アギーレ監督解任、後任は大物外国人
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、東京・JFAハウスで八百長疑惑の告発状がスペイン・バレンシア裁判所によって受理されたことが確認できたとして、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56=メキシコ)を解任することを発表した。18年W杯ロシア大会に向けたアジア予選を6月に控え、欧州で実績のある監督を中心に後任を選定することが分かった。近日中に開かれる技術委員会で協議し、3月下旬の親善試合までには決める方針だ。
次期日本代表監督も外国人になる。実は、技術委員会は、非常事態に備え、就任可能な監督の人選を進めている。方向性は固まっており、欧州出身や欧州クラブで実績を残している監督を優先条件として人選を進めている。大仁会長は後任候補に触れ「3月の親善試合には間に合わせたい。そのために、この辺でいいだろうという決め方はしない。これから全力を挙げて探します」と話した。
日本協会関係者は「世界的に名前が知られている監督が後任監督になる可能性が高い」と話した。アギーレ監督招聘(しょうへい)で失敗を味わった日本協会としては、日本のサッカーファン、スポンサー、選手を納得させるには、ビッグネームを招集する必要がある。しかし欧州は現在、シーズン真っ最中で、人選は難航する可能性がある。
6月には、W杯アジア予選が始まる。予選本番まで、3月27日のチュニジア戦(大分)と同31日のウズベキスタン戦(東京)の2試合しかない。
限られた時間の中では、Jリーグを経験した外国人監督や、日本代表を知り尽くした日本人監督の方が、より現実的ではあるが、岡田武史監督以来の日本人監督就任の可能性は極めて低い。霜田正浩技術委員長は「今現在、Jクラブと契約している人に声を掛けることはしません」と話した。日本人監督待望論がある一方で、現状では外国人監督になる公算が大きい。
欧州リーグで実績を残したビッグネームが第1候補で、近日中に開かれる技術委員会で協議していく。ただ、その交渉がうまく進まない場合、鹿島でリーグ3連覇を含む6冠の実績を持つオリベイラ氏(64=現パルメイラス監督)と、元磐田監督でブラジル代表を02年W杯日韓大会で優勝に導いたスコラリ監督(66=現グレミオ)との交渉の余地も残す。
今回の急な解任劇で、技術委員会も動揺は隠せない。日本協会にとって、6大会連続W杯出場は最大にして唯一のノルマと言える。再建への作業はこれから始まるが、いきなりいばらの道を突き付けられた。
[2015年2月4日7時19分 紙面から]
W杯予選あと4カ月しかない…アギーレ監督の後任選定急ピッチ
日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を受け、日本協会は3日、技術委員会を開き後任探しに本格着手した。霜田正浩技術委員長(47)はJクラブの監督の“強奪”は否定。現在、指揮を執っていない外国人指導者から選定を進める方針で、前名古屋監督のドラガン・ストイコビッチ氏(49)、元鹿島のレオナルド氏(45)らが有力候補。昨年のブラジルW杯で地元ブラジルを率いたルイスフェリペ・スコラリ氏(66)の名も挙がっている。
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ氏
強化担当トップの表情は険しかった。アギーレ監督の解任が発表されたこの日、日本協会では技術委員会を開催。アジア杯のベスト8敗退を検証する予定が、議題は後任探しへと及んだ。
「残念です。非常にいい監督と思っていた。こうした騒動に巻き込まれるとは思わなかった」
ブラジルW杯後に同監督との契約交渉を担当した霜田技術委員長は、わずか半年あまりの短命政権に肩を落とした。八百長疑惑とは別に監督の手腕は評価していた。大仁会長に続投を進言していたが、「協会の判断は尊重しないといけない」と語った。
日本代表の活動は3月27日の親善試合・チュニジア戦(大銀ド)、31日のウズベキスタン戦(味スタ)を経て、6月にはロシアW杯アジア1次予選が始まる。
「まだ、後任の名前を挙げるところまでいっていない」と霜田委員長は話しながらも、「一つ出た結論としてJリーグで契約している監督に声はかけない」と明言。一部で名前が挙がっていたJ1名古屋の西野朗監督(59)らの可能性はなくなった。それでも限られた時間の中で強化方針は崩さず、「日本の特徴を尊重し、何が必要か考えてくれる人」と譲れない条件を挙げた。
「国籍は問わない。世界のマーケットに飛び込んでいきたい」と外国人監督の獲得に意欲を示した。関係者によると、日本を熟知するストイコビッチ氏、レオナルド氏をリストアップ。八百長疑惑を払拭するイメージの良さも併せ持つ。
協会内にはブラジルW杯で同国代表を指揮した現ブラジルリーグ・グレミオ監督のスコラリ氏を推す声や、日本代表前監督のアルベルト・ザッケローニ氏(61)の「再登板」を望む意見もある。
「今回の件で日本代表のイメージが悪くなったとは思わない。やってみたいという人がいることを信じたい」
残された時間が少ない中、次期監督の身辺調査は厳しくせざるを得ない上、自身の責任問題も持ち上がってくる。“ポスト・アギーレ”選定は待ったなしの情勢だ。
ドラガン・ストイコビッチ(Dragan Stojkovic)
1965年3月3日生まれ、49歳。セルビア共和国(旧ユーゴスラビア)ニシュ出身。MF。代表通算84試合15得点。W杯は2度出場(90年8強、98年16強)で9試合3得点。引退後はユーゴスラビア、セルビア・モンテネグロ協会会長、レッドスター・ベオグラード会長などを歴任した。2008年から13年までJ1名古屋の監督を務め、リーグ優勝1度、天皇杯準優勝1度、ACL4強などの成績を残した。愛称はピクシー。
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ(Leonardo Nascimento de Araujo)
1969年9月5日生まれ、45歳。ブラジル・ニテロイ出身。17歳でブラジルの名門フラメンゴでプロデビュー。94年にJ1鹿島に移籍。その後はパリ・サンジェルマン(フランス)、ACミラン(イタリア)などで活躍。ブラジル代表では94年米国W杯優勝、98年フランスW杯準優勝。通算55試合7得点。2002年の現役引退後はミランやインテル・ミラノの監督などを歴任した。
ルイスフェリペ・スコラリ(Luiz Felipe Scolari)
1948年11月9日生まれ、66歳。ブラジル・リオグランデ・ド・スル州出身。82年に現役引退後、同国のクラブチームやチェルシー(イングランド)、97年には磐田を指揮。代表ではブラジル、ポルトガル、クウェートの監督を務め、2002年日韓W杯でブラジル代表を優勝へ導いた。12年に2度目の同代表監督に就任し、14年ブラジルW杯で4強入り。大会終了後に辞任した。
(紙面から)
ジョルジーニョ氏、レオナルド氏らも後任監督の候補に
元ブラジル代表MFのレオナルド氏
Photo By スポニチ
日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。2日深夜にスペイン時代の八百長疑惑の告発がバレンシア裁判所に受理されたことを確認。
この日の技術委員会では候補者のリストも提示されたという。
後任の有力候補には元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64=現パルメイラス監督)、昨季まで甲府を率いた城福浩氏(53)らが候補に挙がっているが、関係者によれば、鹿島で監督、選手として実績があるジョルジーニョ氏(50)、鹿島でプレー経験を持ち、ACミランやインテル・ミラノの監督を務めた経験を持つレオナルド氏(45)、元C大阪監督で現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロを率いるレヴィー・クルピ氏(61)らの名も早くから候補に挙がっているという。
[ 2015年2月4日 05:30 ]
後任有力候補にオリヴェイラ氏!フリーの城福氏とは協会すでに接触
日本代表監督の後任候補として名が挙がっている元鹿島監督のオリヴェイラ氏
Photo By スポニチ
日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。2日深夜にスペイン時代の八百長疑惑の告発がバレンシア裁判所に受理されたことを確認。今後は捜査が本格化するため、代表活動に支障が出ると判断した。3月27日の親善試合チュニジア戦(大分)までに後任を決めたい意向で、既に水面下で人選に着手。元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64=現パルメイラス監督)、昨季まで甲府を率いた城福浩氏(53)らが候補に挙がっている。
日本サッカー界が大きな転機を迎えた。八百長疑惑の渦中にあったアギーレ監督を解任。水面下で進めてきた後任人事が一気に本格化した。6月にW杯アジア予選が開幕し、3月には親善試合も控える。日本協会の大仁会長は「3月までには間に合わせたい」と話す。この日は後任人事を担う技術委員会も実施。既に複数候補をリストアップ済みだが、現職のJクラブ監督に対しては就任をオファーしないことなどが確認された。
複数の関係者によればリスト最上位には元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64)が挙がっている。現在、母国ブラジルのパルメイラスを指揮しているが、日本協会からオファーがあれば、契約を解除できる条項が盛り込まれており支障は少ない。07年から5年間指揮した鹿島時代にはV3を達成するなど実績、日本サッカーの知識も申し分ない。オリヴェイラ氏本人も以前から日本代表監督には強い意欲を見せている。
また日本協会が後任に関し、昨季まで甲府の監督を務め、現在フリーの城福浩氏(53)に接触していることも明らかになった。これまでU―17日本代表、FC東京の監督などを歴任。情熱的な人柄、人もボールも動くサッカーには選手、サポーターにも信奉者が多い。八百長問題を発端にアギーレ監督が解任された今、協会内部には、日本人監督の就任を推す声が多いのも事実だ。
新体制で臨む初戦は3月27日のチュニジア戦。外国人ならば就労ビザの取得期間など逆算すると3月上旬までには契約をまとめたい意向だ。技術委員会は「国籍は問わない。継続、発展させ、日本代表を強くしてくれる監督」との方針を示した。今後、加速する後任人事。外国人路線なら「オズの魔法使い」の異名を持つオリヴェイラ氏、日本人なら城福氏が現段階で有力な候補に挙がっていることは間違いない。
[ 2015年2月4日 05:30 ]
八百長告発受理でアギーレ解任!後任候補はオリヴェイラ氏ら
2015年2月4日6時0分 スポーツ報知
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、都内で日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。スペイン時代の八百長疑惑の告発が1月30日に裁判所に受理された事実を2日深夜に確認。昨年8月の就任からわずか半年での監督交代となり、後任には前鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64)=現パルメイラス監督=らを候補に人選を急ぐ。
前代未聞の解任劇だ。八百長疑惑を抱えていたアギーレ監督に対し、ようやく日本協会が解任を決断した。午後5時、都内で険しい表情の大仁会長が会見した。「告発が受理され、捜査が始まり、起訴され、裁判が始まる可能性もある。その影響が出るリスクを排除する必要がある」。6月には18年ロシアW杯アジア1次予選が始まる。本格的に捜査が始まると代表活動への支障が大きいと判断し、契約解除を決めたと説明した。在任期間は93年のJリーグ開幕以降、94年のパウロ・ロベルト・ファルカン監督の約8か月を下回る最短となった。
2日の深夜、スペインにいるアギーレ監督の弁護士から告発受理の確認を伝えられた。3日午前に田嶋幸三副会長(57)、原博実専務理事(56)らが緊急幹部会を開き契約解除を決定。午後に大仁会長が電話で解任を伝えると、スペインで休暇中のアギーレ監督は「分かりました。やむを得ない」と応じた。解任に伴う違約金は発生しないという。
裁判どころか起訴さえ決まっていないが、八百長疑惑の真相究明には、年単位の長い時間がかかる。その間のチームへの影響は計り知れない。会見に同席した日本協会の法務委員長を務める三好豊弁護士は「受理は『捜査が開始される』ということだけ。有罪で解雇したのではない」と強調。手腕を評価していた大仁会長は「この体制で続けたかった」と苦渋の決断を強調した。
後任人事に関して大仁会長は「万一に備えて情報を集めておくよう技術委員会に伝えてある」と発言。07~09年に鹿島で3連覇を達成したオリヴェイラ氏、前C大阪監督のレヴィー・クルピ氏(61)、磐田やブラジル代表を指揮したルイス・フェリペ・スコラリ氏(66)らの名前が浮上している。
霜田正浩技術委員長(47)は「3月の試合は6月のW杯予選のために大事。3月に間に合うように努力したい」と3月27日のチュニジア戦(大分ス)は新監督で戦う意向を示した。3月7日の開幕を控えているため、Jリーグの現役監督を引き抜くことはないと断言。選択肢はフリーの立場の監督か違約金を払っての招へいとなるが、残された時間は短く、人材は少ない。日本サッカーは、過去経験のない逆境に追い込まれた。
◆ハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)1958年12月1日、メキシコ市生まれ。56歳。両親はスペインから移住したバスク系メキシコ人。選手時代はメキシコ代表として、地元開催の86年W杯で8強進出に貢献。引退後は母国の代表を率いて02年日韓、10年南アフリカ両大会でベスト16入り。スペイン1部ではオサスナ、Aマドリード、サラゴサ、エスパニョールの監督を歴任。昨年8月に日本代表監督に就任した。
後任にスコラリ氏やレオナルド氏あるぞ
2015年2月4日
元鹿島の選手でACミランやインテル・ミラノの監督を務めたレオナルド氏
日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。後任は、3月下旬の国際親善試合までに決定する方針。
アギーレ監督の後任について、日本協会の霜田技術委員長は「国籍は関係ない。日本サッカーを強くする人ならば」と話した。
だが各国がシーズン中であるため、クラブやW杯での監督経験などの実績を踏まえると、同委員長は「多くを求めたいが、難しい部分はある」と見通しは厳しい。3月の代表戦は代行監督で臨む可能性も示唆した。
この日開かれた技術委員会では、8強に終わったアジア杯の報告・検証とともに、後任監督の議論も行われた。霜田委員長は「結論としては、現在、Jリーグでやっている監督には声をかけない。Jと一緒にやっていくという考えでは、代表監督としてふさわしくても、結果として日本サッカーのためにはならない」とし、Jクラブからの“引き抜き”は行わないとした。
残る道は現段階で所属がなくフリーの人物か、現職の海外クラブ監督を招へいする方法。Jリーグをよく知る元磐田監督でブラジル代表を率いた経験も持つスコラリ氏(66)や、元鹿島の選手でACミランやインテル・ミラノの監督を務めた現在フリーのレオナルド氏(45)らが候補となりそう。
外国人監督を招へいする場合は、就労ビザ取得の問題もある。3月下旬に新体制をそろえるために、残された時間は少ない。
アギーレ後任にレオナルドさん 元ブラジル代表MF、鹿島でもプレー
2015年2月4日 紙面から
アギーレ監督の後任に、かつて鹿島で活躍した“貴公子”レオナルドさんが急浮上した。ACミラン、インテル・ミラノで監督を務め、パリ・サンジェルマンで強化責任者を務めた後、現在はフリー。急な就任にも支障はない。激震に見舞われた日本代表を引き継ぐにはクリーンなイメージが絶対条件。レオナルドさんなら合致する。
後任選定は技術委員会が中心となって行う。ただし、大仁会長は「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し、今後理事会に諮りたい」とコメント。アギーレ監督を招聘(しょうへい)した原博実専務理事は既に現場とは一線を画しており、同監督を傍らで支えた霜田正浩・強化担当技術委員長は、12日の理事会後に退任する可能性が高い。
次期技術委員長と後任監督は一蓮托生(いちれんたくしょう)。現在の技術委員の中から選ばれるとすれば、一貫したブラジル路線で常勝軍団を築き上げた鹿島の鈴木満常務取締役が最有力だ。レオナルドさんとのパイプはもちろん、豊富な人脈は実証済みで、実績、リーダーシップともに日本サッカーの再生を託せる人物だ。
もちろん、現在は複数候補者から絞り込みを行っている段階で本決まりではない。他にはかつてレアル・マドリードや名古屋グランパスを指揮した現イラン代表のカルロス・ケイロス監督(61)の名前も挙がっている。日本同様、今回のアジア杯でベスト8止まりだったイランは、同監督の契約解除に向けて動いているという。
元名古屋監督のドラガン・ストイコビッチさん(49)については日本での人気は根強いが、レッドスター会長時代から金銭トラブルを抱えている。JFA関係者は「クリーンなイメージとは言い難い」と否定的だった。
身辺調査のしやすい日本人監督では長谷川健太(49)=G大阪、森保一(46)=広島、西野朗(59)=名古屋=らが実績十分。ただし霜田技術委員長はこの日、「Jクラブで指揮を執っている監督に声を掛けることはしない。日本代表の監督としてふさわしくても、声を掛けるのは日本サッカーのためによくないと思っています」と明言。J1の現役監督からの「昇格」の可能性はなくなった。
日本代表の窮地を2度救った岡田武史さんは四国リーグのFC今治の代表になったばかり。「二度と日本代表監督はやらない」とも話している。
日本代表後任監督について報じる各紙である。
ジョルジーニョやレオナルド、オリヴェイラの名前が挙がる。
フリーのジョルジやレオは招聘が容易に出来よう。
パルメイラスの監督に就任したばかりのオリヴェイラは難儀かと思いきや、スポニチには「日本協会からオファーがあれば、契約を解除できる条項が盛り込まれており」とある。
これが真実であれば、オリヴェイラ自身も前向きであり、日本サッカー協会の意向があれば話は一気に進むであろう。
続報を待ちたい。
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、東京・JFAハウスで八百長疑惑の告発状がスペイン・バレンシア裁判所によって受理されたことが確認できたとして、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56=メキシコ)を解任することを発表した。18年W杯ロシア大会に向けたアジア予選を6月に控え、欧州で実績のある監督を中心に後任を選定することが分かった。近日中に開かれる技術委員会で協議し、3月下旬の親善試合までには決める方針だ。
次期日本代表監督も外国人になる。実は、技術委員会は、非常事態に備え、就任可能な監督の人選を進めている。方向性は固まっており、欧州出身や欧州クラブで実績を残している監督を優先条件として人選を進めている。大仁会長は後任候補に触れ「3月の親善試合には間に合わせたい。そのために、この辺でいいだろうという決め方はしない。これから全力を挙げて探します」と話した。
日本協会関係者は「世界的に名前が知られている監督が後任監督になる可能性が高い」と話した。アギーレ監督招聘(しょうへい)で失敗を味わった日本協会としては、日本のサッカーファン、スポンサー、選手を納得させるには、ビッグネームを招集する必要がある。しかし欧州は現在、シーズン真っ最中で、人選は難航する可能性がある。
6月には、W杯アジア予選が始まる。予選本番まで、3月27日のチュニジア戦(大分)と同31日のウズベキスタン戦(東京)の2試合しかない。
限られた時間の中では、Jリーグを経験した外国人監督や、日本代表を知り尽くした日本人監督の方が、より現実的ではあるが、岡田武史監督以来の日本人監督就任の可能性は極めて低い。霜田正浩技術委員長は「今現在、Jクラブと契約している人に声を掛けることはしません」と話した。日本人監督待望論がある一方で、現状では外国人監督になる公算が大きい。
欧州リーグで実績を残したビッグネームが第1候補で、近日中に開かれる技術委員会で協議していく。ただ、その交渉がうまく進まない場合、鹿島でリーグ3連覇を含む6冠の実績を持つオリベイラ氏(64=現パルメイラス監督)と、元磐田監督でブラジル代表を02年W杯日韓大会で優勝に導いたスコラリ監督(66=現グレミオ)との交渉の余地も残す。
今回の急な解任劇で、技術委員会も動揺は隠せない。日本協会にとって、6大会連続W杯出場は最大にして唯一のノルマと言える。再建への作業はこれから始まるが、いきなりいばらの道を突き付けられた。
[2015年2月4日7時19分 紙面から]
W杯予選あと4カ月しかない…アギーレ監督の後任選定急ピッチ
日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を受け、日本協会は3日、技術委員会を開き後任探しに本格着手した。霜田正浩技術委員長(47)はJクラブの監督の“強奪”は否定。現在、指揮を執っていない外国人指導者から選定を進める方針で、前名古屋監督のドラガン・ストイコビッチ氏(49)、元鹿島のレオナルド氏(45)らが有力候補。昨年のブラジルW杯で地元ブラジルを率いたルイスフェリペ・スコラリ氏(66)の名も挙がっている。
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ氏
強化担当トップの表情は険しかった。アギーレ監督の解任が発表されたこの日、日本協会では技術委員会を開催。アジア杯のベスト8敗退を検証する予定が、議題は後任探しへと及んだ。
「残念です。非常にいい監督と思っていた。こうした騒動に巻き込まれるとは思わなかった」
ブラジルW杯後に同監督との契約交渉を担当した霜田技術委員長は、わずか半年あまりの短命政権に肩を落とした。八百長疑惑とは別に監督の手腕は評価していた。大仁会長に続投を進言していたが、「協会の判断は尊重しないといけない」と語った。
日本代表の活動は3月27日の親善試合・チュニジア戦(大銀ド)、31日のウズベキスタン戦(味スタ)を経て、6月にはロシアW杯アジア1次予選が始まる。
「まだ、後任の名前を挙げるところまでいっていない」と霜田委員長は話しながらも、「一つ出た結論としてJリーグで契約している監督に声はかけない」と明言。一部で名前が挙がっていたJ1名古屋の西野朗監督(59)らの可能性はなくなった。それでも限られた時間の中で強化方針は崩さず、「日本の特徴を尊重し、何が必要か考えてくれる人」と譲れない条件を挙げた。
「国籍は問わない。世界のマーケットに飛び込んでいきたい」と外国人監督の獲得に意欲を示した。関係者によると、日本を熟知するストイコビッチ氏、レオナルド氏をリストアップ。八百長疑惑を払拭するイメージの良さも併せ持つ。
協会内にはブラジルW杯で同国代表を指揮した現ブラジルリーグ・グレミオ監督のスコラリ氏を推す声や、日本代表前監督のアルベルト・ザッケローニ氏(61)の「再登板」を望む意見もある。
「今回の件で日本代表のイメージが悪くなったとは思わない。やってみたいという人がいることを信じたい」
残された時間が少ない中、次期監督の身辺調査は厳しくせざるを得ない上、自身の責任問題も持ち上がってくる。“ポスト・アギーレ”選定は待ったなしの情勢だ。
ドラガン・ストイコビッチ(Dragan Stojkovic)
1965年3月3日生まれ、49歳。セルビア共和国(旧ユーゴスラビア)ニシュ出身。MF。代表通算84試合15得点。W杯は2度出場(90年8強、98年16強)で9試合3得点。引退後はユーゴスラビア、セルビア・モンテネグロ協会会長、レッドスター・ベオグラード会長などを歴任した。2008年から13年までJ1名古屋の監督を務め、リーグ優勝1度、天皇杯準優勝1度、ACL4強などの成績を残した。愛称はピクシー。
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ(Leonardo Nascimento de Araujo)
1969年9月5日生まれ、45歳。ブラジル・ニテロイ出身。17歳でブラジルの名門フラメンゴでプロデビュー。94年にJ1鹿島に移籍。その後はパリ・サンジェルマン(フランス)、ACミラン(イタリア)などで活躍。ブラジル代表では94年米国W杯優勝、98年フランスW杯準優勝。通算55試合7得点。2002年の現役引退後はミランやインテル・ミラノの監督などを歴任した。
ルイスフェリペ・スコラリ(Luiz Felipe Scolari)
1948年11月9日生まれ、66歳。ブラジル・リオグランデ・ド・スル州出身。82年に現役引退後、同国のクラブチームやチェルシー(イングランド)、97年には磐田を指揮。代表ではブラジル、ポルトガル、クウェートの監督を務め、2002年日韓W杯でブラジル代表を優勝へ導いた。12年に2度目の同代表監督に就任し、14年ブラジルW杯で4強入り。大会終了後に辞任した。
(紙面から)
ジョルジーニョ氏、レオナルド氏らも後任監督の候補に
元ブラジル代表MFのレオナルド氏
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日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。2日深夜にスペイン時代の八百長疑惑の告発がバレンシア裁判所に受理されたことを確認。
この日の技術委員会では候補者のリストも提示されたという。
後任の有力候補には元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64=現パルメイラス監督)、昨季まで甲府を率いた城福浩氏(53)らが候補に挙がっているが、関係者によれば、鹿島で監督、選手として実績があるジョルジーニョ氏(50)、鹿島でプレー経験を持ち、ACミランやインテル・ミラノの監督を務めた経験を持つレオナルド氏(45)、元C大阪監督で現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロを率いるレヴィー・クルピ氏(61)らの名も早くから候補に挙がっているという。
[ 2015年2月4日 05:30 ]
後任有力候補にオリヴェイラ氏!フリーの城福氏とは協会すでに接触
日本代表監督の後任候補として名が挙がっている元鹿島監督のオリヴェイラ氏
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日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。2日深夜にスペイン時代の八百長疑惑の告発がバレンシア裁判所に受理されたことを確認。今後は捜査が本格化するため、代表活動に支障が出ると判断した。3月27日の親善試合チュニジア戦(大分)までに後任を決めたい意向で、既に水面下で人選に着手。元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64=現パルメイラス監督)、昨季まで甲府を率いた城福浩氏(53)らが候補に挙がっている。
日本サッカー界が大きな転機を迎えた。八百長疑惑の渦中にあったアギーレ監督を解任。水面下で進めてきた後任人事が一気に本格化した。6月にW杯アジア予選が開幕し、3月には親善試合も控える。日本協会の大仁会長は「3月までには間に合わせたい」と話す。この日は後任人事を担う技術委員会も実施。既に複数候補をリストアップ済みだが、現職のJクラブ監督に対しては就任をオファーしないことなどが確認された。
複数の関係者によればリスト最上位には元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64)が挙がっている。現在、母国ブラジルのパルメイラスを指揮しているが、日本協会からオファーがあれば、契約を解除できる条項が盛り込まれており支障は少ない。07年から5年間指揮した鹿島時代にはV3を達成するなど実績、日本サッカーの知識も申し分ない。オリヴェイラ氏本人も以前から日本代表監督には強い意欲を見せている。
また日本協会が後任に関し、昨季まで甲府の監督を務め、現在フリーの城福浩氏(53)に接触していることも明らかになった。これまでU―17日本代表、FC東京の監督などを歴任。情熱的な人柄、人もボールも動くサッカーには選手、サポーターにも信奉者が多い。八百長問題を発端にアギーレ監督が解任された今、協会内部には、日本人監督の就任を推す声が多いのも事実だ。
新体制で臨む初戦は3月27日のチュニジア戦。外国人ならば就労ビザの取得期間など逆算すると3月上旬までには契約をまとめたい意向だ。技術委員会は「国籍は問わない。継続、発展させ、日本代表を強くしてくれる監督」との方針を示した。今後、加速する後任人事。外国人路線なら「オズの魔法使い」の異名を持つオリヴェイラ氏、日本人なら城福氏が現段階で有力な候補に挙がっていることは間違いない。
[ 2015年2月4日 05:30 ]
八百長告発受理でアギーレ解任!後任候補はオリヴェイラ氏ら
2015年2月4日6時0分 スポーツ報知
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、都内で日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。スペイン時代の八百長疑惑の告発が1月30日に裁判所に受理された事実を2日深夜に確認。昨年8月の就任からわずか半年での監督交代となり、後任には前鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64)=現パルメイラス監督=らを候補に人選を急ぐ。
前代未聞の解任劇だ。八百長疑惑を抱えていたアギーレ監督に対し、ようやく日本協会が解任を決断した。午後5時、都内で険しい表情の大仁会長が会見した。「告発が受理され、捜査が始まり、起訴され、裁判が始まる可能性もある。その影響が出るリスクを排除する必要がある」。6月には18年ロシアW杯アジア1次予選が始まる。本格的に捜査が始まると代表活動への支障が大きいと判断し、契約解除を決めたと説明した。在任期間は93年のJリーグ開幕以降、94年のパウロ・ロベルト・ファルカン監督の約8か月を下回る最短となった。
2日の深夜、スペインにいるアギーレ監督の弁護士から告発受理の確認を伝えられた。3日午前に田嶋幸三副会長(57)、原博実専務理事(56)らが緊急幹部会を開き契約解除を決定。午後に大仁会長が電話で解任を伝えると、スペインで休暇中のアギーレ監督は「分かりました。やむを得ない」と応じた。解任に伴う違約金は発生しないという。
裁判どころか起訴さえ決まっていないが、八百長疑惑の真相究明には、年単位の長い時間がかかる。その間のチームへの影響は計り知れない。会見に同席した日本協会の法務委員長を務める三好豊弁護士は「受理は『捜査が開始される』ということだけ。有罪で解雇したのではない」と強調。手腕を評価していた大仁会長は「この体制で続けたかった」と苦渋の決断を強調した。
後任人事に関して大仁会長は「万一に備えて情報を集めておくよう技術委員会に伝えてある」と発言。07~09年に鹿島で3連覇を達成したオリヴェイラ氏、前C大阪監督のレヴィー・クルピ氏(61)、磐田やブラジル代表を指揮したルイス・フェリペ・スコラリ氏(66)らの名前が浮上している。
霜田正浩技術委員長(47)は「3月の試合は6月のW杯予選のために大事。3月に間に合うように努力したい」と3月27日のチュニジア戦(大分ス)は新監督で戦う意向を示した。3月7日の開幕を控えているため、Jリーグの現役監督を引き抜くことはないと断言。選択肢はフリーの立場の監督か違約金を払っての招へいとなるが、残された時間は短く、人材は少ない。日本サッカーは、過去経験のない逆境に追い込まれた。
◆ハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)1958年12月1日、メキシコ市生まれ。56歳。両親はスペインから移住したバスク系メキシコ人。選手時代はメキシコ代表として、地元開催の86年W杯で8強進出に貢献。引退後は母国の代表を率いて02年日韓、10年南アフリカ両大会でベスト16入り。スペイン1部ではオサスナ、Aマドリード、サラゴサ、エスパニョールの監督を歴任。昨年8月に日本代表監督に就任した。
後任にスコラリ氏やレオナルド氏あるぞ
2015年2月4日
元鹿島の選手でACミランやインテル・ミラノの監督を務めたレオナルド氏
日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。後任は、3月下旬の国際親善試合までに決定する方針。
アギーレ監督の後任について、日本協会の霜田技術委員長は「国籍は関係ない。日本サッカーを強くする人ならば」と話した。
だが各国がシーズン中であるため、クラブやW杯での監督経験などの実績を踏まえると、同委員長は「多くを求めたいが、難しい部分はある」と見通しは厳しい。3月の代表戦は代行監督で臨む可能性も示唆した。
この日開かれた技術委員会では、8強に終わったアジア杯の報告・検証とともに、後任監督の議論も行われた。霜田委員長は「結論としては、現在、Jリーグでやっている監督には声をかけない。Jと一緒にやっていくという考えでは、代表監督としてふさわしくても、結果として日本サッカーのためにはならない」とし、Jクラブからの“引き抜き”は行わないとした。
残る道は現段階で所属がなくフリーの人物か、現職の海外クラブ監督を招へいする方法。Jリーグをよく知る元磐田監督でブラジル代表を率いた経験も持つスコラリ氏(66)や、元鹿島の選手でACミランやインテル・ミラノの監督を務めた現在フリーのレオナルド氏(45)らが候補となりそう。
外国人監督を招へいする場合は、就労ビザ取得の問題もある。3月下旬に新体制をそろえるために、残された時間は少ない。
アギーレ後任にレオナルドさん 元ブラジル代表MF、鹿島でもプレー
2015年2月4日 紙面から
アギーレ監督の後任に、かつて鹿島で活躍した“貴公子”レオナルドさんが急浮上した。ACミラン、インテル・ミラノで監督を務め、パリ・サンジェルマンで強化責任者を務めた後、現在はフリー。急な就任にも支障はない。激震に見舞われた日本代表を引き継ぐにはクリーンなイメージが絶対条件。レオナルドさんなら合致する。
後任選定は技術委員会が中心となって行う。ただし、大仁会長は「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し、今後理事会に諮りたい」とコメント。アギーレ監督を招聘(しょうへい)した原博実専務理事は既に現場とは一線を画しており、同監督を傍らで支えた霜田正浩・強化担当技術委員長は、12日の理事会後に退任する可能性が高い。
次期技術委員長と後任監督は一蓮托生(いちれんたくしょう)。現在の技術委員の中から選ばれるとすれば、一貫したブラジル路線で常勝軍団を築き上げた鹿島の鈴木満常務取締役が最有力だ。レオナルドさんとのパイプはもちろん、豊富な人脈は実証済みで、実績、リーダーシップともに日本サッカーの再生を託せる人物だ。
もちろん、現在は複数候補者から絞り込みを行っている段階で本決まりではない。他にはかつてレアル・マドリードや名古屋グランパスを指揮した現イラン代表のカルロス・ケイロス監督(61)の名前も挙がっている。日本同様、今回のアジア杯でベスト8止まりだったイランは、同監督の契約解除に向けて動いているという。
元名古屋監督のドラガン・ストイコビッチさん(49)については日本での人気は根強いが、レッドスター会長時代から金銭トラブルを抱えている。JFA関係者は「クリーンなイメージとは言い難い」と否定的だった。
身辺調査のしやすい日本人監督では長谷川健太(49)=G大阪、森保一(46)=広島、西野朗(59)=名古屋=らが実績十分。ただし霜田技術委員長はこの日、「Jクラブで指揮を執っている監督に声を掛けることはしない。日本代表の監督としてふさわしくても、声を掛けるのは日本サッカーのためによくないと思っています」と明言。J1の現役監督からの「昇格」の可能性はなくなった。
日本代表の窮地を2度救った岡田武史さんは四国リーグのFC今治の代表になったばかり。「二度と日本代表監督はやらない」とも話している。
日本代表後任監督について報じる各紙である。
ジョルジーニョやレオナルド、オリヴェイラの名前が挙がる。
フリーのジョルジやレオは招聘が容易に出来よう。
パルメイラスの監督に就任したばかりのオリヴェイラは難儀かと思いきや、スポニチには「日本協会からオファーがあれば、契約を解除できる条項が盛り込まれており」とある。
これが真実であれば、オリヴェイラ自身も前向きであり、日本サッカー協会の意向があれば話は一気に進むであろう。
続報を待ちたい。
嬉しいのですが、ブラジル人監督にはブラジル大会でやって欲しかったというのが本音です。
あと、オリベイラに決まったとしても通訳は蘭童さんは引き抜かないで欲しい。
これは絶対。
(通訳は以前に鹿島で通訳していたこともあるエジソン土井さんでお願いします)
鹿島関係者の名前がこれだけ挙がるのは
鹿島のサッカーが
認められている事なんだと思います
それが何より嬉しいです。
フリーならば、セレーゾもその仲間に入れられたことだろう
良い選手が、良いチームが、名将を産むということなんだろう
上の方が蘭童さんを引き抜かないでと書かれていますが、満さんも絶対にやめて下さいよ。
代表監督となると、ストレスもものすごいと思います。
オリベの為にも、日本の為にも控えてもらいたいです。
ただ、代表監督は良い時期とそうでない時期が必ずあるであろう。そんな時外野に批判されるレジェンド…なんか複雑。彼らならそんなことは無いと思うけど!!特に彼ら3人にはまた鹿島で指揮してもらいたいのが本音だな!
しばし静観したいと思います。
鹿島にとって満を引き抜かれるのは、この開幕時期にセレーゾを引き抜かれるより痛い!
その前にJFAはアギーレに日本代表を託した責任を取るべきです。
話の順序が間違っています。
一体、アギーレとスタッフ達にいくら払ったと思っているんですか?
自らの調査不足が原因で多額の損失を出しておきながら責任を取ろうとしないなんて有り得ません。
原博実・霜田正浩は勿論のこと、金額次第では大仁邦彌も辞任すべきでしょう。
そういう覚悟を持っていない自己保身な連中の元で仕事をしたら、責任を押し付けられるに決まっていますから、満さんは仕事を引き受けるべきではないと思います。
もしどうしても相手が引き下がってくるようであれば、こちらにとって相当に有利な条件を引き出すべきです。
そう言えば、前回、満さんに断られた後、JFAは宮本恒靖に声をかけたと記憶しています。
でも宮本は今年から古巣のガンバのスタッフになったようですから、逃げられたんでしょうね。
自己保身に走る腐った組織に未来はありません。