鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

柏戦報道

2015年10月18日 | Weblog
鹿島競り勝つ、ルーキー鈴木優V弾/鹿-柏14節
[2015年10月17日17時15分]


後半ロスタイム、決勝点を入れ、サポーターに向かって雄たけびを上げる鹿島FW鈴木優磨(撮影・神戸崇利)

<J1:鹿島3-2柏>◇第14節◇17日◇カシマ

 2位鹿島が6位柏に競り勝って順位をキープした。

 ホーム鹿島が先制した。前半3分、センターサークル付近で縦パスを受けて独走したFW赤崎が、GK菅野もかわして右足でゴールに流し込む。94~96年に鹿島で活躍した元ブラジル代表のレオナルド氏が観戦する前で先手を取ることに成功した。

 柏もすぐ追いついた。前半14分、右FKをMF秋野が左足で上げ、MFクリスティアーノがヘッド。ゴールには飛ばなかったが、DF鈴木の後頭部に当たってコースが変わり、相手ゴールネットに飛び込んだ。

 さらに39分、柏が勝ち越した。左サイドからパスを受けたクリスティアーノが前へ運ぶ。相手DF山本の股を抜いてかわしてフリーになると、右足を振り抜いてゴール左に決めた。柏が1点リードで折り返した。

 優勝へ負けられない鹿島は後半17分、MF柴崎の左CKが直接ゴールを襲うが、GK菅野に防がれた。19分にはMF中村がペナルティーエリアの中で右足を振ったが、ゴールの枠をとらえられず。しかし、攻め続けて24分に同点とした。MF中村がドリブルでDF3人をかわして左足でシュート。GK菅野に防がれたが、はね返りをFW赤崎がシュート。これも菅野に手を当てられたが、浮き上がったところにFW金崎が詰めて頭で押し込んだ。

 このまま2-2で痛み分けかと思われた後半ロスタイム1分、高卒ルーキーFW鈴木優磨がやってのけた。右サイドのMFカイオが打ったシュートに反対サイドで合わせ、ゴールラインの向こう側にボールを蹴り込んだ。貴重な決勝弾で2位を守った。

鹿島逆転Vへ生き残った ルーキー鈴木優磨が決勝弾
[2015年10月18日7時38分 紙面から]


後半ロスタイム、決勝ゴールを決め雄たけびを上げる鹿島FW鈴木優

<J1:鹿島3-2柏>◇第14節◇17日◇カシマ

 2位鹿島が19歳のプロ初V弾で生き残った。首位広島と同勝ち点で迎えた柏戦に、逆転勝ち。後半ロスタイム1分、途中出場したユース出身のFW鈴木優磨が決勝点を挙げ、逆転優勝へ望みをつないだ。

 MFカイオが右から放ったシュートが左へ切れそうになる。そこにいた。左足を合わせ、GK菅野の体ごとゴールラインの向こうに押し込んだ。絶叫し、膝から芝に滑り込んだ。「頭が真っ白。覚えてません」。

 先月12日のG大阪戦でデビュー戦ゴールも、1-2で敗れて笑えなかった。この日は一転、ロッカールームで「持ってる」と調子に乗り、突っ込まれながらもMF中村から「あそこに詰めない選手がプロでも山ほどいる中、詰めていた。優磨らしい」と絶賛された。

 中学から鹿島の下部組織で育ち、高校2年の時にトップチームの宮崎合宿に参加。鼻をへし折られた。「それまで俺が日本で一番だと思っていたけど、一番へたくそだった」。以来、クラブの歴代最多得点(89点)を誇る長谷川祥之スカウトを質問攻め。今年9月、手倉森ジャパンに最年少で呼ばれるまで猛練習した。

 3日前に天皇杯でJ2水戸に敗れ、自分を含む先発全員が外された。汚名返上し、観戦したレオナルド氏を喜ばせた一撃。そのOBが活躍し、リーグ制覇した96年生まれは「レオさんたちが作った歴史に新たな1ページを加えたい」と声を弾ませた。ステージ優勝してのチャンピオンシップ進出へ残り3戦。ラッキーボーイが広島と事実上の一騎打ちに導いた。【木下淳】

 ◆鈴木優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれ。小学校1年の時に競技を始め、鹿島のジュニアユースからユース。高校3年時のJユース杯で優勝した。14年に2種登録されて15年にトップ昇格。今季前半はJ3のU-22選抜で経験を積んだ。J1通算4試合2得点。利き足は右。180センチ、68キロ。血液型B。

鹿島の新星・優磨、ロスタイムV弾!「頭が真っ白」

鮮やかな決勝弾に大喜びの鈴木。19歳のプリンスが常勝軍団の中でアピールした (撮影・今野顕)

 明治安田J1第2ステージ第14節(17日、鹿島3-2柏、カシマ)鹿島の新星が劇的なV弾だ。2-2の後半ロスタイム、下部組織出身の19歳、FW鈴木優磨が右クロスを流し込んだ。今季2点目で勝利に導き、「頭が真っ白」。芝の上を両膝で滑るパフォーマンスも決めたが、「何も覚えていなくて。(金崎)夢生君にいじられました」と照れ笑いした。

 優勝戦線に残った。Jリーグ創設以来、23年間J1で戦うチームは第2ステージ首位の広島と勝ち点31で並ぶ2位。年間勝ち点1位こそ消滅したが、第2ステージVでのチャンピオンシップ出場を狙う。31日にはナビスコ杯決勝を控え、J最多を更新する通算17冠目にも挑戦する。

 この日は1994年から2年半鹿島で活躍した元ブラジル代表DFレオナルド氏も来場。96年生まれの鈴木は当時の記憶はほとんどないが、「新たな鹿島の1ページを刻みたい」。常勝軍団の魂を若武者が引き継ぐ。

鈴木 優磨(すずき・ゆうま)
 1996(平成8)年4月26日生まれ、19歳。千葉・銚子市出身。鹿島ジュニアユース、鹿島ユースを経て2015年、トップチーム昇格。同年9月のG大阪戦でJ1デビューし、初得点を決めた。U-22日本代表候補。J1今季4試合2得点。1メートル81、70キロ。登録ポジションはFW。


後半、鹿島の鈴木優磨(右)がゴールを決めて喜ぶ=カシマサッカースタジアム(撮影・今野顕)


後半、鹿島の鈴木優磨(右)がゴールを決めて叫ぶ=カシマサッカースタジアム(撮影・今野顕)


前半、鹿島の赤崎が先制のゴールを決める =カシマサッカースタジアム(撮影・今野顕)


後半、鹿島の金崎が同点の2点目のゴールを決める=茨城県カシマサッカースタジアム(撮影・今野顕)


試合を観戦に来た元鹿島のレオナルド=茨城県カシマサッカースタジアム(撮影・今野顕)


(紙面から)

鹿島 19歳の新人・鈴木優がV弾!第2S優勝争い踏みとどまる
J1第2S第14節 鹿島3―2柏 (10月17日 カシマ)


<鹿島・柏>後半ロスタイム、決勝ゴールを決め雄叫びをあげる鹿島・鈴木
Photo By スポニチ


 両手を広げて膝からピッチに滑り込み、喜びを体全体で表現した。後半38分から途中出場した鈴木優は2―2の後半ロスタイム、右サイドを抜け出したMFカイオのシュート気味のクロスに対し、ゴール左に走り込んで左足で押し込んだ。「(決めた瞬間は)頭が真っ白でした。カイオくんが持った時に(ボールが)流れてくると信じていた」と興奮気味に振り返った。引き分けていれば優勝争いから後退していた鹿島だったが、ルーキーの一発が背を押した。

 14日に行われたJ2水戸との天皇杯3回戦で敗れ、3冠の可能性が消滅した。主力を温存したとはいえ、タイトル獲得を義務づけられているチームにあって、格下相手の早期敗退は屈辱だった。鈴木優はフル出場しながら無得点。「熱い気持ちが欠けていた。その中で120分使ってくれた石井さん(監督)に恩返しをしたかった。結果が出せて良かった」。今度は責任を果たしてみせた。

 泥くさくゴールに迫るタイプ。理想のFWには日本代表の岡崎慎司(29)を挙げる。だが、身近にもお手本はいる。日本代表のハリルホジッチ監督も注目するFW金崎だ。「夢生くん(金崎)は目指す上にいる。少しでも吸収しようと直接(話を)聞いたりもしている」。後半24分に脇腹をポストに当てながら同点弾を決めた先輩を生きた教材に成長を重ねる。

 この日はクラブOBの元ブラジル代表MFレオナルド氏(46)がスタンドから観戦した。「アントラーズをつくってくれた人。今度は自分たちが新たな1ページを刻んでいきたい」。過去16個のタイトルは知らない。9月12日のG大阪戦でデビュー戦ゴールを決めたばかりだが、リオデジャネイロ五輪を目指すU―22日本代表候補の19歳が、新たな黄金期を築くための一翼を担う。

 ◆鈴木 優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれの19歳。小1でサッカーを始め、鹿島ジュニアユース―鹿島ユース。14年に2種登録。今季、トップ昇格。1メートル80、68キロ。利き足は右。通算4試合2得点。


<鹿島・柏>試合前、スタジアムに姿を現しファンの声援に応えるレオナルド氏
Photo By スポニチ


[ 2015年10月18日 05:30 ]

【鹿島】新人FW鈴木優、ロスタイムV弾「頭が真っ白」
2015年10月18日6時0分 スポーツ報知

 ◆J1第2ステージ第14節 鹿島3―2柏(17日・カシマスタジアム)

 鹿島が執念を見せた。2―2の試合終了間際、途中出場の新人FW鈴木優が左足で決勝点。「頭が真っ白になった」とガッツポーズを繰り返した。FW金崎がポストに激突しながら頭で2点目を押し込むなど「なんとしても勝ちたい」(DF昌子)という第2S制覇への思いが実を結んだ。

 スタンドに2人の「レジェンド」がいた。94~96年に在籍した元ブラジル代表のレオナルド氏と、ジーコ元監督らの通訳を務めた鈴木國弘氏だ。鈴木氏は13年末に白血病で倒れ、寛解後初観戦。さまざまな面で闘病を支えてきたクラブ、選手は勝たなければいけない理由を背負っていた。

 首位・広島に勝ち点差なしの2位をキープ。レオナルド氏も「前半どうなるかと思ったけど、本当に良かった」と笑み。MF中村は「勝つしかない。勝ち続ける」と逆転Vを信じて力を込めた。

鹿島らしさ呼び覚ます逆転劇 サッカーJ1
編集委員・潮智史2015年10月17日20時15分

(17日、鹿島3―2柏)

 2―2に追いつきながら鹿島は追い込まれていた。

 チャンピオンシップに進むには第2ステージ優勝しかない。勝ち越し点が必要だった。窮地で示したのはクラブに息づくしたたかさと泥臭さだ。

 後半45分を過ぎて、ピッチ中央のFK。すぐに蹴らせまいとボールに寄ってきた柏DFのすきを突いて、柴崎が素早く前線に縦パスを送る。走り出していたカイオに渡って低いクロス。そこに途中出場の若い2人が殺到した。

 ログイン前の続き21歳の豊川に続いて19歳の鈴木優が飛び込む。左足でねじ込んだ得点を「ボールがくると信じて走った。あとは頭が真っ白になって覚えていない」と振り返った。

 チームは3日前の天皇杯3回戦の敗退を引きずっていた。主力を温存してJ2水戸にPK戦負け。「その流れを断ち切れずにびくびくしていた」。鈴木強化部長は受け身に回った前半をそう見ていた。

 2―2で試合が膠着(こうちゃく)した終盤、石井監督がピッチに送り出したのは、水戸戦に先発して辛酸をなめた鈴木優と豊川だった。「技術でなく、戦う気持ちを出して欲しかった。天皇杯の負けを無駄にしたくなかった」。監督の思いを若手が体現した。

 試合後、アカデミー育ちの鈴木優は「一致団結してチームのために献身する」と繰り返した。それがクラブに流れる精神と勝負強さ。鹿島らしさを呼び覚ます逆転劇だった。(編集委員・潮智史)

J1:ルーキー鈴木優が決勝弾「頭が真っ白になった」
毎日新聞 2015年10月17日 19時28分

 ○鹿島3-2柏●(17日、カシマ)

 同点のまま後半45分を過ぎ、鹿島が迎えたラストチャンス。右サイドから切れ込んだカイオの折り返しが流れそうなところを、遠いサイドで左足で押し込んだのは高卒1年目のFW鈴木優だった。今季2点目が劇的な決勝点となり、「頭が真っ白になった」と興奮気味に振り返った。

 後半38分からの出場。181センチ、70キロの体格で将来を期待される逸材は「自分に技術はない。どんな形でも泥臭く決めることが大事」と言い切る。最後の場面もボールがこぼれてくると信じて走り込んでいた。

 原点は鹿島ユースに所属していた高校2年時に参加したトップチームの宮崎キャンプにある。「何もできず、鼻をへし折られて帰ってきた」と言う。心構えが変わり、日々の練習に全力で取り組むようになった。

 「全員がチームのために献身的にやれば、自然といい方向に行く」。19歳の真っすぐな思いが、値千金の勝ち点3をもたらした。【大島祥平】


優磨一色の各紙である。
ルーキーの劇的逆転弾はニュースと言えよう。
この一撃にて首位の広島に離されることなく食らいつくことが出来た。
優勝争いも佳境である。
このような、若き戦力が台頭することは、話題性も含めて勢いとなる。
優磨のゴールで勝利を積み重ねて行こうではないか。
楽しみである。

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7 コメント

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勝って兜の・・・ (Unknown)
2015-10-18 10:28:13
ホームで逆転勝利。まずは優勝戦線に残った事素直に喜びましょう。
課題も残ります。2失点目はソガからのロングフィードがなかなか収まらず、更にパスカットされる繰り返しからの失点。シンプルにSBの足元に渡して満男、岳に当てる展開に切り替えてほしかった。この程度の修正は満男, ソガ、ベテラン勢がピッチの中で指示できる事。縦への意識が強すぎた? 次節はしっかり修正してAWAYで勝点3をもぎ取ってほしい。
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Unknown (Unknown)
2015-10-18 11:42:03
菅野を筆頭に柏はやたらオフサイドをアピールしてたが全くオフサイドではないのにアピールみっともない。試合終了後も審判にアピールしていたが。
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Unknown (Unknown)
2015-10-18 15:01:36
左サイドからパワフルな突破の背番号34、サコのFC東京戦の初ゴールを思い出しました。

これからの活躍次第では来年は若い番号になるかも。
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Unknown (Unknown)
2015-10-18 15:04:03
柏はいつもより、ラインを高く保ってオフサイド取ってきてましたから、納得いかなかったんでしょうね。
でも、吉田主審のイエローの基準と判断の悪さは相変わらずですね。
イエロー出すタイミングとか出す人間違ってるでしょって感じです。

何しろ、昨年ガンバの遠藤が満男の腹をけり上げたのに、イエローすら出さない見落とし審判ですからね。

満男への足のスライディングも取りませんでしたね。
アフターに近いと思ったんですけどね。
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Unknown (Unknown)
2015-10-18 15:43:02
レフェリー問題や相手の事もあるけどそれでも勝ったのは鹿島。どんな事したって勝つ時の鹿島には通用しない。
テキストでの応援だったので不安でしたがNEWSで見ると夢生の得点のシーンで勝利は鹿島が近いのが分かります。何度止められても跳ね返りが全部鹿島に。そして後半とATに強い鹿島。優磨が仕事した事に意味があると思う。
確かに決勝点という大きな事をして皆も喜びそれは事実だけど昔見たいに天狗にならないで謙虚に残りも頑張ってね!
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Unknown (Unknown)
2015-10-19 07:55:23
菅野がアピールしてたのは3点目の豊川がオフサイドではないか、といったところでしょうか。ポジションはギリギリセーフ、ボールにも触れてないかな、と見えましたが。

後半のゴールが目立ちますが、1点目の赤崎は素晴らしかったですね。点取り屋のオーラが出てきたように感じます。あと、秋田氏がよく言う『中村はこんなもんじゃない』がはっきりわかる見事なカットインでした。
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Unknown (Unknown)
2015-10-19 20:58:57
YUMAが決めた直後に赤崎が飛び出して来たのがとにかく嬉しかった!
このまま突っ走るぞ!!
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