司令塔&ボランチ小笠原に岡ちゃん高評価
日本代表は29日、鹿児島・指宿市内での合宿5日目を迎え、鹿屋体大と30分3本の練習試合を行った。MF小笠原満男(30=鹿島)は主力組の右サイドで先発し、司令塔として攻撃陣を操った。27分の闘莉王に合わせたFKが直接入る幸運には「あれゴールって言うんですかね。あそこに蹴って誰かが飛び込めばチャンスになる」と話した。2本目はボランチに下がり、頭脳的な動きでバランスを保った。岡田監督からも「代表でやりたいという意欲も伝わってくるし、大きなオプションになる」と高い評価を受けていた。
[2010年1月30日8時30分 紙面から]
MF小笠原、FKで“初得点”
2010.1.30 05:01
サッカー・日本代表合宿(29日、鹿児島・指宿市内)鹿屋体大と30分×3本の練習試合を行い、8-0で快勝した。
MF小笠原が1本目の2列目右でスタメン出場した。2ゴールの起点になると、同27分にはゴール前に合わせたFKがそのままサイドネットを揺らし、「あれってゴールといえますかね」と“初得点”に照れ笑い。2本目は遠藤と組んでボランチで出場した。「前線からボールを奪えたし、スルーパスも出せた」と上々の手応え。岡田監督も「大きなオプションになる」と喜んだ。
小笠原FK弾も「あれはゴールって言わない」
鹿屋体大との練習試合で、相手選手に囲まれながらボールをコントロールする小笠原満男
Photo By スポニチ
【日本代表合宿】MF小笠原(鹿島)が“代表復帰弾”を決めた。鹿屋体大との練習試合の1本目27分、左サイドのFKを右足で蹴ると、ボールは右サイドネットに吸い込まれた。「あれはゴールって言わない。あそこに蹴って(FWが)飛び込めっていうボール。ただセットプレーも1つのチャンスだからね」。クロスが“入っちゃった”得点に苦笑いだったが、得点以外にも圧倒的な存在感を見せた。
連日の実戦練習と同様に攻撃的MFで先発した小笠原は、25分に左サイドで中村憲からのロングパスを左足ダイレクトでゴール前へ。DFラインの裏に抜け出した岡崎にラストパスを合わせた。「あのプレーはチームの狙い。(ボールを)止めて探すんじゃなくて、早く入れる。岡崎が裏に入ってきてくれたから、オレも(パスを)出せた」。戦術を理解し、連係を深めたことで小笠原の輝きはさらに増してきた。
岡田監督も「このチームでやっていこうという意欲を感じる。われわれにとっての大きなオプションになる。現状は満足している」と“新兵器”になったことを認めた。「有意義な1日でした」と小笠原。W杯でも岡田ジャパンの力になることを徐々に証明している。
[ 2010年01月30日 ]
小笠原“岡田ジャパンデビュー”は絶妙FK…練習試合
相手選手と競り合う小笠原(左)
◆練習試合 日本代表8―0鹿屋体大(29日・指宿市内=30分×3) MF小笠原満男(30)=鹿島=が上々の“岡田ジャパンデビュー”を果たした。この日、同代表で初めて対外試合に先発出場。攻撃的MFとして起点を作り、1本目27分には左サイドから直接FKも決めた。クロスがそのまま右隅に入ったもので「ゴールっていうほどのものじゃない。ただ誰かが触れば入るというボールを蹴った」と振り返るが、十分に存在感を示した。
「プレーに関しては今の段階でこれくらいやれて当然。大きなオプションだと思っている」と岡田監督も高評価。同20分、22分と縦パスで好機を作り、同25分には意表を突くダイレクトクロスで観客を沸かせた。2本目にはボランチも務め、計45分のプレーで大きくアピールした。
本人が「自分を出せたところと出せないところがあった」と話すように課題もある。ボールをもらうため下がり過ぎる部分もそのひとつ。だが、能力的にトップクラスであることに変わりはない。「自分はもういくしかない。新人なんで余裕を持ってやれる立場でもない」と小笠原。まずは2月2日のベネズエラ戦(九石ド)できっちりと結果を出す。
(2010年1月30日06時01分 スポーツ報知)
[ SAMURAI BLUE(日本代表)合宿 ]1/29(金)練習の様子
マーカーを振り切り、ボールを追う小笠原満男(鹿島)。
代表にフィットする満男である。
誰も触らずゴールしたFKはご愛敬としても、ボール奪取にスルーパスと中盤で際だったプレイを連発しておる。
やはり代表にはこの男が必要であったのだ。
日本代表は29日、鹿児島・指宿市内での合宿5日目を迎え、鹿屋体大と30分3本の練習試合を行った。MF小笠原満男(30=鹿島)は主力組の右サイドで先発し、司令塔として攻撃陣を操った。27分の闘莉王に合わせたFKが直接入る幸運には「あれゴールって言うんですかね。あそこに蹴って誰かが飛び込めばチャンスになる」と話した。2本目はボランチに下がり、頭脳的な動きでバランスを保った。岡田監督からも「代表でやりたいという意欲も伝わってくるし、大きなオプションになる」と高い評価を受けていた。
[2010年1月30日8時30分 紙面から]
MF小笠原、FKで“初得点”
2010.1.30 05:01
サッカー・日本代表合宿(29日、鹿児島・指宿市内)鹿屋体大と30分×3本の練習試合を行い、8-0で快勝した。
MF小笠原が1本目の2列目右でスタメン出場した。2ゴールの起点になると、同27分にはゴール前に合わせたFKがそのままサイドネットを揺らし、「あれってゴールといえますかね」と“初得点”に照れ笑い。2本目は遠藤と組んでボランチで出場した。「前線からボールを奪えたし、スルーパスも出せた」と上々の手応え。岡田監督も「大きなオプションになる」と喜んだ。
小笠原FK弾も「あれはゴールって言わない」
鹿屋体大との練習試合で、相手選手に囲まれながらボールをコントロールする小笠原満男
Photo By スポニチ
【日本代表合宿】MF小笠原(鹿島)が“代表復帰弾”を決めた。鹿屋体大との練習試合の1本目27分、左サイドのFKを右足で蹴ると、ボールは右サイドネットに吸い込まれた。「あれはゴールって言わない。あそこに蹴って(FWが)飛び込めっていうボール。ただセットプレーも1つのチャンスだからね」。クロスが“入っちゃった”得点に苦笑いだったが、得点以外にも圧倒的な存在感を見せた。
連日の実戦練習と同様に攻撃的MFで先発した小笠原は、25分に左サイドで中村憲からのロングパスを左足ダイレクトでゴール前へ。DFラインの裏に抜け出した岡崎にラストパスを合わせた。「あのプレーはチームの狙い。(ボールを)止めて探すんじゃなくて、早く入れる。岡崎が裏に入ってきてくれたから、オレも(パスを)出せた」。戦術を理解し、連係を深めたことで小笠原の輝きはさらに増してきた。
岡田監督も「このチームでやっていこうという意欲を感じる。われわれにとっての大きなオプションになる。現状は満足している」と“新兵器”になったことを認めた。「有意義な1日でした」と小笠原。W杯でも岡田ジャパンの力になることを徐々に証明している。
[ 2010年01月30日 ]
小笠原“岡田ジャパンデビュー”は絶妙FK…練習試合
相手選手と競り合う小笠原(左)
◆練習試合 日本代表8―0鹿屋体大(29日・指宿市内=30分×3) MF小笠原満男(30)=鹿島=が上々の“岡田ジャパンデビュー”を果たした。この日、同代表で初めて対外試合に先発出場。攻撃的MFとして起点を作り、1本目27分には左サイドから直接FKも決めた。クロスがそのまま右隅に入ったもので「ゴールっていうほどのものじゃない。ただ誰かが触れば入るというボールを蹴った」と振り返るが、十分に存在感を示した。
「プレーに関しては今の段階でこれくらいやれて当然。大きなオプションだと思っている」と岡田監督も高評価。同20分、22分と縦パスで好機を作り、同25分には意表を突くダイレクトクロスで観客を沸かせた。2本目にはボランチも務め、計45分のプレーで大きくアピールした。
本人が「自分を出せたところと出せないところがあった」と話すように課題もある。ボールをもらうため下がり過ぎる部分もそのひとつ。だが、能力的にトップクラスであることに変わりはない。「自分はもういくしかない。新人なんで余裕を持ってやれる立場でもない」と小笠原。まずは2月2日のベネズエラ戦(九石ド)できっちりと結果を出す。
(2010年1月30日06時01分 スポーツ報知)
[ SAMURAI BLUE(日本代表)合宿 ]1/29(金)練習の様子
マーカーを振り切り、ボールを追う小笠原満男(鹿島)。
代表にフィットする満男である。
誰も触らずゴールしたFKはご愛敬としても、ボール奪取にスルーパスと中盤で際だったプレイを連発しておる。
やはり代表にはこの男が必要であったのだ。