代表未招集効果?鹿島初の8月全勝狙う
鹿島が「代表未招集効果」でクラブ初の8月公式戦全勝を果たし、首位奪取へ加速する。今月中旬のリーグ再開後、4連勝と最高の状況で、明日29日に勝ち点3差の2位G大阪と対戦する。例年は、代表招集が重なって疲労がピークに達する8月を苦手にしてきた。だが、オシムジャパンにはほとんど招集されず、激戦だった7月のアジア杯も代表ゼロ。その分、連係、コンディションは万全と思わぬ効果が生まれた。
中3日で迎えるG大阪戦だが、オフ明けの27日の練習も前節先発組はミーティング、氷風呂などボールは一切使わずに終了した。首脳陣の「試合後48時間は本格的な練習はしない」との方針に基づき、ひたすらリフレッシュ。MF増田は「2日間休むと、状態も全然違う」と効果を実感する。
疲労回復を優先できるのも、代表戦があった7月に充実した練習を積んであるからだ。オリベイラ監督は「代表選手はいないが、チームが成熟できるのはいいことだ」と認めた。G大阪に勝てば5連勝で、8月全勝はクラブ初の快挙。3大タイトルを取ってないシーズンの8月は、16勝3分け20敗(獲得年は同18勝5分け6敗)と失速につながるだけに、今年の快進撃は10冠への吉兆ともいえる。
代表に入りたい思いは、当然ある。J1で現代表の試合に選手が出場していないのは鹿島を含めて4チームだけ。黄金時代から比べると寂しい現状だ。MF本山は「今は1つでもタイトルを取りたいという気持ちが強い。でも勝っていくことで(代表に)評価される」。今、最もホットな鹿島が勝利の女神と、そして近い将来、オシム監督を振り向かせる。【広重竜太郎】 [2007年8月28日8時59分 紙面から]
好調の原因がオシムのアシストとの報道。
全く持って合点がいかぬ。
が、代表招集に泣かされ続けた過去を振り返るに、今のこの時期呼ばれぬことは幸せであると断言できることも事実である。
選手はクラブに専念でき、監督は選手起用に悩む必要がないこの状態は好機であることは否めない。
しかしながら、亡国の現代表監督を振り向かせるためにプレイしているわけではないことも紛れもない真実なのである。
クラブの発展なくして、代表の発展はない。
代表の戦術が、サッカーのトレンドを作る時代は終わっている。
4バックをベースに、中盤でのポゼッションと、連動したプレス、素早い攻守の切り替え。世界に通じる鹿島の戦術で優勝したい!
代表よりも鹿島のほうが強く魅力的だった三冠時代を魅せてあげよう!
今の代表って代表してる選手ではなくて選抜選手だよね。
どうっでもいいことですが。