鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

川崎戦コメント

2009年10月07日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
(この16分の試合があったことはストレスだったのでは?)
まずこの16分でなにができるかを考えていたし、この試合は私にとっても成長できるきっかけになった。サッカーを心から愛するものとしてはこの試合がストレスになるということは苦ではなかった。
(フリーキックから得点が生まれたが何か対策はあったのか?)
間接フリーキックからスタートすることはわかっていたし特別なことはなかった。そこからゴールが生まれたというのは喜ばしいこと。ただ、このゴール以外にチャンスが何度かあったのに決める事ができなかったのが残念だった。
今日スタジアムに来てくれるサポーターが少なかったことを非常に残念に思う。(16分の試合、1-3からスタートという)不利な状況であっても我々は勝つために戦っている。もっと多くのサポーターの後押しがあればもっとゴールが入っていたかもしれない。苦しい時も共に支え、共に喜びあうもの。もちろん今日駆けつけてくれたサポーターには感謝している。残り6試合、チームにとっては本当に大切な時期。サポーターにはぜひスタジアムに来て応援してほしい。


【J1:第25節 鹿島 vs 川崎F】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.10.07)
10月7日(水) 2009 J1リーグ戦 第25節
鹿島 2 - 3 川崎F (19:04/カシマ/22,323人)
得点者:19' 鄭大世(川崎F)、30' マルキーニョス(鹿島)、32' 鄭大世(川崎F)、66' ジュニーニョ(川崎F)、74' 岩政大樹(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:川崎の関塚監督が、この残り16分があることでストレスになっていたのは鹿島も同じではないかと仰っていたのですが、まず監督はそういう風にストレスに感じていたのかということ。もう一つは、終わった後に負けたにもかかわらずサポーターがすごい拍手で迎えてくれたことについてひと言いただければと思います。

「まず、2問目から回答します。僕がスタジアムに来てものすごく残念に思ったことは、ほんとうに信じてくれているサポーターが少ないな、というのが僕の正直な感想です。もしかして、4回の明らかなチャンスがあったなかで、もしその1回にサポーターの後押しがあれば、そのボールが入っていたかもしれません。僕はものすごく期待しておりましたし、サポーターがいない、少ない、あるいは信じてくれている人が少ないということが非常に残念に思っていることです。勝っている時だけでなく、苦しい時も支えて欲しいし、共に勝ち、共に負け、共に喜び、共に苦しむというのがあるはずです。サポーターは、ただ良いときを味わうだけでなく、支えること、言葉の通り『サポートする』という部分があるはずです。そこがまず残念な部分でした。
あとは、今日来てくれたサポーターの皆さんには感謝したいと思いますし、もっと多くの方が来てくださればと思います。残り6試合で、サポーターの応援や後押しが必要であって、支えが必要です。非常に大切な時期なので、もっと多くの方にカシマスタジアムで応援していただければと思います。

僕にとっては、この16分というのは全くストレスにはなりませんでした。それはやはり、この職、サッカーというものを愛しておりますし、この16分のなかでなにができるんだ、どうするんだということを、すごく追い込まれた状況のなかで、何をした方がいいのかを考えさせられましたし、この経験で自分がなにか成長したのではないかと思います。成長するきっかけになったのではないかと僕は思っています。僕自身はまったくストレスを感じませんでした。逆に楽しみな部分でもあったし、サッカーを愛していますから苦ではありませんでした」

Q:最初のFKについて、どういった対策をしてきたのでしょうか?
「間接FKからのスタートということはわかっておりましたので、空中戦に強い選手を前に押し出してそこで得点を狙うということはごく当たり前のことだと思いますし、特別な対策というよりもそこをしっかりとやると。そこで点を取ったことは喜ばしいことでしたが、ただ残念なことにそれ以外の明らかなチャンスを何度もあったのに、それを決められなかったということがとても残念に思うところです」


以上

【J1:第25節 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の鹿島選手コメント(09.10.07)
10月7日(水) 2009 J1リーグ戦 第25節
鹿島 2 - 3 川崎F (19:04/カシマ/22,323人)
得点者:19' 鄭大世(川崎F)、30' マルキーニョス(鹿島)、32' 鄭大世(川崎F)、66' ジュニーニョ(川崎F)、74' 岩政大樹(鹿島)

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「気持ちの入ったプレーをすることができた。それを続けていけば結果はついてくると思う。サポーターと一緒に熱い気持ちを持って戦えればいいと思う。監督がこの20分の試合への持って行き方を考えてくれた。ああいう強いチームでも守りに入るとこうなる。これからも、気持ちを出して主導権を握っていかないといけないと思う。この試合を活かさないといけない。サッカーはそんなに甘くない。みんなでひとつになって、残りを考えると『惜しかった』じゃ済まされない。死に物狂いで戦いたい」

●青木剛選手(鹿島):
「同点、逆転を狙っていた。結果は勝点3を失ったことになる。すごく悔しい。これで川崎Fも勝点49。上の方は差があってないようなものになった。残り6試合を良い形で追われるように全力で戦いたい」

Q:この試合で得たものは?
「今日の試合では勝点3を失った。本当に勝てると思って真剣にやっていた。同点にして、逆転するということを狙っていた。でも、これで信じる気持ちを持つことはできると思う。終わってしまったことは戻ってこない世界。残り6試合を見つめながら信じてやっていきたい」

●岩政大樹選手(鹿島):
「鹿島は今の状況を含めて厳しいと言われている。これを続けていけば鹿島の強さを見せられると思う。追いつけると思っていましたし、本気で追いつくことを考えていた。すごく残念です」

●新井場徹選手(鹿島):
「短いね。時計を見たのは1回だけだったけど、もう残り2,3分だった。間接FKについては、そんなに練習はしていない。
この試合が何かのきっかけになればと思う。いつも気持ちは見せてきたつもりだけど、自分たちの気持ちが良い形で出た。ただ、これで錯覚することがないようにしたい。ただ、なにかを掴めたというのはある。
名古屋の試合は、選手の気持ちが不統一と言うけれど、おれたちはバラバラになったつもりは一度もない。苦しいときも勝ったときも一緒だし、みんなで勝ってみんなで負けている。誰かが下向きになったら助け合っていくのが俺ら。何か変わればいいというか、見てる人にも何かを伝えられたと思う。次、天皇杯をしっかりやりたいと思います」

●田代有三選手(鹿島):
「本当に最初のプレーでできた部分があった。追いつけるチャンスが自分にもあったので残念です。勝点1でも取れればよかった。アップの仕方は試合前から言われていたし、昨日の非公開練習でも同じことをやっていた。フロンターレが動揺しているのはわかっていた。次はアウェイ(磐田戦)で勝って、(ホームでも勝って)連勝したい」

●内田篤人選手(鹿島):
「監督がこの試合をチャンスにしようということで俺たちもやった。良いきっかけにしたかった。自分のプレーは、バランスを取ることを考えていた。ジュニーニョのケアもあった。ロッカーの雰囲気も良かったし、本当は勝ちたかった。諦めなければこういう試合ができる。残り試合があるので上位は勝点差もないし、ひとつひとつ勝っていきたい。
監督が昔フィジカルコーチということで、最初からいけるようにしてくれた」


以上

[ J1:第25節 鹿島 vs 川崎F ]

試合前に岡田主審と握手を交わす鹿島の田代選手。残り16分に全力を尽くす。

[ J1:第25節 鹿島 vs 川崎F ]

鹿島の出場メンバーが再開前に写真撮影。選手紹介や整列入場はなかったがメンバー撮影は行った。

[ J1:第25節 鹿島 vs 川崎F ]

激闘がタイムアップ。鹿島が最初のプレーで1点入れ、途中もポストをたたくなど惜しいプレーを見せるが、川崎Fがなんとか逃げ切り勝利を収めた。試合終了のホイッスルと共にピッチに座りこむ鹿島の選手たち。

[ J1:第25節 鹿島 vs 川崎F ]

試合終了後、Jリーグ史上初の残り16分の再開試合を戦った選手たちが健闘を称え合い握手を交わした。

[ J1:第25節 鹿島 vs 川崎F ]

ゴール裏サポーターへ挨拶を終え、ロッカールームへ引き上げる鹿島の選手たち。悔しそうな表情を見せるなか、鹿島サポーターは大きな拍手で選手を称えた。

結果はベストではなかったが、経過は素晴らしかった。
戦っている選手達の気迫が伝わってきた。
今後の試合に繋げたい。
そして監督の申すように聖地へ駆けつけたい。

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2 コメント

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Unknown (nakano)
2009-10-08 01:29:12
新井場のコメントが良いですね。
一時はかなり批判したこともありましたが、改めてファミリーの一員だと感じました。
彼にまたシャーレを掲げてもらいたいですね。
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Unknown (かず)
2009-10-08 10:37:56
織部のサポをあおるコメントに「巧」です。
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