代表デビュー戦で初ゴールも…MF柴崎「勝ちたかったというのが本音」
14/9/9 21:54
[9.9 キリンチャレンジ杯 日本代表 2-2 ベネズエラ代表 日産ス]
日本代表は9日、日産スタジアムでベネズエラ代表と親善試合を行い、2-2で引き分けた。この試合、先発出場して日本代表デビューを果たしたMF柴崎岳(鹿島)は、1-1で迎えた後半22分に右足でのボレーシュートで勝ち越し点を決めた。
初の国際Aマッチに挑んだ柴崎は、「プレーでミスだったり、良いプレーっていうのは必ず出ると思う。その前に責任、(自分の)やることを大事に、とりあえず積極的にやることだけ考えました」と話す。そしてゴールシーンについては、「良いボールが来たので、流し込むだけでしたし、味方に感謝したいなと思います」と、アシストしたFW岡崎慎司(マインツ)に感謝する。
しかし、後半26分に同点ゴールを許し、勝てなかったことから「チームが勝てなかったから非常に残念です。勝ちたかったというのが本音ですね」と、自身のゴールを心から喜べずに、この2連戦でアギーレ・ジャパン初勝利を挙げられなかったことを悔しがった。
日本代表デビュー戦初ゴールに手応えの柴崎岳「自分を表現できた」
代表デビュー戦で初ゴールを決めた柴崎岳 [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2014が9日に行われ、日本代表とベネズエラ代表が対戦。アギーレ体制下で代表初招集となった武藤嘉紀が初ゴール、柴崎岳も日本代表初得点を決めたが、ウルグアイ戦に続きミスからの2失点で、2-2の引き分けに終わった。
代表デビューとなった柴崎は、「いい形で試合に入れた」と、固さはなかったことを明かし、プレーに関しては「当然ミスもありましたけど、ボールタッチを多くしながらある程度、自分の考えてるプレーを表現できたかなと思います」と語っている。
また、柴崎は「試合に対するスタンスを大事にしたい思ってたので、90分通してそこはブレずにできたかなと思います」としており、「ボールを持っているところ、持たないところで、どの状況においても自分の判断とかプレーは積極的に表現したい」と、自分の持ち味をアピールしていくことを語った。
日本代表は、10月10日に新潟でジャマイカ代表、14日にシンガポールでブラジル代表と対戦する。
初出場柴崎ボレー弾も「勝ちたかった」
後半、ゴールを決めた柴崎(左)は祝福に笑顔を見せる(撮影・江口和貴)
<国際親善試合:日本2-2ベネズエラ>◇9日◇横浜国際
1-1の同点で迎えた後半22分、代表初出場のMF柴崎岳(22=鹿島)が勝ち越し弾を決めた。
FW岡崎の右クロスに、フリーで待ちかまえていた柴崎が、右足ボレーをゴール左へ。その後、再び追いつかれて引き分けで終わった。
試合後は、冷静な表情でインタビューに答えた。「いいボールがきたので、流し込むだけだった。味方に感謝したい」と話した。初出場だったが「プレーではミスもあるし、いいプレーも出る。積極的にやることだけを考えていた」。
得点も勝利に結びつけることができず「チームが勝てなくて残念だった。勝ちたかったというのが、本音です」と悔しそうだった。
[2014年9月9日21時59分]
柴崎鮮烈デビュー弾 遠藤継承アピール
後半、右足ボレーで豪快にゴールを決める柴崎(撮影・狩俣裕三)
<国際親善試合:日本2-2ベネズエラ>◇9日◇横浜国際
MF柴崎岳(22=鹿島)が国際Aマッチ初出場初ゴールの鮮烈デビューだ! 1-1で迎えた後半22分、FW岡崎の左クロスに走り込み、一時勝ち越しとなる右足ジャンピングボレー。勝利こそ逃したが、4年後のW杯ロシア大会へ背番号7を引き継いだ男が、代表通算28人目のデビュー戦弾で、アギーレジャパンに初の引き分けをもたらした。
日本代表の新戦力、MF柴崎が新時代を象徴するような、あいさつ代わりの1発だ。後半22分、左サイドを駆け上がったFW岡崎からのクロスに走り込み、体を倒してワンバウンドしたボールを右足でジャンピングボレー。普段はクールな男が満面の笑みで跳び上がり、右拳を突き上げた。
「味方が(相手DFを)引きつけてくれ、クロスもいい所に上げてくれたので流し込むだけだった。チャンスをつくることもできたし、ある程度自分の考えているプレーは表現できた」
プロ4年目でようやく夢のピッチに立った。託された背番号は、長年MF中田や遠藤が背負ってきた、チームの心臓を意味する7。だが「番号は意識していない。たとえ何番だったとしても同じプレーができたと思う」と冷静だった。後半にはFKのチャンスを本田に譲り、右のキッカーを務める場面はなかったが「90分間通してブレずにできたと思う」と振り返った。
2年越しの代表デビューだ。09年のU-17W杯では10番を背負い期待されたが、A代表は遠かった。初招集となった12年2月の親善試合アイスランド戦はベンチ入りも出番なし。13年7月の東アジア杯は急性胃腸炎で辞退。嘔吐(おうと)が止まらず、細身の体から4~5キロも落ちた。
体重が50キロ台になり、部屋をはってトイレに行く日々。悔しさがあふれ出た。「(東アジア杯で)チャンスをつかんだ人がいる。本当に惜しいことをした」。その大会でMVPを獲得したMF山口(C大阪)はW杯でレギュラーとなった。自身は間に合わず。だが、再び巡ってきたチャンスで1発回答してみせた。
試合後は仲間の輪に加わらず、硬い表情で1人、地面に座り込んだ。「その試合に対する心、スタンスを大事にしたいと思っていた。チームが勝てなくて残念。勝ちたかったというのが本音です」。デビュー戦ゴールの喜びよりも、指揮官に初白星を届けることができなかった悔しさ-。代表の一員として試合に出たからこそ感じた勝利への強い執念は、必ずや柴崎の糧となるはずだ。【福岡吉央】
◆柴崎岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県野辺地町生まれ。野辺地小2年から野辺地スポーツ少年団でサッカーを始める。青森山田中3年時に全国中学大会準優勝。青森山田高では1年からレギュラーで2年時に全国選手権で準優勝。15歳から世代別代表の常連。12年のアイスランド戦でA代表初招集。J1通算100試合8得点。家族は両親と兄2人。利き足は右。175センチ、64キロ。血液型B。
▼日本代表の国際Aマッチ初出場初得点 MF柴崎が9日のベネズエラ戦で達成。13年7月21日の東アジア杯中国戦で柿谷と工藤が記録して以来28人目。アジア勢以外を相手にデビュー戦ゴールは、36年8月4日のベルリン五輪スウェーデン戦での松永行、95年8月6日の親善試合コスタリカ戦での名波浩、97年6月8日のキリン杯クロアチア戦での平野孝に次いで17年ぶり史上4人目。
[2014年9月10日7時5分 紙面から]
アギーレJ新鮮力が大暴れ!武藤1号&柴崎がA代表デビュー弾!!
キリンチャレンジ杯(9日、日本2-2ベネズエラ、日産スタジアム)新生日本の象徴だ!! 日本代表(FIFAランク44位)はベネズエラ代表(同29位)と対戦。ハビエル・アギーレ監督(55)の2戦目で、初招集のFW武藤嘉紀(FC東京)が第1号弾を決めると、初出場のMF柴崎岳(鹿島)が追加点。22歳コンビがゴールを奪い、2-2で引き分けた。初勝利はジャマイカ、ブラジルと顔を合わせる10月の2連戦に持ち越されたが、抜擢(ばってき)した新戦力が躍動。4年後のロシアW杯へ光が差した。
後半、勝ち越しゴールを決め、喜ぶ柴崎岳 2ー1=日産スタジアム (撮影・中井誠)
日産スタジアムを埋めた6万4007人の大歓声を、アギーレ・ジャパンの新星が一身に浴びた。初招集で慶大経済学部4年のFW武藤がゴールを奪うと、両手を広げて「よっしゃー」と絶叫だ。
「(ゴールの瞬間は)時が止まった感じで、歓声も聞こえなかった。決めたというより、決まっちゃったという感じ」
5日のウルグアイ戦に続くA代表2戦目での自身初ゴールは、アギーレ・ジャパンの第1号弾。ちゃめっ気を交えて振り返った。後半開始から3トップの左で投入されると同6分。センターサークル付近で相手のクリアボールを拾い、得意のドリブルで約30メートル独走。追いすがる相手を振り切り、「自分で奪ったボールだったので、パスより自分で打とうと思った」と左足を振り抜いた。
今季からプロ契約したFC東京で何度も得点した得意の形。慶大1年時には膝の半月板を手術し、「今も痛みはある」という左足で決めた。
新生日本の第2号弾は、同じ22歳でこの日が代表デビューのMF柴崎だ。同点に追いつかれた後半22分、左クロスをボレーで沈めた。難易度の高い一撃でも、「いいボールが来たので流し込むだけだった」と表情を変えずに振り返った。
青森山田高2年時に鹿島と異例の早期契約を結び、今回は日本の司令塔が背負ってきた「7番」を継承した。A代表デビュー弾は28人目の快挙。600人以上が出場してきた日本代表の中で、違いを見せた。
日本は期待されたブラジルW杯で1勝もできずに敗退。4年後のロシアW杯に向けて再建を託されたアギーレ新監督は、この2連戦に向けて5人の新顔を抜擢した。武藤はその1人。柴崎は招集歴こそあるが同格だ。新鋭が早速、指揮官の期待に応えた。
もっともブラジルW杯では、得点王のコロンビアFWロドリゲス(レアル・マドリード)やブラジルFWネイマール(バルセロナ)が22歳で輝きを放った。「彼らには刺激を受ける」(柴崎)という同世代が世界レベルのプレーを見せるなか、早く追いつきたい。
試合は引き分け、柴崎は「ホームで2試合連続で勝てなかったことは悔しいし、残念」と繰り返した。先制弾の武藤も「一喜一憂せずにやりたい」と前を見据えた。
4年後へ。アギーレ監督が「新しい血が注入された」と話し、「ムイビエン(素晴らしい)!!」との賛辞を贈った2人が、これからの日本を牽引(けんいん)する。 (伊藤昇)
後半、勝ち越しゴールを決める柴崎岳 2ー1=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、攻め上がる柴崎岳(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、攻め上がる柴崎岳(左)=日産スタジアム (撮影・川口良介)
前半、ファウルの判定に無念の表情の柴崎(中央)=日産スタジアム(撮影・山田俊介)
前半、パスを出す柴崎(右)=日産スタジアム(撮影・中井誠)
前半、競り合う柴崎岳(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、競り合う柴崎岳(中央7番)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
後半、勝ち越しゴールを決めた柴崎(中央)は岡崎(左)に祝福される=日産スタジアム (撮影・中井誠)
後半、勝ち越しゴールを決めた柴崎岳(中央)の頭をなでる本田圭佑(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
(紙面から)
柴崎“らしく”デビュー弾!22歳の司令塔 技ありボレー
親善試合 日本2―2ベネズエラ (9月9日 日産スタジアム)
<日本・ベネズエラ>後半21分、ゴールを決め、本田らに祝福される柴崎
Photo By スポニチ
新時代の到来を予感させるような一撃だった。1―1の後半22分。左サイドを突破した岡崎のクロスに本田と武藤が飛び込む。その背後から走り込んできたのは背番号「7」柴崎だった。タイミング良く右足を合わせたボレー弾。ボールは左ネットに突き刺さった。
「味方が走り込んで引き付けてくれた。(クロスが)通ればチャンスになると思っていた。良いところに上げてくれたし流し込むだけだった」
ゴール前に走り込むランニング力、難しいバウンドのボールをダイレクトで蹴る技術。日本代表では13年7月、東アジア杯中国戦での柿谷、工藤(柏)以来、28人目となるAマッチデビュー戦ゴールは、“らしさ”が凝縮されていた。
柴崎自身が「ハーフタイムに監督から指示があったし、アクティブに動けたのは後半」と話す通り、前後半での動きが見違えた。前半はボールに触る機会が少なかったが、後半はより前めのポジションを取ることで攻撃に積極的に絡んだ。特に得点後は柴崎を中心にビルドアップを展開。それは本田や吉田らW杯組に認められた証でもあった。
悔しい思いでW杯ブラジル大会を見ていた。昨年の東アジア杯でA代表に選出されたが急性胃腸炎で辞退。柿谷や山口らがチャンスをつかむ中、最後の最後まで声は掛からなかった。フラットな視点で見たというブラジルの熱戦。「自国を背負う責任感を感じた。能力差はあっても、気持ち的な部分が一番大事になる」と痛感した。ある意味、今合宿は「今まで芽生えていない感覚を芽生えさせる」期間でもあった。
「ホームで勝てなかったのが残念。10月にも試合があるので、その時は勝ちたい」。試合後は自らの得点を喜ぶよりも、引き分けに終わった結果を悔しがった。その姿にデビュー直後の初々しさはない。自覚、責任…。中田、遠藤がつけた背番号7を背負う22歳は、早くも主力の風格すら漂わせていた。
◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県上北郡野辺地町生まれの22歳。野辺地SSS―青森山田中―青森山田を経て11年に鹿島入り。11年4月29日の福岡戦でデビュー。J1リーグ100試合出場8得点。12年Jリーグベストヤングプレーヤー賞、12年ナビスコ杯MVP受賞。1メートル75、64キロ。利き足は右。
[ 2014年9月10日 05:30 ]
柴崎、鮮やかボレー!「勝ちたかったのが本音」
2014年9月9日21時47分 スポーツ報知
後半21分、ボレーシュートを決める柴崎
◆国際親善試合 日本2―2ベネズエラ(9日・横浜国際総合競技場)
日本代表はハビエル・アギーレ監督(55)が就任2戦目となるベネズエラ代表と対戦し武藤、柴崎がゴールを決めるが、追いつかれドロー。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が44位。ベネズエラは29位。
1―1の後半22分。柴崎が華麗な右足ボレーで、一時勝ち越しとなるゴールを決めた。
中盤でボールを奪うと、ボールは武藤へ。ドリブルで相手を引きつけ左へ流す。岡崎がボールを受けると、ドリブルで駆け上がりファーへクロス。2列目から攻撃参加した柴崎がワンバウンドしたボールを、直接右足でボレー。ボールはゴール左へ吸い込まれ、うれしい代表初ゴールを決めた。
柴崎「いいボールが来て流し込むだけだった。味方に感謝したい。チームが勝てなくて残念。勝ちたかったのが本音。」
アギーレ2号は柴崎!初出場で初得点
2014年9月10日
後半、ゴールを決め大きくジャンプする柴崎(撮影・会津智海)
「キリンチャレンジカップ、日本2-2ベネズエラ」(9日、横浜国際)
クールな男の全身から歓喜があふれた。代表デビューのMF柴崎岳(22)=鹿島=が史上28人目となる初出場初得点を決めた。1‐1の後半22分、カウンターからFW岡崎の左クロスに右足を合わせネットを揺らした。一時は勝ち越しとなる一撃に、柴崎はスタンドに向けて飛び跳ねて右腕を突き上げた。
「味方が引き付けてくれて、いいクロスを上げてくれた。流し込むだけだった」。冷静さを取り戻した試合後は、チームメートに感謝しつつも表情一つ変えずに振り返った。
代表デビューまでの道のりは平たんではなかった。初招集は12年2月のアイスランド戦。ベンチ入りしたが出番はなかった。昨年7月の東アジア杯に招集されたが、急性胃腸炎で代表辞退。ブラジルW杯への道は閉ざされた。ようやく踏みしめた代表のピッチで、失われた時間を取り戻すかのように躍動した。
代表最多キャップを誇るMF遠藤(G大阪)が背負い続けた背番号「7」を受け継いだ。「個人としては意識していない。何番でも同じプレーができた」と無関心だが、長短のパスやミドルシュートも織り交ぜ中盤に君臨。新世代の司令塔としての資質を存分に発揮し「個人としても満足できる部分はあった」と手応えを口にした。
青森県出身として初めて代表のピッチに立った22歳が、4年後のロシアW杯まで照らすような強烈な光を放った。
攻守に抜群の存在感 柴崎が初得点
2014.9.10 00:30
後半、勝ち越しゴールを決める柴崎=日産スタジアム(中井誠撮影)
絶妙の間合いで走り込んだ。後半22分、柴崎が岡崎からの折り返しを右足で合わせ2点目を奪った。「いいボールで合わせるだけだった」と涼しい顔。ベネズエラ守備陣が横一線になった隙を突き、鮮やかに敵のマークを出し抜いてみせた。
機動力-。この得点の裏側で、自身の強みを存分に発揮した。自陣深くで拾ったこぼれ球を武藤と2度交換、約70メートル走ってシュートした。加速した選手がいきなり眼前に現れてはDFもお手上げになる。J1鹿島でも披露する走力をみせた。
早くから期待された才能も、代表との縁は薄くこの日がデビュー戦だった。「緊張することはなかった。積極的なプレーはできた」。ピッチのあちこちに顔を出し、360度自在にパスを操ってリズムも作った。22歳は落ち着き払っていた。
代表戦で初出場、初得点。中田英寿氏、遠藤保仁ら名手から引き継いだ「7」の系譜をしっかり守った。攻守に抜群の存在感を示しながら自身への賛辞はなかった。「勝てなくて残念…」。勝利への強い執着心もまた、彼が備える武器だ。(榊輝朗)
背番号7のMF柴崎岳が代表デビュー戦で初ゴール
14/9/10 06:50
[9.9 キリンチャレンジ杯 日本2-2ベネズエラ 日産ス]
日本代表は9日、キリンチャレンジ杯でベネズエラ代表と対戦し、2-2で引き分けに終わった。ハビエル・アギーレ監督就任2戦目での初勝利はならなかった。
MF柴崎岳が本領発揮
後半22分に岡崎の左クロスをダイレクトボレー
日本が勝ち越しに成功
サポーターのもとへ走る
勢いよくジャンプ
笑顔でガッツポーズ
喜びを全身で表現した
FW本田圭佑が柴崎に駆け寄る
チームメイトが祝福
アシストした岡崎に感謝する
満面の笑み
自身のゴールを喜んだ
試合前から先発が濃厚だった柴崎
先発でA代表デビュー
中盤から攻撃を組み立てた
積極的にゴール前でもボールを受けた
前半38分には柴崎の縦パスから決定機
前半はチャンスの数が少なかったが、後半は修正を図り、盛り返すことに成功
厳しいマークも華麗にかわす
「考えているプレーをある程度表現できた」と手応えを得たようだ
紙面を飾る岳である。
初出場でのデビュー弾は鮮烈であった。
やはり、日本を救うのはこの男であったと改めて思わせた。
ただ、これにて鹿島での岳を観られる日々が短くなったことは確実であろう。
臙脂のユニに身を包む岳を拝みにスタジアムに集おうではないか。
鹿島の柴崎岳に声援を送るのだ。
活躍を楽しみにしておる。
14/9/9 21:54
[9.9 キリンチャレンジ杯 日本代表 2-2 ベネズエラ代表 日産ス]
日本代表は9日、日産スタジアムでベネズエラ代表と親善試合を行い、2-2で引き分けた。この試合、先発出場して日本代表デビューを果たしたMF柴崎岳(鹿島)は、1-1で迎えた後半22分に右足でのボレーシュートで勝ち越し点を決めた。
初の国際Aマッチに挑んだ柴崎は、「プレーでミスだったり、良いプレーっていうのは必ず出ると思う。その前に責任、(自分の)やることを大事に、とりあえず積極的にやることだけ考えました」と話す。そしてゴールシーンについては、「良いボールが来たので、流し込むだけでしたし、味方に感謝したいなと思います」と、アシストしたFW岡崎慎司(マインツ)に感謝する。
しかし、後半26分に同点ゴールを許し、勝てなかったことから「チームが勝てなかったから非常に残念です。勝ちたかったというのが本音ですね」と、自身のゴールを心から喜べずに、この2連戦でアギーレ・ジャパン初勝利を挙げられなかったことを悔しがった。
日本代表デビュー戦初ゴールに手応えの柴崎岳「自分を表現できた」
代表デビュー戦で初ゴールを決めた柴崎岳 [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2014が9日に行われ、日本代表とベネズエラ代表が対戦。アギーレ体制下で代表初招集となった武藤嘉紀が初ゴール、柴崎岳も日本代表初得点を決めたが、ウルグアイ戦に続きミスからの2失点で、2-2の引き分けに終わった。
代表デビューとなった柴崎は、「いい形で試合に入れた」と、固さはなかったことを明かし、プレーに関しては「当然ミスもありましたけど、ボールタッチを多くしながらある程度、自分の考えてるプレーを表現できたかなと思います」と語っている。
また、柴崎は「試合に対するスタンスを大事にしたい思ってたので、90分通してそこはブレずにできたかなと思います」としており、「ボールを持っているところ、持たないところで、どの状況においても自分の判断とかプレーは積極的に表現したい」と、自分の持ち味をアピールしていくことを語った。
日本代表は、10月10日に新潟でジャマイカ代表、14日にシンガポールでブラジル代表と対戦する。
初出場柴崎ボレー弾も「勝ちたかった」
後半、ゴールを決めた柴崎(左)は祝福に笑顔を見せる(撮影・江口和貴)
<国際親善試合:日本2-2ベネズエラ>◇9日◇横浜国際
1-1の同点で迎えた後半22分、代表初出場のMF柴崎岳(22=鹿島)が勝ち越し弾を決めた。
FW岡崎の右クロスに、フリーで待ちかまえていた柴崎が、右足ボレーをゴール左へ。その後、再び追いつかれて引き分けで終わった。
試合後は、冷静な表情でインタビューに答えた。「いいボールがきたので、流し込むだけだった。味方に感謝したい」と話した。初出場だったが「プレーではミスもあるし、いいプレーも出る。積極的にやることだけを考えていた」。
得点も勝利に結びつけることができず「チームが勝てなくて残念だった。勝ちたかったというのが、本音です」と悔しそうだった。
[2014年9月9日21時59分]
柴崎鮮烈デビュー弾 遠藤継承アピール
後半、右足ボレーで豪快にゴールを決める柴崎(撮影・狩俣裕三)
<国際親善試合:日本2-2ベネズエラ>◇9日◇横浜国際
MF柴崎岳(22=鹿島)が国際Aマッチ初出場初ゴールの鮮烈デビューだ! 1-1で迎えた後半22分、FW岡崎の左クロスに走り込み、一時勝ち越しとなる右足ジャンピングボレー。勝利こそ逃したが、4年後のW杯ロシア大会へ背番号7を引き継いだ男が、代表通算28人目のデビュー戦弾で、アギーレジャパンに初の引き分けをもたらした。
日本代表の新戦力、MF柴崎が新時代を象徴するような、あいさつ代わりの1発だ。後半22分、左サイドを駆け上がったFW岡崎からのクロスに走り込み、体を倒してワンバウンドしたボールを右足でジャンピングボレー。普段はクールな男が満面の笑みで跳び上がり、右拳を突き上げた。
「味方が(相手DFを)引きつけてくれ、クロスもいい所に上げてくれたので流し込むだけだった。チャンスをつくることもできたし、ある程度自分の考えているプレーは表現できた」
プロ4年目でようやく夢のピッチに立った。託された背番号は、長年MF中田や遠藤が背負ってきた、チームの心臓を意味する7。だが「番号は意識していない。たとえ何番だったとしても同じプレーができたと思う」と冷静だった。後半にはFKのチャンスを本田に譲り、右のキッカーを務める場面はなかったが「90分間通してブレずにできたと思う」と振り返った。
2年越しの代表デビューだ。09年のU-17W杯では10番を背負い期待されたが、A代表は遠かった。初招集となった12年2月の親善試合アイスランド戦はベンチ入りも出番なし。13年7月の東アジア杯は急性胃腸炎で辞退。嘔吐(おうと)が止まらず、細身の体から4~5キロも落ちた。
体重が50キロ台になり、部屋をはってトイレに行く日々。悔しさがあふれ出た。「(東アジア杯で)チャンスをつかんだ人がいる。本当に惜しいことをした」。その大会でMVPを獲得したMF山口(C大阪)はW杯でレギュラーとなった。自身は間に合わず。だが、再び巡ってきたチャンスで1発回答してみせた。
試合後は仲間の輪に加わらず、硬い表情で1人、地面に座り込んだ。「その試合に対する心、スタンスを大事にしたいと思っていた。チームが勝てなくて残念。勝ちたかったというのが本音です」。デビュー戦ゴールの喜びよりも、指揮官に初白星を届けることができなかった悔しさ-。代表の一員として試合に出たからこそ感じた勝利への強い執念は、必ずや柴崎の糧となるはずだ。【福岡吉央】
◆柴崎岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県野辺地町生まれ。野辺地小2年から野辺地スポーツ少年団でサッカーを始める。青森山田中3年時に全国中学大会準優勝。青森山田高では1年からレギュラーで2年時に全国選手権で準優勝。15歳から世代別代表の常連。12年のアイスランド戦でA代表初招集。J1通算100試合8得点。家族は両親と兄2人。利き足は右。175センチ、64キロ。血液型B。
▼日本代表の国際Aマッチ初出場初得点 MF柴崎が9日のベネズエラ戦で達成。13年7月21日の東アジア杯中国戦で柿谷と工藤が記録して以来28人目。アジア勢以外を相手にデビュー戦ゴールは、36年8月4日のベルリン五輪スウェーデン戦での松永行、95年8月6日の親善試合コスタリカ戦での名波浩、97年6月8日のキリン杯クロアチア戦での平野孝に次いで17年ぶり史上4人目。
[2014年9月10日7時5分 紙面から]
アギーレJ新鮮力が大暴れ!武藤1号&柴崎がA代表デビュー弾!!
キリンチャレンジ杯(9日、日本2-2ベネズエラ、日産スタジアム)新生日本の象徴だ!! 日本代表(FIFAランク44位)はベネズエラ代表(同29位)と対戦。ハビエル・アギーレ監督(55)の2戦目で、初招集のFW武藤嘉紀(FC東京)が第1号弾を決めると、初出場のMF柴崎岳(鹿島)が追加点。22歳コンビがゴールを奪い、2-2で引き分けた。初勝利はジャマイカ、ブラジルと顔を合わせる10月の2連戦に持ち越されたが、抜擢(ばってき)した新戦力が躍動。4年後のロシアW杯へ光が差した。
後半、勝ち越しゴールを決め、喜ぶ柴崎岳 2ー1=日産スタジアム (撮影・中井誠)
日産スタジアムを埋めた6万4007人の大歓声を、アギーレ・ジャパンの新星が一身に浴びた。初招集で慶大経済学部4年のFW武藤がゴールを奪うと、両手を広げて「よっしゃー」と絶叫だ。
「(ゴールの瞬間は)時が止まった感じで、歓声も聞こえなかった。決めたというより、決まっちゃったという感じ」
5日のウルグアイ戦に続くA代表2戦目での自身初ゴールは、アギーレ・ジャパンの第1号弾。ちゃめっ気を交えて振り返った。後半開始から3トップの左で投入されると同6分。センターサークル付近で相手のクリアボールを拾い、得意のドリブルで約30メートル独走。追いすがる相手を振り切り、「自分で奪ったボールだったので、パスより自分で打とうと思った」と左足を振り抜いた。
今季からプロ契約したFC東京で何度も得点した得意の形。慶大1年時には膝の半月板を手術し、「今も痛みはある」という左足で決めた。
新生日本の第2号弾は、同じ22歳でこの日が代表デビューのMF柴崎だ。同点に追いつかれた後半22分、左クロスをボレーで沈めた。難易度の高い一撃でも、「いいボールが来たので流し込むだけだった」と表情を変えずに振り返った。
青森山田高2年時に鹿島と異例の早期契約を結び、今回は日本の司令塔が背負ってきた「7番」を継承した。A代表デビュー弾は28人目の快挙。600人以上が出場してきた日本代表の中で、違いを見せた。
日本は期待されたブラジルW杯で1勝もできずに敗退。4年後のロシアW杯に向けて再建を託されたアギーレ新監督は、この2連戦に向けて5人の新顔を抜擢した。武藤はその1人。柴崎は招集歴こそあるが同格だ。新鋭が早速、指揮官の期待に応えた。
もっともブラジルW杯では、得点王のコロンビアFWロドリゲス(レアル・マドリード)やブラジルFWネイマール(バルセロナ)が22歳で輝きを放った。「彼らには刺激を受ける」(柴崎)という同世代が世界レベルのプレーを見せるなか、早く追いつきたい。
試合は引き分け、柴崎は「ホームで2試合連続で勝てなかったことは悔しいし、残念」と繰り返した。先制弾の武藤も「一喜一憂せずにやりたい」と前を見据えた。
4年後へ。アギーレ監督が「新しい血が注入された」と話し、「ムイビエン(素晴らしい)!!」との賛辞を贈った2人が、これからの日本を牽引(けんいん)する。 (伊藤昇)
後半、勝ち越しゴールを決める柴崎岳 2ー1=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、攻め上がる柴崎岳(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、攻め上がる柴崎岳(左)=日産スタジアム (撮影・川口良介)
前半、ファウルの判定に無念の表情の柴崎(中央)=日産スタジアム(撮影・山田俊介)
前半、パスを出す柴崎(右)=日産スタジアム(撮影・中井誠)
前半、競り合う柴崎岳(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
前半、競り合う柴崎岳(中央7番)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
後半、勝ち越しゴールを決めた柴崎(中央)は岡崎(左)に祝福される=日産スタジアム (撮影・中井誠)
後半、勝ち越しゴールを決めた柴崎岳(中央)の頭をなでる本田圭佑(右)=日産スタジアム (撮影・中井誠)
(紙面から)
柴崎“らしく”デビュー弾!22歳の司令塔 技ありボレー
親善試合 日本2―2ベネズエラ (9月9日 日産スタジアム)
<日本・ベネズエラ>後半21分、ゴールを決め、本田らに祝福される柴崎
Photo By スポニチ
新時代の到来を予感させるような一撃だった。1―1の後半22分。左サイドを突破した岡崎のクロスに本田と武藤が飛び込む。その背後から走り込んできたのは背番号「7」柴崎だった。タイミング良く右足を合わせたボレー弾。ボールは左ネットに突き刺さった。
「味方が走り込んで引き付けてくれた。(クロスが)通ればチャンスになると思っていた。良いところに上げてくれたし流し込むだけだった」
ゴール前に走り込むランニング力、難しいバウンドのボールをダイレクトで蹴る技術。日本代表では13年7月、東アジア杯中国戦での柿谷、工藤(柏)以来、28人目となるAマッチデビュー戦ゴールは、“らしさ”が凝縮されていた。
柴崎自身が「ハーフタイムに監督から指示があったし、アクティブに動けたのは後半」と話す通り、前後半での動きが見違えた。前半はボールに触る機会が少なかったが、後半はより前めのポジションを取ることで攻撃に積極的に絡んだ。特に得点後は柴崎を中心にビルドアップを展開。それは本田や吉田らW杯組に認められた証でもあった。
悔しい思いでW杯ブラジル大会を見ていた。昨年の東アジア杯でA代表に選出されたが急性胃腸炎で辞退。柿谷や山口らがチャンスをつかむ中、最後の最後まで声は掛からなかった。フラットな視点で見たというブラジルの熱戦。「自国を背負う責任感を感じた。能力差はあっても、気持ち的な部分が一番大事になる」と痛感した。ある意味、今合宿は「今まで芽生えていない感覚を芽生えさせる」期間でもあった。
「ホームで勝てなかったのが残念。10月にも試合があるので、その時は勝ちたい」。試合後は自らの得点を喜ぶよりも、引き分けに終わった結果を悔しがった。その姿にデビュー直後の初々しさはない。自覚、責任…。中田、遠藤がつけた背番号7を背負う22歳は、早くも主力の風格すら漂わせていた。
◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県上北郡野辺地町生まれの22歳。野辺地SSS―青森山田中―青森山田を経て11年に鹿島入り。11年4月29日の福岡戦でデビュー。J1リーグ100試合出場8得点。12年Jリーグベストヤングプレーヤー賞、12年ナビスコ杯MVP受賞。1メートル75、64キロ。利き足は右。
[ 2014年9月10日 05:30 ]
柴崎、鮮やかボレー!「勝ちたかったのが本音」
2014年9月9日21時47分 スポーツ報知
後半21分、ボレーシュートを決める柴崎
◆国際親善試合 日本2―2ベネズエラ(9日・横浜国際総合競技場)
日本代表はハビエル・アギーレ監督(55)が就任2戦目となるベネズエラ代表と対戦し武藤、柴崎がゴールを決めるが、追いつかれドロー。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が44位。ベネズエラは29位。
1―1の後半22分。柴崎が華麗な右足ボレーで、一時勝ち越しとなるゴールを決めた。
中盤でボールを奪うと、ボールは武藤へ。ドリブルで相手を引きつけ左へ流す。岡崎がボールを受けると、ドリブルで駆け上がりファーへクロス。2列目から攻撃参加した柴崎がワンバウンドしたボールを、直接右足でボレー。ボールはゴール左へ吸い込まれ、うれしい代表初ゴールを決めた。
柴崎「いいボールが来て流し込むだけだった。味方に感謝したい。チームが勝てなくて残念。勝ちたかったのが本音。」
アギーレ2号は柴崎!初出場で初得点
2014年9月10日
後半、ゴールを決め大きくジャンプする柴崎(撮影・会津智海)
「キリンチャレンジカップ、日本2-2ベネズエラ」(9日、横浜国際)
クールな男の全身から歓喜があふれた。代表デビューのMF柴崎岳(22)=鹿島=が史上28人目となる初出場初得点を決めた。1‐1の後半22分、カウンターからFW岡崎の左クロスに右足を合わせネットを揺らした。一時は勝ち越しとなる一撃に、柴崎はスタンドに向けて飛び跳ねて右腕を突き上げた。
「味方が引き付けてくれて、いいクロスを上げてくれた。流し込むだけだった」。冷静さを取り戻した試合後は、チームメートに感謝しつつも表情一つ変えずに振り返った。
代表デビューまでの道のりは平たんではなかった。初招集は12年2月のアイスランド戦。ベンチ入りしたが出番はなかった。昨年7月の東アジア杯に招集されたが、急性胃腸炎で代表辞退。ブラジルW杯への道は閉ざされた。ようやく踏みしめた代表のピッチで、失われた時間を取り戻すかのように躍動した。
代表最多キャップを誇るMF遠藤(G大阪)が背負い続けた背番号「7」を受け継いだ。「個人としては意識していない。何番でも同じプレーができた」と無関心だが、長短のパスやミドルシュートも織り交ぜ中盤に君臨。新世代の司令塔としての資質を存分に発揮し「個人としても満足できる部分はあった」と手応えを口にした。
青森県出身として初めて代表のピッチに立った22歳が、4年後のロシアW杯まで照らすような強烈な光を放った。
攻守に抜群の存在感 柴崎が初得点
2014.9.10 00:30
後半、勝ち越しゴールを決める柴崎=日産スタジアム(中井誠撮影)
絶妙の間合いで走り込んだ。後半22分、柴崎が岡崎からの折り返しを右足で合わせ2点目を奪った。「いいボールで合わせるだけだった」と涼しい顔。ベネズエラ守備陣が横一線になった隙を突き、鮮やかに敵のマークを出し抜いてみせた。
機動力-。この得点の裏側で、自身の強みを存分に発揮した。自陣深くで拾ったこぼれ球を武藤と2度交換、約70メートル走ってシュートした。加速した選手がいきなり眼前に現れてはDFもお手上げになる。J1鹿島でも披露する走力をみせた。
早くから期待された才能も、代表との縁は薄くこの日がデビュー戦だった。「緊張することはなかった。積極的なプレーはできた」。ピッチのあちこちに顔を出し、360度自在にパスを操ってリズムも作った。22歳は落ち着き払っていた。
代表戦で初出場、初得点。中田英寿氏、遠藤保仁ら名手から引き継いだ「7」の系譜をしっかり守った。攻守に抜群の存在感を示しながら自身への賛辞はなかった。「勝てなくて残念…」。勝利への強い執着心もまた、彼が備える武器だ。(榊輝朗)
背番号7のMF柴崎岳が代表デビュー戦で初ゴール
14/9/10 06:50
[9.9 キリンチャレンジ杯 日本2-2ベネズエラ 日産ス]
日本代表は9日、キリンチャレンジ杯でベネズエラ代表と対戦し、2-2で引き分けに終わった。ハビエル・アギーレ監督就任2戦目での初勝利はならなかった。
MF柴崎岳が本領発揮
後半22分に岡崎の左クロスをダイレクトボレー
日本が勝ち越しに成功
サポーターのもとへ走る
勢いよくジャンプ
笑顔でガッツポーズ
喜びを全身で表現した
FW本田圭佑が柴崎に駆け寄る
チームメイトが祝福
アシストした岡崎に感謝する
満面の笑み
自身のゴールを喜んだ
試合前から先発が濃厚だった柴崎
先発でA代表デビュー
中盤から攻撃を組み立てた
積極的にゴール前でもボールを受けた
前半38分には柴崎の縦パスから決定機
前半はチャンスの数が少なかったが、後半は修正を図り、盛り返すことに成功
厳しいマークも華麗にかわす
「考えているプレーをある程度表現できた」と手応えを得たようだ
紙面を飾る岳である。
初出場でのデビュー弾は鮮烈であった。
やはり、日本を救うのはこの男であったと改めて思わせた。
ただ、これにて鹿島での岳を観られる日々が短くなったことは確実であろう。
臙脂のユニに身を包む岳を拝みにスタジアムに集おうではないか。
鹿島の柴崎岳に声援を送るのだ。
活躍を楽しみにしておる。
だからこそ、優勝を置き土産に羽ばたいてもらいたい、柴崎にシャーレを掲げてもらいたい。残り全勝目指して、限られた日々、戦っていきたいですね。
ブレぬ柴崎岳がプロを感じる。
プレーを観ていてワクワクするプレーヤーはサッカーを楽しくさせる。
定位置掴んで欲しい。
変な声出た
大迫も思いっ切り前向けるチャンスがあれば良かったんだけどな
鹿島スタジアムにくればいつでも見れます。
武藤、もってますね。
スピードとフィジカルがあってシュートがうまくて思い切りが良い。
トヨのフィジカルが上がれば同等のプレイしてくれそうですけど。
勝負にこだわるコメントや味方をほめたり「ベースは鹿島」と発言するところも鹿島の選手らしい。
後半15分過ぎから扇原・森岡・田中の3選手がアップを命じられてしていましたが、予定では後半20分くらいで岳を交代して他の選手を見る予定だったのでしょう。
それがアギーレの中で予想外に岳が良かったので最後まで引っ張ったのでしょうね。
篤人、大迫、岳。
鹿島の選手誇らしい。
どんどん叶えていってくれ