【予想スタメン】指揮官解任で巻き返しを狙う鹿島、新体制初戦を白星で飾れるか
監督交代で巻き返しを狙う鹿島 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 選手全員で決起集会も開催
鹿島は21日、トニーニョ・セレーゾ監督の解任と、石井正忠新監督の就任を発表した。1stステージ8位、ACLは1次リーグで敗退。巻き返しを誓った2ndステージだが、新潟、清水、松本という下位クラブとの3連戦で1勝1分1敗と振るわなかった。クラブにとって、史上2例目となるシーズン途中の監督解任劇。選手に与える影響の大きさは計り知れないが、これまで出番のなかった選手にとっては、ある意味でチャンスにもなる。
22日には選手全員で決起集会を開催。選手会長の西大伍が音頭をとって、鹿嶋市内のブラジル料理店で昼食をとりながら、1人ずつ決意を述べた。西は「いい方向にいくと思う」話しており、チームが一丸となるために有意義な時間となったようだ。
左第5中足骨を痛めていた日本代表MF柴崎岳も、20日のMRI検査で患部の回復が見られ、復帰の予定。押しも押されぬ鹿島の中心選手の復帰は、一番のグッドニュースと言っていいだろう。ただ、監督交代から4日後の試合。準備不足の感はどうしても否めない。22日の練習では、元日本代表の本山雅志や、中村充孝が主力組に入るなど、石井新監督の色が徐々に出てきているが、どこまでフィットするかは未知数。先発メンバーは流動的な部分が多く、いきなり結果を求めるのは酷かもしれない。今季、ホームでは2勝2分4敗と相性は悪い。“鬼門”での戦いに注目が集まる。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
佐藤昭大
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
本山雅志
中村充孝
FW
赤崎秀平
■FC東京 カシマではリーグ戦わずか1勝とまさしく“鬼門”
前節は山形の堅守を崩しきることができず、スコアレスドロー。その中でも梶山陽平、太田宏介が相次いで負傷をし、前半のうちに2選手の交代を余儀なくされた。しかし、ボランチにポジションを変えた米本拓司や、急遽出場となった丸山祐市も好プレーを発揮。アクシデントにも動じず、状況の変化に対応し、誰が出場してもチームとして崩れなかったことは自信として良いはずだ。だが、梶山が長期離脱、右腿裏を痛めた太田は別メニューが続くとともに、東慶悟の状態も万全とは言えず、満身創痍の状態で鹿島との“大一番”を迎えることになる。
対鹿島戦では、2009年以降一度も勝利をつかめていないFC東京。カシマサッカースタジアムでの勝利も、リーグ戦では2007年に挙げたわずか1勝のみ。FC東京にとって、鹿島は常に目の前に立ちはだかる壁だ。電撃的な監督交代をした鹿島だが、石川直宏は「鹿島は鹿島。クラブの伝統として、常にシンプルに勝利に徹する戦いをしてくるだろう」と警戒を強める。それでも、「90分間を通して隙を作らず、一方で相手の隙を抜け目なく突く。これまでの鹿島のような戦いを僕たちが見せて勝ちたい」と力を込めた。
鹿島に対する苦手意識を払拭するためには、河野広貴、サンダサらを含め、新たなメンバーの健闘にも期待したいが、バランスを崩すと“いつもの鹿島戦と同じ”展開になりかねない。“鬼門”のアウェーでもあり、まずは確実に勝ち点1をもぎ取る粘り強さを求めたい。(totoONE編集部)
■FC東京予想スタメン
4-4-2
GK
権田修一
DF
徳永悠平
吉本一謙
森重真人
丸山祐市
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴
FW
石川直宏
前田遼一
岳の復帰、本山とアツの起用を予想するサッカーキングのプレビューである。
石井監督が就任後、この三人をレギュラー組に固定して練習してきた。
テクニックに優れる三人が奏でるハーモニーは、必ずやFC東京守備陣を崩すことであろう。
美しいパスワークで中盤を圧倒するのだ。
楽しみである。
監督交代で巻き返しを狙う鹿島 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 選手全員で決起集会も開催
鹿島は21日、トニーニョ・セレーゾ監督の解任と、石井正忠新監督の就任を発表した。1stステージ8位、ACLは1次リーグで敗退。巻き返しを誓った2ndステージだが、新潟、清水、松本という下位クラブとの3連戦で1勝1分1敗と振るわなかった。クラブにとって、史上2例目となるシーズン途中の監督解任劇。選手に与える影響の大きさは計り知れないが、これまで出番のなかった選手にとっては、ある意味でチャンスにもなる。
22日には選手全員で決起集会を開催。選手会長の西大伍が音頭をとって、鹿嶋市内のブラジル料理店で昼食をとりながら、1人ずつ決意を述べた。西は「いい方向にいくと思う」話しており、チームが一丸となるために有意義な時間となったようだ。
左第5中足骨を痛めていた日本代表MF柴崎岳も、20日のMRI検査で患部の回復が見られ、復帰の予定。押しも押されぬ鹿島の中心選手の復帰は、一番のグッドニュースと言っていいだろう。ただ、監督交代から4日後の試合。準備不足の感はどうしても否めない。22日の練習では、元日本代表の本山雅志や、中村充孝が主力組に入るなど、石井新監督の色が徐々に出てきているが、どこまでフィットするかは未知数。先発メンバーは流動的な部分が多く、いきなり結果を求めるのは酷かもしれない。今季、ホームでは2勝2分4敗と相性は悪い。“鬼門”での戦いに注目が集まる。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
佐藤昭大
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
本山雅志
中村充孝
FW
赤崎秀平
■FC東京 カシマではリーグ戦わずか1勝とまさしく“鬼門”
前節は山形の堅守を崩しきることができず、スコアレスドロー。その中でも梶山陽平、太田宏介が相次いで負傷をし、前半のうちに2選手の交代を余儀なくされた。しかし、ボランチにポジションを変えた米本拓司や、急遽出場となった丸山祐市も好プレーを発揮。アクシデントにも動じず、状況の変化に対応し、誰が出場してもチームとして崩れなかったことは自信として良いはずだ。だが、梶山が長期離脱、右腿裏を痛めた太田は別メニューが続くとともに、東慶悟の状態も万全とは言えず、満身創痍の状態で鹿島との“大一番”を迎えることになる。
対鹿島戦では、2009年以降一度も勝利をつかめていないFC東京。カシマサッカースタジアムでの勝利も、リーグ戦では2007年に挙げたわずか1勝のみ。FC東京にとって、鹿島は常に目の前に立ちはだかる壁だ。電撃的な監督交代をした鹿島だが、石川直宏は「鹿島は鹿島。クラブの伝統として、常にシンプルに勝利に徹する戦いをしてくるだろう」と警戒を強める。それでも、「90分間を通して隙を作らず、一方で相手の隙を抜け目なく突く。これまでの鹿島のような戦いを僕たちが見せて勝ちたい」と力を込めた。
鹿島に対する苦手意識を払拭するためには、河野広貴、サンダサらを含め、新たなメンバーの健闘にも期待したいが、バランスを崩すと“いつもの鹿島戦と同じ”展開になりかねない。“鬼門”のアウェーでもあり、まずは確実に勝ち点1をもぎ取る粘り強さを求めたい。(totoONE編集部)
■FC東京予想スタメン
4-4-2
GK
権田修一
DF
徳永悠平
吉本一謙
森重真人
丸山祐市
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴
FW
石川直宏
前田遼一
岳の復帰、本山とアツの起用を予想するサッカーキングのプレビューである。
石井監督が就任後、この三人をレギュラー組に固定して練習してきた。
テクニックに優れる三人が奏でるハーモニーは、必ずやFC東京守備陣を崩すことであろう。
美しいパスワークで中盤を圧倒するのだ。
楽しみである。