内田、世界基準のクロスでチャンス演出
<日本・米国>センタリングを上げる内田
Photo By スポニチ
【北京五輪・男子サッカー 日本0―1米国】痛恨の敗戦を喫したチームにあってDF内田が1人気を吐いた。前半21分にCKからのトリックプレーでDF森重に決定的なラストパスを送るなどチャンスを演出。A代表に定着する20歳のプレーは、五輪初戦で硬さが見られた他のチームメートとは対照的に躍動感たっぷりだっただけに「力を出し切れば勝てる相手だった」。それでも、10日のナイジェリア戦に向け「もうちょっとボールを左右に動かせればもっと攻められると思う」と手応えもつかんだ様子だった。
[ 2008年08月08日 ]
敗戦も内田右サイド突破に希望/サッカー
前半、米国DFのタックルをかわしセンタリングを上げるDF内田
<北京五輪・サッカー:米国1-0日本>◇7日◇男子1次リーグB組
試合には勝てなかった。だが打ちひしがれたわけではない。世界相手に屈服したわけではなかった。初戦黒星に声を落とす選手も多い中、内田篤人は取材ゾーンで冷静に対応した。「何を言われようと、あと2試合勝つしかない。五輪は今までとそんなに変わらなかった。W杯予選と同じです」。体に残る確かな手応えが、自然と言葉を前向きなものへと変えた。
内田の右サイドでの攻撃は相手をしのいだ。前半21分には、ショートコーナーから取って置きのコンビプレー。米国守備陣を翻弄(ほんろう)した。同30分にはマークについた1人を振り切ってニアへ、クロス。同40分にもMF香川のスルーパスに呼応して抜け出し、地をはうようなクロスで、相手にオウンゴール寸前のプレーを呼び込んだ。
「(日本で)オーストラリア、アルゼンチンとやって右サイドから行けると思った。崩すとしたら、こっちからと」。壮行試合で体格で上回る相手にも実力が通用したのが自信になっていた。この日も大型の守備陣に対し、足元を狙うような低空クロスを連発した。
後半19分から途中出場したFW李も魂を込めてプレー。登場直後にはニアへの左クロスに果敢に飛び込んだ。後半ロスタイムには後方からのロングボールに空中戦で競り勝ち、ヘッド。だが最後の一撃はバーの上を越えた。「今日の試合で五輪は終わりじゃない。自分たちを信じて戦えば、13日(の1次リーグ最終戦)が終わった段階で笑っていられる」。この五輪に向けて日本国籍を取得した男は初戦敗戦ぐらいでは、気落ちしなかった。
残る2戦はナイジェリア、オランダと米国より格上だ。だが内田の軸はぶれなかった。「これから大事なこと? やることを変えないこと。チームの方向性は今まで通りやりたい」。理念は間違っていない。残り2戦でそれを証明し、1次リーグを突破する。
[2008年8月8日9時16分 紙面から]
「決定機で点を取りきれなかったのが……」内田篤人=サッカー五輪代表
北京五輪・男子サッカーの日本代表は7日、天津で行われたグループリーグの第1戦で米国代表と対戦し、0-1で敗れた。
以下は試合後の、内田篤人(鹿島)のコメント。
「(壮行試合の)オーストラリア、アルゼンチン戦でのことを考えても、個人的にいけるという思いがあったし、こっちから仕掛けようと思っていたが、もうちょっとだった。
グラウンドは柔らかかった。前半の最初は押し込まれた場面もあったが、こっちがチャンスを作れてからは何度か決定機もあったし、そこで取りきれなかったのが……。
(前半トリッキーなセットプレーから決定機があったが?)あとは決めるだけだったが、ゴール前はデコボコしていたし、しょうがない。(トリックプレーの)練習はしていた。日本らしい足で崩すということでも、低いボールを考えていた。
(五輪はいつも以上に緊張感があったか?)そうでもない。個人的には普通だった。代表はもちろん、Jリーグで多く試合に出ていることが大きかったと思う。
(ハーフタイムの指示は?)消耗戦になるので、走り負けないようにと言われた。
(後半、失点の後に少し動きが落ちた時間もあったと思うが?)前半に比べてボールが落ち着かなくなったが、失点したこともあったし、しょうがない」
[ スポーツナビ 2008年8月7日 22:56 ]
もうワールドクラスである。
世界のウチアツとして世界に名を馳せておろう。
<日本・米国>センタリングを上げる内田
Photo By スポニチ
【北京五輪・男子サッカー 日本0―1米国】痛恨の敗戦を喫したチームにあってDF内田が1人気を吐いた。前半21分にCKからのトリックプレーでDF森重に決定的なラストパスを送るなどチャンスを演出。A代表に定着する20歳のプレーは、五輪初戦で硬さが見られた他のチームメートとは対照的に躍動感たっぷりだっただけに「力を出し切れば勝てる相手だった」。それでも、10日のナイジェリア戦に向け「もうちょっとボールを左右に動かせればもっと攻められると思う」と手応えもつかんだ様子だった。
[ 2008年08月08日 ]
敗戦も内田右サイド突破に希望/サッカー
前半、米国DFのタックルをかわしセンタリングを上げるDF内田
<北京五輪・サッカー:米国1-0日本>◇7日◇男子1次リーグB組
試合には勝てなかった。だが打ちひしがれたわけではない。世界相手に屈服したわけではなかった。初戦黒星に声を落とす選手も多い中、内田篤人は取材ゾーンで冷静に対応した。「何を言われようと、あと2試合勝つしかない。五輪は今までとそんなに変わらなかった。W杯予選と同じです」。体に残る確かな手応えが、自然と言葉を前向きなものへと変えた。
内田の右サイドでの攻撃は相手をしのいだ。前半21分には、ショートコーナーから取って置きのコンビプレー。米国守備陣を翻弄(ほんろう)した。同30分にはマークについた1人を振り切ってニアへ、クロス。同40分にもMF香川のスルーパスに呼応して抜け出し、地をはうようなクロスで、相手にオウンゴール寸前のプレーを呼び込んだ。
「(日本で)オーストラリア、アルゼンチンとやって右サイドから行けると思った。崩すとしたら、こっちからと」。壮行試合で体格で上回る相手にも実力が通用したのが自信になっていた。この日も大型の守備陣に対し、足元を狙うような低空クロスを連発した。
後半19分から途中出場したFW李も魂を込めてプレー。登場直後にはニアへの左クロスに果敢に飛び込んだ。後半ロスタイムには後方からのロングボールに空中戦で競り勝ち、ヘッド。だが最後の一撃はバーの上を越えた。「今日の試合で五輪は終わりじゃない。自分たちを信じて戦えば、13日(の1次リーグ最終戦)が終わった段階で笑っていられる」。この五輪に向けて日本国籍を取得した男は初戦敗戦ぐらいでは、気落ちしなかった。
残る2戦はナイジェリア、オランダと米国より格上だ。だが内田の軸はぶれなかった。「これから大事なこと? やることを変えないこと。チームの方向性は今まで通りやりたい」。理念は間違っていない。残り2戦でそれを証明し、1次リーグを突破する。
[2008年8月8日9時16分 紙面から]
「決定機で点を取りきれなかったのが……」内田篤人=サッカー五輪代表
北京五輪・男子サッカーの日本代表は7日、天津で行われたグループリーグの第1戦で米国代表と対戦し、0-1で敗れた。
以下は試合後の、内田篤人(鹿島)のコメント。
「(壮行試合の)オーストラリア、アルゼンチン戦でのことを考えても、個人的にいけるという思いがあったし、こっちから仕掛けようと思っていたが、もうちょっとだった。
グラウンドは柔らかかった。前半の最初は押し込まれた場面もあったが、こっちがチャンスを作れてからは何度か決定機もあったし、そこで取りきれなかったのが……。
(前半トリッキーなセットプレーから決定機があったが?)あとは決めるだけだったが、ゴール前はデコボコしていたし、しょうがない。(トリックプレーの)練習はしていた。日本らしい足で崩すということでも、低いボールを考えていた。
(五輪はいつも以上に緊張感があったか?)そうでもない。個人的には普通だった。代表はもちろん、Jリーグで多く試合に出ていることが大きかったと思う。
(ハーフタイムの指示は?)消耗戦になるので、走り負けないようにと言われた。
(後半、失点の後に少し動きが落ちた時間もあったと思うが?)前半に比べてボールが落ち着かなくなったが、失点したこともあったし、しょうがない」
[ スポーツナビ 2008年8月7日 22:56 ]
もうワールドクラスである。
世界のウチアツとして世界に名を馳せておろう。
響きぃいですね。
でも野沢が最近ナベアツに似てる気が...。
特に髪染める前。
前半のチャンスはほとんど、篤人からでしたね。どうか、怪我せず帰ってきて欲しい。
あれだけのパフォーマンスを見せておきながら、澤登が報道ステーションで、篤人だけを敗戦の戦犯にしたてあげるとは、、、
澤登は世界基準ではないな、、、と認識じました。
戦犯ならばメンバーから外してもらって、早く帰国して欲しいところです。