新人王候補パク・チュホ

鹿島パクがＪ史上初の外国人新人王目指す
　鹿島ＤＦパク・チュホ（２２）が前人未到のリーグ３連覇、そしてＪ史上初の外国人新人王を目指す。既に今季リーグ戦で１７試合に出場し、新人王の規定をクリア。茨城県鹿嶋市内で行われた７月３１日の練習後「新人王？　まずはチームの優勝が優先。取れたらチーム全員のおかげですね」と控えめながら意欲を示した。

　野球界では巨人オビスポ投手が初の外国人新人王か？　と騒がれているが、サッカー界にも「大穴」がいた。パクは「チームが勝つために全力を尽くす」という献身的なプレーが持ち味。今季、Ｊ２水戸から鹿島に加入。左サイドバックで定位置を獲得した。

　ポジション的にも派手ではなく、注目度では浦和ＭＦ山田直や原口、同僚のＦＷ大迫らに劣る。だが、豊富な運動量と確実な技術で王者鹿島で先発に昇格して以降、チームはリーグ戦１７戦不敗。現在もベテランＤＦ新井場と定位置を争いながら日々成長している。

　７月２９日のナビスコ杯準々決勝川崎Ｆ戦では新井場に先発の座を奪われたが、１日の広島戦では先発復帰が濃厚。この日は痛めている左足甲の治療に専念し「痛みはだいぶなくなった。もう大丈夫。目の前の試合を勝ちたい」。玄人好みの男が着実に実績を積み上げていく。【菅家大輔】
　［2009年8月1日7時18分　紙面から］

外国人初新人王よりもパク「勝利を」…鹿島
　鹿島ＤＦパク・チュホが３１日、外国籍選手初の新人王獲得より勝利を優先する考えを明かした。すでに受賞規定を満たす１７試合に出場し、首位独走に貢献。過去１６回は、すべて日本人選手が獲得してきたタイトルの最有力候補に浮上。それでも、広島戦で先発復帰が濃厚なパクは「賞を取れたとしてもみんなのおかげ。意識してないし、今は勝利を」と誓った。
（2009年8月1日06時01分 スポーツ報知）

チュホにJリーグ新人王の資格があるとのこと。
チームが勝利を積み重ねて行けば、賞は自然とついてくるのでは無かろうか。
岩政や篤人も叶わなかった新人王の栄誉を穫らせてあげたい気持ちはある。
その為にもリーグで優勝し、インパクトを残そうではないか。