るという特徴のチーム。ボールの取られ方が悪くて、向こうに勢いよく攻められる部分もあったけど、球際のところをしっかり行く意識はあったし、チーム全体として落ち着いて対応できていたと思う。数多くの決定機を止められたのは、最後のところで守備陣もコースを寄せてくれる意識があった。相手も厳しいところというより、比較的いいポジションで打ってくれたんで、落ち着いて反応できた。僕自身はいつもいい準備をしてゲームに臨んでいる。今日がたまたまよかったみたいなことはない。今日は0で抑えたことが大きい。中盤で球回しされる時間帯もあったし、中盤の攻防がかなり激しかった。難しい中、しっかり点を取れて、守りきれたことがよかった。ここで勝っても1日に負けたら意味がない。次も勝って優勝したい」
●小笠原満男選手(鹿島)
「(高校の恩師の)斉藤先生が来ていたが、もう1回勝って喜んでもらえたらさらにうれしい。昨年、自分がイタリアで苦しんでいる時、いいニュースをもらってすごく励まされたんで。3年間お世話になって父親がわりだと思っているし、なかなか先生も全国でいい結果を残せなかったんで、去年の全国優勝のニュースはうれしかった。自分が鹿島で頑張ることが恩返しになると思う。
11冠目まであと1つなんで、いい休みにするためにも勝てればいい。ここ2試合苦しんだ後の快勝だが、僕らはいつも5-0で勝てるとは思っていない。カテゴリー下の相手といっても難しさのある試合だし、そういう中で勝てたからこそ、今日につながった。J1優勝した後、ここまで来られたことはみんなの力。サッカーは戦術、技術に加えて、気持ちの部分が大きく左右する。11人全員がピッチの上で同じように思っていないと勝てない。リーグ戦の最後の方になって、すごくいい感じできていて、その後パーティーなんかがあってふわっとした面もあったけど、またモチベーションが上がっている。いい雰囲気で次にもいけると思う」

●青木剛選手(鹿島)
「今日の守備のベースはマンツーマンと言われていたけど、9月の対戦の時とは違って臨機応変にやっていた。相手の攻撃のキーマンである鄭、ジュニーニョ、マギヌン、中村憲剛を入れ替わりながら見るという感じだった。マンツーマンがベースで、受け渡す時はしっかりやろうという約束だった。9月の時とは多少やり方は違った。自分自身、前半はちょっと戸惑う部分があったけど、前半途中からハッキリしてきた。中村憲剛がかなり高い位置に来るんで、そこで(小笠原)満男さんがピッタリ付いてしまうとマギヌンがフリーになっていたりする。そこを注意しながらやった。ソガさん(曽ヶ端)が止めたことも大きかったと思う。川崎Fは攻撃的なチームなんで、ゼロに抑えたことが大きい。みんな自信になったと思う」
●岩政大樹選手(鹿島)
「フロンターレと戦ってゼロに抑えたことがほとんどないので、気分がいい。監督の指示は9月に戦った時のようにマンツーマンで行けということだったけど、あの時はマンツーマンという言葉に反応しすぎた。今回は流動的にやったつもり。ある程度、自分たちのやり方があったし、相手の前の4人には必ず誰かが行くようにしてしっかり守った。全体として押し込まれるイメージはなかった。フロンターレとは攻め合いになると思っていたけど、それも予想通りだった。カウンターがいちばん怖い相手なんで、そこはケアした。ジュニーニョのスピードとか、鄭にも一発があるから。最後までプレッシャーをかけて外させようとした。決定機も何度か作られたけど、角度のないシュートばかりで、ソガさん(曽ヶ端)なら大丈夫だと思っていた。僕らは『シュートを打たれた』というイメージはあまりない。これで鹿島がまた『常勝』といわれる道のりへの第一歩を踏み出せたのかなという気がする」
●田代有三選手(鹿島)
「ああいう形でも点を取ってくれたモトさん(本山)に感謝しなきゃいけない。でも攻撃の形ももうちょっとやらないといけない。つなげるところをつないでいくとか。そういう苦しい中でも後ろが踏ん張ってくれて守りきれた。後ろの守備は安心して見ていられる。しっかりと守備してくれるし、信頼感がすごくある。今は試合をするごとに勝てるという気がする。点が入ればこれでいけると思うし、1点取られてももう失点しないと思えるし。だからこそ僕もしっかり点を取らないといけない。次は絶好の機会。点を取って勝ちたい。オフが短くなったけど、あと3日なら変わらない。絶対に勝つしかない。リーグ優勝してからは難しい試合もあったけど、今日は最後まで集中していた。決勝戦でも全てを出し切りたい。元日の決勝は初めてで楽しみ」

【第87回天皇杯準決勝 川崎F vs 鹿島】レポート:本山の際立った決定力と、しぶとい守りで川崎Fを撃破。今季2冠へ王手をかけた鹿島 [ J's GOAL ]
12月29日(土) 第87回天皇杯準決勝
川崎F 0 - 1 鹿島 (15:00/国立/22,457人)
得点者:72' 本山雅志(鹿島)
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左アウトサイド・村上和弘がディフェンスライン裏に抜け出してGK曽ヶ端準と1対1になった前半11分のビッグチャンスを皮切りに、90分間で4~5回の得点機を作り出した川崎フロンターレ。クラブ初タイトルを目指す彼らの決定機は鹿島アントラーズより確実に多かっただろう。だが、彼らは何を持ってしても、岩政大樹や曽ヶ端ら鹿島守備陣の分厚い壁を崩しきれなかった。
ジュニーニョと鄭大世の強力2トップ、トップ下のマギヌン、そしてゲームメーカーの中村憲剛の4人を消すために、鹿島オズワルド オリヴェイラ監督が採った策は「マンツーマンディフェンス」だった。が、そのやり方は9月1日のJ1第24節(鹿島ホーム)の時とは微妙に違っていた。前回は青木剛をジュニーニョにつけて密着マークさせたのだが、今回は岩政、大岩、青木、小笠原満男が流動的にマークを受け渡しながら守ったのだ。このやり方が見事なまでに機能。川崎Fは攻め手を失っていった。さらに背後に陣取る守護神・曽ヶ端がスーパーセーブを連発。どこまで行っても決して失点を許さなかった。
そんな堅守に後押しされた切り込み隊長・本山雅志が後半27分、ワンチャンスを確実にモノにする。田代有三が競ったボールが前線にこぼれ、DFがクリアしようとしたところに飛び込んだ背番号10が豪快に右足シュートを叩き込む。長い間「常勝軍団」と呼ばれたチームらしい老獪なサッカーで、鹿島は今季2冠達成へ王手をかけた。

2007年も残すところあと3日。29日の東京・国立競技場は前夜からの雨が止み、キックオフ時には気温が13.3度まで上がるなど、まずまずのコンディションに恵まれた。
今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)初参戦ながら決勝トーナメント進出の快挙を果たした川崎F。だが結局、ACLは準々決勝で敗退。J1は5位、Jヤマザキナビスコカップも準優勝と無冠のまま来てしまった。それだけに、天皇杯にかける意気込みは凄まじいものがあった。この日は10月末から左太もも負傷で長期離脱していたマギヌンが復帰。谷口博之の出場停止は痛かったが、それでも爆発的な攻撃力は健在だ。鹿島の方はJ1終盤戦の連勝を演出してきた最強イレブンが先発。2試合連続決勝ゴールを決めている柳沢敦はベンチスタートとなった。

川崎Fは立ち上がりからジュニーニョの速さ、鄭の力強さを前面に押し出してきた。マギヌンも小気味いい動きでリズムを作り、中村も鋭いパスワークを見せ付ける。右サイドの森勇介が果敢に勝負を挑み、左サイドの村上も裏に抜け出すなど、川崎Fらしい超攻撃的サッカーが早い時間から見られた。11分の村上の決定機に続き、22分にも村上が同じような形からシュートを狙う。前半の早い時間帯は彼らが主導権を握っていた。
10月10日のJリーグヤマザキナビスコカップ準決勝・ガンバ大阪戦(アウェー)以降、2ヶ月以上も勝ち続けている鹿島だけに、そんな川崎Fに対しても、普段通りのサッカーで応戦すると見られた。しかしオズワルド オリヴェイラ監督は相手の長所を警戒。それを徹底的に消す必要があると考えたのだろう。攻撃のキーマン4人にマンマーク気味に行ってフリーにさせないようにしたのだ。川崎Fのカウンターには何度かヒヤリとさせられたが、危ない場面は全て断ち切った。鹿島は予定通り、無失点で前半を折り返した。
後半も立ち上がりの時間帯が勝負どころと位置づけた関塚隆監督は、再び怒涛の攻めを指示した。2分にはペナルティエリア内で小笠原からボールを奪った中村がドリブルから強引にシュート。これはわずかに枠を外れてしまう。今度は16分、ジュニーニョがドリブルで内田篤人をかわしてゴール前でフリーになるが、肝心のシュートがクロスバーの上。どうしても得点に結びつかない。18分の鄭の決定機も曽ヶ端のスーパーセーブに止められた。中村も「決めるべきところで決めておかないとこういう試合には勝ちきれない」と悔しがるしかなかった。

鹿島の方はこういう展開を待っていたに違いない。後半27分、川崎Fが一瞬集中を切らしたところでついに均衡を破る。GK曽ヶ端からのロングボールを田代が競って落としたのが始まりだった。これが相手DFに当たって中央にこぼれ、飛び込んだ本山が強引に右足を振りぬいた。川崎の守護神・川島永嗣も両手を伸ばしたが届かず、次の瞬間、鹿島に値千金の1点が転がり込んでいた。
堅守で相手を焦らし、数少ない決定機をモノにする…。鹿島が「常勝軍団」といわれた頃はいつもそんな戦い方で勝っていた。この伝統は今、チームに蘇りつつある。オズワルド オリヴェイラ監督も「最近の練習や試合で選手たちを見ていると、本当に自信に満ち溢れている。シーズン当初から積み重ねてきたことで何をすべきかしっかり整理ができているし、結果もついてきている。私の方が心強さをもらっているくらいだ」と、選手たちの勝負強さを賞賛していた。
もちろん、川崎Fも最後まで1点を追い続けた。関塚監督は井川祐輔、久木野聡らを投入。基本布陣を3-5-2から4-4-2、最終的には4-3-3の攻撃的布陣にして1点を取りに行った。が、結局、無得点のままタイムアップの笛。初タイトルを狙った川崎Fの悲願達成は来季へと持ち越しとなった。キャプテン・伊藤宏樹は「タイトルを獲ると公言してきたけど、結果的にできなかった。それでも今季の川崎Fはいろんな経験をして、確実に力をつけている」と強調していた。肝心なところで勝ち切る強さをどう身につけるか。それが来季の課題になってくるだろう。
J1王者の意地を見せつけた鹿島は今季2冠へあと1勝と迫った。ファイナルの相手・広島とは今季3勝1敗。戦績も悪くない。9冠から10冠までは5年も足踏みした彼らだが、2008年元日に11冠目を達成している可能性は大いにありそうだ。
以上
2007.12.29 Reported by 元川悦子

勝ちたい気持ちの強さで勝ちきったと本山の弁。
それも頷ける素晴らしいパフォーマンスを彼は魅せてくれた。
ゴールシーン以外も随所に顔を出しキレの良さを見せつけておった。
そしてハーフタイムには篤姫のCMがオーロラビジョンに映し出された。
これは来年もこの路線で行けとの指示と受け取ったことになろう。


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