鹿島・オリヴェイラ監督の続投決定的
昨年12月、Jリーグ制覇を果たしたオリヴェイラ監督
Photo By スポニチ
鹿島のオリヴェイラ監督(57)が来季も指揮を執ることが17日、決定的となった。指揮官は「ここでの環境には満足しているし、チームとは哲学、目標もすべて一致している。サッカーは継続が大事。残ってやりたい気持ちです」と明言。クラブ側も「代える理由はない」と来週にも続投を要請する方針で、オリヴェイラ監督の続投が決定的となった。
ブラジル人指揮官は昨季から指揮を執り、1年目でいきなりリーグ、天皇杯の2冠を達成。今季もACL敗退により目標のアジア制覇は逸したが、リーグではここまで連覇の狙える首位をキープ。その間、日本代表入りするまでに成長したMF青木は「なかなかこんな監督にはめぐり合えない。監督のためにも、来季こそはアジアを制覇したい」と話した。
[ 2008年10月18日 ]
「来年もここに残りたい」オリヴェイラ監督続投…鹿島
鹿島はオズワルド・オリヴェイラ監督(57)の来季続投が17日、決定的になった。クラブはすでに契約延長要請を行う方針を固め、週明けの会談で打診する予定。来年1月31日の1年契約満了を前に、同監督も「条件面の話もあるが、来年もここに残りたい」と明言した。就任3年目で最強チームを作り上げる。
監督就任2年目の今季は、リーグ戦で首位をキープ(17日現在)。また、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、チーム史上初の決勝トーナメント進出を果たした。鈴木満取締役強化部長は「代える理由はない」と強行日程の中で、残した実績を高評価。「チームは3年間で完成する。来年、すべてのタイトルを狙えるチームにできると思う」と続投理由を説明した。
監督、クラブとも目標は来季の「ACL&リーグ制覇」で一致している。「幸い、私とチームは同じ哲学、同じ目標を持っている。選手が成長するように、チームも成熟していく。私はこの環境に満足している」と指揮官。今季残り6試合、リーグ連覇に向け、全力を注ぎ、集大成となる3年目へ弾みをつける。
(2008年10月18日06時02分 スポーツ報知)
オリベイラ監督 続投の意思示す
2008/10/18(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島のオズワルド・オリベイラ監督が17日、来季について「サッカーは成長と継続が大事で、チームも成熟する。今は残ってやりたい気持ちだ」と続投の意思を示した。
オリベイラ監督はブラジル出身。鹿島では昨季から指揮を執り、今季で2年目。1年目はJリーグと天皇杯の2冠に導いたほか、若手の育成にも定評があり、手腕は誰もが認めるところ。今季は最大の目標であったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)こそ準々決勝で敗退したが、リーグ戦は首位に立ち連覇へ挑んでいる最中。「なかなか、ああいう監督には巡り合えない。残ってくれたら本当にうれしい」と青木が話すように、選手からの信頼も厚い。
クラブ側からの正式要請はないが、幹部は「問題があるわけじゃないし、代える理由もない」と話し、近日中にも意見を集約しオファーを出す考えだ。「ここでの環境は満足しているし、フロントとチームの目標もすべて一致している。気持ちは固まっている」と指揮官。鹿島は来季もオリベイラ政権で挑むことになりそうだ。
先月の26日に報じられたオリヴェイラ監督への来季続投要請であるが、オリヴェイラ監督自身も前向きなとの続報である。
これは吉報と言えよう。
レギュラーに固定された青木が喜ぶのも無理はないが、層ではなくとも十分に能力を超えた何かを持っているこの監督と勝利の喜びを分かち合いたい気持ちがあるのは事実である。
ところで、サッカー的には"続投"ではなく"続蹴"では無かろうか。
昨年12月、Jリーグ制覇を果たしたオリヴェイラ監督
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鹿島のオリヴェイラ監督(57)が来季も指揮を執ることが17日、決定的となった。指揮官は「ここでの環境には満足しているし、チームとは哲学、目標もすべて一致している。サッカーは継続が大事。残ってやりたい気持ちです」と明言。クラブ側も「代える理由はない」と来週にも続投を要請する方針で、オリヴェイラ監督の続投が決定的となった。
ブラジル人指揮官は昨季から指揮を執り、1年目でいきなりリーグ、天皇杯の2冠を達成。今季もACL敗退により目標のアジア制覇は逸したが、リーグではここまで連覇の狙える首位をキープ。その間、日本代表入りするまでに成長したMF青木は「なかなかこんな監督にはめぐり合えない。監督のためにも、来季こそはアジアを制覇したい」と話した。
[ 2008年10月18日 ]
「来年もここに残りたい」オリヴェイラ監督続投…鹿島
鹿島はオズワルド・オリヴェイラ監督(57)の来季続投が17日、決定的になった。クラブはすでに契約延長要請を行う方針を固め、週明けの会談で打診する予定。来年1月31日の1年契約満了を前に、同監督も「条件面の話もあるが、来年もここに残りたい」と明言した。就任3年目で最強チームを作り上げる。
監督就任2年目の今季は、リーグ戦で首位をキープ(17日現在)。また、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、チーム史上初の決勝トーナメント進出を果たした。鈴木満取締役強化部長は「代える理由はない」と強行日程の中で、残した実績を高評価。「チームは3年間で完成する。来年、すべてのタイトルを狙えるチームにできると思う」と続投理由を説明した。
監督、クラブとも目標は来季の「ACL&リーグ制覇」で一致している。「幸い、私とチームは同じ哲学、同じ目標を持っている。選手が成長するように、チームも成熟していく。私はこの環境に満足している」と指揮官。今季残り6試合、リーグ連覇に向け、全力を注ぎ、集大成となる3年目へ弾みをつける。
(2008年10月18日06時02分 スポーツ報知)
オリベイラ監督 続投の意思示す
2008/10/18(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島のオズワルド・オリベイラ監督が17日、来季について「サッカーは成長と継続が大事で、チームも成熟する。今は残ってやりたい気持ちだ」と続投の意思を示した。
オリベイラ監督はブラジル出身。鹿島では昨季から指揮を執り、今季で2年目。1年目はJリーグと天皇杯の2冠に導いたほか、若手の育成にも定評があり、手腕は誰もが認めるところ。今季は最大の目標であったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)こそ準々決勝で敗退したが、リーグ戦は首位に立ち連覇へ挑んでいる最中。「なかなか、ああいう監督には巡り合えない。残ってくれたら本当にうれしい」と青木が話すように、選手からの信頼も厚い。
クラブ側からの正式要請はないが、幹部は「問題があるわけじゃないし、代える理由もない」と話し、近日中にも意見を集約しオファーを出す考えだ。「ここでの環境は満足しているし、フロントとチームの目標もすべて一致している。気持ちは固まっている」と指揮官。鹿島は来季もオリベイラ政権で挑むことになりそうだ。
先月の26日に報じられたオリヴェイラ監督への来季続投要請であるが、オリヴェイラ監督自身も前向きなとの続報である。
これは吉報と言えよう。
レギュラーに固定された青木が喜ぶのも無理はないが、層ではなくとも十分に能力を超えた何かを持っているこの監督と勝利の喜びを分かち合いたい気持ちがあるのは事実である。
ところで、サッカー的には"続投"ではなく"続蹴"では無かろうか。