鹿島アントラーズ原理主義

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伊野波代理人、強引な手法

2012年01月20日 | Weblog
伊野波の退団を代理人が明言「彼はもうハイドゥクの選手ではない」
 サッカー日本代表DF伊野波雅彦が給与未払い問題などで、所属するクロアチアのハイドゥク・スプリト退団を希望しているとされる報道について、代理人が口を開き「クラブに対して契約解除のメールを送った」とその事実を認めた。『スロボドナ・ダルマチヤ』紙の電子版が報じている。

 同報道によると、代理人はハイドゥクに対し、給与未払いのため伊野波の契約を解除するよう求めたが、クラブ側からの協力は得られなかったという。ハイドゥク側はトレーニングに姿を現さなかった伊野波に、罰則を与えると伝えられているが、代理人は「契約解除の通知をした後は、クラブの忠告に従う必要はないはず。仮にハイドゥクが彼の移籍を許さなかった場合、FIFA(国際サッカー連盟)の規則にのっとり、何らかの手段を選ぶことになる」と訴訟を起こすことも辞さない構えを示した。

 また給与の未払いについては「3カ月以上」とし、「これは契約解除に十分過ぎる理由だと思う。この問題についてはわれわれは100パーセント正しい。話し合いの準備はできているが、伊野波はもうハイドゥクの選手ではない。それだけははっきりと言いたい」と伊野波の退団を明言した。

 伊野波は2011年7月に鹿島アントラーズからハイドゥクに移籍。移籍金は推定20万ユーロ(約2000万円)とされている。

[ スポーツナビ 2012年1月20日 17:11 ]

一方的に契約解除のメールを送ったと語る伊野波の代理人である。
これにて、伊野波はハイドゥク・スプリトを退団したこととなっておると申しておる。
状況は理解出来た。
このやり取りを見る限り、かなり乱暴な手法を採っておるように受け取れる。
確かにハイドゥク・スプリトのやり口、対応は誠意を欠いており、悪質なようにも思える。
しかしながら、だからといって、伊野波側も同様の手口で良いとは思えぬのだ。
こちら側に落ち度が無いように振る舞い、上手に移籍した方が、後々楽だと考えるのは、日本に住み、ほとんどのことが契約通りに動く社会に慣れておる者の戯れ言であろうか。
とはいえ、動いてしまったものをとやかく言ってもどうにもならぬ。
代理人は、クライアントの意向に添えるよう、最大限の努力をするのだ。
伊野波が望む欧州移籍に向け、DVDを各クラブに送付し、色よい返事を貰いたまえ。
ここまで、悪化したハイドゥク・スプリトとのことを忘れさせられる良いクラブを探すのだ。
伊野波としては、この経験を糧とし、事前情報を自分できちんと判断すべきである。
世界は広い。
たかだか二十数年生きただけでは計り知れぬことが山のようにあるのだ。
心して、サッカーに打ち込んで欲しい。

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