鹿島アントラーズ原理主義

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聖真、最も伸びた若手

2014年12月12日 | Weblog
「切り替える力が強み」 土居が語る鹿島
2014年12月12日14時26分


土居聖真

 世代交代が進んだ今季の鹿島で、最も伸びた若手は誰か。トニーニョ・セレーゾ監督と主将のMF小笠原が必ず名前を挙げるのは、MF土居聖真(22)だ。中学年代の育成組織(ジュニアユース)から鹿島一筋のトップ下に「アントラーズの哲学」を語ってもらった。

     ◇

 ジュニアユース時代から数え、鹿島に入って10年が経つ。このチームの「雰囲気」に、僕は育てられた。

 14歳の頃、長谷川祥之コーチ(元日本代表FW)が話してくれた。「終了の笛が鳴るまであきらめない、闘う姿勢を忘れないのが鹿島だ」と。クラブハウスには「献身、誠実、尊重」と書かれた額が飾ってある。ジーコさんの教えだ。

 2011年にトップチームに昇格し、最初の2年間はほとんど試合に出られなかった。自分に何が足りないか、練習から主力を観察した。先輩はミスをせず、周りのミスを補って帳消しにする。雑なパスを苦もなく足元に収め、近くの選手が球を失えば駆けつけて取り返す。鹿島で定位置を奪うためには、そんなプレーが必要なんだと気づいた。

 勝者のメンタリティーが鹿島の強みだと言われる。言葉にしづらいけど、思い当たるのは切り替える力。負けた後、モト(本山)さんや(中田)浩二さんは「早く着替え、次、勝つために準備しよう」と声をかけてくれる。長いシーズン、負けを引きずらないことが安定感につながる。

 主将の(小笠原)満男さんは体調が悪い時、それを決して口にしない。「相手に弱みを見せてはいけない」と。今季終盤、僕は右足首の負傷をチーム外には隠してプレーした。先輩の背中を見て、そうしようと決めた。

 0―1で敗れた最終節の鳥栖戦。2点差以上で勝てば、結果的にガ大阪と浦和を抜いて優勝だった。あの一戦、先制されて焦り、相手の球際の激しさにのまれた部分もあった。あんな苦しい状況で、思いきって勝負してチームを導ける存在に、来季はなりたい。

     ◇

 どい・しょうま 1992年、山形市出身。中学、高校と鹿島の育成組織を経て2011年にトップチーム昇格。昨季終盤からトップ下に定着。ドリブル突破と献身的な守備が持ち味。J1通算55試合出場10得点。07年の15歳以下日本代表。172センチ、63キロ。




今季最も伸びたと指揮官と主将に名を挙げられる聖真である。
ジュニアユースからの生え抜きが一本立ちしたことは大きい。
鹿島というクラブの伝統と空気を染み込ませた人材が中心に居るのだ。
聖真は鹿島の主軸というだけでなく、代表スタッフからも名を挙げられるところまで来た。
まだまだ成長していくであろう。
聖真の更なる飛躍で、チームも上昇していく。
聖真と共に勝利を積み重ねていこうではないか。
期待しておる。

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2 コメント

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Unknown (つくばのサポータ)
2014-12-12 23:57:21
来期の聖真の活躍期待しています!!!

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Unknown (Unknown)
2014-12-13 10:46:46
明らかにゴールを意識したプレイが増えて、相手にとって怖い選手になってきました。

来シーズンにはピッチ上で探さなくてもいいくらい本山・野沢のような輝く選手になりますよ。
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