鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

横浜FC戦コメント

2007年08月26日 | Weblog
【J1:第22節】鹿島 vs 横浜FC:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●興梠慎三選手(鹿島):
「キツイ試合だった。点が取れるところを取れなかったので苦しい試合になった。監督には点を取りにいけと言われていたので1点狙ってた。ボールを持ったら勝負しろって言われてたのでその通りにいってよかった。ごっつぁんゴールだったけど決められてうれしかった。後半戦がまだあるので落とさないようにいきたい。後半戦はこれまでひと試合も出ていなかったので、これで監督へアピールになって良かったと思う。
アントラーズより上にチームがあるので勝てて良かった。シュートは膝で行った。サポーターとは僕のコールを『コウロキ!』って一緒に唄った。
今日はとにかく勝って良かった」

●増田誓志選手(鹿島):
「リズムがあっちに行っている時間があった。失点の前後も相手のリズムだった。前半最初に点が入って落ち着きすぎた。つねに良いリズムでできなかったのが…。もう1点、あの流れで取れれば良かった」
●岩政大樹選手(鹿島):
「今日は全体的に声が少なかった。僕はいつか失点すると思っていた。危うく取り返しの付かない勝ち点2を失うところだった。もっと自分たちのサッカーを謙虚に見ていかないと。ガンバ戦は自然と引き締まると思うが、引き締めようと思わないと引き締まらないのは選手として問題。どこでも同じようにできるようにしないといけない。誰とは言わず、もっと球際だったり長い距離を走ることができると思う。
先に点が入るとペースダウンしてしまう。苦しい状況になると頑張り出す。優勝するにはそういう試合を減らさないと行けない。今日は、途中で入った慎三(興梠選手)だったり、ダニーロだったり、青木ががんばってくれて良かった」
●柳沢敦選手(鹿島):
「勝ち点3を取ることができて良かった。立ち上がり、集中する前に点が入ることは良くある。ただ、流れが良くない部分が多かった。ガンバ戦に向けて修正していきたい。もう一度、気持ちを入れ替えて臨みたいと思う。
(ゴールについては?)自分としては泥臭いけど良いゴールだったと思う。いまは勝ち点が10以上離れていたときにくらべれば十分優勝を意識できる」
●内田篤人選手(鹿島):
「ガンバ戦は走り負けないようにしたい。
(対面は安田選手ですが?)勢いがあって、性格もスタイルもわかっている。でも、いつも通りにやりたい。
(イエローカードをもらったが?)あれはイエロー…。ちょっと引っ張られたけど後悔してる。
ここまで勝ってきて、次で負けたら意味がない。リーグ戦が始まってから前半戦は苦しい思いでやってきてここまで来た」


【J1:第22節】鹿島 vs 横浜FC:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月25日(土) 2007 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 1 横浜FC (19:05/カシマ/15,957人)
得点者:'1 柳沢敦(鹿島)、'69 根占真伍(横浜FC)、'82 興梠慎三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:大宮戦でも途中出場の増田選手が決勝ゴール。今日も興梠選手が決勝ゴールというかたちで監督の采配がずばずば当たっている。監督の期待に選手が応えられる要因をどうお考えですか?
「監督として、まずサブのメンバーに何をしなくてはいけないかというと自信を与えることをしなくてはいけないし、あるいは僕は君を信じているという信号を送らなくちゃいけないと思います。まずそういう作業をしたうえで、個の意識を高める作業をしてます。それは日々の練習からであって、いろんな状況というのは試合の中で生まれてくる。そういう練習を多く取り入れることによって、実際の試合になったとき、ひとつのチャンスをものにするということが大切であり、練習から高い意識をもっていれば、ファーストタッチでもシュートを決められるんだという僕は言い続けています。自分の采配が当たっているというより、彼らの高い意識がこういう結果につながっているのではと思います。やはり選手個人の意識やその改善が結果につながっていると思います」
Q:点を取った後、なかなか追加点を奪えなかったわけですが、その点について監督が不満をお持ちでしたら教えて下さい。
「確かに1点目取った後にチャンスはたくさんあったと思いますし、一つは野沢選手がフリーで中央に飛び出したところで残念ながらシュートがポストに当たってしまったこともありました。また内田選手が飛び出していったところでシュートを打つタイミングのところで、ファウルをされたかと思いますけど、レフリーの判断はシミュレーションという形になってしまった。そのあともチャンスはつくっていますし、点に結びつかなかったところはあったと思いますけど、われわれのワンサイドゲームではなかったし、横浜FCもすばらしい組織的な守備を、ひとりひとりが戦術的役割を果たそうという気持ちでいたから、われわれの攻撃もなかなか機能しなかったというところがあったんではないかと思います」
Q:興梠選手がファーストタッチで点を決めたと思いますが、監督からの指示はどういったものだったのでしょうか?
「多少、運も味方してくれるというところが僕の采配にはあるかもしれませんが、さっき言ったように練習の成果だと思いますし、本人にも入るときにフレッシュな状態でいるので、集中・注意というものを張って欲しい、チャンスは絶対に来るのでそれをものにして欲しいと言いました。特にサイドに入ったときの動きだしというところ、ポジショニングというところを、つねに練習の中で取り入れて多く注文を出したり修正したりする作業をしているので、そういった部分の積み重ねてというのが今日の結果につながっていると思う」
Q:横浜FCのマルコス・パウロ選手がポイントになっていたと思うのですが、彼に対する特別なマーキングなどの指示はあったのでしょうか?
「特別にマンマークという形にはしてませんけど、彼がボールをもったときに必ずひとりがプレッシャーをかけるように指示しました。どうしてもうちは、柳沢、マルキーニョス、本山、野沢と前の4人が流動的に動くので、どうしても誰かを固定してしまえば、攻撃の動き出しが少なくなってしまう。そういう意味で近くにいる選手が必ずプレッシャーをかけるということをお願いしてるので、うちが攻撃しているとき、彼がディフェンスラインの前にいるので、ちょうど奪ってからボールを受けやすい選手なので、切り替えを早くしながら彼に対してプレッシャーをかけるという指示は細かく出しました」
Q:次、ガンバ戦があって、レッズ戦など優勝争いをするために重要な試合が控えています。リーグ戦を制覇するために今後必要となる要素は?
「上位との対決がありますけど、まず次節のガンバ戦を考えていきたい。そこに集中したい。そこに勝ってから次のプロセスを考えていきたい。いまは一戦一戦が大事であって、ただこのリーグ戦に参加してるだけなのか、それともタイトルを取りに行くのか、という気持ちを強く持って、目的を失わずにひとつひとつの作業をやっていくことがすごく大切なのであり、そういった作業をチーム内全体でもっと強くしていかないといけない。そう言ったところを踏まえて、次のガンバは日本代表もいますし、外国人の助っ人もいますし、技術的にほんとうにすばらしいチームだと思いますので、タフな試合になると思います。厳しい試合という前提で戦わなければいけないし、優勝するためにはまずガンバに勝たなくてはいけない。勝った上で次のことを考えて、ひとつひとつやっていきたいと思っています」
以上
 
自分の采配より選手個人の意識の改善が結果に結びついた。
1点目をとったあとチャンスは多くあったのに点に結びつかなかったのは横浜FCも守備を中心にしっかりとしたサッカーをしていたからであって我々が思うように攻撃できなかったんだと思う。
リーグ戦制覇のために必要なことというよりも次のガンバ戦に集中することが大切。
1戦1戦が大事であり、タイトルを獲りにいくという気持ちを強く持つこと。次はタフな試合になるだろうがガンバに対してしっかりと勝たなければならない。
 
岩政の言うように危機感を募らせる試合であった。
結果だけは残っている。
が故に怖いのである。
4連勝したとはいえ下位に沈む降格レースに出馬しておるチームである。
圧勝せよとは言わぬが、中盤を制圧される相手ではないはず。
これは楽観視できぬ状況。
一通り下位と当たったここから先は上位との連戦となる。
既に選手も監督も先を見てはいるようであるが、実際に対戦せねば分からぬことも多い。
勝って兜の緒を締めるのである。

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2 コメント

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Unknown (tk4)
2007-08-26 09:36:30
篤人はダイブしないという感じの選手なんで、PKとってくれるかなと思ったんですけど、シミュレーションとられちゃいましたね。
篤人は本当にいいSBだ。

しかし、得点シーンでの興梠の動きは素晴らしい。
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-08-26 09:40:43
挙動に踏ん張ってる様子が現れなかったので誤審になったのでしょう。
肩に手をかけたら必ずファールを取った方が選手の成長に繋がりますよね。
日本サッカーのために審判の成長を希望しています。
興梠は佐々木が後ろに迫っているので気を抜けませんよね。
チーム内の競争が今の成績に繋がっていると思います。
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