鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦コメント報道

2012年08月19日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第22節



鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
・浦和には素晴らしい質と能力を持った選手がいて、指導者も素晴らしいと思うし、大胆な戦術でやっている。選手をワイドに広げて攻撃的な形をとって、フィールドを広く使っている。我々は闘争心が足りなかったのか、不注意から2失点を喫してしまった。

・浦和のような相手に対して2点取られると厳しい状況になる。ただ、あれだけ浦和がワイドに縦に人を配置するので、ボールを失った瞬間は中盤が空く形になった。そこでうまく我々がスペースを有効活用することができなかったと思う。ボールを回してチャンスを作って得点もできたが、もっと点も取れたと思う。

・選手たちは一生懸命に戦ったし、浦和の能力を考えれば厳しい戦いになるのは分かっていた。しかしまた言わなければいけないが、レフェリングに左右されることが大きすぎる。私が現役時代の頃より、選手のレベルも上がったり、スタジアムの雰囲気など全てがいい方向に向かっているのに、レフェリングだけは違う。これは悲しいこと。


【青木 剛】
アップ中に満男さんがプレー出来ないということになって、ヤマが入った。自分自身は想定していたので大きな混乱は無かった。後半にチャンスは多く作れていたけど、浦和のようなチームに先制されると厳しい。

【岩政 大樹】
後半が高いラインを取れたのは相手が引いたから。前から追えるメンバーが揃ってるわけではないので、今いる選手でベストなサッカーをやっている。

2012年08月18日(土)

本日行われたJ1第22節 浦和戦は1-2と負けを喫しました。

【J1:第22節 浦和 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.08.18)
8月18日(土) 2012 J1リーグ戦 第22節
浦和 2 - 1 鹿島 (19:04/埼玉/44,131人)
得点者:26' 宇賀神友弥(浦和)、39' 原口元気(浦和)、55' 岩政大樹(鹿島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

Q:後半は攻め込んで優勢に立ちながら、逆転できなかった理由は?
「まずテレビを通して醜い姿を見せてしまって申し訳ない。僕も人間で血が流れているので、いろんな要素で血流が上昇することがある。選手たちは技術、戦術、実行力のレベルが上がっている。今では多くの日本人が海外のトップレベルでプレーしたり活躍したりしているのは、自分自身が日本サッカーの一部に携わった者としてうれしい。

質問の答えですが、試合自体はレッズに素晴らしい質と能力を持った選手がいて、指導者が素晴らしい。彼は大胆な戦術をとってやっている。選手をワイドに広げてかなり攻撃的な形をとって、フィールドを広く使っている。我々は闘争心が足りなかったのか、不注意から2失点を喫した。そういう相手に対して2失点するのは厳しい状況になる。ただ、あれだけレッズがワイドに、縦に人を配置するので、ボールを失った瞬間は中盤ががっぽり空く形になる。リスクを伴うもので、大量得点するか、大量失点するかという大胆な戦術だと思う。そこをうまく我々が、スペースを有効活用することができなかったと思う。ボールを回してチャンスを作って、得点もできたが、もっと点も取れたと思う」


以上

【J1:第22節 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.08.18)
●岩政大樹選手(鹿島):

「ボールを追う人がいればラインは上がるし、いなければラインは下がる。単純な話です」

Q:後半は押し込めていたが?
「追えたのもあるし、相手が守備に入ったこともある。単純な話じゃない。

ボールにプレッシャーがかかっていない状況だと、後ろはいろんな対応をしなければいけないので難しくなる。ただ、前から追うメンバーを揃えているわけじゃないので、今いるメンバーでのサッカーをやるしかない。今のベストのサッカーをするしかない」

●西大伍選手(鹿島):
「前からボールにいく意識をもっと早く見せられればよかった」

Q:前半については?
「(浦和は)サイドがあるので、そこで遅れてはいたけど、早いタイミングで上げられる以外は対応できたし、そんなにやられた感じはしない。ただ、ボールの取りどころは前に置きたい。後半はそこができたからよかった」


[ J1:第22節 浦和 vs 鹿島 ]

2点を追う鹿島はレナトのCKを岩政大樹が豪快に叩きつけたシュートで1点返した。岩政は今シーズン2ゴール目。

【鹿島】審判ひどい!ジョルジ監督/J1

浦和対鹿島 試合終了後も猛抗議するジョルジーニョ監督(撮影・狩俣裕三)

<J1:浦和2-1鹿島>◇第22節◇18日◇浦和

 鹿島のジョルジーニョ監督(48)が、語気を強めた。後半、1点差に追いつき猛攻を仕掛けた。終了間際にはFWジュニーニョ(34)がゴール前で倒されたがファウルをとられなかった。さらに、ボールボーイが、浦和側が有利になるような場所に投げるなど、フラストレーションが頂点に達した。同監督は、審判について「今までいろんなことがあったが、私が現役のときよりもひどくなっている」と訴えた。

 鹿島にとって不利な判定だったから言っているのではない。前節磐田戦では、MFロドリゴ・ソウトにゴールを決められながらGKチャージとなってノーカウントになった。結果的に有利な判定を受け勝利を飾った。それでも試合後に会見では「残念ながらあれは磐田の得点。ファウルではなかった」と自ら切り出して認めていた。それだけに、この日も「審判はプレッシャーのある中で判断しないといけない。本物のレフェリーに指導を受けるべきだ。海外と交流をしているが、それだけではよくないことを、皆さんも分かっていると思う」と続けた。

 会見中には、通訳も「誰にどう伝えればいいのか分からない」と涙を流して訴えた。同監督は、さらに「世界一になった監督が、レフェリングに我慢できずに去っていったことを僕は知っている。その監督の名は(02年W杯ブラジル代表監督の)ルイス・フェリペ・スコラーリだ」と言って、会見場を後にした。
 [2012年8月19日1時20分]


激しく競り合い鹿島山村のおしりがぶつかる浦和坪井(撮影・狩俣裕三)

鹿島・ジョルジーニョ監督不満げ、通訳泣き出す

浦和に敗れ、うなだれる鹿島イレブン=埼玉スタジアム

 J1第22節(18日、浦和2-1鹿島、埼玉)鹿島のジョルジーニョ監督は、判定に不満が残った様子だった。終盤にペナルティーエリア内でジュニーニョが倒されながらPKにならなかった場面などに触れ「僕が現役で日本にいたときよりも(審判員のレベルが)ひどくなっている」と嘆いた。

 記者会見では通訳が監督の訴えを日本語に訳しながら、泣きだす場面も。監督は「選手が主役となるべきなのに、審判が主役になってしまっている。早急に改善しないといけない」と話した。(共同)


前半、競り合う浦和・原口(左)と鹿島・山村=埼玉スタジアム

ジョルジ監督 主審に怒り爆発…会見で通訳が泣き出す事態に
J1第22節 鹿島1―2浦和 (8月18日 埼玉)


<浦和―鹿島>前半、競り合う浦和・原口(左)と鹿島・山村
Photo By 共同


 主審に対する鹿島ジョルジーニョ監督の怒りが爆発した。後半43分にペナルティーエリア内でジュニーニョが倒されたが、ノーファウルと判定されるなど微妙なジャッジが相次ぎ「レフェリングを早急に改善しないといけない」と苦言。

 公式会見で高井通訳が「なんで改善されないのか、悔しい」と泣き出す事態に発展した。先発予定だった小笠原が試合直前に左太腿を負傷して急きょ山村が先発したドタバタ劇の影響もあり、チームは前半に2失点。後半10分に岩政のヘッドで1点を返したが、及ばなかった。
[ 2012年8月19日 06:00 ]

監督通訳、レフェリング改善へ涙の訴え…鹿島
 鹿島でジョルジーニョ監督の通訳を務める高井欄童氏が、浦和戦後の監督会見で涙ながらにレフェリングの改善を訴えた。通訳が一段落すると「何で改善されないんだ! 皆さん、助けてくださいよ、Jリーグを助けてください」と訴えた。同戦の終盤、FWジュニーニョが相手DFに抱え込まれてエリア内で倒されたが、扇谷主審の判定はノーファウル。今季は日本協会が誤審認定した試合が少なくとも5試合以上あり、「追放されてもいい。処罰されてもいい。改善されるのなら」と声を荒らげた。
(2012年8月19日06時01分 スポーツ報知)

山村、急きょ先発も勝利貢献できず…鹿島

前半、浦和・原口(左)と競り合う鹿島・山村

 ◆J1第22節 浦和2─1鹿島(18日・埼玉スタジアム) 鹿島のDF山村が悔しさをにじませた。試合前のウオーミングアップ中にMF小笠原が左太ももを痛め、先発から外れるアクシデントが発生。急きょ、代わりに先発ピッチに立ったが、前半39分にマークに付ききれず追加点を献上するなど勝利に貢献できなかった。ジョルジーニョ監督は敗因を「終盤のパワー不足」「判定」と挙げた。

(2012年8月19日06時01分 スポーツ報知)

涙で訴え出た高井蘭童通訳がニュースになっておる。
アウトゥオリ、オリヴェイラ、ジョルジーニョと歴代の名将が声を揃えてジャッジについて言及してきた言葉を通訳し続けた高井蘭童には、感極まるところがあろう。
そして、これまで幾度も苦汁を飲まされてきたが、今季は特に酷い。
露骨に酷い時間稼ぎを行ったボールボーイは不問にしても、ボールを投げ入れた浦和の控えGKにカードを出さなかったところはジャッジのレベルという以前の問題と言えよう。
そして、この決死の訴えもジョルジーニョのコメントもばっさりと切る公式サイトとJ'sGOALである。
これでは、日本サッカーが前に進むことは無かろう。
むしろ後退するのでは無かろうか。
非常に残念である。

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7 コメント

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Unknown (kaismalove)
2012-08-19 12:06:55
なぜにジョルジーニョのコメントがカットされるのですか??理由がわからない??Jリーグはやはりおかしい!!情報はただしく載せるものではないのでしょうか??
浦和の控えGKは前回の浦和のホームゲームでも同じことをしていたらしいです・・・。残念です・・・。
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酷すぎる (らすとえんぺら)
2012-08-19 12:17:03
扇谷ってわかって心配はしましたが、予想を遥かに超えた酷さ
言葉にならないので、この件は僕からはコメント出来ません


ただ、あんな失点、あんな前半をやらなければ勝てたのも事実
岩政のコメントを見ると「え?」と思った
興梠と大迫は前から当たりたがってた
ボランチのケアが無くて行けずにいてそうこうしてるうちに主導権を失い、守備が機能不全になり失点
トップ下を作ってケアしても全体が下がってしまってたから、期待してた程に効果が出ず失点し、ハーフタイムまで苦戦してた


ように見えました
決して前だけの責任じゃないし、そう思うなら声を出して統率してゲームの中で修正して欲しかった
あの流れを変えるのは簡単じゃないし急に回ってきたとはいえ、その腕に巻かれた物はそういう物
少なくとも満男さんがいたなら…って思ってる人がいる時点で、キャプテンマークを授かった岩政にはまだ出来る事があった


1トップ2シャドー、流動的に来る相手の捕まえ方
課題ではありましたが、わかっていながら前半に玉際で強くいくとか出来なかったのが残念
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Unknown (鹿兄さん)
2012-08-19 13:08:57
↑おっしゃるとおりですね

ラインを上げられれば、前線でボールを追うことができる!
単純な話かと思います。

鹿島は3点も4点も取るチームではないので、
ますは「堅守」鹿島を取り戻してください!
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Unknown (Unknown)
2012-08-19 17:20:03
私も、岩政のコメントに違和感があります。

慎三もサコも前から行こうとしていたように見えました。FWに課題があるのは事実だけど、2人だけの責任ではないと思います。こういう言い方は間違っているのかも知れませんが、仮に慎三とサコの2人を別のFWにしたとして・・・今、チームにある問題点が全て解決するの?
違うと思います。もっと、チーム全体のこととして捉えていかなきゃいけない面があるのでは?

満男は、チームの課題はチーム内で解決すべき、外に向かって言うことではない、という姿勢を通してますよね。その存在のデカさを思い知らされた一戦でもありました。

そして。ヤフーのトップに、記事が載っていましたね。関連したブログやツイッター等いくつか読みましたが
「馬鹿島。自分らだって判定で良い思いしてきたくせに。」的なコメントを目にして、正直もうキツイです。
自分たちのチームに有利な判定をしてほしいんじゃない、正しい判定を望んでいるだけなのに。
何て言ったらいいのか・・・。

長文申し訳ないです。たまらず、投稿しました。
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Unknown (andre)
2012-08-19 21:16:09
岩政の発言は半分は間違ってないと思いますよ。
前から追うのは猛暑と中盤の守備力を考えたらそれは難しい。
それならそれで442のゾーンで守備設定てことを考えたら、まずはFWが連携してボランチへのパスコースを消してSBに追い込む。
まずそこから出来てない。
あれだけボランチにパス通されてたらやられて当たり前。
前から行く行かないはともかくFWの守備がザルなのは事実ですよ。
ちなみに前から追って、岳か青木が鈴木についたらそこで奪えたらいいけど通されたら中盤で数的不利になりますよ。
さらに言えば岳か青木のスペースをそのまま使われる可能性も高い。
中盤の守備力考えたらリスキーすぎです。

けっきょくボールをどこに追い込むのか、どこで奪うのか、どこからプレスにいくのか、そういう守備の狙い、意図がまったく見えてこない。
レッズ戦だけじゃなくてずっとそう。
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andreさんへ (らすとえんぺら)
2012-08-19 21:34:26
岩政な発言の半分は~ってのと、最後の追い込むとこが~ってのは同意見です。

確かにずっと思ってました。



ただ、自分もプロ選手でも監督でも無いので本当の所はわからないですが、その"セオリー通りの守備"とは違うやり方をやろうとしてたように見えましたけどね

興梠と大迫は明らかに岳と青木に啓太を潰して欲しいとジェスチャーしてましたからね



まぁ言っても始まらないので、愛する選手と監督とスタッフに失点しないで耐えつつ修正するなり、スカウティングと練習で試合前から抑えられるようになりなりしてもらう事を信じます


サポーターなので信じて応援します
こういう時はそれぞれが出来る事を全力でやるしかないですからね
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Unknown (Unknown)
2012-08-20 04:21:55
スカウティングはやってたと思います。
だけどちょっと違うやり方をやってきたのでしょう。

鹿島はここ数試合FWが相手ボランチにつくタスクでプレスしてて、
守備ブロックをつくって上手くやれていました。
だけど阿部が最終ラインまで下がったことでFWがそれに食いついて前に上がり過ぎてしまい、
浦和はその分サイドに人数をかけて前に上げて来たので2列目がそれにつられて下がって守備する形になり、
上手く連携がとれずFWと2列目の間がぽっかり空く形になりました。
つまり、浦和側の鹿島に対するスカウティングが成功していた形です。

さすがにハーフタイムでジョルジも修正し、柴崎が空いたスペースへ出て前目でゲームメイクすることで徐々に浦和を押しこむことに成功しました。
浦和は意思を持って引いてたわけではないようなので、
同点になっていたら面白かっただろうなと思います。
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