内田を主将指名 長谷部あっさり断られました…
ダッシュする内田(左から3人目)らイレブン
Photo By スポニチ
MF長谷部が出場停止となるイラク戦の「主将代役」に内田を指名した。
「最終的には監督が決めることですけど、個人的には内田とかがやれば良いと思う。キャプテンをやればいろいろなことを考える。フラフラしている内田がやれば、変わると思う」。マイペースなサイドバックに自覚と責任を与えるための期待を込めた提案だったが、内田からは「僕は嫌です」と即答された。イラク戦では裏方に徹することを明言し「いつも水とかタオルとか準備してもらって気持ち良くプレーさせてもらっているので、今回はそこに全力を注ぎたい」と後方支援を約束した。
[ 2013年6月9日 06:00 ]
長谷部、ゲーム主将に内田指名「チームを引っ張れ」
インターバル走でダッシュする(左から)吉田、前田、内田、遠藤、高橋ら日本代表イレブン
◆ブラジルW杯アジア最終予選B組 イラク―日本(11日、カタール・ドーハ・アルアラビスタジアム) 日本代表MFで主将の長谷部誠(29)=ヴォルフスブルク=が、イラクとのアジア最終予選最終戦のキャプテン代行にDF内田篤人(25)=シャルケ04=を指名した。自身が出場停止となるため、責任感を持たせて自覚を促すのが狙い。アルベルト・ザッケローニ監督(60)が最終決定する。B組1位で5大会連続5度目のW杯出場を決めた日本代表は、7日に現地のスタジアムで約1時間、初練習した。
ドーハ入り後、初めての練習を終えた取材エリア。MF長谷部は隣にいたDF内田を見て、イラク戦でのゲーム主将に指名した。「僕が決めることじゃないけど、決められるのなら」と前置きし、「内田が(主将で試合に)出たら自覚が出ていいんじゃないか」とイケメンの後輩を推しメンに推薦した。
長谷部は1―1の引き分けでW杯出場を決めたオーストラリア戦(4日)で累積2枚目の警告を受け、イラク戦は出場停止となる。サッカーでは、メンバー表を提出する際に主将登録が必要で、代役を立てなければいけない。警告は内田のカバーに回ったことで結果的に受けたものだが、もちろん代役に指名した理由は別にある。
「いろいろな選手が主将をやった方がいい。主将にならないと考えないこともある。チームにとってはいいことだと思う」。10年南アフリカW杯の直前、岡田武史日本代表監督(当時)に指名され、約3年間、主将を務めてきた。「何もやっていない。みんなに助けられてばかり」と謙遜する一方で、責任感を背負うことで「選手として成長できた」と実感している。
内田に任せるには、いい機会でもある。14年ブラジルW杯で上位を狙うため、チーム内には個人の技量を上げようというムードが高まっている。内田は同年代のMF本田、DF長友のように「W杯で世界一」と公言するタイプではない。誰よりも体を張ったプレーを見せるが、ピッチを出れば一歩引いた立ち位置にいる印象だ。当然のように主将指名には難色を示したが、長谷部は「チームを引っ張る」意識を植え付けようとしている。
主将はザッケローニ監督が決める。過去の例から予想すると、最年長のMF遠藤が有力候補だが、長谷部は立場を超え、期待を込めて、あえて内田を指名した。(2013年6月9日06時02分 スポーツ報知)
イラク戦にてキャプテンを務めるよう指名された日本代表の篤人である。
本人は難色を示しておるとのこと。
ことの背景がいくつか並べ立てられておるが、やはり信頼されておるという部分が大きいように感じる。
若き自分から代表に選出され、実績も経験も十分な篤人が、チームを引っ張るようになって欲しいという願いが込められておる。
飄々としたキャプテンがおっても面白いであろう。
消化試合に話題を振りまいてくれる篤人に感謝である。
ダッシュする内田(左から3人目)らイレブン
Photo By スポニチ
MF長谷部が出場停止となるイラク戦の「主将代役」に内田を指名した。
「最終的には監督が決めることですけど、個人的には内田とかがやれば良いと思う。キャプテンをやればいろいろなことを考える。フラフラしている内田がやれば、変わると思う」。マイペースなサイドバックに自覚と責任を与えるための期待を込めた提案だったが、内田からは「僕は嫌です」と即答された。イラク戦では裏方に徹することを明言し「いつも水とかタオルとか準備してもらって気持ち良くプレーさせてもらっているので、今回はそこに全力を注ぎたい」と後方支援を約束した。
[ 2013年6月9日 06:00 ]
長谷部、ゲーム主将に内田指名「チームを引っ張れ」
インターバル走でダッシュする(左から)吉田、前田、内田、遠藤、高橋ら日本代表イレブン
◆ブラジルW杯アジア最終予選B組 イラク―日本(11日、カタール・ドーハ・アルアラビスタジアム) 日本代表MFで主将の長谷部誠(29)=ヴォルフスブルク=が、イラクとのアジア最終予選最終戦のキャプテン代行にDF内田篤人(25)=シャルケ04=を指名した。自身が出場停止となるため、責任感を持たせて自覚を促すのが狙い。アルベルト・ザッケローニ監督(60)が最終決定する。B組1位で5大会連続5度目のW杯出場を決めた日本代表は、7日に現地のスタジアムで約1時間、初練習した。
ドーハ入り後、初めての練習を終えた取材エリア。MF長谷部は隣にいたDF内田を見て、イラク戦でのゲーム主将に指名した。「僕が決めることじゃないけど、決められるのなら」と前置きし、「内田が(主将で試合に)出たら自覚が出ていいんじゃないか」とイケメンの後輩を推しメンに推薦した。
長谷部は1―1の引き分けでW杯出場を決めたオーストラリア戦(4日)で累積2枚目の警告を受け、イラク戦は出場停止となる。サッカーでは、メンバー表を提出する際に主将登録が必要で、代役を立てなければいけない。警告は内田のカバーに回ったことで結果的に受けたものだが、もちろん代役に指名した理由は別にある。
「いろいろな選手が主将をやった方がいい。主将にならないと考えないこともある。チームにとってはいいことだと思う」。10年南アフリカW杯の直前、岡田武史日本代表監督(当時)に指名され、約3年間、主将を務めてきた。「何もやっていない。みんなに助けられてばかり」と謙遜する一方で、責任感を背負うことで「選手として成長できた」と実感している。
内田に任せるには、いい機会でもある。14年ブラジルW杯で上位を狙うため、チーム内には個人の技量を上げようというムードが高まっている。内田は同年代のMF本田、DF長友のように「W杯で世界一」と公言するタイプではない。誰よりも体を張ったプレーを見せるが、ピッチを出れば一歩引いた立ち位置にいる印象だ。当然のように主将指名には難色を示したが、長谷部は「チームを引っ張る」意識を植え付けようとしている。
主将はザッケローニ監督が決める。過去の例から予想すると、最年長のMF遠藤が有力候補だが、長谷部は立場を超え、期待を込めて、あえて内田を指名した。(2013年6月9日06時02分 スポーツ報知)
イラク戦にてキャプテンを務めるよう指名された日本代表の篤人である。
本人は難色を示しておるとのこと。
ことの背景がいくつか並べ立てられておるが、やはり信頼されておるという部分が大きいように感じる。
若き自分から代表に選出され、実績も経験も十分な篤人が、チームを引っ張るようになって欲しいという願いが込められておる。
飄々としたキャプテンがおっても面白いであろう。
消化試合に話題を振りまいてくれる篤人に感謝である。