2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第15節
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
まずは前半、湘南の特長であるカウンターとセットプレーから失点をしてしまった。それが最後まで響いてしまった。ハーフタイムには「後半は早い段階で1点を返せれば、違った展開になる」と伝えた。後半は選手たちもその気持ちを見せて、戦ってくれたと思う。負けてしまい、本当に残念に思う。
Q.2失点を含めて、前半の出来は良くなかったが、その原因は?
A.思っていた以上に、湘南のプレスが強かった。球際でも、相手にボールを奪われる場面が多かった。相手の勢いに負けてしまった。
Q.タイトル争いに向けて、痛い黒星だが?
A.リーグ戦の残り3試合、勝たなければいけない状態であることはわかっていた。ここで負けたことは本当に痛い。あと2試合はホームで戦えるので、しっかりと勝って終わりたい。
Q.今日の試合で見えた課題は?
A.守備の部分で、自分たちからボールを奪いに行こうとしているが、中盤で入れ違ってしまったり、プレスが効かなかったりする。そういう場面が何度かあるが、そこで失点してしまう。修正しなければいけない。また、チャンスを数多く作っていても得点に結びつかなかった。
Q.鈴木優磨選手に期待した部分は?
A.彼は見ての通り、ボールを受けることも運ぶこともできる。FWやサイドハーフで使っているが、そういう良さを前節に続いて出してくれたと思う。
Q.ゲームプランはどのようなものだったか?
A.バイタルエリアで、相手のボランチがうちのボランチに対してプレスをかけてくる。そうなると、最終ラインの前のスペースが空いてくるのだが、そこにボールを入れられなかった。風の影響があったのか、細かい部分はこれから振り返らないとわからないが、ボールをそのスペースに入れられなかった。守備に関しては、サイドチェンジを入れられてしまったので、サイドを変えさせないような守備をしなければいけなかった。
Q.サポーターの方に試合前に話を聞いたが、金崎選手への期待が高かった。監督が期待していること、今日の試合でのプレーについて聞かせてほしい。
A.サポーターの皆さんが期待している通り、彼はボールを収められるし突破することもできる。常にゴールを狙っているので、皆さんも期待していると思う。当然、自分もそういう部分を彼に求めている。以前はサイドハーフでプレーしていたと思うが、今、FWで起用しているのは、そういう期待を込めてのこと。
Q.優勝争いから少し後退して、残り2試合となったが、選手に伝えたいことは?
A.変わらず、自力優勝はない。残り2試合、勝つしかない。そう伝えるしかないと思う。
Q.来週にヤマザキナビスコカップ決勝があるが、立て直したい部分は?
A.前節でも2失点しているので、守備をもっと突き詰めてトレーニングしないといけない。守備の連動性を高めることが最も重要だと思う。
【赤崎 秀平】
試合の入り方が良くないという部分を改善できなかった。前半は相手の良さを出させてしまって、相手の土俵でプレーしてしまった。敵陣でボールをキープして、パスをつなぐことができなかった。
【伊東 幸敏】
チームの勝利が全てなので、その結果を出せなかったことが非常に悔しい。自分のプレー云々よりも、勝てなかったことが悔しい。
【遠藤 康】
相手が勢い良くプレーしてきた中で、簡単にプレーすべき部分とそうでない部分の判断が良くなかった。もっと冷静に対処して、うまく対応できたと思う。チャンスは作ったけど、決めきれなかった。
J1 2nd 第15節 湘南戦
本日行われたJ1 2nd 第15節 湘南戦は1-2で負けを喫しました。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
[ 石井 正忠監督 ]
まずは前半、湘南さんの特長であるカウンターとセットプレーから早い段階で2失点してしまったことが最後まで響いてしまったと思います。後半は、どうにか早いタイミングで1点を返せれば、また違った形になるとハーフタイムに言って、選手もその気持ちをしっかり出して戦ってくれました。試合に負けて残念です。思っていた以上に湘南さんのプレッシャーがあった中で、球際の部分も相手ボールになることが多かったですし、(湘南に)その辺の勢いがあったということ、(鹿島が)そこに負けてしまったということ(が敗因)だと思います。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
[ 伊東 幸敏 ]
チームが勝つことができなかったことが非常に悔しいです。
--後半は攻撃に絡んでいましたが?
点を取るしかなかったので行くしかない、と思っていたんですけど、結局、結果にもつながっていないですし、負けたことにも変わりはないので。
--自分のプレーを出し切れてもチームが勝てなかった歯がゆさもあるのでしょうか?
チームが勝つことが全てだと試合前からずっと思っていたので、自分のプレーどうこうよりも結果が出なかったことが非常に悔しいです。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
鹿島、痛い敗戦…湘南に敗れ第2S優勝遠のく
15/10/24 16:42
[10.24 J1第2ステージ第15節 湘南2-1鹿島 BMWス]
鹿島アントラーズが敵地で湘南ベルマーレに1-2で敗れた。前半だけで2点のリードを許すと、反撃は後半アディショナルタイムのFW金崎夢生のゴールのみにとどまった。勝ち点を伸ばせなかった鹿島。第2ステージの優勝争いは、広島に勝ち点3差を付けられてしまった。
痛い敗戦だ。前半5分にMF菊地俊介にゴールネットを揺らされる苦しい展開。リズムを取り戻せないまま進んだ同32分にもFW古林将太に追加点を奪われてしまった。
後半に入ると一方的に攻めた。特に後半13分にFWカイオが投入されてからは、一方的に攻めたてる展開が続く。しかし後半41分の決定機、DF山本脩斗のヘディングの折り返しをFW鈴木優磨が狙うも、シュートはポストに嫌われてしまった。
ようやく後半アディショナルタイム3分、CKを金崎が頭で合わせて反撃。しかし終了間際に得た波状攻撃も、MF柴崎岳が決めきれず。相手の倍近いシュート21本を放ったが、勝利を手繰り寄せることは出来なかった。
鹿島第2S逆転V絶望的 石井監督「勝つしかない」
[2015年10月24日20時26分]
湘南に敗れ引き揚げる鹿島イレブン(撮影・山崎哲司)
<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス
鹿島の第2ステージ逆転優勝が遠のいた。
序盤から湘南の運動量に圧倒され、前半だけで2失点。後半ロスタイム3分、MF小笠原満男(36)の右CKをファーサイドのFW金崎夢生(26)がヘッドで押し込んだが、反撃が遅すぎた。
首位広島との勝ち点差は残り2試合で3、得失点差は12に広がった。石井正忠監督(48)は「思った以上に湘南さんのプレッシャーが強かった。自力優勝がない中、選手には『残り2試合を勝つしかない』と言うしかない」と話した。
鹿島遠のく逆転V、湘南本拠地で20年ぶり黒星
[2015年10月25日7時13分 紙面から]
<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス
鹿島の第2ステージ逆転優勝が難しくなった。アウェー湘南戦を落とし、広島との勝ち点差が残り2試合で3、得失点差は12に広がった。0-2の後半ロスタイム3分に、MF小笠原の右FKからFW金崎が頭で1点返したが、時すでに遅し。続いた好機をMF柴崎が決め切れず勝ち点1も奪えなかった。
主力DFの西とファン・ソッコが出場停止。西が敵地まで駆けつけて鼓舞したが、代役の伊東は「勝てなくて非常に悔しい」。無得点のFW赤崎も「広島がこけるとは思わなかったし、得失点差を考えれば負けられなかったのに」と声を落とした。BMWスで鹿島が湘南に負けるのは95年9月30日(当時平塚、1-2)以来20年ぶり。
鹿島、猛反撃及ばずV遠のく 石井監督「決め切れなかった」
湘南に敗れ、肩を落として引き揚げる鹿島イレブン=BMWスタジアム
明治安田J1第2ステージ第15節第1日(24日、湘南2-1鹿島、BMWス)湘南に2点を先行され、猛反撃で21本のシュートを放つも、後半ロスタイムのFW金崎の1点どまり。石井監督は「チャンスで決め切れなかった。相手のプレスが思ったより強く、球際でも負けていた」と完敗を認めた。首位の広島と勝ち点差が3となり、第2ステージ優勝が遠のく痛い1敗。MF遠藤は「切り替えるしかない」と31日のナビスコ杯決勝(対G大阪)へ視線を向けた。
前半、ゴール前で湘南・菊地(右)らに激しくマークされる鹿島・中村=BMWスタジアム
後半、鹿島・鈴木優(左)と激しく競り合う湘南・坪井=BMWスタジアム
試合終了間際、ヘディングでゴールを決める鹿島・金崎(左)=BMWスタジアム
後半、湘南・GK秋元(右)にヘディングシュートを阻まれる鹿島・金崎=BMWスタジアム
(紙面から)
鹿島 前半2失点響き手痛い1敗 第2ステージV厳しく
J1第2S第15節 鹿島1―2湘南 (10月24日 BMWス)
鹿島は、手痛い1敗を喫し、第2ステージ優勝が厳しくなった。相手の出足の早い守備に手を焼き、カウンターなどから前半だけで2失点。後半は攻勢に出て相手の7倍となる14本のシュートを放ったが、ネットを揺らしたのは後半ロスタイムの金崎のヘディングシュートだけだった。
首位の広島が勝ったため、勝ち点は3差に広がった。石井監督は「負けてしまったのは痛い。ただ、残り2試合をホームでやれるので勝って終わりたい」と自らに言い聞かせるように語った。
[ 2015年10月25日 05:30 ]
鹿島が痛恨の一敗
2015年10月25日 紙面から
◇J1第2S第15節 湘南2-1鹿島
柴崎のシュートが外れて敗戦が決まると、鹿島の選手たちはピッチに立ち尽くした。
「早い段階で湘南さんの特徴であるカウンターと、セットプレーで失点したのが響いた。残念です」と石井監督。悔やんでも悔やみきれない敗戦となった。序盤から相手の勢いに押され、前半だけで2失点。後半は多くのチャンスをつくったが、得点はロスタイムの金崎のヘッドだけ。攻守とも精彩を欠く内容で、CS出場が遠のいただけでなく、ナビスコ杯決勝にも大きな不安を残した。
試合後は選手の多くが無言。MF遠藤だけが「こうなった以上、切り替えるしかない」と、自らに言い聞かせるように話した。 (相原俊之)
「球際での勢いに負けた」鹿島、第2Sの優勝争い後退
2015年10月24日23時01分
(24日、湘南2―1鹿島)
「湘南のプレッシャー、球際での勢いに負けた」と鹿島の石井監督は振り返った。
前半5分、中盤でこぼれ球を奪いにいかず、速攻を受けた。左から右へサイドチェンジされ、ゴール前へのクロスをペナルティーエリア内で合わされ、先取点を許した。追加点を奪われたのは自陣での競り合いに負けた直後だった。相手CKを一度はクリアしたが、直後の競り合いに負けて、ピンチになった。
ログイン前の続き7月から8月にかけて6連勝したが、9月以降は3勝3敗。第2ステージ優勝は難しくなった。FW赤崎は敗戦の重みをかみしめながら、「大事なところで勝ちきれない。広島が簡単にこけるとは思えない」と語った。
●石井監督(鹿) 「あと3試合勝たなければいけないとわかっていたのに、負けてしまったことは痛い」
●赤崎(鹿) 「最近、試合の立ち上がりでチーム全員が浮足立っている。変えていかないと」
決定機を外しまくり、カウンターとセットプレイに泣く。
サッカーの世界では見かけること。
それがこの大事な一戦で起こってしまった。
チームの若さが試合の入り方に影響を与えたようにも思えた。
これが、優勝争いのプレッシャーなのやも知れぬ。
メンタルを含め、成長し、仕切り直していこうでは無いか。
気持ちを切り替えてナビスコ杯決勝である。
楽しみにしておる。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
まずは前半、湘南の特長であるカウンターとセットプレーから失点をしてしまった。それが最後まで響いてしまった。ハーフタイムには「後半は早い段階で1点を返せれば、違った展開になる」と伝えた。後半は選手たちもその気持ちを見せて、戦ってくれたと思う。負けてしまい、本当に残念に思う。
Q.2失点を含めて、前半の出来は良くなかったが、その原因は?
A.思っていた以上に、湘南のプレスが強かった。球際でも、相手にボールを奪われる場面が多かった。相手の勢いに負けてしまった。
Q.タイトル争いに向けて、痛い黒星だが?
A.リーグ戦の残り3試合、勝たなければいけない状態であることはわかっていた。ここで負けたことは本当に痛い。あと2試合はホームで戦えるので、しっかりと勝って終わりたい。
Q.今日の試合で見えた課題は?
A.守備の部分で、自分たちからボールを奪いに行こうとしているが、中盤で入れ違ってしまったり、プレスが効かなかったりする。そういう場面が何度かあるが、そこで失点してしまう。修正しなければいけない。また、チャンスを数多く作っていても得点に結びつかなかった。
Q.鈴木優磨選手に期待した部分は?
A.彼は見ての通り、ボールを受けることも運ぶこともできる。FWやサイドハーフで使っているが、そういう良さを前節に続いて出してくれたと思う。
Q.ゲームプランはどのようなものだったか?
A.バイタルエリアで、相手のボランチがうちのボランチに対してプレスをかけてくる。そうなると、最終ラインの前のスペースが空いてくるのだが、そこにボールを入れられなかった。風の影響があったのか、細かい部分はこれから振り返らないとわからないが、ボールをそのスペースに入れられなかった。守備に関しては、サイドチェンジを入れられてしまったので、サイドを変えさせないような守備をしなければいけなかった。
Q.サポーターの方に試合前に話を聞いたが、金崎選手への期待が高かった。監督が期待していること、今日の試合でのプレーについて聞かせてほしい。
A.サポーターの皆さんが期待している通り、彼はボールを収められるし突破することもできる。常にゴールを狙っているので、皆さんも期待していると思う。当然、自分もそういう部分を彼に求めている。以前はサイドハーフでプレーしていたと思うが、今、FWで起用しているのは、そういう期待を込めてのこと。
Q.優勝争いから少し後退して、残り2試合となったが、選手に伝えたいことは?
A.変わらず、自力優勝はない。残り2試合、勝つしかない。そう伝えるしかないと思う。
Q.来週にヤマザキナビスコカップ決勝があるが、立て直したい部分は?
A.前節でも2失点しているので、守備をもっと突き詰めてトレーニングしないといけない。守備の連動性を高めることが最も重要だと思う。
【赤崎 秀平】
試合の入り方が良くないという部分を改善できなかった。前半は相手の良さを出させてしまって、相手の土俵でプレーしてしまった。敵陣でボールをキープして、パスをつなぐことができなかった。
【伊東 幸敏】
チームの勝利が全てなので、その結果を出せなかったことが非常に悔しい。自分のプレー云々よりも、勝てなかったことが悔しい。
【遠藤 康】
相手が勢い良くプレーしてきた中で、簡単にプレーすべき部分とそうでない部分の判断が良くなかった。もっと冷静に対処して、うまく対応できたと思う。チャンスは作ったけど、決めきれなかった。
J1 2nd 第15節 湘南戦
本日行われたJ1 2nd 第15節 湘南戦は1-2で負けを喫しました。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
[ 石井 正忠監督 ]
まずは前半、湘南さんの特長であるカウンターとセットプレーから早い段階で2失点してしまったことが最後まで響いてしまったと思います。後半は、どうにか早いタイミングで1点を返せれば、また違った形になるとハーフタイムに言って、選手もその気持ちをしっかり出して戦ってくれました。試合に負けて残念です。思っていた以上に湘南さんのプレッシャーがあった中で、球際の部分も相手ボールになることが多かったですし、(湘南に)その辺の勢いがあったということ、(鹿島が)そこに負けてしまったということ(が敗因)だと思います。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
[ 伊東 幸敏 ]
チームが勝つことができなかったことが非常に悔しいです。
--後半は攻撃に絡んでいましたが?
点を取るしかなかったので行くしかない、と思っていたんですけど、結局、結果にもつながっていないですし、負けたことにも変わりはないので。
--自分のプレーを出し切れてもチームが勝てなかった歯がゆさもあるのでしょうか?
チームが勝つことが全てだと試合前からずっと思っていたので、自分のプレーどうこうよりも結果が出なかったことが非常に悔しいです。
2ndステージ 第15節
2015年10月24日(土)14:03KO BMWス
鹿島、痛い敗戦…湘南に敗れ第2S優勝遠のく
15/10/24 16:42
[10.24 J1第2ステージ第15節 湘南2-1鹿島 BMWス]
鹿島アントラーズが敵地で湘南ベルマーレに1-2で敗れた。前半だけで2点のリードを許すと、反撃は後半アディショナルタイムのFW金崎夢生のゴールのみにとどまった。勝ち点を伸ばせなかった鹿島。第2ステージの優勝争いは、広島に勝ち点3差を付けられてしまった。
痛い敗戦だ。前半5分にMF菊地俊介にゴールネットを揺らされる苦しい展開。リズムを取り戻せないまま進んだ同32分にもFW古林将太に追加点を奪われてしまった。
後半に入ると一方的に攻めた。特に後半13分にFWカイオが投入されてからは、一方的に攻めたてる展開が続く。しかし後半41分の決定機、DF山本脩斗のヘディングの折り返しをFW鈴木優磨が狙うも、シュートはポストに嫌われてしまった。
ようやく後半アディショナルタイム3分、CKを金崎が頭で合わせて反撃。しかし終了間際に得た波状攻撃も、MF柴崎岳が決めきれず。相手の倍近いシュート21本を放ったが、勝利を手繰り寄せることは出来なかった。
鹿島第2S逆転V絶望的 石井監督「勝つしかない」
[2015年10月24日20時26分]
湘南に敗れ引き揚げる鹿島イレブン(撮影・山崎哲司)
<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス
鹿島の第2ステージ逆転優勝が遠のいた。
序盤から湘南の運動量に圧倒され、前半だけで2失点。後半ロスタイム3分、MF小笠原満男(36)の右CKをファーサイドのFW金崎夢生(26)がヘッドで押し込んだが、反撃が遅すぎた。
首位広島との勝ち点差は残り2試合で3、得失点差は12に広がった。石井正忠監督(48)は「思った以上に湘南さんのプレッシャーが強かった。自力優勝がない中、選手には『残り2試合を勝つしかない』と言うしかない」と話した。
鹿島遠のく逆転V、湘南本拠地で20年ぶり黒星
[2015年10月25日7時13分 紙面から]
<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス
鹿島の第2ステージ逆転優勝が難しくなった。アウェー湘南戦を落とし、広島との勝ち点差が残り2試合で3、得失点差は12に広がった。0-2の後半ロスタイム3分に、MF小笠原の右FKからFW金崎が頭で1点返したが、時すでに遅し。続いた好機をMF柴崎が決め切れず勝ち点1も奪えなかった。
主力DFの西とファン・ソッコが出場停止。西が敵地まで駆けつけて鼓舞したが、代役の伊東は「勝てなくて非常に悔しい」。無得点のFW赤崎も「広島がこけるとは思わなかったし、得失点差を考えれば負けられなかったのに」と声を落とした。BMWスで鹿島が湘南に負けるのは95年9月30日(当時平塚、1-2)以来20年ぶり。
鹿島、猛反撃及ばずV遠のく 石井監督「決め切れなかった」
湘南に敗れ、肩を落として引き揚げる鹿島イレブン=BMWスタジアム
明治安田J1第2ステージ第15節第1日(24日、湘南2-1鹿島、BMWス)湘南に2点を先行され、猛反撃で21本のシュートを放つも、後半ロスタイムのFW金崎の1点どまり。石井監督は「チャンスで決め切れなかった。相手のプレスが思ったより強く、球際でも負けていた」と完敗を認めた。首位の広島と勝ち点差が3となり、第2ステージ優勝が遠のく痛い1敗。MF遠藤は「切り替えるしかない」と31日のナビスコ杯決勝(対G大阪)へ視線を向けた。
前半、ゴール前で湘南・菊地(右)らに激しくマークされる鹿島・中村=BMWスタジアム
後半、鹿島・鈴木優(左)と激しく競り合う湘南・坪井=BMWスタジアム
試合終了間際、ヘディングでゴールを決める鹿島・金崎(左)=BMWスタジアム
後半、湘南・GK秋元(右)にヘディングシュートを阻まれる鹿島・金崎=BMWスタジアム
(紙面から)
鹿島 前半2失点響き手痛い1敗 第2ステージV厳しく
J1第2S第15節 鹿島1―2湘南 (10月24日 BMWス)
鹿島は、手痛い1敗を喫し、第2ステージ優勝が厳しくなった。相手の出足の早い守備に手を焼き、カウンターなどから前半だけで2失点。後半は攻勢に出て相手の7倍となる14本のシュートを放ったが、ネットを揺らしたのは後半ロスタイムの金崎のヘディングシュートだけだった。
首位の広島が勝ったため、勝ち点は3差に広がった。石井監督は「負けてしまったのは痛い。ただ、残り2試合をホームでやれるので勝って終わりたい」と自らに言い聞かせるように語った。
[ 2015年10月25日 05:30 ]
鹿島が痛恨の一敗
2015年10月25日 紙面から
◇J1第2S第15節 湘南2-1鹿島
柴崎のシュートが外れて敗戦が決まると、鹿島の選手たちはピッチに立ち尽くした。
「早い段階で湘南さんの特徴であるカウンターと、セットプレーで失点したのが響いた。残念です」と石井監督。悔やんでも悔やみきれない敗戦となった。序盤から相手の勢いに押され、前半だけで2失点。後半は多くのチャンスをつくったが、得点はロスタイムの金崎のヘッドだけ。攻守とも精彩を欠く内容で、CS出場が遠のいただけでなく、ナビスコ杯決勝にも大きな不安を残した。
試合後は選手の多くが無言。MF遠藤だけが「こうなった以上、切り替えるしかない」と、自らに言い聞かせるように話した。 (相原俊之)
「球際での勢いに負けた」鹿島、第2Sの優勝争い後退
2015年10月24日23時01分
(24日、湘南2―1鹿島)
「湘南のプレッシャー、球際での勢いに負けた」と鹿島の石井監督は振り返った。
前半5分、中盤でこぼれ球を奪いにいかず、速攻を受けた。左から右へサイドチェンジされ、ゴール前へのクロスをペナルティーエリア内で合わされ、先取点を許した。追加点を奪われたのは自陣での競り合いに負けた直後だった。相手CKを一度はクリアしたが、直後の競り合いに負けて、ピンチになった。
ログイン前の続き7月から8月にかけて6連勝したが、9月以降は3勝3敗。第2ステージ優勝は難しくなった。FW赤崎は敗戦の重みをかみしめながら、「大事なところで勝ちきれない。広島が簡単にこけるとは思えない」と語った。
●石井監督(鹿) 「あと3試合勝たなければいけないとわかっていたのに、負けてしまったことは痛い」
●赤崎(鹿) 「最近、試合の立ち上がりでチーム全員が浮足立っている。変えていかないと」
決定機を外しまくり、カウンターとセットプレイに泣く。
サッカーの世界では見かけること。
それがこの大事な一戦で起こってしまった。
チームの若さが試合の入り方に影響を与えたようにも思えた。
これが、優勝争いのプレッシャーなのやも知れぬ。
メンタルを含め、成長し、仕切り直していこうでは無いか。
気持ちを切り替えてナビスコ杯決勝である。
楽しみにしておる。
一瞬でもビビったら終わり。自分達に自信があれば、勝つ気があれば出来る。
鹿島のチャンスも全て駄目だった訳ではない。只明らかに今までや、勝つ試合で決めていたシーンで惜しくも外れるといった事が多くこの試合では見ていて勝てないかもと思わせる試合だった。夢生も直前まで大丈夫なのかな?ということだったけど結果スタメンのフル出場に得点。負けたけど夢生がいなかったらと思うと…
今までの対戦相手でも鹿島相手に前半良い戦いをして飛ばしても後半持たず失速し負けるパターンがある。しかし鹿島は前半駄目でも後半盛り返す事が多くそこに期待してるのだけど、HTでしか改善出来ないのかな?全員で意識統一や話し合う事が出来るのはそこだけだけどいつも自分は前半試合中選手が感じた事がそれぞれバラバラなのか?止まった時や近くの選手としっかり話して出来る限り前半で立て直して欲しいと思う。(選手達はちゃんと声かけてる事は分かってますが後半見違える事が多いので)
次節鹿島が勝てない事で決まってしまう。全勝しても広島が1勝するとほぼ0になってしまう。でも何が起こるか分からないのもまたサッカー。次節はマリノスも鹿島を抜くと意気込んで来るだろうし自分達が勝てば最終節まで可能性が残る。もしかしたら広島が凄い大敗するかもしれないし過去の札幌戦みたいに鹿島が大量得点するかもしれない。全ては自分達次第。
2ndでは優勝争いをし年間ではCSの為に3位以内という考えで考えてたけど冷静に去年みたいに1年間で戦ってた気持ちで見ると順位が低すぎ。ガンバも勝っちゃったし今年の印象が悪くても鹿島に取っては一番タイトルの可能性が高い試合。他チームは天皇杯、CS等があるので絶対に鹿島がタイトル取って流れを引き寄せてリーグ頑張って欲しいです。
本当に長文ゴメンナサイ。大好き過ぎて悔しさと期待がごちゃ混ぜになって吐き出しちゃいました。