鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
パク選手はボランチで2試合目の出場で、今日はチームの連携やリズムを作る小笠原選手の代わりだったが、彼は才能があるし、良いプレーをしてくれたと思う。中2日の試合だが、選手たちは通常通りにプレーをしてくれ、フィジカルに関しては影響はない。興梠選手と大迫選手はそれぞれに特徴があって、2人とも素晴らしい選手。疲労を考慮したり、競争意識を高めるためにもうまくローテーションをしていきたいと思っている。
【J1:第7節 山形 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.04.25)
4月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第7節
山形 1 - 1 鹿島 (14:04/NDスタ/16,658人)
得点者:25' マルキーニョス(鹿島)、52' 長谷川悠(山形)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:小笠原選手に代わってボランチに入ったパク選手の今日の評価をお願いします。
「ボランチとして先発として入るのが今回が2回目なんですけど、前回(ACL、シンガポール・アームド・フォーシズ戦)は青木選手が出場停止で、今日は小笠原選手の出場停止という部分で、当然ながら小笠原選手はチームのなかの連携だったり経験という部分、あるいは理論をつくるという上では枠を持っているので、違いはあるかもしれません。ただ、パク選手もそれなりの力を持っていますし、いい試合をやってくれたのではないかなと思います」
Q:特に後半ですが、疲れの影響はどの程度出たと思いますか?
「フイジカルに関しては、今日はそんなに影響が出なかったのではないかなと思います。この試合にあたっての準備がしっかりとできたので、フィジカル的な部分では通常どおりやってくれたのではないかなと思います」
Q:山形というチームの印象はどうでしたか?
「今日の試合が終わってから印象を持っているのではなく、私はシーズン前から対戦していくチームの情報収集はしていますし、当然、試合は観ています。山形は3勝していますし、その3勝した相手もリーグのなかでも力のあるチームに対して勝点を収めているわけですから、まず特長として持っているのが守備の安定性、あるいは守備の役割、機能と効率というものを発揮させて、そこでうまく自分たちのカウンターを狙っていこうという戦術は出ています。おもしろい選手も数名いますし、今後のリーグのなかでは楽しみなチームのひとつではないかなと思っています」
Q:興梠選手を先発させた意図は? また、途中出場の大迫選手にはどんな指示を出しましたか?
「2人とも若い選手で、それぞれ特長も持っています。素晴らしい選手2人がいるわけで、そこはローテーションしていこうという考えを持っていますし、少しでも疲労や調子を落としたときには違う選手を使っていく、そうして競争意識を高めていこうと思っています。大迫選手は、役割的にはボールをうまく収める。そして後ろから来る選手にボールを落としていくという部分を求めたので、その役割に関しては3回ほどそういう場面をつくることができましたし、途中出場ながらとてもよかったのではないかなと思います」
以上
【J1:第7節 山形 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.04.25)
●本山雅志選手(鹿島):
「もう少しシンプルにやれば良かった。ガンバ戦を見たら中盤が空くのでそこを修正して中盤でまわしてと考えていた。相手の切り替えが早かった。パスが2、3本で取られることが多かった。動きが少なかったと思う。引き分けたら意味がない。しっかり勝ちきらないと」
●大迫勇也選手(鹿島):
「もっとボールを受けたかった。前で点を取るしかなかったので。でも逆にそれが良くなかったのかもしれない。慎三さんは途中出場で結構決めていた。点を決めないと次はないと思っていた。また控えでがんばりたい」
●パク・チュホ選手(鹿島):
「今日は相手が守ることをしてきた。前半は点を早く決めたし、他にもチャンスはあった。後半はバランスが悪くなった。アントラーズは1-0で勝つから相手もプレスで前に来たかな。(ボランチの組み立てについて)アツトとイバさんがどんどんあげるから、ボランチから行くとカウンターを喰らうと思った。攻撃と守備の間が広かった」
●興梠慎三選手(鹿島):
「グラウンドが滑りやすかった。パスが出るならアツトからだから蹴る方は難しかったと思う。失点はうちのチームの集中力の問題だと思う。相手どうこうじゃなかった。(調子は良さそうだが?)どんどんシュートを打っていけば良かった。マルキはもっとシュートを打って良いよと言ってくれるんだけど、パスを探してしまった。もっと強引に行けば良かった」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「(失点シーンについて)その前の状況でああいう状況にしてしまったのが良くない。もっと前にクリアしておけば良かった。前から前から着てるのはわかっていたのにクリアを小さくしてしまった。中盤がスリッピーなので、前から着てるときは押し上げてるので裏に蹴ろうと言うことだった。雨の日はいつもと違う崩れかたをしてしまう。もう少し改善していかないと。(パクのボランチについては?)満男さんと比べるのは…。Jリーグでは初めてだしパクはパクなりによくやったと思う」
●内田篤人選手(鹿島):
「もったいない。前半に点を取れる場面があった。点が入ってから運動量が減ってしまった。日程とか疲れとかは関係ない。相手は引いたわりにズレもあった。ゴール前でもう少し落ち着いてやればよかった。監督からはサイドチェンジを多く使うように指示があった。もっとうまくやればよかった。負けてないので結果は悪くない。ただ、勝ちきれるようにしないといけない。今日みたいなのは後々響いてくる」
試合前に握手する石川(山形)と興梠(鹿島)。元チームメイト同士がにこやかに挨拶を交わした。
前半25分、興梠が倒されて得たPKをマルキーニョスがゴール左へ決めて鹿島が先制に成功する。しかし小笠原を累積警告で欠き、中2日で試合に臨んだ鹿島は、この後追加点を奪うことが出来なかった。
結果は満足出来るものでは無かったが、悲観するものでもない。
また、歴史に一頁が刻まれただけである。
パク選手はボランチで2試合目の出場で、今日はチームの連携やリズムを作る小笠原選手の代わりだったが、彼は才能があるし、良いプレーをしてくれたと思う。中2日の試合だが、選手たちは通常通りにプレーをしてくれ、フィジカルに関しては影響はない。興梠選手と大迫選手はそれぞれに特徴があって、2人とも素晴らしい選手。疲労を考慮したり、競争意識を高めるためにもうまくローテーションをしていきたいと思っている。
【J1:第7節 山形 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.04.25)
4月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第7節
山形 1 - 1 鹿島 (14:04/NDスタ/16,658人)
得点者:25' マルキーニョス(鹿島)、52' 長谷川悠(山形)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:小笠原選手に代わってボランチに入ったパク選手の今日の評価をお願いします。
「ボランチとして先発として入るのが今回が2回目なんですけど、前回(ACL、シンガポール・アームド・フォーシズ戦)は青木選手が出場停止で、今日は小笠原選手の出場停止という部分で、当然ながら小笠原選手はチームのなかの連携だったり経験という部分、あるいは理論をつくるという上では枠を持っているので、違いはあるかもしれません。ただ、パク選手もそれなりの力を持っていますし、いい試合をやってくれたのではないかなと思います」
Q:特に後半ですが、疲れの影響はどの程度出たと思いますか?
「フイジカルに関しては、今日はそんなに影響が出なかったのではないかなと思います。この試合にあたっての準備がしっかりとできたので、フィジカル的な部分では通常どおりやってくれたのではないかなと思います」
Q:山形というチームの印象はどうでしたか?
「今日の試合が終わってから印象を持っているのではなく、私はシーズン前から対戦していくチームの情報収集はしていますし、当然、試合は観ています。山形は3勝していますし、その3勝した相手もリーグのなかでも力のあるチームに対して勝点を収めているわけですから、まず特長として持っているのが守備の安定性、あるいは守備の役割、機能と効率というものを発揮させて、そこでうまく自分たちのカウンターを狙っていこうという戦術は出ています。おもしろい選手も数名いますし、今後のリーグのなかでは楽しみなチームのひとつではないかなと思っています」
Q:興梠選手を先発させた意図は? また、途中出場の大迫選手にはどんな指示を出しましたか?
「2人とも若い選手で、それぞれ特長も持っています。素晴らしい選手2人がいるわけで、そこはローテーションしていこうという考えを持っていますし、少しでも疲労や調子を落としたときには違う選手を使っていく、そうして競争意識を高めていこうと思っています。大迫選手は、役割的にはボールをうまく収める。そして後ろから来る選手にボールを落としていくという部分を求めたので、その役割に関しては3回ほどそういう場面をつくることができましたし、途中出場ながらとてもよかったのではないかなと思います」
以上
【J1:第7節 山形 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.04.25)
●本山雅志選手(鹿島):
「もう少しシンプルにやれば良かった。ガンバ戦を見たら中盤が空くのでそこを修正して中盤でまわしてと考えていた。相手の切り替えが早かった。パスが2、3本で取られることが多かった。動きが少なかったと思う。引き分けたら意味がない。しっかり勝ちきらないと」
●大迫勇也選手(鹿島):
「もっとボールを受けたかった。前で点を取るしかなかったので。でも逆にそれが良くなかったのかもしれない。慎三さんは途中出場で結構決めていた。点を決めないと次はないと思っていた。また控えでがんばりたい」
●パク・チュホ選手(鹿島):
「今日は相手が守ることをしてきた。前半は点を早く決めたし、他にもチャンスはあった。後半はバランスが悪くなった。アントラーズは1-0で勝つから相手もプレスで前に来たかな。(ボランチの組み立てについて)アツトとイバさんがどんどんあげるから、ボランチから行くとカウンターを喰らうと思った。攻撃と守備の間が広かった」
●興梠慎三選手(鹿島):
「グラウンドが滑りやすかった。パスが出るならアツトからだから蹴る方は難しかったと思う。失点はうちのチームの集中力の問題だと思う。相手どうこうじゃなかった。(調子は良さそうだが?)どんどんシュートを打っていけば良かった。マルキはもっとシュートを打って良いよと言ってくれるんだけど、パスを探してしまった。もっと強引に行けば良かった」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「(失点シーンについて)その前の状況でああいう状況にしてしまったのが良くない。もっと前にクリアしておけば良かった。前から前から着てるのはわかっていたのにクリアを小さくしてしまった。中盤がスリッピーなので、前から着てるときは押し上げてるので裏に蹴ろうと言うことだった。雨の日はいつもと違う崩れかたをしてしまう。もう少し改善していかないと。(パクのボランチについては?)満男さんと比べるのは…。Jリーグでは初めてだしパクはパクなりによくやったと思う」
●内田篤人選手(鹿島):
「もったいない。前半に点を取れる場面があった。点が入ってから運動量が減ってしまった。日程とか疲れとかは関係ない。相手は引いたわりにズレもあった。ゴール前でもう少し落ち着いてやればよかった。監督からはサイドチェンジを多く使うように指示があった。もっとうまくやればよかった。負けてないので結果は悪くない。ただ、勝ちきれるようにしないといけない。今日みたいなのは後々響いてくる」
試合前に握手する石川(山形)と興梠(鹿島)。元チームメイト同士がにこやかに挨拶を交わした。
前半25分、興梠が倒されて得たPKをマルキーニョスがゴール左へ決めて鹿島が先制に成功する。しかし小笠原を累積警告で欠き、中2日で試合に臨んだ鹿島は、この後追加点を奪うことが出来なかった。
結果は満足出来るものでは無かったが、悲観するものでもない。
また、歴史に一頁が刻まれただけである。
しかしその中でもアウェイの地で勝ち点1を取った選手達をわたしは讃えたいです。
神戸戦こそ1000ゴールを達成し、勝ち点3を取ってほしいです。
この試合勝てなかったからこの先が不安だ、情けないなどとという人がいますが、少しサッカーを舐めすぎてると思います。
勝とうと思えば勝てるスポーツだと思いますか?
『気持ちの強い方が勝つ』
正しいのですが、すべてがその通りならば番狂わせなど絶対に起きません。
何が起こるかわからないからこそその定説が覆るのです。
相手も絶対に勝つという気持ちを持っているに決まってます。
今日はアウェイの地で勝ち点を取った選手を讃えるべき。
選手たちは鹿島の勝利を信ずる私たちを裏切ったのではありません。
全力で戦い勝ち点を取った。
サッカーを知る人ならば勝利の嬉しさと難しさを知っているはず。
それは相手も然り。
記事の主旨と大幅に外れて申し訳ありません。
しかしもっと客観的に試合を見て判断して欲しいです。
今の私の言い方では原理主義者さんに対しての言葉に聞こえてしまいますね。
あくまでもそんな意見を大っぴらにして口にする方たちへの対言ですので聞き流していただいて結構です。
現在、現レジュラー陣が居るのでJIでも強豪チームに属していますけど、
近い将来 鹿島が、ジュビロ磐田のような事にならない事を願うのみです。
記事と関係ない事を述べて申し訳ありません。
しかし、アウェーの地で引き分け、勝ち点を取って選手を讃えることも忘れてならない事です。
しかし、選手たちが、勝ち点1で「良し」と考えているなら、チームとしての成長は、そこで止まってしまうと思う。
勝ち続けていく事こそ、我らが鹿島なのだ。