鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

秋田、植田直通選手の「変化」が目についた

2016年02月06日 | Weblog
鹿島DF植田 ドーハ帰りで変わった


秋田氏(左)と握手を交わす植田(撮影・塩畑大輔)

<熱血秋田塾・九州キャンプ編/鹿島>

 鹿島の宮崎合宿で、DF植田直通選手(21)の「変化」が目についた。前に出て相手のパスをインターセプトし、攻撃の起点になっていた。去年までは見られなかった姿だ。

 中盤より前の選手とうまく連動して、裏を取られるリスクを冒さず、前に出てボールを奪う。鹿島のセンターバックに代々求められる仕事だ。昌子選手らはこのプレーをきっちりとこなし、攻撃の起点にもなる。しかし昨年までの植田選手は思い切りの良さ、判断の速さが足りず、インターセプトの動きをためらいがちだった。

 U-23日本代表での活躍で、自信を得たことは大きいのだろう。今年の植田選手は、前に出てボールを奪う意識が確実に強まっている。プレー以外にも変化はあるという。周囲は「ドーハから帰ってきたら、立ち居振る舞いから変わった」と話す。五輪出場権を争う戦いは、彼にとって貴重な経験だったのだと思う。

 クラブ関係者とも話をした。五輪本大会への出場を後押しするため、植田には出場機会が得やすい他クラブへの期限付き移籍も提案していたという。実際にいくつかのクラブが、このプランに乗り気だったとのことだ。しかし最後は、植田本人が鹿島に残ることを選んだ。私はこの決断を好ましく感じた。

 鹿島はいつも、日本を代表するセンターバックを擁してきた。その中に期限付き移籍を経験した選手はいない。何度もタイトルを勝ち取ってきた、ハイレベルな選手の中に身を置くことで「鹿島のDNA」のようなものを受け継ぐ。そうすることで、多くの代表クラスが育ってきた。植田もしかりだ。厳しい競争を勝ち抜けば、五輪本大会出場、さらには日本代表入りも、必ず見えてくるはずだ。(日刊スポーツ評論家)



チンチロリン


植田の成長について綴る秋田である。
U-23日本代表での経験は大きく植田に影響を与えた。
自信と共にサッカー選手として、そして人間としてひとまわり大きくなった模様。
鳥栖などからのレンタルを断り、鹿島でのプレイを望んだ。
鹿島でこそ成長できる、鹿島でレギュラーポジションを取ることに意味があると気持ちを前面に出した決断であった。
この植田の選択を秋田は賞賛する。
「ハイレベルな選手の中に身を置くことで「鹿島のDNA」のようなものを受け継ぐ」と言う。
植田が鹿島でのポジション争いに勝利する、それは日本が世界に誇るCBの誕生を意味する。
植田の更なる成長、そしてレギュラー奪取を期待しておる。


チンチロリン

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