パク・テホン、持っておる男

[鹿島]パク・テホンが醸し出す佇まい
紅白戦のサブ組に入ったパク・テホン。
フィールドに立っている姿がとてもいい佇まいだった。
特に驚くようなパフォーマンスを見せたわけではない。マルキーニョスや興梠を完封するような目を見張る活躍をしたわけでもない。しかし、伊野波や新井場となんの違和感もなくサブ組に入っている姿は、なにかを感じさせるのに十分だった。
「慎三に走り負けることもなかった。最初の反応が速い」
新井場も高く評価した。 ただし「ちょっと大人しい。うちに入ることが決まれば変わるのかもしれないけど」と注文も。
他チームからのオファーもあるというパク・テホンがどういう判断をするのかわからないが、世代交代に備えなければならない鹿島にとって選択肢が1つ増えたことは間違いないようだ。
（鹿島担当　田中滋）2010年10月14日 20:09

練習参加しておるパク・テホンのスピードを評価する新井場である。
反応が良いとのこと。
サッカー選手としてアドバンテージを持っておる。
しかしながら、少々大人しいとの印象。
激しすぎる気性も問題ではあるが、プロとして自分を出すことも重要である。
とはいえ、ディフェンスは冷静である必要も有る。
まだ若いパク・テホンのこと、今後の成長過程でどう化けるか分からぬ。
テスト結果がどうあれ、縁のあった選手である、長い目で見たい。