鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ガンバ戦報道・コメント

2007年08月30日 | Weblog

鹿島は今季ワースト5失点大敗/J1
<J1:G大阪5-1鹿島>◇第23節◇29日◇石川県西部緑地公園陸上競技場
 試合前までリーグ3位の失点数を誇っていた鹿島守備陣が崩壊した。立ち上がりから雨に濡れたピッチに足を滑らせ、パスミスを連発するなど自滅。同11分にFWバレーにヘッドで先制弾を許し、同23分にMF遠藤に右足シュートを決められると完全に戦意喪失した。今季ワーストの5失点を喫した。DF岩政「勝っているうちに修正できなかった部分がある。優勝するチームには許されないこと」と前節横浜FC戦でも露呈した試合運びのまずさを反省した。[2007年8月29日22時21分]

 ≪鹿島 4年ぶり5失点≫オリベイラ監督が「優勝できるか否かを占う大一番」と位置づけた試合で、03年10月4日のFC東京戦以来、約4年ぶりの5失点を喫した。「経験の差だったり、力の差がはっきりと出た」とFW柳沢。J再開から続いた連勝も4でストップし、首位との勝ち点差も今季最大タイの10に。逆転優勝が厳しい状況になったが、それでも主将は「まだあきらめないでいきたい」と気丈に話した。

【J1:第23節】G大阪 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月29日(水) 2007 J1リーグ戦 第23節
G大阪 5 - 1 鹿島 (19:04/金沢/16,152人)
得点者:'11 バレー(G大阪)、'23 遠藤保仁(G大阪)、'34 バレー(G大阪)、'47 播戸竜二(G大阪)、'69 ファボン(鹿島)、'73 播戸竜二(G大阪)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:5失点の理由は?
「今日については中盤の勢力だと思います。ビルドアップから組み立てるところを中盤にパスミスが多く、そうなるとボールを保持できなくなるし、前に行こうというところでカウンターを仕掛けられる、ということが起きてしまいました」
Q:相手のキーマンでもある遠藤を前半捕まえきれていなかったように思います。ハーフタイムでの修正は?
「当然、マークするよう指示をしていましたが、それは彼だけじゃなくて11人全員に対して出していました。
ただ攻撃に転じようというタイミングで動き出す訳ですが、そこでパスミスをしてしまうことによって、本来彼の近くにいたはずの人が全くいなくなるという状況が起きるのは、自然なことだと思う。遠藤の能力を考えれば、彼はマークを背負ってでもプレーできる選手だけに、ゲームに入った段階から自由にさせないという指示を出していましたが、それ以前にミスが出てしまい、ボールを保持できないと、リズムは見いだせない、ということです。
ここ数試合パスを繋ぎながらリズムを作っていたことが、今日は出来ていなかった」

Q:試合後、サポーターの前に監督自ら足を運んだのはなぜですか?
「チームがここ最近力をつけてきたのは、選手の取り組みももちろんあるのですが、サポーター一人一人の声援によるところもありますからね。
遠い場所でも、遅い試合でも、来てくれて声援をもらい、勝った時は褒めて称えてくれればいいし、負けた時は叱咤してくれればいいですが、ただ、今日のような結果になった時は選手だけに責任を押し付けたくないですから。僕は監督ですから、僕の責任もあるということで、そういう気持ちが自分を動かしたのだと思います。
チームが苦しい時期を抜け出せたのはサポーターの存在によるところもおおいにありますから。
お互いの気持ちを考え、それを踏まえてこれからも誠意をもった対応を考えていきたいと思っています」

以上

【J1:第23節】G大阪 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●岩政大樹選手(鹿島):
「泥臭い部分というのをもう一度見直さないといけない。4連勝から、こういう負け方をしたことを、個々がどう受け止めるかだと思う。引きずってはいけない」

オリヴェイラ監督のコメントには勇気付けられる。
自らの非を認め、サポの後押しを感謝する。
選手と共に戦い我等の共に戦う闘将である。
今季、試合後48時間は軽い練習のみという決まり事がある。
次節川崎戦までに残された時間は少ない。
メンタル、戦術・スカウティングの頭脳戦となろう。
監督力が試される時とである。
宇佐美と勘助の軍師対決を期待させておきながら死にゆく姫の戦いへ物語が移行しては視聴者も冷めるというもの。
また四月の悪夢が甦らぬことを心底望む。


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2 コメント

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フィフス エレメント (Jun)
2007-08-31 01:21:51
初コメントです。

確かに、結果を見れば大敗だが、収穫はあったのではないかと思う。

オリヴェイラ監督がいかに、紳士であり、かつスポーツマンであるかを感じる。
ここ最近での采配には驚かされてばかりだが、
サブ組みが活躍している理由は監督の人柄によるところがあると思う。セレーゾもアウトゥオリも選手に信頼されていたと思うけれど、オリヴェイライズムが浸透してきた今、チーム力が、とてもあがっているように思える。


あとガンバ戦で、ダニーロが久しぶりに長い時間プレーをしたのを見ましたが、ついに片鱗を見せてくれた気がする。
ボールが集まることも多くなり、今までは、ひいて受けることが多かったけれど、28日のファボンの得点シーンの様なスペースをつく動きもしていた。
(そこを、しっかり見ていて、正確に出せる篤人もさすがだけれど。)
そして、ダニーロのキープ力は、Jで他にかなうものがいないと思わせるようなものだった。ダニーロがボールを奪われるシーンは、連係ミスによるものが多かった。周りのオフザボールの動きとかぶったりしているところが多かった気がする。
ただ序盤と比べたら、連係はあがったであろう。

これで優勝できる要素は揃ったではないか。
温かい監督。
それに応える選手。
応援するサポーター。
勝利への喜び。
そして、もう味わいたくない敗戦の悔しさ。

次はフロンターレ戦。
開幕戦、俺が見に行った試合で、久しぶりに黒星をつけられた相手。聖地で迎え撃とうではないか。

反撃はまだ終わっていない。



P.S.原理主義者さん。これからも更新頑張ってください。
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-08-31 06:48:20
流石、元モデル監督ですよね!

ダニーロが入った後半は試合になっていましたから期待がもてます。

川崎には審判がちゃんとしてれば普通に勝てる相手です。
聖地では気持ちよくさせてもらいましょう!
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