鹿島アントラーズ原理主義

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大迫勇也への期待と課題

2014年01月08日 | Weblog
1860ミュンヘンへの移籍を決断した大迫勇也への期待と課題
Text by 元川 悦子

2009年正月の高校サッカー選手権で通算10ゴールを挙げ、大会史上最多得点記録を樹立するなど、鳴り物入りで鹿島アントラーズに入団した大迫勇也。常勝軍団では当初、試合にコンスタントに出られず苦しんだが、オリヴェイラ監督から徐々に信頼を勝ち取り、1年目の2009年はJ1・22試合出場、3得点と新人としてはまずまずの結果を残した。その後、着実に存在感を高め、ジョルジーニョ監督が率いたプロ4年目の2012年には32試合出場・9ゴールをマーク。それまでFWの軸を担っていた興梠慎三(浦和)をベンチに追いやり、完全に鹿島のFWの柱に君臨した。そして2013年は33試合出場に、得点ランク5位の19得点をゲット。ザックジャパンにも名乗りを上げ、本人も大いに自信を深めたに違いない。

そんな大迫にとって、海外挑戦の決断はごく自然な流れだったのだろう。13-14シーズンにブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンへの移籍を決意し、6日に渡欧。7日には入団会見を行った。日本を発つ時、彼は「チャレンジし続けないと成長はないと考えて決断した。ドイツへ行ってもう少し自分を磨いてワールドカップに出場して結果を出したい」と語ったと報じられている。2007年U-17ワールドカップ(韓国)と2012年ロンドン五輪の最終メンバーから外れ、U-20世代の時も2008年AFCU-19選手権(サウジアラビア)の代表を逃している大迫にとって、2014年ブラジルワールドカップの日本代表入りは悲願なのだろう。あえてリスクを冒しても大きな目標を達成したいという思いから、今回のドイツ行きを選んだのだろう。

1860ミュンヘンは03-04シーズンにブンデスリーガ1部から降格し、最近9シーズンはずっと2部での戦いを余儀なくされている。湘南ベルマーレやジェフ千葉を見てもわかる通り、かつて1部にいたチームが2部に落ちると、簡単に上がれないケースはよくある。1860ミュンヘンもライバル関係にあるバイエルン・ミュンヘンとは対照的に財政基盤が脆弱で、戦力補強に巨額の強化費を投じることができず、地道に戦わざるをえなかったのだろう。今季も勝ち点28の目下8位と、同39で首位を走る1FCケルン、同35の2位、グロイター・フルトあたりから大きく差をつけられている。1部復帰のためには、後半戦での巻き返しが必要不可欠だ。そこで得点力の高いストライカーが必要という話になり、大迫に白羽の矢を立てたのだろう。

昨季の鹿島でのゴールラッシュについて大迫は「1トップで使ってもらったのが大きい。1トップならゴール前にいれば数多くの得点に絡むチャンスがめぐってくる」と19得点できた要因を説明していた。今季マインツで前半戦だけで8ゴールを挙げる活躍を見せている岡崎慎司も1トップの優位性を口にしていたことがある。「シュツットガルトにいた時、イビセビッチが調子が悪いのに点を取っていた。1トップというのはそれだけチャンスが多いということ。彼のプレーはものすごく参考になる。今季の自分もマインツで1トップに使われているから、点を取ることに集中できている」と語っていた。つまり、大迫が1860ミュンヘンで活躍するためには、1トップか、2トップでもよりゴールに近いところでプレーさせてもらえるかどうかにかかっている。報道によれば、フンケル監督は彼を1トップに固定する方向だというから、それは非常に大きなプラス要素だろう。FWは結果が全て。その傾向は欧州の方が日本より圧倒的に強い。大迫がその厳しさをしっかり頭に入れてプレーできるかが気になるところだ。

万が一、チャンスをモノにできずに出場機会を減らすようなことがあれば、ブラジルワールドカップ行きは遠のくだろう。大迫は柿谷曜一朗(C大阪)と同様に、昨年7月の東アジアカップ(韓国)からようやく代表に名乗りを挙げた選手。11月のオランダ戦(ゲンク)で起死回生の1点を奪ったが、その得点だけで代表に定着したと言い切ることはできない。ザックジャパンの1トップは最も選手層が薄いポジションだけに、誰でも入り込むチャンスがあるということ。2014年Jリーグで川又堅碁(新潟)や工藤壮人(柏)らが凄まじいスタートダッシュを見せたり、ベテラン・前田遼一(磐田)が復活の兆しを見せれば、ブラジル大会の最終メンバーに滑り込むこともありえるのだ。

それだけ大迫の1860ミュンヘン移籍はハイリスクである。この賭けに勝てるかどうかは本人次第。まずは周囲としっかりコミュニケーションを取り、自分にボールを集めてもらえるような関係をチームメートと構築することが肝要だ。FWはボールをもらえなければシュートも打てないし、ゴールも奪えない。その厳しさを認識したうえで、信頼を得るべく努力してほしい。


大迫の移籍について筆を執った元川女史である。
特に新しい見解も情報もない。
今一番の話題である大迫バブルに乗ったコラムと言ってよかろう。
もう少し、取材なり見解なりを出してもらわねば読む必要がなくなる。
元鹿島番として自覚を持って記事を書いて欲しいと願う。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-01-08 13:53:02
確かにお金もらって書く文章ではないですね。
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Unknown (Unknown)
2014-01-08 15:30:41
これでコラムといえるのか。
簡単に作り上げた感じがする。
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Unknown (Unknown)
2014-01-08 15:59:05
>その厳しさを認識したうえで、信頼を得るべく努力してほしい。

どうしてこんな簡単簡潔なコラム書いたんでしょう?
コラムというより日記ですね。素人レベルでも書きそうな集約されただけの内容です。
目新しい視点からの切れ込みは全くないですね。
鹿島番していたとは思えない。多分、大迫に興味がそれほどないように感じます。

柿谷の記事はよかったので、「大迫について書いてください」という与えられた課題だったのかも・・・。
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どうした悦っちゃん (Unknown)
2014-01-08 16:54:31
・・・・だろう
・・・・だろう

こんな記事読みたくもない。

昔の取材記事は読み応えがあったのに
噴気を望みます。
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Unknown (杉並鹿)
2014-01-08 21:11:05
ちゃんと仕事してもらいたいっす┐('~`;)┌
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Unknown (Unknown)
2014-01-08 22:42:25
書けばいいってものではないですよね。
読みごたえのない内容でガッカリですね。
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Unknown (Unknown)
2014-01-08 23:04:17
確かに、プロが書く文章でないですね。
2ちゃんねるや、ブログ村のブログあたりと同じレベルな気がします…苦笑
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