小笠原“新魔球”を本格導入
鹿島MF小笠原が“新魔球”を本格導入させることを決めた。宮崎合宿の午後の練習で、繰り返し無回転シュートを“特訓”。「前からもやっていましたよ」と練習は初めてではないことを強調したが、昨季はFKなどでもカーブをかけたボールが大半で、無回転シュートは蹴っていなかった。
Jリーグでは今季から6日のW杯3次予選のタイ戦でも使用されたアディダス社製の「チームガイスト2」が使用される。従来よりも軽量化されたボールで、変化もより鋭くなった。もともとキックの種類が豊富な小笠原だけに、無回転の本格導入となれば、この上ない武器となる。「何でも蹴れますよ」。すでに完成間近を示唆した小笠原が、新魔球でチームをJ連覇と悲願のアジア制覇へと導く。
[ 2008年02月12日付 紙面記事 ]
小笠原満男が豊富な球種をもっていることは有名な話である。
ここに無回転のブレ球が加われば鬼に金棒。
積極的な上がりからシュートを放つようになれば相手も防ぎようがないであろう。
撃たれた側は菊本が無意味に自害するぐらいの驚きである。