鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日本代表・大迫勇也、練習試合出場

2013年09月08日 | Weblog
大迫「正直、びっくり」2日連続で対外試合に先発

大学生を相手としたゲーム形式の練習で、ボールをキープする大迫(中)
Photo By スポニチ


 日本代表FW大迫は2日連続で対外試合に先発した。グアテマラ戦の先発メンバーの中で唯一、この日の関学大との練習試合に出場。「正直、びっくりした」と驚いたが、前日に続き1トップに入り正確なポストプレーなど精度の高い動きを見せた。

 グアテマラ戦は前半のみの出場。後半はベンチから定位置を争う柿谷のプレーを見つめ「周囲との連係が取れていた。勉強になった」と絶賛。「自分はまだ考えてプレーしてしまう。時間がたてばスムーズになると思う」と語った。
[ 2013年9月8日 06:00 ]

9/7A代表練習後の選手コメント
13/9/7 19:44

 グアテマラ戦(3-0)から一夜明けた7日、日本代表は大阪府内で練習を行った。FW岡崎慎司は左膝痛のため宿舎で治療を受け、MF青山敏弘は虫垂炎の疑いでチームを離脱。グアテマラ戦で出番のなかった選手や出場時間の短かった選手は関西学院大と15分2本の“練習試合”を行った。

以下、練習後の選手コメント

●FW柿谷曜一朗(C大阪)
―今日はクールダウン組だったが?
「僕が選ぶ立場ではない。決まっていました」
―本田の先制点の場面でニアに飛び込んだ。長友と本田があの形は狙っていたと言っているが?
「そこは臨機応変にやっているけど、もちろんその狙いがあるから、空いている方に僕が飛び込んだということ。逆のこともあります」
―本田とはよく話している?
「昨日からよく言われるけど、ポジションが近いから連係のこととかを話している。でもそこだけでサッカーをやっているわけではない。全員との関係性を絶対大事にしていかないといけない。ただ、攻撃になったら前の選手で崩す場面がどうしても多くなるので、そこは試合を重ねるごとによくしていければいいと思う」
―本田が絶賛していたが?
「もっとそう思ってもらえるように、もっと信頼してもらえるようにできればいいと思う」
―6月ぐらいから1トップをやり始めて、こだわりというものは出てきた?
「特にないです。あまり何も考えずにやっています」
―本田が「いてほしい場所にいてくれる」と話していたが?
「理解するスピードが他の選手と同じなら、来ている意味はない。人より早く吸収して早く溶け込まないといけない。それは僕自身が意識してやっているところ。これからまだまだやっていかないといけないところです」
―仕掛けはいつでもできるからそちらより連係を深めることが大事?
「そのとおりだと思います」
―W杯から逆算して取り組んでいる?
「W杯から逆算してというのはない。このチームで今出る以上、セレッソで求められているところと多少違いもあるし、まずそれを明確にすること。ボールをもらってパスを出さずに前を向いて、取られても良いからとドリブルするだけなら小学生でもできると思う。それが大事になるシーンも出てくるとは思うし、強い相手には不意をついて一瞬で仕留めることも大事だと思うけど、昨日のようにスペースがあったときはしっかりワンタッチ、ツータッチでつないでいくほうがいいテンポで攻撃ができると思ってやっていた。自分でいけると判断したときは自分でいくし、そこは周りの状況を見ながらできればいいと思う」
―連係も深まってきている?
「昨日の試合でどうこうというのは正直ないけど、僕は入ったばかりと言えば入ったばかりなので、チームが悪くなるのは絶対に嫌。日本が強くなるために、サコ(大迫)も絶対にそう思っているはずですから。2人で協力して、1トップ同士で、求め方やお互いのプレーも違うけど、話し合いながら成長していければいいと思う」
―話は合宿中に結構できている?
「普通に一緒に生活しているので自然と」
―大迫から学ぶところもある?
「あいつの懐の深さというか、競り合いも強いし、そういうところはどうしても勝てないところがあるかもしれないけど、やっぱりあいつの持っている技術とか盗んでいけるところは盗んでいきたいし、そういう意味ではやっぱりお互いにいい関係でこれから成長していければいいと思う」

―ガーナについては?
「強いと思う。体も強い。そういう相手にどれだけしっかりボールをおさめられるか。アンダー(でアフリカ勢と対戦した)のときとはレベルがはるかに違うと思うので、当たりはどうしても強いと思うけど、当たり負けしないようにしっかりとボールをおさめることを中心に考えながらチャンスがあれば貪欲にゴールを狙っていけたらと思う」
―ウルグアイも体が強かったと思うが?
「そうですね。でも、相手はいつも違うので。相手に合わせるというよりは自分らがいつもやっているサッカーをできればいいと思う。ガーナに対しても黒人だからという意識はない」
―昨日ほど引いた相手は今までになかったが?
「そういう相手にいかに崩していくかが課題だと思うし、相手によっていろいろな課題が見えてくると思う。チームが成長するために一つひとつクリアしていくだけだと思う」
―雑誌の人気投票で1位になっていたが?
「みんなのおかげです。僕は何もしていないので。うれしいです」

●FW大迫勇也(鹿島)
―先発組では唯一、今日も出場したが?
「いろんな確認作業だったし、動きの確認ができてよかった」
―あらためて昨日の試合を振り返ると?
「もっと周りと絡みたかったし、もっといい形でゴール前に入りたかった」
―あまり考えずにやりたいと話していたが?
「考えずにプレーしようと思っても考えちゃう。でも、それは時間が解決するものだと思うし、自然とできるようになれば」
―やっていけば慣れる?
「1回やれば大丈夫」


●FW工藤壮人(柏)
―今日の練習試合は?
「練習でやっている形を出そうとしたけど、こういう試合だったし、うまくいかないところもあった。イメージの共有という部分で、みんな体はきつそうだったけど、頭では分かっていたと思うし、細かいところまで話してやれたのはよかった」
―昨日は眠れた?
「比較的、早く寝れた。今日、練習試合があるということでいい準備をした」
―しっかりと結果を残している。
「ゴールに関しては常に結果を残さないといけないと思っているし、最低限の結果を残せたと思う。でも、1点取って何か変わるわけではない」
―岡崎の状態次第ではガーナ戦もチャンスがありそうだが?
「オカさん(岡崎)の状態どうこうではなく、自分は出たときのイメージを常に持っていないといけない。オカさんがダメなら、途中からでも行ける準備もしないといけない」

●MF長谷部誠(ニュルンベルク)
―昨日の試合を振り返ると?
「良かったところ、悪かったところが個人的にある。チームとしての修正点ももちろんある。小さいミスやボールのないところでもう少し早く絞るとか、そういうこと。試合のあと、監督と少し話しましたが、もう少し点を取りたかったという話をしていた。守備も攻撃も意識を高く、相手に関係なく次もやろうと話した」
―合宿のここまでを振り返ると?
「チームとして確かめ合ってきたし、自分たちがやっていかないといけない方向性というものをつかめたのが良かった。次は、トップチームであるガーナが相手。本大会でもベスト16、8に入ってくるようなチームであるガーナを相手にしてもできるように。昨日勝てたことで、モチベーションも高く持っていけると思う」

●DF内田篤人(シャルケ)
―グアテマラ戦は外からどう見ていた?
「相手が引く中でどうやるのかなと。でも、試合をやってない人はしゃべらないほうがいいと思う」
―最後、出番があるかと思ったが?
「ロスタイムが1分って出て、『1分ならいい』って言われた。キャップ数、稼ぎたかったなー。積み重ねだからね、キャップ数は。ヤットさん(遠藤)もそうだし。何試合だっけ? 135試合? すごいよね」

●DF長友佑都(インテル)
―試合後、本田とは話した?
「昨日の相手に対しては勝って当たり前というところもあるけど、最終的な精度を上げないといけないという話はした。次のガーナは強い相手。そこで自分たちのサッカーができるか。そこが目安になる」
―ガーナは昨日、ザンビアに勝って最終予選進出を決めたが?
「いい雰囲気だと思う。アウェーでどれだけのモチベーションで来るかは分からないけど……」
―コンディションは?
「ケガ明けは走り込みができないまま試合をやっていたけど、夏に1か月ぐらい走り込んだ。そこでコンディションは上がった」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「昨日の試合は結果だけを見ればもちろん良かった部分もあると思う。このところなかなか結果も出ていなかったし、ああいう形でゲームを終えられたのはチームにとっても良かった。ここをターニングポイントにして自分たちとしてはまた前に進んでいきたいと思う」
―どういうところが良かった?
「比べるのは難しいけど、コンフェデ以降は相手が引いて守るという試合がなかったし、昨日のゲームはどっちかというと引いた相手を自分たちがどうやって崩すかというのがあった。リスク管理のところも試合内容で変わる。昨日の試合は昨日でみんながしっかり意識を持ってやれた。違うタイプのゲームになったときに自分たちがどうやれるかということが重要になると思う。そういう中でリスク管理だけではなく、どういうところでどういうプレーを選択するか」
―合宿でやってきた方向性が試合に出たという意味では良かった?
「そうですね。コレクティブにみんなが意識していたし、攻撃も守備もどれだけ自分たちがコレクティブにやれるかということを意識してやれていたと思う」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)


練習試合に出場した日本代表の大迫である。
大迫自身は驚いたとのことであるが、短い合宿期間で大迫とメンバーの連携を深め戦術を浸透させようとする考えと思われる。
グアテマラ戦を観る限り、能力の高さは伝わって来たが、連携の浅さを露呈したように思えた。
そこを修正し、代表チームにより馴染めば、大迫は日本を背負って立つ軸となり得よう。
日本を救うゴールを奪うため躍動する大迫の期待大である。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大迫選手)
2013-09-08 19:53:36
今の代表は俺様・本田選手と合わないと生き残れないので、本田選手と一緒に出場している大迫選手を見てみたいです(^_^)

それと…篤人選手のコメントが、らしくて笑ってしまいました(^o^)
返信する
Unknown (Unknown)
2013-09-08 20:52:40
名波さんはこないだの試合について柿谷より大迫を誉めてくれていますね。
嬉しい!
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2013/09/08/post_462/
返信する