J1リーグ 第16節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
今日は自分たちの流れの中で得点をすることができた。先制点を取ったことでチームが落ち着き、精神的に安定する部分もあり、自分たちの試合運びができるようになったと思うし、得点するチャンスも落ち着いてものにできるようになった。毎試合完全な試合をすることが理想だが、やるべきことをやり、少ないチャンスをものにする大切さなどのサッカーのおもしろさが今日の試合にはあったと思う。
【岩政 大樹】
良い試合内容が勝ち点3につながって良かった。岳にとっては今日が一生に一度の初スタメン。練習でもよく聞きにきてくれるので、守備のイメージは一致していた。
【野沢 拓也】
この前の試合がふがいなかったので、もう一度気を引き締めて今日の試合に臨んだ。今日は、ボールと体がうまく動いて、結果につながった。失点0で終わらせるのが鹿島だと思う。
【興梠 慎三】
FWの二人で点を取れて良かったが、もっとボールをキープして、後ろを楽にさせてあげたい。鹿島はここで終わるチームではない。前にも連敗をしてから優勝したこともあるし、今年は悪い時期が早くきているだけ。これから良くなってくることを信じたい。
【伊野波 雅彦】
コンディションを試合中に修正できて良かった。後半になるにつれ、コンディションを徐々に上げていけた。1回も上がっていなかったので、チャンスがあれば行こうと思っていた。そこでこぼれ球を拾えて、点を取れて良かった。試合への入り方が良かったし、ボランチがよく動いてくれた。誓志と岳がよくやってくれたと思う。
【柴崎 岳】
ここまでホームでの勝利がなく、初先発で勝てて良かった。チームスタイルも少しずつ分かってきたので、チームの決め事をしっかりこなして、思い切りやるだけだった。チャンスがあれば、ゴールを狙いたいと思っていた。これからも今日みたいな姿勢を出していきたいと思う。
【曽ヶ端 準】
カシマで勝てて良かった。最初のセットプレーを決められたのが大きい。試合全体としても、チャンスを作れて良かったと思う。スリッピーで厳しい状況のなか、よくプレッシャーにいけていた。
2011年06月18日(土)
本日行われたJ1第16節磐田戦は、2-0で勝利しました
【J1:第16節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.06.18)
6月18日(土) 2011 J1リーグ戦 第16節
鹿島 2 - 0 磐田 (19:04/カシマ/11,830人)
得点者:6' 興梠慎三(鹿島)、64' 田代有三(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今季は無失点で勝てたということで守備の評価とどの辺が良かったのかお願いします。
「初めての無失点ではなく、前々回のモンテディオ戦も無失点で勝てました。ただ、逆に水曜日の甲府戦のほうが部分的には今日よりも良い部分があったところが多かったというのが僕の見方でもあります。あの試合で得点するチャンスをしっかりものにしていれば違う結果になっていました。水曜にもお話ししたように、0-0の内容だったところでサッカーにおける事故が起きたわけで、92分(後半45分+2)に失点してしまいました。しかし、今日は自分たちの流れのところで得点をすることができました。先制点をとることによってチームとしての落ち着きだったり、精神的な安定があって、自分たちの試合運びができるようになったと思います。それ以外にも2点目だったり、3点目だったり、それ以上のチャンスがありましたけど、そういった落ちつきでチャンスをしっかりものにできるようになったんだと思います。理想だけで言えば、完全な試合をしたいというのが毎回ありますが、相手あってのことです。やるべきこと、あるいは少ないチャンスをものにする大切さが、サッカーのおもしろさとしてこの試合にあったのではないかと思います」
Q:今日が、カシマスタジアム再開後の初勝利でした。率直な感想をお聞かせ下さい。
「本当は今日、倍増した喜びの予定でした。しかし、前節の甲府戦は期待した以下の結果になってしまったわけであって、非常にあの試合を残念に思っていました。今日のジュビロさんと甲府さんを紙の上だけで比較すれば、ジュビロさんの方が倒しにくい相手だったわけであって、そういった意味で、期待以下の結果だったことは残念でした。恐らく甲府戦も、今日と同じ時間帯にチャンスがあって決められませんでした。今日はそこが前節と大きな違いであって、自分たちが押しているときに点が取れたということが、自分たちが有利に試合を運ぶことができた大きな違いだと思います。サッカーというのは不思議なもので、押しているから必ず点が取れるわけでもないですし、押されているから失点するというルールもありません。力があるチームが必ず勝つということでもなく、差がある方のチームが勝つこともあります。紙の上での戦前予想をすれば、ジュビロさんのレイソル戦を見れば、かなり厳しい試合になることがわかっていました。それが違った状況になったわけで、それがサッカーのおもしろさだと思います。見る方もやる方も、ほんとうに何が起こるかわからないのが、サッカーのおもしろさだと思います」
Q:柴崎選手を先発起用した意図とプレーの評価をお願いします。
「本当は本田選手や青木選手がそこに入ることが予想されたのですが、怪我と体調不良ということで使えませんでした。意図としては前節を含め、中盤の守備のアグレッシブさが欠けてしまっているところで、フレッシュな選手を入れてそこを取り戻すというのが僕の狙いでした。それに関しては非常に良くやってくれたと思います。試合の流れでサイドハーフもやってもらいましたし、そこのポジションはずっと前からそこで慣らしていたということもありますし、練習でもそういったポジションをやらしていました。一箇所のポジションだけでなく、いろんなところができる選手になればな、と。タレント性を持っていますし、これから成長、成熟していく選手ですし、まだ成長段階であって、将来的に成熟すればこのチームを背負っていける力を持っている選手だと思いますし、まっすぐ、いい方向性で育てていければな、と思っています。試合に関しては、非常に申し分なく、やるべきことを忠実に、そしてプラスαを出してくれたと思います」
以上
【J1:第16節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(11.06.18)
●野沢拓也選手(鹿島):
「(セットプレーについて)
ここに合わせてくれ、と言われているところに蹴っているだけです(笑)。大樹や有三もいるし、相手もフリーにしてくれていたから。
この間の試合は不甲斐ない内容だった。今日、もう一度ホームであって、みんなで協力してくれたことが結果に繋がったと思います。
(守備がよかったが?)
今までみんなでバラバラに行ってしまって、間を使われてしまっていた。今日はFWからエンジンかけてもらって、高い位置からボールを取ることができた。行くとこ、行かないところ、はっきりさせられた。今日はフレッシュなメンバーだったし、ホームで勝てて良かった。今まで自分たちのサッカーができてなかったし、今日みたいなのがアントラーズのサッカー。ゼロで抑えられるのが鹿島だと思う。久々にアントラーズらしい試合ができた。
鹿島は点が取れなくてもセットプレーでも点が取れるチーム。一つひとつのボールを大事に蹴ってます。
(今日はボールも良くまわったが?)
鹿島の中盤は連想性があって、行くところと落ち着かせるところがうまくできた。相手にチャンスも渡さなかった。
(柴崎選手は?)
堂々としてるよね。僕たちも彼の良さを引き出さないといけないし、伸び伸びやってほしかったから、今日はそれができたと思う。練習で見てても驚かされるプレーばかり。彼にとっても今日はよかったと思う」
●興梠慎三選手(鹿島):
「自分的にはもっと決められた。満男さんのパスとか、ちょっとトラップが大きくなってしまった。でも、調子のいいジュビロに勝てたことと、FW二人で点が取れたことはよかったと思う。
(チームが勝てない責任は感じていた?)
もちろん感じてたけど、それは一人ひとりそうだと思う。こんなんで終わるチームじゃないし、毎年後半に来る調子の悪い時期がいつもより早いかっただけだと思いたい。
(田代選手については?)
全然やりやすいし、高さがあるのですらしてくれれば裏に走れる。
とりあえず、自分が決めたらチームも良い方向にいってると思う。今日は岳の初スタメンだったのでなんとか勝点3をプレゼントしてあげたかった」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「(田代選手について)
すごいっすよ、あいつは。相手も飛ばせないように工夫してましたけど、そこをモノともせずに競り勝ってくれた。そこで起点をつくってくれたので楽だった。相手も完全に勝って跳ね返すことはできないので、こぼれ球も狙いやすい。前向きでボランチももらいやすかった。できればパスを繋いでいくのが良いのだろうけど、90分できるわけじゃないですし。
(久々に鹿島らしい試合でしたが?)
セットプレーで取れただけでなく、カウンターでも取れた。チームとしてゼロで抑えられたし、良いきっかけにできればと思います。
(キャプテンだったのに忘れてポジションに着いてしまったが?)
慣れないことをするもんじゃないですね(笑)」
●柴崎岳選手(鹿島):
「昨日言われてビックリしました。とりあえず思いっきりやろうと思いました。やることを決まっているし、あとは指示を受けながらやりました。チームスタイルについては少しずつ慣れてわかっていたのでそれをやるだけでした。
(緊張は?)
そういうのは意識しないので(笑)
(サポーターに向けて)
いままでなかなか勝利を贈ることができていなかったので、これから鹿島らしい試合をしていきたいと思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「2日間練習できていなかったので、コンディションを試合のなかで調整できたのはよかった。後半になるにつれてコンディションも上がっていった。
(2点目に繋がるプレーがあったが?)
1回も上がってなかったからどこかでチャンスがあればと思っていました。あそこでギアをもうひとつ上げるのはコンディションもまだまだだったのできつかった。でも、あそこでこぼれを拾えて点が取れたことはよかったです。
(久々に良い試合だったが?)
入りが良かったし、ボランチの二人があれだけ動いてくれたら楽。誓志と岳がよくやってくれた。失点も少なくなってきたし」
●遠藤康選手(鹿島):
「(守備で頑張っていたが?)
勝ちたかったという一心。ミーティングで守備で頑張れば勝てるということだった。
(ボールを奪う回数も多かったが?)
そう?今日はどうしたんだろう?(笑)あれをやっていれば勝てる。チームとしてもバランスを取れてたし」
●岩政大樹選手(鹿島):
「良い試合が勝点3に繋がって良かった。特に岳にとっては初スタメン。初スタメンは一生に一度しかないですからね。今日はそのために頑張ろうかな、と。誓志は山形から帰って来てから特にそうですし、岳ははじめからですが、いろいろと聞きに来てくれるので守備のイメージが一致している。大事なのは運動量ではなく、彼らがどこにポジショニングするか、ですから。しっかり守ってくれていると思います。
(田代選手が良いパフォーマンスだった)
前回は使おうとしつつも、いままでのFWとタイプが違うので生かし切れてなかった。(遠藤)ヤスや慎三に2、3話をしてそれで生きるようになったのかもしれません。
(具体的には?)
ちょっと気付いたことがあったので…(笑)。満男さんがいないので今日は僕がやらなきゃいけないと思いました。満男さんがいない試合は緊張しますね。疲れます」
●田代有三選手(鹿島):
「慎三と、FWが点を取ればチームが勢いづくと二人で話していたので、点が取れて良かった。完封もできたのでチームに取ってもプラスにできたのが良かったです。ただ、こういうのを続けていかないと意味がない。
(運動量が多かったが?)
前から行こうというよりも、ボランチをケアするように言われていたので、うまくコンパクトにできた。やっとフル出場できたし、怪我も良くなってきたので、次も頑張ります」
[ J1:第16節 鹿島 vs 磐田 ]
0-0で迎えた6分、ホームの鹿島は右からのCKを岩政大樹がヘッドし、このボールが興梠慎三(写真)に渡り、興梠が右足で押し込んで先制点をあげる。
[ J1:第16節 鹿島 vs 磐田 ]
1点をリードする鹿島は64分、遠藤康のパスを田代有三が落ち着いて右足で決めて追加点をあげる。田代有三は今季初ゴールとなった。
試合は結局、2-0で試合終了。鹿島がホームのカシマスタジアムで今季初勝利をあげた。
写真は田代有三を祝福する鹿島の選手たち。
[ J1 第16節 鹿島vs磐田 ] WOWプレーヤーズアワード
本日の試合で決勝点をあげた興梠慎三選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
落ち着いた岳のコメントである。
それ以上にインパクトのあった初先発・フル出場であった。
とはいえ、オリヴェイラ監督は成長段階にある選手にスポットを当てすぎるなと言いたげである。
我等としても期待はしつつも、暖かく成長を見守っていきたい。
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
今日は自分たちの流れの中で得点をすることができた。先制点を取ったことでチームが落ち着き、精神的に安定する部分もあり、自分たちの試合運びができるようになったと思うし、得点するチャンスも落ち着いてものにできるようになった。毎試合完全な試合をすることが理想だが、やるべきことをやり、少ないチャンスをものにする大切さなどのサッカーのおもしろさが今日の試合にはあったと思う。
【岩政 大樹】
良い試合内容が勝ち点3につながって良かった。岳にとっては今日が一生に一度の初スタメン。練習でもよく聞きにきてくれるので、守備のイメージは一致していた。
【野沢 拓也】
この前の試合がふがいなかったので、もう一度気を引き締めて今日の試合に臨んだ。今日は、ボールと体がうまく動いて、結果につながった。失点0で終わらせるのが鹿島だと思う。
【興梠 慎三】
FWの二人で点を取れて良かったが、もっとボールをキープして、後ろを楽にさせてあげたい。鹿島はここで終わるチームではない。前にも連敗をしてから優勝したこともあるし、今年は悪い時期が早くきているだけ。これから良くなってくることを信じたい。
【伊野波 雅彦】
コンディションを試合中に修正できて良かった。後半になるにつれ、コンディションを徐々に上げていけた。1回も上がっていなかったので、チャンスがあれば行こうと思っていた。そこでこぼれ球を拾えて、点を取れて良かった。試合への入り方が良かったし、ボランチがよく動いてくれた。誓志と岳がよくやってくれたと思う。
【柴崎 岳】
ここまでホームでの勝利がなく、初先発で勝てて良かった。チームスタイルも少しずつ分かってきたので、チームの決め事をしっかりこなして、思い切りやるだけだった。チャンスがあれば、ゴールを狙いたいと思っていた。これからも今日みたいな姿勢を出していきたいと思う。
【曽ヶ端 準】
カシマで勝てて良かった。最初のセットプレーを決められたのが大きい。試合全体としても、チャンスを作れて良かったと思う。スリッピーで厳しい状況のなか、よくプレッシャーにいけていた。
2011年06月18日(土)
本日行われたJ1第16節磐田戦は、2-0で勝利しました
【J1:第16節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.06.18)
6月18日(土) 2011 J1リーグ戦 第16節
鹿島 2 - 0 磐田 (19:04/カシマ/11,830人)
得点者:6' 興梠慎三(鹿島)、64' 田代有三(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今季は無失点で勝てたということで守備の評価とどの辺が良かったのかお願いします。
「初めての無失点ではなく、前々回のモンテディオ戦も無失点で勝てました。ただ、逆に水曜日の甲府戦のほうが部分的には今日よりも良い部分があったところが多かったというのが僕の見方でもあります。あの試合で得点するチャンスをしっかりものにしていれば違う結果になっていました。水曜にもお話ししたように、0-0の内容だったところでサッカーにおける事故が起きたわけで、92分(後半45分+2)に失点してしまいました。しかし、今日は自分たちの流れのところで得点をすることができました。先制点をとることによってチームとしての落ち着きだったり、精神的な安定があって、自分たちの試合運びができるようになったと思います。それ以外にも2点目だったり、3点目だったり、それ以上のチャンスがありましたけど、そういった落ちつきでチャンスをしっかりものにできるようになったんだと思います。理想だけで言えば、完全な試合をしたいというのが毎回ありますが、相手あってのことです。やるべきこと、あるいは少ないチャンスをものにする大切さが、サッカーのおもしろさとしてこの試合にあったのではないかと思います」
Q:今日が、カシマスタジアム再開後の初勝利でした。率直な感想をお聞かせ下さい。
「本当は今日、倍増した喜びの予定でした。しかし、前節の甲府戦は期待した以下の結果になってしまったわけであって、非常にあの試合を残念に思っていました。今日のジュビロさんと甲府さんを紙の上だけで比較すれば、ジュビロさんの方が倒しにくい相手だったわけであって、そういった意味で、期待以下の結果だったことは残念でした。恐らく甲府戦も、今日と同じ時間帯にチャンスがあって決められませんでした。今日はそこが前節と大きな違いであって、自分たちが押しているときに点が取れたということが、自分たちが有利に試合を運ぶことができた大きな違いだと思います。サッカーというのは不思議なもので、押しているから必ず点が取れるわけでもないですし、押されているから失点するというルールもありません。力があるチームが必ず勝つということでもなく、差がある方のチームが勝つこともあります。紙の上での戦前予想をすれば、ジュビロさんのレイソル戦を見れば、かなり厳しい試合になることがわかっていました。それが違った状況になったわけで、それがサッカーのおもしろさだと思います。見る方もやる方も、ほんとうに何が起こるかわからないのが、サッカーのおもしろさだと思います」
Q:柴崎選手を先発起用した意図とプレーの評価をお願いします。
「本当は本田選手や青木選手がそこに入ることが予想されたのですが、怪我と体調不良ということで使えませんでした。意図としては前節を含め、中盤の守備のアグレッシブさが欠けてしまっているところで、フレッシュな選手を入れてそこを取り戻すというのが僕の狙いでした。それに関しては非常に良くやってくれたと思います。試合の流れでサイドハーフもやってもらいましたし、そこのポジションはずっと前からそこで慣らしていたということもありますし、練習でもそういったポジションをやらしていました。一箇所のポジションだけでなく、いろんなところができる選手になればな、と。タレント性を持っていますし、これから成長、成熟していく選手ですし、まだ成長段階であって、将来的に成熟すればこのチームを背負っていける力を持っている選手だと思いますし、まっすぐ、いい方向性で育てていければな、と思っています。試合に関しては、非常に申し分なく、やるべきことを忠実に、そしてプラスαを出してくれたと思います」
以上
【J1:第16節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(11.06.18)
●野沢拓也選手(鹿島):
「(セットプレーについて)
ここに合わせてくれ、と言われているところに蹴っているだけです(笑)。大樹や有三もいるし、相手もフリーにしてくれていたから。
この間の試合は不甲斐ない内容だった。今日、もう一度ホームであって、みんなで協力してくれたことが結果に繋がったと思います。
(守備がよかったが?)
今までみんなでバラバラに行ってしまって、間を使われてしまっていた。今日はFWからエンジンかけてもらって、高い位置からボールを取ることができた。行くとこ、行かないところ、はっきりさせられた。今日はフレッシュなメンバーだったし、ホームで勝てて良かった。今まで自分たちのサッカーができてなかったし、今日みたいなのがアントラーズのサッカー。ゼロで抑えられるのが鹿島だと思う。久々にアントラーズらしい試合ができた。
鹿島は点が取れなくてもセットプレーでも点が取れるチーム。一つひとつのボールを大事に蹴ってます。
(今日はボールも良くまわったが?)
鹿島の中盤は連想性があって、行くところと落ち着かせるところがうまくできた。相手にチャンスも渡さなかった。
(柴崎選手は?)
堂々としてるよね。僕たちも彼の良さを引き出さないといけないし、伸び伸びやってほしかったから、今日はそれができたと思う。練習で見てても驚かされるプレーばかり。彼にとっても今日はよかったと思う」
●興梠慎三選手(鹿島):
「自分的にはもっと決められた。満男さんのパスとか、ちょっとトラップが大きくなってしまった。でも、調子のいいジュビロに勝てたことと、FW二人で点が取れたことはよかったと思う。
(チームが勝てない責任は感じていた?)
もちろん感じてたけど、それは一人ひとりそうだと思う。こんなんで終わるチームじゃないし、毎年後半に来る調子の悪い時期がいつもより早いかっただけだと思いたい。
(田代選手については?)
全然やりやすいし、高さがあるのですらしてくれれば裏に走れる。
とりあえず、自分が決めたらチームも良い方向にいってると思う。今日は岳の初スタメンだったのでなんとか勝点3をプレゼントしてあげたかった」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「(田代選手について)
すごいっすよ、あいつは。相手も飛ばせないように工夫してましたけど、そこをモノともせずに競り勝ってくれた。そこで起点をつくってくれたので楽だった。相手も完全に勝って跳ね返すことはできないので、こぼれ球も狙いやすい。前向きでボランチももらいやすかった。できればパスを繋いでいくのが良いのだろうけど、90分できるわけじゃないですし。
(久々に鹿島らしい試合でしたが?)
セットプレーで取れただけでなく、カウンターでも取れた。チームとしてゼロで抑えられたし、良いきっかけにできればと思います。
(キャプテンだったのに忘れてポジションに着いてしまったが?)
慣れないことをするもんじゃないですね(笑)」
●柴崎岳選手(鹿島):
「昨日言われてビックリしました。とりあえず思いっきりやろうと思いました。やることを決まっているし、あとは指示を受けながらやりました。チームスタイルについては少しずつ慣れてわかっていたのでそれをやるだけでした。
(緊張は?)
そういうのは意識しないので(笑)
(サポーターに向けて)
いままでなかなか勝利を贈ることができていなかったので、これから鹿島らしい試合をしていきたいと思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「2日間練習できていなかったので、コンディションを試合のなかで調整できたのはよかった。後半になるにつれてコンディションも上がっていった。
(2点目に繋がるプレーがあったが?)
1回も上がってなかったからどこかでチャンスがあればと思っていました。あそこでギアをもうひとつ上げるのはコンディションもまだまだだったのできつかった。でも、あそこでこぼれを拾えて点が取れたことはよかったです。
(久々に良い試合だったが?)
入りが良かったし、ボランチの二人があれだけ動いてくれたら楽。誓志と岳がよくやってくれた。失点も少なくなってきたし」
●遠藤康選手(鹿島):
「(守備で頑張っていたが?)
勝ちたかったという一心。ミーティングで守備で頑張れば勝てるということだった。
(ボールを奪う回数も多かったが?)
そう?今日はどうしたんだろう?(笑)あれをやっていれば勝てる。チームとしてもバランスを取れてたし」
●岩政大樹選手(鹿島):
「良い試合が勝点3に繋がって良かった。特に岳にとっては初スタメン。初スタメンは一生に一度しかないですからね。今日はそのために頑張ろうかな、と。誓志は山形から帰って来てから特にそうですし、岳ははじめからですが、いろいろと聞きに来てくれるので守備のイメージが一致している。大事なのは運動量ではなく、彼らがどこにポジショニングするか、ですから。しっかり守ってくれていると思います。
(田代選手が良いパフォーマンスだった)
前回は使おうとしつつも、いままでのFWとタイプが違うので生かし切れてなかった。(遠藤)ヤスや慎三に2、3話をしてそれで生きるようになったのかもしれません。
(具体的には?)
ちょっと気付いたことがあったので…(笑)。満男さんがいないので今日は僕がやらなきゃいけないと思いました。満男さんがいない試合は緊張しますね。疲れます」
●田代有三選手(鹿島):
「慎三と、FWが点を取ればチームが勢いづくと二人で話していたので、点が取れて良かった。完封もできたのでチームに取ってもプラスにできたのが良かったです。ただ、こういうのを続けていかないと意味がない。
(運動量が多かったが?)
前から行こうというよりも、ボランチをケアするように言われていたので、うまくコンパクトにできた。やっとフル出場できたし、怪我も良くなってきたので、次も頑張ります」
[ J1:第16節 鹿島 vs 磐田 ]
0-0で迎えた6分、ホームの鹿島は右からのCKを岩政大樹がヘッドし、このボールが興梠慎三(写真)に渡り、興梠が右足で押し込んで先制点をあげる。
[ J1:第16節 鹿島 vs 磐田 ]
1点をリードする鹿島は64分、遠藤康のパスを田代有三が落ち着いて右足で決めて追加点をあげる。田代有三は今季初ゴールとなった。
試合は結局、2-0で試合終了。鹿島がホームのカシマスタジアムで今季初勝利をあげた。
写真は田代有三を祝福する鹿島の選手たち。
[ J1 第16節 鹿島vs磐田 ] WOWプレーヤーズアワード
本日の試合で決勝点をあげた興梠慎三選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
落ち着いた岳のコメントである。
それ以上にインパクトのあった初先発・フル出場であった。
とはいえ、オリヴェイラ監督は成長段階にある選手にスポットを当てすぎるなと言いたげである。
我等としても期待はしつつも、暖かく成長を見守っていきたい。
やっぱり良い監督だと思います。
これを柴崎は地で行ってますね。
高校選手権で「後ろでボールさばいてるだけ」とか「運動量が・・・」とか言っていた記者席の人こそ、練習から是非柴崎を見に来てみて欲しい。
きっと驚きますよ。
勿論過密日程の連戦に耐えるフィジカルを完成させるまでにはまだ時間がかかり、
そういう選手を連続して出させると怪我にもつながりかねないので、
徐々に馴らしていって欲しいですね。
監督の手腕に期待です。
フフッ…ヌフフフ…(v_v)
次は大ブレイクしようかo(≧∀≦)o