Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(鳥栖がスターティングメンバー全員を入れ替えてきたが)相手のことに関してはコメントすることはできないし、その意図についてもコメントできない。相手チームには常に敬意を持っているし、それは鳥栖の監督に聞いて欲しい。しかし全員が献身的にプレーして常にゴールを狙っているチームであることは間違いないから、油断すればやられると思っていた。
・(決勝点について)やるべきことをやって得点をしたと思う。前半にはポスト直撃が2回、それ以上にもチャンスがあった。後半も粘り強く戦ったし、前半から続いてあきらめないでやった結果だと思う。(決勝点を決めた)本山は試合の流れを変えられる選手。日本で会った中で一番だと思う。私が最初に来た頃はまだ若かったが、あれだけの技術を持っているし純粋な心を持っているので相手が悪質なプレーで止めることもあるから、大分怪我が多くなったと思う。できれば30分ではなく、90分起用したいし継続して出場して欲しい。あれだけの選手は常にピッチに立っていなければいけないと思うし、ずっと見続けたい。自己管理も徹底している選手なので、他の人が「15分、20分しか出られない選手だ」と言うが、私はそれが間違っていることを証明したい。できるだけ多くの試合、それも90分出続けられるようになってもらえればと思う。キャプテンの小笠原と同じ年齢なのだから、小笠原が90分できるのならば本山もできるはず。それを早く証明して欲しい。
【本山 雅志】
(ゴールシーンは)みんなが競ってくれたボールがこぼれてきた。ゴール前に相手がたくさんいる中、シュートかパスか迷ったけど打って良かった。流れが良かったし、ポストに当たったシュートもあり、チャンスは作れていた。その流れを継続するように心掛けてピッチには入った。
【曽ヶ端 準】
ロングボールが多く、こっちのCBが強くても事故的な事があるのでケアしていた。しっかり競ってセカンドボールも拾えていたし、球際に強い相手に厳しく行けていたと思う。そういうところで良いリズムが出来ていた。
【岩政 大樹】
一試合一試合で一喜一憂はしていない。連戦をセットで考えている。2週間の間、他の事はしないし、他の事を考える余裕もない。何百試合もやっているので、こういう試合は良くある。あまり攻められない試合で失点しまうのはもったいないのでしっかり抑えた。
【中村 充孝】
良いプレーをしても自分がやらなくてはいけないのは点を取る事やアシストなので、それが出来なかったのは反省したい。サイドでボールをもらう事や裏に抜ける事も一つだけど、相手をもっと動かして運動量を増やしていきたい。中盤の選手がボールを受けないと攻撃につながらない。
2013年04月03日(水)
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.03)
4月3日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 鳥栖 (19:04/カシマ/5,070人)
得点者:90'+1 本山雅志(鹿島)
●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:相手が前の試合からメンバーを全員変えていましたが想定していたのかということと、戦いにくさはあったのかを教えて下さい。
「相手のことに関しては僕はコメントすることできないですし、その意図についても同じです。相手に対しての敬意を持っていないといけないので、そうした細かい意図は相手の監督に聞いてもらえればと思います。ただ、言えることは非常に献身的に犠牲心を持って戦うチームであるし、危険性も持っています。つねにゴールに向かっていくという姿勢もあるわけで、油断をすれば失点することに繋がるチームではないかと思います」
Q:泥臭く最後の最後に得点できた要因についてお願いします。
「泥臭くというのは失礼ではないかと思います。やるべきことをやって点をとっているので、その表現は好ましくないかと思います。前半から見てもポストに2回当たりましたし、それ以上のチャンスも多くあったわけであって、後半もインテリジェンスをもって、落ち着いてチャンスメイクをし続けた成果や、前半からまいた種を最後に実にしたわけであって、そういうことを諦めずに続けた結果だと思います」
Q:最後、本山選手が決めたわけですが流れを変えられる選手だと思います。今日の本山選手の評価をお願いします。
「試合の流れを変えられる選手であって、日本で出会ったテクニシャンのなかでは一番ではないかなと思います。僕が最初に日本に来たときは、年齢も若くて、継続して試合に出場できたんですけど、残念ながらあれだけの技術と能力を持っており、非常に純粋な心を持っています。プレーに対してもそうですし、相手が彼を止めようとするためにファウルをしていくなかで、その怪我という部分も多くなってきています。彼がピッチに10分、15分、20分、30分と言わず、できれば僕は90分、それも1試合ではなく、継続して試合をやり続けるということを彼に求めています。あれだけの選手というのは、つねにピッチに立っていないといけない、活動し続けていないといけない能力の持ち主です。継続して彼を見届けたいですし、僕が期待するものに応えてくれたらと思います。彼はプロ意識も高いですし、自己管理も徹底しています。いろんな人やいろんな評論家が『彼は15分、20分の選手だ』と言いますが、僕はそれは違うんだということを証明したいし、彼も証明してくれるだろうと期待しています。違いがある選手、流れを変えられる選手なので、1試合だけでなく、2試合、3試合、4試合、できるだけ多くの試合で出続ける、それも90分出続ける。技術もすばらしいですし、俊敏性、アジリティという部分も良いものをもっていますので、ピッチに立ち続けてもらえればな、という思いでいます。キャプテンの小笠原選手と同じ年齢なので、小笠原ができてなぜ本山ができないのだということは、みなさんお思いかもしれませんが、僕は彼がそれに応えてくれると信じています」
以上
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(13.04.03)
●本山雅志選手(鹿島):
「みんなが競ってくれた。ゴール前には人がいっぱいいて、パスかシュートか迷ったんですけど打って良かったです。流れは良かったと思います。チャンスもつくっていたし、ポストに当たったりしていた。入ったときは、トップ下でつなぐことを意識しました。あとは相手のボランチを見ること。鳥栖は誰が出ても同じようにプレーしてくるので、あそこでセカンドボールを拾われないように意識していました。結構、拾われてしまいましたけどね」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「相手はロングボールが多いのでCBがいくら強いと言っても事故的にゴチャゴチャとなることもあるので、そこはみんなでケアできたと思います。
(前の試合では失点が多かったが、今日の修正点は?)今日は球際が強い相手に対して厳しくいけていたと思います」
●中村充孝選手(鹿島):
「残念です。良いプレーをしても、自分がやらないといけないのは点を取ること。その次が点に繋がるアシストだと思っています。それができなかったことは反省点です。
(サイドでボールを受けることが多かったが?)サイドで受けることも一つですし、もっと真ん中で受けることと使い分けたいと思います。監督からももっと中に入って良いと言われました。中盤がボールを受けないと攻撃にならないのでもっとやりたいです。自分の持ち味はゴール前のシーン。少ないなかでも決定力などを発揮できるように少し考えていきたい。もっと積極的にやっていく必要があると思いました。
(交代した本山選手をどう見ていましたか?)DFラインが持っているときに良いところに顔を出していた。僕としても、相手がいても出して良いということを伝えていきたい。交代したなかで決めるというのは、すべてが繋がっているのだと思います」
●前野貴徳選手(鹿島):
「前半は二人で崩せた場面もあったし、三人で崩せた場面もあった。精度や上がる回数も含めて、もっとできたと思います。回数というかタイミングも含めて話し合いながらやりたいです。
(移籍後初勝利となったが?)思い出に残る試合になりました。平日にも関わらず五千人のサポーターが集まってくれたのはありがたかった。今日は勝たないといけないなかでの価値ある一勝だったと思います」
●西大伍選手(鹿島):
「DFとしては点をやらずに我慢することも大事だと思っていました。点を取るために出る場面もあった。タイミングもよかったし、もっと使ってくれればと思う。自分のところからいけなくても相手を広げられるし、自分たちが攻めたいところも空いてくる。前半から、もっとサイドチェンジを意識してやることも大事だと思いました」
[ ヤマザキナビスコカップ:第3節 鹿島 vs 鳥栖 ]
迫力ある激しい空中戦が繰り広げられたこの試合。鹿島の本山雅志の決勝点もセットプレーから生まれた。
[ ヤマザキナビスコカップ:第3節 鹿島 vs 鳥栖 ]
0-0で迎えた試合終了間際の90分+1、ホームの鹿島はCKのこぼれ球を途中出場の本山雅志が決めて土壇場でゴールをあげる。
試合はこのゴールが決勝点となり、鹿島が鳥栖を下した。
鹿島本山ロスタイムに決勝弾/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島1-0鳥栖>◇1次リーグ◇3日◇カシマ
鹿島は元日本代表MF本山雅志(33)が後半ロスタイムに決勝弾を決め、白星をつかんだ。
右CKからのルーズボールを右足でシュート。相手の守備をすり抜け、ネットを揺らした。「抑えて打つことを心掛けた。入ってよかった」と笑顔をみせた。
[2013年4月3日22時28分]
鹿島本山がロスタイム決めた/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島1-0鳥栖>◇1次リーグ◇3日◇カシマ
B組の鹿島は、土壇場に元日本代表MFMF本山雅志(33)がゴールを押し込んだ。後半15分に途中出場すると、ロスタイムに右CKからの混戦を最後は右足で決め、今季公式戦初ゴール。3月30日の大宮戦で今季初出場し、2戦目で結果を出した。「チームのリズムは悪くなかったので、最後は時間もなかったけど決められてよかった」。ベテランの1発でナビスコ杯3連覇に向け、貴重な勝ち点3をつかんだ。
[2013年4月4日7時7分 紙面から]
本山劇弾!鹿島に“大きな1勝”/ナビスコ杯
ナビスコ杯1次リーグ第3節B組(3日、鹿島1-0鳥栖、カシマ)33歳のベテランが千金弾だ。鹿島は0-0で迎えた後半ロスタイム。後半途中から出場した元日本代表MF本山が右CKのこぼれ球を右足でネットに突き刺し、土壇場の決勝点で鳥栖に勝利した。本山は公式戦では昨年6月以来のゴールで、「パスかシュートか迷ったけど、打ってよかった」と笑顔。惜しいシュートが続いた試合で、引き分けなら1次リーグ突破も厳しくなるところだったが、3連覇を狙うチームに大きな1勝をもたらした。
(紙面から)
鹿島“切り札”本山がロスタイム劇弾!公式戦4戦ぶり勝利
ナビスコ杯予選リーグB組 鹿島1-0鳥栖 (4月3日 カシマ)
<鹿島・鳥栖>後半ロスタイム、鹿島・本山(左から3人目)が決勝ゴールをきめる
Photo By スポニチ
鹿島のMF本山が終了間際に決勝弾を決めた。0―0の後半ロスタイム、右CKのこぼれ球を右足で蹴り込んだ。昨年6月16日の名古屋戦以来のゴール。後半15分からの途中出場で切り札としての役割を果たし「パスを出すか迷ったけど、打って良かった。抑えて打つことを心掛けた」と振り返った。
チームは3月9日の仙台戦以来、公式戦4戦ぶりの勝利。苦しみながら2軍の鳥栖から白星を挙げ、史上2クラブ目の3連覇へ望みをつないだ。
[ 2013年4月4日 06:00 ]
鹿島が本山のロスタイム弾で公式戦の連敗を2で止める
13/4/3 21:52
[4.3 ナビスコ杯第3節 鹿島1-0鳥栖 カシマ]
鹿島アントラーズがホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。ナビスコ杯未勝利チーム同士(鹿島1敗、鳥栖1分1敗)の対戦となったが、鹿島が後半ロスタイムのMF本山雅志のゴールにより1-0で制し、公式戦の連敗を2で止めた。
「タク(野沢)がすごくいいボールを上げてくれた。みんなが中で競ってくれたし、みんなで泥臭くやった結果だと思う。時間もなかったので入ってよかった」
スコアレスで迎えた後半ロスタイム1分、鹿島は右サイドからのCKを獲得する。キッカーのMF野沢拓也がゴール前に蹴り入れると、混戦の中で鹿島と鳥栖の選手が激しく競り合う。するとボールはニアで待ち構えていた本山の足もとに。ダイレクトで右足を振り抜くと、ボールはネットに豪快に突き刺さり、鹿島に待望の得点をもたらした。
試合のペースも鹿島が握っていた。前半41分、野沢のFKのこぼれ球をDF西大伍がダイレクトで狙うが、右ポストを豪快に叩く。直後のプレーで今度は野沢がミドルを狙ったがこれもポストに嫌われた。
攻め込まれた鳥栖も後半はルーキーMF清武功暉やFW野田隆之介らを中心に徐々にチャンスを作ったが、得点を挙げることは出来ず、守備陣も最後の最後で踏ん張りきれなかった。
本山一色である。
トニーニョ・セレーゾ監督は日本で一番のテクニシャンと讃え、90分起用したいと語る。
本山本人はシュートかパスか迷った迷ったと言うが、端から観る限り迷いのない素晴らしいシュートであったように思えた。
あそこであのように決められるのは本山だからこそ。
多くの者が待ち望んだゴールであろう。
その本山の後継者とも呼べるアツは自分のプレイに不満を述べておる。
もっと攻撃に絡んで行きたいとのこと。
決定的な仕事が求められておることを理解しておる模様、
アツ自身は相手がいるプレッシャーの中でもボールを貰いたいと語る。
そこは、信頼を得て勝ち得ていく部分であろう。
まずはボールを引き出し、華麗なテクニックで周囲を納得させるのだ。
アツが本山が如く輝く試合を楽しみにしておる。
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(鳥栖がスターティングメンバー全員を入れ替えてきたが)相手のことに関してはコメントすることはできないし、その意図についてもコメントできない。相手チームには常に敬意を持っているし、それは鳥栖の監督に聞いて欲しい。しかし全員が献身的にプレーして常にゴールを狙っているチームであることは間違いないから、油断すればやられると思っていた。
・(決勝点について)やるべきことをやって得点をしたと思う。前半にはポスト直撃が2回、それ以上にもチャンスがあった。後半も粘り強く戦ったし、前半から続いてあきらめないでやった結果だと思う。(決勝点を決めた)本山は試合の流れを変えられる選手。日本で会った中で一番だと思う。私が最初に来た頃はまだ若かったが、あれだけの技術を持っているし純粋な心を持っているので相手が悪質なプレーで止めることもあるから、大分怪我が多くなったと思う。できれば30分ではなく、90分起用したいし継続して出場して欲しい。あれだけの選手は常にピッチに立っていなければいけないと思うし、ずっと見続けたい。自己管理も徹底している選手なので、他の人が「15分、20分しか出られない選手だ」と言うが、私はそれが間違っていることを証明したい。できるだけ多くの試合、それも90分出続けられるようになってもらえればと思う。キャプテンの小笠原と同じ年齢なのだから、小笠原が90分できるのならば本山もできるはず。それを早く証明して欲しい。
【本山 雅志】
(ゴールシーンは)みんなが競ってくれたボールがこぼれてきた。ゴール前に相手がたくさんいる中、シュートかパスか迷ったけど打って良かった。流れが良かったし、ポストに当たったシュートもあり、チャンスは作れていた。その流れを継続するように心掛けてピッチには入った。
【曽ヶ端 準】
ロングボールが多く、こっちのCBが強くても事故的な事があるのでケアしていた。しっかり競ってセカンドボールも拾えていたし、球際に強い相手に厳しく行けていたと思う。そういうところで良いリズムが出来ていた。
【岩政 大樹】
一試合一試合で一喜一憂はしていない。連戦をセットで考えている。2週間の間、他の事はしないし、他の事を考える余裕もない。何百試合もやっているので、こういう試合は良くある。あまり攻められない試合で失点しまうのはもったいないのでしっかり抑えた。
【中村 充孝】
良いプレーをしても自分がやらなくてはいけないのは点を取る事やアシストなので、それが出来なかったのは反省したい。サイドでボールをもらう事や裏に抜ける事も一つだけど、相手をもっと動かして運動量を増やしていきたい。中盤の選手がボールを受けないと攻撃につながらない。
2013年04月03日(水)
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.03)
4月3日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 鳥栖 (19:04/カシマ/5,070人)
得点者:90'+1 本山雅志(鹿島)
●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:相手が前の試合からメンバーを全員変えていましたが想定していたのかということと、戦いにくさはあったのかを教えて下さい。
「相手のことに関しては僕はコメントすることできないですし、その意図についても同じです。相手に対しての敬意を持っていないといけないので、そうした細かい意図は相手の監督に聞いてもらえればと思います。ただ、言えることは非常に献身的に犠牲心を持って戦うチームであるし、危険性も持っています。つねにゴールに向かっていくという姿勢もあるわけで、油断をすれば失点することに繋がるチームではないかと思います」
Q:泥臭く最後の最後に得点できた要因についてお願いします。
「泥臭くというのは失礼ではないかと思います。やるべきことをやって点をとっているので、その表現は好ましくないかと思います。前半から見てもポストに2回当たりましたし、それ以上のチャンスも多くあったわけであって、後半もインテリジェンスをもって、落ち着いてチャンスメイクをし続けた成果や、前半からまいた種を最後に実にしたわけであって、そういうことを諦めずに続けた結果だと思います」
Q:最後、本山選手が決めたわけですが流れを変えられる選手だと思います。今日の本山選手の評価をお願いします。
「試合の流れを変えられる選手であって、日本で出会ったテクニシャンのなかでは一番ではないかなと思います。僕が最初に日本に来たときは、年齢も若くて、継続して試合に出場できたんですけど、残念ながらあれだけの技術と能力を持っており、非常に純粋な心を持っています。プレーに対してもそうですし、相手が彼を止めようとするためにファウルをしていくなかで、その怪我という部分も多くなってきています。彼がピッチに10分、15分、20分、30分と言わず、できれば僕は90分、それも1試合ではなく、継続して試合をやり続けるということを彼に求めています。あれだけの選手というのは、つねにピッチに立っていないといけない、活動し続けていないといけない能力の持ち主です。継続して彼を見届けたいですし、僕が期待するものに応えてくれたらと思います。彼はプロ意識も高いですし、自己管理も徹底しています。いろんな人やいろんな評論家が『彼は15分、20分の選手だ』と言いますが、僕はそれは違うんだということを証明したいし、彼も証明してくれるだろうと期待しています。違いがある選手、流れを変えられる選手なので、1試合だけでなく、2試合、3試合、4試合、できるだけ多くの試合で出続ける、それも90分出続ける。技術もすばらしいですし、俊敏性、アジリティという部分も良いものをもっていますので、ピッチに立ち続けてもらえればな、という思いでいます。キャプテンの小笠原選手と同じ年齢なので、小笠原ができてなぜ本山ができないのだということは、みなさんお思いかもしれませんが、僕は彼がそれに応えてくれると信じています」
以上
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(13.04.03)
●本山雅志選手(鹿島):
「みんなが競ってくれた。ゴール前には人がいっぱいいて、パスかシュートか迷ったんですけど打って良かったです。流れは良かったと思います。チャンスもつくっていたし、ポストに当たったりしていた。入ったときは、トップ下でつなぐことを意識しました。あとは相手のボランチを見ること。鳥栖は誰が出ても同じようにプレーしてくるので、あそこでセカンドボールを拾われないように意識していました。結構、拾われてしまいましたけどね」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「相手はロングボールが多いのでCBがいくら強いと言っても事故的にゴチャゴチャとなることもあるので、そこはみんなでケアできたと思います。
(前の試合では失点が多かったが、今日の修正点は?)今日は球際が強い相手に対して厳しくいけていたと思います」
●中村充孝選手(鹿島):
「残念です。良いプレーをしても、自分がやらないといけないのは点を取ること。その次が点に繋がるアシストだと思っています。それができなかったことは反省点です。
(サイドでボールを受けることが多かったが?)サイドで受けることも一つですし、もっと真ん中で受けることと使い分けたいと思います。監督からももっと中に入って良いと言われました。中盤がボールを受けないと攻撃にならないのでもっとやりたいです。自分の持ち味はゴール前のシーン。少ないなかでも決定力などを発揮できるように少し考えていきたい。もっと積極的にやっていく必要があると思いました。
(交代した本山選手をどう見ていましたか?)DFラインが持っているときに良いところに顔を出していた。僕としても、相手がいても出して良いということを伝えていきたい。交代したなかで決めるというのは、すべてが繋がっているのだと思います」
●前野貴徳選手(鹿島):
「前半は二人で崩せた場面もあったし、三人で崩せた場面もあった。精度や上がる回数も含めて、もっとできたと思います。回数というかタイミングも含めて話し合いながらやりたいです。
(移籍後初勝利となったが?)思い出に残る試合になりました。平日にも関わらず五千人のサポーターが集まってくれたのはありがたかった。今日は勝たないといけないなかでの価値ある一勝だったと思います」
●西大伍選手(鹿島):
「DFとしては点をやらずに我慢することも大事だと思っていました。点を取るために出る場面もあった。タイミングもよかったし、もっと使ってくれればと思う。自分のところからいけなくても相手を広げられるし、自分たちが攻めたいところも空いてくる。前半から、もっとサイドチェンジを意識してやることも大事だと思いました」
[ ヤマザキナビスコカップ:第3節 鹿島 vs 鳥栖 ]
迫力ある激しい空中戦が繰り広げられたこの試合。鹿島の本山雅志の決勝点もセットプレーから生まれた。
[ ヤマザキナビスコカップ:第3節 鹿島 vs 鳥栖 ]
0-0で迎えた試合終了間際の90分+1、ホームの鹿島はCKのこぼれ球を途中出場の本山雅志が決めて土壇場でゴールをあげる。
試合はこのゴールが決勝点となり、鹿島が鳥栖を下した。
鹿島本山ロスタイムに決勝弾/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島1-0鳥栖>◇1次リーグ◇3日◇カシマ
鹿島は元日本代表MF本山雅志(33)が後半ロスタイムに決勝弾を決め、白星をつかんだ。
右CKからのルーズボールを右足でシュート。相手の守備をすり抜け、ネットを揺らした。「抑えて打つことを心掛けた。入ってよかった」と笑顔をみせた。
[2013年4月3日22時28分]
鹿島本山がロスタイム決めた/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島1-0鳥栖>◇1次リーグ◇3日◇カシマ
B組の鹿島は、土壇場に元日本代表MFMF本山雅志(33)がゴールを押し込んだ。後半15分に途中出場すると、ロスタイムに右CKからの混戦を最後は右足で決め、今季公式戦初ゴール。3月30日の大宮戦で今季初出場し、2戦目で結果を出した。「チームのリズムは悪くなかったので、最後は時間もなかったけど決められてよかった」。ベテランの1発でナビスコ杯3連覇に向け、貴重な勝ち点3をつかんだ。
[2013年4月4日7時7分 紙面から]
本山劇弾!鹿島に“大きな1勝”/ナビスコ杯
ナビスコ杯1次リーグ第3節B組(3日、鹿島1-0鳥栖、カシマ)33歳のベテランが千金弾だ。鹿島は0-0で迎えた後半ロスタイム。後半途中から出場した元日本代表MF本山が右CKのこぼれ球を右足でネットに突き刺し、土壇場の決勝点で鳥栖に勝利した。本山は公式戦では昨年6月以来のゴールで、「パスかシュートか迷ったけど、打ってよかった」と笑顔。惜しいシュートが続いた試合で、引き分けなら1次リーグ突破も厳しくなるところだったが、3連覇を狙うチームに大きな1勝をもたらした。
(紙面から)
鹿島“切り札”本山がロスタイム劇弾!公式戦4戦ぶり勝利
ナビスコ杯予選リーグB組 鹿島1-0鳥栖 (4月3日 カシマ)
<鹿島・鳥栖>後半ロスタイム、鹿島・本山(左から3人目)が決勝ゴールをきめる
Photo By スポニチ
鹿島のMF本山が終了間際に決勝弾を決めた。0―0の後半ロスタイム、右CKのこぼれ球を右足で蹴り込んだ。昨年6月16日の名古屋戦以来のゴール。後半15分からの途中出場で切り札としての役割を果たし「パスを出すか迷ったけど、打って良かった。抑えて打つことを心掛けた」と振り返った。
チームは3月9日の仙台戦以来、公式戦4戦ぶりの勝利。苦しみながら2軍の鳥栖から白星を挙げ、史上2クラブ目の3連覇へ望みをつないだ。
[ 2013年4月4日 06:00 ]
鹿島が本山のロスタイム弾で公式戦の連敗を2で止める
13/4/3 21:52
[4.3 ナビスコ杯第3節 鹿島1-0鳥栖 カシマ]
鹿島アントラーズがホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。ナビスコ杯未勝利チーム同士(鹿島1敗、鳥栖1分1敗)の対戦となったが、鹿島が後半ロスタイムのMF本山雅志のゴールにより1-0で制し、公式戦の連敗を2で止めた。
「タク(野沢)がすごくいいボールを上げてくれた。みんなが中で競ってくれたし、みんなで泥臭くやった結果だと思う。時間もなかったので入ってよかった」
スコアレスで迎えた後半ロスタイム1分、鹿島は右サイドからのCKを獲得する。キッカーのMF野沢拓也がゴール前に蹴り入れると、混戦の中で鹿島と鳥栖の選手が激しく競り合う。するとボールはニアで待ち構えていた本山の足もとに。ダイレクトで右足を振り抜くと、ボールはネットに豪快に突き刺さり、鹿島に待望の得点をもたらした。
試合のペースも鹿島が握っていた。前半41分、野沢のFKのこぼれ球をDF西大伍がダイレクトで狙うが、右ポストを豪快に叩く。直後のプレーで今度は野沢がミドルを狙ったがこれもポストに嫌われた。
攻め込まれた鳥栖も後半はルーキーMF清武功暉やFW野田隆之介らを中心に徐々にチャンスを作ったが、得点を挙げることは出来ず、守備陣も最後の最後で踏ん張りきれなかった。
本山一色である。
トニーニョ・セレーゾ監督は日本で一番のテクニシャンと讃え、90分起用したいと語る。
本山本人はシュートかパスか迷った迷ったと言うが、端から観る限り迷いのない素晴らしいシュートであったように思えた。
あそこであのように決められるのは本山だからこそ。
多くの者が待ち望んだゴールであろう。
その本山の後継者とも呼べるアツは自分のプレイに不満を述べておる。
もっと攻撃に絡んで行きたいとのこと。
決定的な仕事が求められておることを理解しておる模様、
アツ自身は相手がいるプレッシャーの中でもボールを貰いたいと語る。
そこは、信頼を得て勝ち得ていく部分であろう。
まずはボールを引き出し、華麗なテクニックで周囲を納得させるのだ。
アツが本山が如く輝く試合を楽しみにしておる。
前野アツタカの左サイドが機能したことで攻守で左右のバランスが見違えました
ここに大迫が戻ってくることでさらに攻撃に厚みがでることは間違いありません
苦しい連戦ですがここでチームが熟成することを望みます
本当に鹿島には欠かせない人だと、改めて感じました。
去年は本山自身もなかなか出場できず苦しさもあったと思いますが、セレーゾの言うように今季はどんどん出場が増えて活躍してくれることを願います。
ボールを持たない時もボールサイドに顔を出して貰ったら簡単にはたく
ボールを持ったらスペースがあれば迷わずそこにドリブルしますし
本山選手が高校からJ入りした頃は日本人でああいうタイプは珍しかったですね
ラストパスの時の背中を丸めて縦に出す
アウトサイドのキックには痺れます
もっと長く見たい選手です
本山の居残り練習を見て鹿島サッカーの真髄を見た、鹿島に入団する決め手になったと岳が感じた様に、
本山を見て、若手が何かを感じて欲しいですね。
そして、本当に本山には頭が上がらない。
人間性も含めて、良い影響を与えて欲しいです。
あと、前野は大宮戦後も「サポーターがたくさん来てくれてホームのような雰囲気にしてくれた」と言ってましたが、「平日なのに5000人も集まってくれた」とサポに気を配って言ってくれた部分は嬉しいですね。
物凄い風雨で暴風・波浪警報が出る中、不安になりながらも準備して試合を見に行った人たちばかりと思うので。
本山選手の居残り練習を見たとき、あっ、ジダンだと思うぐらい素晴らしいボールコントロールでした。
本山・野沢選手の中盤は相手DFも見入るほど。
今年はスタメンでも途中からでもたくさんゴールを決めて下さい。
彼が出て点を取り、勝つパターンをセレーゾ監督、構築してください。