【2014 J1寸評・採点|28節】鹿島対柏
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年10月21日
鹿島対柏
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号(10月21日発売)より
【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 4.5
前半は好プレーを披露も、後半はクリアミスとセーブミスで2失点。
[DF]
22 西 大伍 6.5
効果的に攻め上がり、相手の嫌らしい存在に。左足で先制ゴールも。
23 植田直通 5
マークミスとGKとの連係ミスで2失点に絡む。位置取りも危うい。
15 昌子 源 5.5
指示とラインコントロールと受け渡しで奮闘。ただ後半はバタついた。
16 山本脩斗 6
タックルでピンチを防ぐと好クロスも放ち、攻守に安定していた。
[MF]
20 柴崎 岳 6.5
自陣から敵陣へ爆発的なランを繰り返し、涼しい顔でパスを散らす。
40 小笠原満男(MF) 6
長短のパスを繰り出したが、最後はゲームをコントロールしきれず。
25 遠藤 康 6
トラップで相手の逆を取り、時間を生み出したが、好機には絡めず。
33 カイオ 6.5
劣勢の局面をドリブルで打開。プレスバックなど守備でも奮闘した。
28 土居聖真 6
パスを引き出したり、サポートしたり、気が利くプレーが光った。
[FW]
11 ダヴィ 6
前線で基点となって、味方の攻撃参加を促した。負傷交代は残念。
[交代出場]
13 中村充孝(FW) 6.5
左右に流れてボールを引き出し、ダヴィとは異なる形で基点になる。
18 赤秀平(FW) 5.5
短時間で三度の好機を迎えたが、いずれも逃し、チームを苦しめた。
7 ジョルジ・ワグネル(MF) -
ボールキープもミドルも見せられず、期待には応えられなかった。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6
失点は個人のイージーミス。監督として可能な限りの采配は執った。
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6
至近距離のシュートに好反応。バックパスの処理も良かった。
[DF]
5 増嶋竜也 6
ロングフィードで攻撃の起点に。鹿島の猛攻に粘り強く対応した。
23 渡部博文 5.5
空中戦での強さは示したが、ダヴィとのバトルはやや劣勢だった。
4 鈴木大輔 4.5
突破を手で阻み、ドリブルミスからのタックル。退場もやむなし。
33 輪湖直樹 6
切れのある身のこなしで敵陣に進入。前半はかなり存在感があった。
2 藤田優人 6
カイオと見応えのあるバトル。球際で踏ん張り、際どいクロスも。
[MF]
20 茨田陽生 5.5
勝負のパスが通らず、チャンスの芽を実らせることができなかった。
7 大谷秀和 6.5
セカンドボールをよく拾い、ドリブルとワンタッチパスの判断も冴えていた。
[FW]
18 ドゥドゥ 6.5
ドリブルでボールを運び、曽ヶ端のクリアが背中に当たり初ゴール。
11 レアンドロ 7
2ゴールに絡む活躍。少ないチャンスをことごとく活かした。
9 工藤壮人 5.5
決勝点の場面では起点になるも、脅威を示す存在にはなれなかった。
[交代出場]
22 橋本 和(DF) 6
登場後すぐ退場者が出たため、攻撃参加を自重せざるを得なかった。
28 栗澤僚一(MF) 6
前線へと積極的に飛び出し、勝点3を目指すことをチームに伝えた。
26 太田徹郎(MF) 7
チェイスとタックルで勢いをもたらし、ミスキックだったが決勝点。
[監督]
ネルシーニョ 6.5
鈴木退場後は4-4-1で凌ぎ、太田投入で勝点3を手繰り寄せた。
[試合内容]
次第に鹿島が優勢に立ち、西のゴールで先制。前半終了間際に追いつかれたが、後半も攻勢に出て中村のゴールで勝ち越し。だが直後にGKのクリアミスで追いつかれると、数的優位も活かせず、カウンターから逆転を許した。
サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
西と岳、カイオ、そしてアツに高評価が与えられておる。
好パスを連発し、決定機を多く作った岳はゴールという結果を残した二人と同等の評価となった。
それから、ボールを運ぶカイオはチームから外せぬ存在となった。
まさにチームの核と言って良かろう。
また、この試合でダヴィに替わって入ったアツは白眉であった。
激しい突進や高さこそ無いものの、小さなスペースでもボールをキープするテクニックと、高くはなくともポストプレイの巧さを魅せてくれた。
ダヴィの離脱で、アツにかかる期待が膨らんだ。
攻撃の起点として、そしてフィニッシャーとして、これから活躍してくれるであろう。
楽しみである。
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年10月21日
鹿島対柏
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号(10月21日発売)より
【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 4.5
前半は好プレーを披露も、後半はクリアミスとセーブミスで2失点。
[DF]
22 西 大伍 6.5
効果的に攻め上がり、相手の嫌らしい存在に。左足で先制ゴールも。
23 植田直通 5
マークミスとGKとの連係ミスで2失点に絡む。位置取りも危うい。
15 昌子 源 5.5
指示とラインコントロールと受け渡しで奮闘。ただ後半はバタついた。
16 山本脩斗 6
タックルでピンチを防ぐと好クロスも放ち、攻守に安定していた。
[MF]
20 柴崎 岳 6.5
自陣から敵陣へ爆発的なランを繰り返し、涼しい顔でパスを散らす。
40 小笠原満男(MF) 6
長短のパスを繰り出したが、最後はゲームをコントロールしきれず。
25 遠藤 康 6
トラップで相手の逆を取り、時間を生み出したが、好機には絡めず。
33 カイオ 6.5
劣勢の局面をドリブルで打開。プレスバックなど守備でも奮闘した。
28 土居聖真 6
パスを引き出したり、サポートしたり、気が利くプレーが光った。
[FW]
11 ダヴィ 6
前線で基点となって、味方の攻撃参加を促した。負傷交代は残念。
[交代出場]
13 中村充孝(FW) 6.5
左右に流れてボールを引き出し、ダヴィとは異なる形で基点になる。
18 赤秀平(FW) 5.5
短時間で三度の好機を迎えたが、いずれも逃し、チームを苦しめた。
7 ジョルジ・ワグネル(MF) -
ボールキープもミドルも見せられず、期待には応えられなかった。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6
失点は個人のイージーミス。監督として可能な限りの采配は執った。
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6
至近距離のシュートに好反応。バックパスの処理も良かった。
[DF]
5 増嶋竜也 6
ロングフィードで攻撃の起点に。鹿島の猛攻に粘り強く対応した。
23 渡部博文 5.5
空中戦での強さは示したが、ダヴィとのバトルはやや劣勢だった。
4 鈴木大輔 4.5
突破を手で阻み、ドリブルミスからのタックル。退場もやむなし。
33 輪湖直樹 6
切れのある身のこなしで敵陣に進入。前半はかなり存在感があった。
2 藤田優人 6
カイオと見応えのあるバトル。球際で踏ん張り、際どいクロスも。
[MF]
20 茨田陽生 5.5
勝負のパスが通らず、チャンスの芽を実らせることができなかった。
7 大谷秀和 6.5
セカンドボールをよく拾い、ドリブルとワンタッチパスの判断も冴えていた。
[FW]
18 ドゥドゥ 6.5
ドリブルでボールを運び、曽ヶ端のクリアが背中に当たり初ゴール。
11 レアンドロ 7
2ゴールに絡む活躍。少ないチャンスをことごとく活かした。
9 工藤壮人 5.5
決勝点の場面では起点になるも、脅威を示す存在にはなれなかった。
[交代出場]
22 橋本 和(DF) 6
登場後すぐ退場者が出たため、攻撃参加を自重せざるを得なかった。
28 栗澤僚一(MF) 6
前線へと積極的に飛び出し、勝点3を目指すことをチームに伝えた。
26 太田徹郎(MF) 7
チェイスとタックルで勢いをもたらし、ミスキックだったが決勝点。
[監督]
ネルシーニョ 6.5
鈴木退場後は4-4-1で凌ぎ、太田投入で勝点3を手繰り寄せた。
[試合内容]
次第に鹿島が優勢に立ち、西のゴールで先制。前半終了間際に追いつかれたが、後半も攻勢に出て中村のゴールで勝ち越し。だが直後にGKのクリアミスで追いつかれると、数的優位も活かせず、カウンターから逆転を許した。
サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
西と岳、カイオ、そしてアツに高評価が与えられておる。
好パスを連発し、決定機を多く作った岳はゴールという結果を残した二人と同等の評価となった。
それから、ボールを運ぶカイオはチームから外せぬ存在となった。
まさにチームの核と言って良かろう。
また、この試合でダヴィに替わって入ったアツは白眉であった。
激しい突進や高さこそ無いものの、小さなスペースでもボールをキープするテクニックと、高くはなくともポストプレイの巧さを魅せてくれた。
ダヴィの離脱で、アツにかかる期待が膨らんだ。
攻撃の起点として、そしてフィニッシャーとして、これから活躍してくれるであろう。
楽しみである。