【J1:第10節 C大阪 vs 神戸】試合終了後の各選手コメント(12.05.06)
5月6日(日) 2012 J1リーグ戦 第10節
C大阪 1 - 2 神戸 (13:05/金鳥スタ/16,446人)
得点者:36' 吉田孝行(神戸)、40' キムボギョン(C大阪)、68' 野沢拓也(神戸)
●野沢拓也選手(神戸)
「(途中からキャプテンマークを巻いたが?)あんまり巻いても別に意識とかしていないので。でも、これは絆でもあり、みんなの思いもあるので。タカさん(吉田)からもらったとき、『頼むぞ』と言われて。そういったなかで点が取れてよかった。(中2日、体力的にきついなかでも、神戸のサッカーで勝てたが?)お互い状況は一緒ですが、そのなかで2連勝というのは、チームにとっても、みんなにとっても自信になる。ましてや、危機感を持ってやれているので、これを続けることが上につながっていくんじゃないかなと思います。(野沢選手自身、2-1になってからも、とどめを刺しにいっていたようだったが?)その辺はチャンスもあったが、もう1度コミュニケーションを取っていく必要がある。でも、取れるというチャンスはありましたし、苦しい場面も多かったなか、とどめを刺したいという思いもあった。そこは課題として、今後につなげたい」
[ J1:第10節 C大阪 vs 神戸 ]
1-1のまま迎えた68分、神戸は森岡亮太からのボールを野沢拓也(写真)が左足で決めて勝越しに成功。そのまま逃げ切った神戸が今季二度目の連勝を飾った。
[ J1:第10節 C大阪 vs 神戸 ] WOWプレーヤーズアワード
本日の試合で決勝点をあげた野沢拓也選手(神戸)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
神戸、野沢弾でダービー&監督解任後連勝
C大阪対神戸 後半、左足で決勝ゴールを決める神戸FW野沢(撮影・築山幸雄)
<J1:C大阪1-2神戸>◇第10節◇6日◇金鳥スタ
神戸がC大阪を下し、G大阪との開幕戦に続く関西ダービー2連勝を飾った。後半23分、鹿島から新加入したMF野沢拓也(30)が決勝のミドル弾。和田前監督解任後、暫定的に指揮をとる安達亮ヘッドコーチ(42)が3日の大宮戦に続いてチームを今季2度目の連勝へと導き、リーグ戦5勝5敗の五分に戻した。
チームの思いを一身に背負い、左足を振り抜いた。後半23分、MF森岡からパスを受けたMF野沢が、ゴール右隅に決勝点となるミドル弾。ベンチに下がった主将FW吉田から「頼むぞ!」と、キャプテンマークを受け継いだ直後の決勝弾でチームに連勝を運んだ。
「スペースをうまくつくってシュートする意識が結果的に点につながった。苦しい場面も多かったけど、2連勝は自信につながる」
鹿島時代にも巻いた記憶がないというキャプテンマーク。ピッチを離れれば、温和な語り口で周囲を和ませる30歳は「僕はそういう(主将の)タイプじゃないけど、これは神戸の絆でもあるし、皆の思いもあった。その力で点が取れた」と、チーム全員の気持ちを代弁した。
これで和田前監督解任後、安達ヘッドが暫定的に指揮をとって2連勝。前節3日の大宮戦に続き、中2日の厳しい日程でも運動量を求められる堅守速攻のサッカーを徹底し、少ないチャンスをものにした。FW吉田は「皆がやるべきことをはっきりさせて、責任を持ってやっている。とにかく勝ちたいという気持ちが結果に出たのかな」と、はにかんだ。
クラブは次期監督候補として前G大阪監督の西野朗氏と交渉を進めているが、次節12日の名古屋戦も安達ヘッドがチームを指揮することが濃厚。安達ヘッドは「次の試合が最後と思ってやるしかない」と、気を引き締めた。持ち味であるショートカウンターで走り勝つサッカーに原点回帰した神戸。和田前監督の解任ショックから立ち直り、クラブ史上初のACL出場権獲得に向け、再び走りだした。【福岡吉央】
[2012年5月7日13時3分 紙面から]
神戸 野沢決めた!“暫定”安達体制で連勝!
J1第10節 神戸2-1C大阪 (5月6日 金鳥スタ)
<C大阪・神戸>後半23分、野沢(左)は決勝ゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ
神戸が監督解任から2連勝を飾った。主役は今季新加入し、攻撃を引っ張る野沢。一進一退の後半23分、途中出場の森岡とのスムーズなパス交換からペナルティーエリア手前で左足を一閃(いっせん)。ボールは一直線にゴール右隅へと吸い込まれた。
これでリーグ戦は5勝5敗の五分。暫定的に指揮を執る安達ヘッドコーチが「攻撃のアクセント」と評価する30歳は「2連勝はチームの自信になるし、みんなは危機感を持ってやっている」と話し、チームの上昇機運に手応えを感じ取っていた。
[ 2012年5月7日 06:00 ]
野沢、豪快ミドルが決勝弾…神戸
◆J1第10節 C大阪1─2神戸(6日・キンチョウスタジアム) 神戸はMF野沢の決勝弾でC大阪を破った。同点の後半23分。速攻から豪快なミドル。「連勝は自信につながる」と胸を張った。和田昌裕前監督(47)がこだわった堅守速攻に回帰し、皮肉にも解任後2連勝。暫定指揮の安達亮ヘッドコーチ(42)は「和田さんの時代から築き上げてきたものが出始めた」と感謝していた。
(2012年5月7日06時02分 スポーツ報知)
神戸、連勝!チーム一丸9位浮上
後半、勝ち越しゴールを決め、スタンドの歓声にガッツポーズで応える神戸・野沢拓也(撮影・吉田敦史)
「J1、C大阪1‐2神戸」(6日、金鳥ス)
神戸が後半23分、MF野沢拓也(30)の決勝ゴールにより、C大阪に2‐1で競り勝った。神戸は2連勝、C大阪は2連敗となった。大宮‐G大阪は雷雨の影響により試合開始が1時間遅れた中、大宮が1‐0で勝った。首位の仙台は清水に0‐1で敗れ、今季10試合目で初黒星を喫した。
魂を込めた左足を振り抜いた。1‐1の後半23分、神戸のDF奥井のクリアを右サイドで受けた野沢が、途中出場のMF森岡とパス交換しながら中央へ。「チャンスになると思って狙っていた。(森岡)亮太は技術もあり、シュートの意識もあったから(DFがつられて)点につながった」。技巧派は、謙虚に決勝点を振り返った。
野沢の右腕には、キャプテンマークが巻かれていた。ゴールの1分前に主将のFW吉田が交代。たまたま近くにいた野沢は、“絆(きずな)”の文字が刺しゅうされたマークを「頼む。絶対点を取ってくれ!!」と託された。鹿島時代にも経験がないキャプテンマークに「タカさん(吉田)や、みんなの思いが詰まっていた」と肌で感じ、勝利へ導いた。
自らを「キャプテンとか、そんなタイプじゃない」と分析する。だが、今オフに移籍が決まった際、神戸を強くするためにクラブ側と何度も議論を重ね、今季の始動時には主将に推すスタッフもいたほど。勝利の立役者は「もう1点、トドメをさせたところもあったのでそこは課題」と、反省も忘れなかった。
和田前監督の解任後、チームは2連勝。コーチングスタッフの人数減の影響もあって、C大阪の前節だった札幌‐C大阪(3日、厚別)に分析担当のスタッフを派遣できなかった。もっとも、暫定的に指揮を執る安達ヘッドコーチは「(制限があった中で)分析担当が本当にいい仕事をしてくれた。選手もよく走ってくれた」と評価。一丸体制で勝利を積み重ね、神戸が上位を目指す。
(2012年5月7日)
豪快なミドルで決勝点を奪った神戸の野沢である。
ゲーム途中からはキャプテンマークを巻き責任も背負い、その重責を吹き飛ばす活躍と言えよう。
野沢の加入で神戸は確実に強化された。
その上位・神戸を倒すべく、我等も精進せねばなるまい。
10日後に迫った対決に準備を怠ってはならぬ。
気合いを入れて勝負しようではないか。
5月6日(日) 2012 J1リーグ戦 第10節
C大阪 1 - 2 神戸 (13:05/金鳥スタ/16,446人)
得点者:36' 吉田孝行(神戸)、40' キムボギョン(C大阪)、68' 野沢拓也(神戸)
●野沢拓也選手(神戸)
「(途中からキャプテンマークを巻いたが?)あんまり巻いても別に意識とかしていないので。でも、これは絆でもあり、みんなの思いもあるので。タカさん(吉田)からもらったとき、『頼むぞ』と言われて。そういったなかで点が取れてよかった。(中2日、体力的にきついなかでも、神戸のサッカーで勝てたが?)お互い状況は一緒ですが、そのなかで2連勝というのは、チームにとっても、みんなにとっても自信になる。ましてや、危機感を持ってやれているので、これを続けることが上につながっていくんじゃないかなと思います。(野沢選手自身、2-1になってからも、とどめを刺しにいっていたようだったが?)その辺はチャンスもあったが、もう1度コミュニケーションを取っていく必要がある。でも、取れるというチャンスはありましたし、苦しい場面も多かったなか、とどめを刺したいという思いもあった。そこは課題として、今後につなげたい」
[ J1:第10節 C大阪 vs 神戸 ]
1-1のまま迎えた68分、神戸は森岡亮太からのボールを野沢拓也(写真)が左足で決めて勝越しに成功。そのまま逃げ切った神戸が今季二度目の連勝を飾った。
[ J1:第10節 C大阪 vs 神戸 ] WOWプレーヤーズアワード
本日の試合で決勝点をあげた野沢拓也選手(神戸)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
神戸、野沢弾でダービー&監督解任後連勝
C大阪対神戸 後半、左足で決勝ゴールを決める神戸FW野沢(撮影・築山幸雄)
<J1:C大阪1-2神戸>◇第10節◇6日◇金鳥スタ
神戸がC大阪を下し、G大阪との開幕戦に続く関西ダービー2連勝を飾った。後半23分、鹿島から新加入したMF野沢拓也(30)が決勝のミドル弾。和田前監督解任後、暫定的に指揮をとる安達亮ヘッドコーチ(42)が3日の大宮戦に続いてチームを今季2度目の連勝へと導き、リーグ戦5勝5敗の五分に戻した。
チームの思いを一身に背負い、左足を振り抜いた。後半23分、MF森岡からパスを受けたMF野沢が、ゴール右隅に決勝点となるミドル弾。ベンチに下がった主将FW吉田から「頼むぞ!」と、キャプテンマークを受け継いだ直後の決勝弾でチームに連勝を運んだ。
「スペースをうまくつくってシュートする意識が結果的に点につながった。苦しい場面も多かったけど、2連勝は自信につながる」
鹿島時代にも巻いた記憶がないというキャプテンマーク。ピッチを離れれば、温和な語り口で周囲を和ませる30歳は「僕はそういう(主将の)タイプじゃないけど、これは神戸の絆でもあるし、皆の思いもあった。その力で点が取れた」と、チーム全員の気持ちを代弁した。
これで和田前監督解任後、安達ヘッドが暫定的に指揮をとって2連勝。前節3日の大宮戦に続き、中2日の厳しい日程でも運動量を求められる堅守速攻のサッカーを徹底し、少ないチャンスをものにした。FW吉田は「皆がやるべきことをはっきりさせて、責任を持ってやっている。とにかく勝ちたいという気持ちが結果に出たのかな」と、はにかんだ。
クラブは次期監督候補として前G大阪監督の西野朗氏と交渉を進めているが、次節12日の名古屋戦も安達ヘッドがチームを指揮することが濃厚。安達ヘッドは「次の試合が最後と思ってやるしかない」と、気を引き締めた。持ち味であるショートカウンターで走り勝つサッカーに原点回帰した神戸。和田前監督の解任ショックから立ち直り、クラブ史上初のACL出場権獲得に向け、再び走りだした。【福岡吉央】
[2012年5月7日13時3分 紙面から]
神戸 野沢決めた!“暫定”安達体制で連勝!
J1第10節 神戸2-1C大阪 (5月6日 金鳥スタ)
<C大阪・神戸>後半23分、野沢(左)は決勝ゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ
神戸が監督解任から2連勝を飾った。主役は今季新加入し、攻撃を引っ張る野沢。一進一退の後半23分、途中出場の森岡とのスムーズなパス交換からペナルティーエリア手前で左足を一閃(いっせん)。ボールは一直線にゴール右隅へと吸い込まれた。
これでリーグ戦は5勝5敗の五分。暫定的に指揮を執る安達ヘッドコーチが「攻撃のアクセント」と評価する30歳は「2連勝はチームの自信になるし、みんなは危機感を持ってやっている」と話し、チームの上昇機運に手応えを感じ取っていた。
[ 2012年5月7日 06:00 ]
野沢、豪快ミドルが決勝弾…神戸
◆J1第10節 C大阪1─2神戸(6日・キンチョウスタジアム) 神戸はMF野沢の決勝弾でC大阪を破った。同点の後半23分。速攻から豪快なミドル。「連勝は自信につながる」と胸を張った。和田昌裕前監督(47)がこだわった堅守速攻に回帰し、皮肉にも解任後2連勝。暫定指揮の安達亮ヘッドコーチ(42)は「和田さんの時代から築き上げてきたものが出始めた」と感謝していた。
(2012年5月7日06時02分 スポーツ報知)
神戸、連勝!チーム一丸9位浮上
後半、勝ち越しゴールを決め、スタンドの歓声にガッツポーズで応える神戸・野沢拓也(撮影・吉田敦史)
「J1、C大阪1‐2神戸」(6日、金鳥ス)
神戸が後半23分、MF野沢拓也(30)の決勝ゴールにより、C大阪に2‐1で競り勝った。神戸は2連勝、C大阪は2連敗となった。大宮‐G大阪は雷雨の影響により試合開始が1時間遅れた中、大宮が1‐0で勝った。首位の仙台は清水に0‐1で敗れ、今季10試合目で初黒星を喫した。
魂を込めた左足を振り抜いた。1‐1の後半23分、神戸のDF奥井のクリアを右サイドで受けた野沢が、途中出場のMF森岡とパス交換しながら中央へ。「チャンスになると思って狙っていた。(森岡)亮太は技術もあり、シュートの意識もあったから(DFがつられて)点につながった」。技巧派は、謙虚に決勝点を振り返った。
野沢の右腕には、キャプテンマークが巻かれていた。ゴールの1分前に主将のFW吉田が交代。たまたま近くにいた野沢は、“絆(きずな)”の文字が刺しゅうされたマークを「頼む。絶対点を取ってくれ!!」と託された。鹿島時代にも経験がないキャプテンマークに「タカさん(吉田)や、みんなの思いが詰まっていた」と肌で感じ、勝利へ導いた。
自らを「キャプテンとか、そんなタイプじゃない」と分析する。だが、今オフに移籍が決まった際、神戸を強くするためにクラブ側と何度も議論を重ね、今季の始動時には主将に推すスタッフもいたほど。勝利の立役者は「もう1点、トドメをさせたところもあったのでそこは課題」と、反省も忘れなかった。
和田前監督の解任後、チームは2連勝。コーチングスタッフの人数減の影響もあって、C大阪の前節だった札幌‐C大阪(3日、厚別)に分析担当のスタッフを派遣できなかった。もっとも、暫定的に指揮を執る安達ヘッドコーチは「(制限があった中で)分析担当が本当にいい仕事をしてくれた。選手もよく走ってくれた」と評価。一丸体制で勝利を積み重ね、神戸が上位を目指す。
(2012年5月7日)
豪快なミドルで決勝点を奪った神戸の野沢である。
ゲーム途中からはキャプテンマークを巻き責任も背負い、その重責を吹き飛ばす活躍と言えよう。
野沢の加入で神戸は確実に強化された。
その上位・神戸を倒すべく、我等も精進せねばなるまい。
10日後に迫った対決に準備を怠ってはならぬ。
気合いを入れて勝負しようではないか。
キャプテンマークを巻いた姿を見て、「もう【神戸の】野沢なんだな」となんとも言えない気持ちが少し出てしまいました…。
完全に神戸の中心にいますね。
でも、野沢のプレーが見たくなる。ゴール裏からどれだけ感嘆の声をあげただろう。
悔しいが、輝き続けてほしい。
野沢が活躍しても鹿島には何も反映されない。それがすごい不思議で活躍のニュースを見るたび嬉しいのにやっぱり悲しい気持ちになってます。
ゴール決めて一緒に喜んでる選手が鹿島の選手じゃないのも、キャプテンマークがナイキじゃないのも全部悲しいよー!
クラブハウスに行ってももういなくてTVでしか野沢のプレーが見れないなんて困った!
生で見たい。
神戸ってのがね、遠いぜー。
せめて関東・千葉あたりに移籍してほしかった。