鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山形・石川、嫡男誕生

2015年05月03日 | Weblog
石川竜也選手 第一子誕生のお知らせ
2015年5月3日(日)

この度、モンテディオ山形所属の石川竜也選手に、第一子(男子)が誕生しましたのでお知らせします。


山形の石川にお子さんが誕生したとのこと。
これは嬉しい報。
嫡男の誕生にてますますサッカーに力の入るところ。
久しぶりのJ1の戦いにて躍動しておる様子。
先日のFマリノス戦でもCKから決勝点をアシストしておる。
鹿島との対戦でも燃えることであろう。
相手にとって不足はない。
対戦が楽しみである。

ACLのFCソウル戦は、あらゆる意味で、勝利が求められる

2015年05月03日 | Weblog
【鹿島】二兎を追った指揮官のギャンブルは失敗。ACLのGS突破も逃すようだと…
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年05月03日


中央で起点を作れず、サイド攻撃も迫力がなかった。


ACLのグループステージ突破が懸かる5月5日のFCソウル戦を見据えて、トニーニョ・セレーゾ監督はターンオーバーを敢行したが、結果は裏目に出てしまった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 トニーニョ・セレーゾ監督の思い切った采配は、空振りに終わった。連戦の疲労と、5月5日に行なわれるACLのFCソウル戦を見据えてターンオーバーを敢行したが、結果は0-1。甲府のルーキー伊東純也にJリーグ初ゴールを奪われ、最下位相手にホームで勝点を落とした。

 敗因は複数挙げられる。崩しのアイデア不足。後半立ち上がりの集中力の欠如。交代カードの機能不全。すべてとは言わないが、そのいずれもがターンオーバーによる副作用と無関係ではないだろう。運動量の面で効果はあったかもしれないが、それ以上に攻守両面のコンビネーション不足が目立ち過ぎたのだ。

 攻撃が機能しなかった点について、1トップの高崎寛之はこう述べる。

「メンバーが代わって上手くいかないところもあった。全体的にあまり良い内容ではなかったし、僕自身も上手くボールを引き出せなかった」

 普段であれば、中央の高崎を囮に土居聖真がスペースへ進出して起点を作るところだが、この日は高崎とトップ下の中村充孝の距離感が悪く、なおかつ甲府に5-4-1に近い形でゴール前を固められて中央で起点を作れなかった。また、サイド攻撃も迫力がなく、右MFでリーグ戦初先発の杉本太郎も「最終ラインとボランチの間で前を向いて、そこからスルーパスやドリブルで運んでワンツーをイメージしていたが、もっとゴールに向かってアクションを起こせればよかった」と反省の言葉を口にしている。

 高い位置で起点を作れない鹿島は、ペナルティエリアの外郭でパスを回すものの、素早くスライドする甲府の守備陣を崩し切れず。見かねたトニーニョ・セレーゾ監督は後半開始から小笠原満男を投入し、続いて60分に豊川雄太をピッチへ送り出すが、決定的に流れを変えるには至らなかった。結局、最後は山村和也を前線に上げるパワープレーに頼らざるを得なかったのである。

 あるいは、トップ下に土居が入っていたら、右サイドに遠藤康や西大伍がいれば――。少なくとも、キープ力に長けた彼らを起点に、より変化のある攻撃が仕掛けられたはずだ。

FCソウル戦は、あらゆる意味で勝利が求められる。


最下位の甲府を相手にホームでまさかの完敗……。攻守両面における連係不足が最大の敗因だ。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 失点の場面を振り返ってみても、コンビネーション不全は指摘できる。

「失点は(鹿島の)ゴールキックからでしたが、ああいうところのリスクマネジメントをしっかりやらなければならないという反省が残ります」(山村)

 高崎の落としがズレて甲府の阿部翔平にボールを拾われた時、最終ラインのポジショニングが極めて不安定で、阿部からの1本のパスでシュートまで持ち込まれている。この局面で右SBの伊東幸敏が中央に絞っていれば、あるいは裏に抜け出す選手の存在を山村にコーチングで伝えていれば、あそこまでフリーでシュートを打たれることはなかったはずだ。
 
“たられば”を言い出すと切りはないが、あえて強調しなければいけないほど、鹿島の連係不足は顕著だった。そして、それが敗戦を招いた最大の要因だったとも言えるだろう。

 9節終了時で10位と中位をさまよい、なおかつバックアップと主力の実力差が表面化した。カンフル剤となるべき選手たちがチャンスを活かせなかった事実は、今後のリーグ戦の戦い方にも悪影響を及ぼしかねない。

 また、選手の精神面にも不安は残る。ターンオーバーでACLとリーグ戦の二兎を追ったトニーニョ・セレーゾ監督のギャンブルは失敗した。これでもう一羽も逃すようだと、チームが受ける精神的ダメージは図りしれない。結果的に、リーグ戦を犠牲にした形で挑むACLのFCソウル戦は、勝点3がグループステージ突破の条件。あらゆる意味で、勝利が求められる。

取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)


甲府戦の選手起用をギャンブルと記すサッカーダイジェストの五十嵐氏である。
確かにACL・FCソウル戦を踏まえ、大幅に選手を入れ替えた采配はギャンブルと捉えても良さそうである。
しかしながら、勝利が必須なFCソウル戦に照準を向けるのは良く理解出来る。
また、この過密日程に対して選手を入れ替えるのは、悪い采配ではない。
そんな中でも、替えの効かぬ存在である岳と創造性をカイオに期待して起用しておる。
サブメンバーと言えども、ユキや植田、青木はレギュラーポジションであった実績がある。
アツも経験は充分であろう。
杉本太郎こそギャンブルしたところであったが、ミドル2本は惜しかった。
太郎は、いずれチームの中核を成す選手と多くの民の目に映ったのではなかろうか。
とはいえ、この試合、無得点に終え敗戦したことは現実である。
これを悔やまぬ者はおらぬであろう。
知っての大きなミスも不甲斐ないが、攻撃にもう一手足りなかったことも悔しい。
ここを五十嵐氏は「えて強調しなければいけないほど、鹿島の連係不足は顕著だった」と述べる。
それはその可能性も高い。
ただ、あまりにも早い時間帯から山村を上げてパワープレイにはしったことなど、戦術的失敗もあった。
今後、このように守りを固める相手に対して、どのように対処するのかが重要となろう。
ここは個の力となることは必定。
どのような守備網も突破できる力を、サブメンバーを含めて、つけていく必要がある。
厳しい練習にて成長していくのだ。
その試金石であったと、この試合を捉えたい。
期待しておる。

甲府戦レポート

2015年05月03日 | Weblog
【レポート:明治安田J1 1st 第9節】プロ初先発の伊東の活躍で鹿島を沈めた甲府が、連敗を6で止める
プロ初先発の伊東の活躍で鹿島を沈めた甲府が、連敗を6で止める


樋口靖洋監督の声は隠しようもなく弾んでいた。
「6連敗となかなかチームのきっかけが掴めない、非常に苦しい4月でした。月が変わって今月のスタートとなるこの試合で、ひとつきっかけを掴めるような勝点3を取れたことを本当に嬉しく思います」

今季、明治安田J1リーグ1stステージで1勝6敗。長いトンネルに迷い込んだチームはなかなか光明を見いだせずにいたが、突然、目の前が開けた。チームに勝利をもたらしたのは伊東純也だ。リーグ戦初先発の22歳のFWが初得点で起用に応え、甲府に大きな歓喜をもたらした。

前半は静かな展開に終始した。ボールを持つ時間は鹿島の方が長かったかもしれないが、相手を圧倒するまでには至らない。一方の甲府の動きも鋭さを欠き、両者ともにゴール前に詰め寄る場面はほとんどなかった。特に先発6人を入れ替えた鹿島は、互いに顔を見合わせながら探り探りパスを回すため攻撃のスピードは上がらない。ときおり中村充孝が意表を突くパスで攻撃を彩るが、わずかにタイミングが合わない。前半の終わり際にカイオのドリブルシュートがポストに当たった跳ね返りを中村がダイレクトで狙った場面が、唯一の見せ場だった。

しかし、後半に入るといきなり試合が動く。鹿島のゴールキックを受けた高崎寛之が自陣に戻したパスが、甲府のFW阿部拓馬の前に転がってしまう。阿部はDFラインの裏に飛び出した伊東につなぐと、伊東は豪快にゴールに蹴り込み、待望の先制点を挙げた。

その後、同点に追いつこうと必死にギアを上げる鹿島だが、持ち前の相手を揺さぶるサッカーは機能せず、大味な展開ばかりに。むしろ「ほとんど相手は2バック状態でしたので、これは簡単にカウンターで追加点が取れる」(樋口監督)と甲府に狙いを定められ、鋭い速攻からアドリアーノや松本大輝にチャンスを作られてしまった。創造的なプレーが少なく、山村和也を前線に上げたパワープレーでしかチャンスを作れなかった鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「同点に相応しいことをやったかと言えばやっていないし、逆に負けに等しいものを示したと思います」と白旗を上げるしかなかった。

一方、連敗が止まった甲府の選手たちは監督同様に興奮の色を隠せずにいた。決勝点を決めた伊東は「もう1点決めてやろうと思いました」と、チームトップとなる4本のシュートを放つなど、最後まで躍動した。いまだ厳しい状況にある甲府にとって、こうした若い力の台頭こそが今後の巻き返しのキーワードとなりそうだ。
[ 文:田中 滋 ]

戦評

連敗が止まらない甲府は、過密日程も考慮してか初先発となる選手が何人か名を連ねた。

前半はチャンスの数が少なかったものの、後半の開始早々に待望の先制点を挙げる。FW阿部 拓馬がディフェンスラインの背後に浮き球を送ると、走り込んだFW伊東 純也が右足でネットを揺らした。

リードを得たことで、その後は堅い守備からカウンターを狙う展開に。終盤には前掛かりになった相手の隙を何度も突いたが、途中出場のFWアドリアーノやMFマルキーニョス パラナが決め切れず。それでも、相手の決定機はGK荻 晃太のファインセーブやフィニッシュの精度を欠いたことに救われ、完封を達成。今季の2勝目を飾った。


甲府中心にレポートするJリーグ公式のマッチレビューである。
鹿島番の田中氏も鹿島について大きく取り上げる術がなかった試合内容であったと言えよう。
前半のカイオのポスト直撃のミドルにアツが詰めたシーンと、後半にいくつかあった山村のヘディングくらいであろうか。
それも、ゴールには結びついておらぬ。
逆に、敵へのアシストや、鹿島らしからぬ長い時間のパワープレイなど、低調な部分が目につく試合であったこともまた事実。
このようなゲームは認めたくないもの。
しかしながら、これもまたサッカーである。
事実を受け入れ、前に進むのだ。
厳しい練習にて、良い試合を出来るよう成長していこうではないか。
楽しみにしておる。

甲府戦トラッキングデータ

2015年05月03日 | Weblog
1stステージ 第9節
2015年5月2日(土)15:00KO カシマ



Jリーグ公式に掲載された甲府戦のトラッキングデータである。
チームを託されて先発したアツに注目するとなかなかの数値であると思える。
カウンターから前を向き良いプレイを出来たシーンもあった。
最前線にもう一つ動きがあれば、得点機を演出できたのではなかろうか。
また、ユキはスプリントに関して大きな数字を出しておる。
前にスペースのない状況にて、少ないチャンスで攻め上がったユキの状況が伝わってくる。
この試合、望む結果ではなかった。
しかしながら、これもまたサッカーという競技である。
この試合を糧に、次はミスのないゲームをして欲しい。
成長を期待しておる。

サッカーダイジェスト 甲府戦寸評

2015年05月03日 | Weblog
【J1採点&寸評】鹿島×甲府|ターンオーバーは奏功せず。鹿島が1点に泣く
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年05月02日


終盤のパワープレーも不発に。


【警告】鹿島=梅鉢(29分)、青木(86分) 甲府=阿部(32分)、橋爪(53分)、稲垣(85・90+6分)、山本(90+2分)
【退場】鹿島=なし 甲府=稲垣(90+6分)
【MAN OF THE MATCH】伊東純也(甲府)


【試合内容】
 5月5日のACL・FCソウル戦を睨み、鹿島は主力の土居や西らを休ませ、今季初先発の杉本や伊東といった若手をスタメンに抜擢。選手をターンオーバーして甲府戦に挑んだ。

 前半からポゼッション率で優位に立った鹿島は、サイド攻撃や最終ラインの背後を突いたロングフィード、時にはミドルも交えた多彩な攻撃で圧力をかける。

 しかし、後半の立ち上がりの集中力を欠いて甲府に先制点を与えると、その後は攻撃が停滞。逆に甲府のカウンターが冴え渡り、何度も決定機を作られた。

 なんとか1点が欲しい鹿島は、終盤にCBの山村を前線に上げるパワープレーを敢行するも、GK荻のファインセーブにあってゴールを割れず。降格圏をさまよう相手に、今季2勝目をプレゼントしてしまった。

【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
リードされてからの内容は今季最低。決定的なチャンスにつながったのはパワープレーくらいで、前がかりになりすぎてカウンターで何度もピンチを迎えた。

甲府 5.5
後半立ち上がりの1点を活かして今季2勝目。遅攻やビルドアップには大きな課題を残すものの、堅守からの速攻が機能し、鹿島より多くの決定機を作った。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 5.5
飛び出して相手にかわされたが、シュートミスに助けられる。一方、後半終了間際には1対1の決定機をストップ。

DF
24 伊東幸敏 5
守備時のポジショニングが悪く、CBとの連係もいまひとつ。攻撃面でのプラス材料を覆い隠すほど、守備の甘さが目立った。

23 植田直通 6
守備は問題なく、ビルドアップもソツなくこなしていたが、19分のセットプレーの接触で負傷し、そのまま無念の途中交代。

5 青木 剛 5.5
安定感あるプレーを披露。タイミング良く持ち上がって攻撃に幅を持たせた。阿部にアシストを許していなければ、及第点は付けられた。

16 山本脩斗 6
守備では万全の対応で役者の違いを見せ付けたものの、攻撃面ではカイオとの連係がいまひとつでサイドを崩しきれなかった。

MF
20 柴崎 岳 6
相変わらずミスがなく、的確な配球で攻撃のリズムを作ったが、勝利につながる仕事はできず。もっと攻守に渡って存在感を出したい。

27 梅鉢貴秀 5.5
プレスを受けると落ち着きを失い、安易なバックパスに逃げていた印象。柴崎と比較するとドタバタ感は否めない。

32 杉本太郎 5
初スタメンでペース配分が掴めなかった様子。本人も語るように、「もっと前のポジションでパワーを使いたかった」。

7 カイオ 5.5
35分のミドルはポストを直撃。パワープレーに移行した終盤はクロスで決定機を演出したが、ゴールにはつながらず。

13 中村充孝 5
高崎との距離感が悪く、攻撃にアクセントを加えられなかった。カイオのミドルに詰めた35分のシュートも枠を外れた。

FW
15 高崎寛之 5
スペースを消されてポスト役をこなせず。カウンターで迎えたチャンスも、DFを振り切れずにシュートをブロックされた。

交代出場
DF
4 山村和也 5
伊東のマークを外して決勝点を奪われる。パワープレーで前線に上がった終盤に決定的なヘッドを放つも、GKの正面を突いた。

MF
40 小笠原満男 5
気の利いたパスを出す回数よりも、ボールコントロールをもたつき、DFに寄せられる場面が目に付いた。

MF
19 豊川雄太 5.5
バイタルエリアでドリブルを仕掛け、好位置でFKを獲得したシーンがハイライト。パワープレーに移行した終盤は、効果的なプレーができなかった。

監督
トニーニョ・セレーゾ 4.5
ターンオーバーは結果的に失敗。後半頭から起用した小笠原も機能せず、終盤のパワープレーも不発に終わった。

リードを活かした堅守速攻が機能。

【甲府|採点・寸評】
GK
1 荻 晃太 7
ハイボールの処理は危なげなし。小笠原のFKや山村のヘッドなど決定的なシュートをストップし、今季2勝目に大きく貢献した。

DF
8 新井涼平 6
34分にゴール前での1対1でカイオをストップ。3バックのなかでは、唯一ビルドアップに安心感があった。

17 津田琢磨 6
43分にカウンターを受けた場面で、身体を投げ出して高崎のシュートをブロック。スピードでは互角以上の戦いを演じた。

13 野田紘史 6
前半はパスミスが多く攻撃のリズムを切っていたが、守備に徹した後半は及第点。足を攣りながらも、競り合いでしぶとく身体を寄せて守りきった。

MF
28 橋爪勇樹 5.5
守備に重心を置いて縦への突破は許さなかったものの、切り返されて簡単にクロスを挙げられていたのは原点材料だ。

23 稲垣 祥 6
M・パラナ投入とともに、ボランチからシャドーへスライド。いずれのポジションでも高い守備意識を保ち、セカンドボールに素早く反応した。

4 山本英臣 6.5
終始声を張り上げ、周囲のポジショニングを修正。「うるさいくらいに指示した」というコーチングで組織的な守備を実現した。

27 阿部翔平 5.5
前半は鹿島のコンビネーションに翻弄されていたが、徐々に持ち直して後半は安定。タイミングの良いオーバーラップで何本かクロスを供給した。

FW
14 堀米勇輝 5.5
巧みなキープで攻撃に変化を付けたものの、守備での負担が大きく、スタミナが持たずに後半半ばで途中交代。

15 伊東純也 5.5
嬉しいプロ初ゴールが決勝点に。ゴールの場面以外でも、カウンターで左サイドを突破し、多くのチャンスを作った。

9 阿部拓馬 5.5
自陣に戻って守備に加わり、守備の安定化に尽力。攻撃ではフォローを得られずに潰されていたが、値千金の先制点をアシストした。

交代出場
FW
11 アドリアーノ 5
カウンターで複数のチャンスを迎えながら、フィニッシュの精度を欠いて無得点。彼が決めていれば、もっと楽に試合を運べた。

MF
6 マルキーニョス・パラナ 5.5
展開力は欠けるも、堅実な守備とフリーランで中盤を引き締めた。カウンターで迎えたチャンスは、枠には飛ばしたかった。

MF
24 松本大輝 -
終盤のカウンターで猛然と右サイドを駆け上がり、アドリアーノにドンピシャのクロスを供給した。

監督
樋口靖洋 6.5
スタメンに抜擢した伊東が決勝点。リードを守りきる手堅い采配で、貴重な勝点3を持ち帰った。


圧倒的にポゼッションで優位に立っていた鹿島。カイオ(7)も何度か決定機を迎えたが、いずれもネットを揺らせなかった。 (C) J.LEAGUE PHOTOS


サッカーダイジェストの五十嵐氏による甲府戦の寸評である。
総じて低い評価となっておる。
そんな中にて植田・脩斗・岳にはまともな評点をつけておる。
レギュラーポジションの脩斗と岳は当然として、植田への評価は嬉しいもの。
無念の負傷交代をせずに終えれば、勝敗の結果は異なっておったやも知れぬ。
傷を癒やし、戦列に復帰して欲しい。
植田の躍動を楽しみにしておる。

ケルン・大迫、勝利に貢献せよ

2015年05月03日 | Weblog
大迫フル出場のケルン、3戦連続ドローで残留に前進
15/5/3 01:49



[5.2 ブンデスリーガ第31節 アウクスブルク0-0ケルン]

 ブンデスリーガは2日、第31節を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは敵地でアウクスブルクと対戦し、0-0で引き分けた。

 大迫は2トップの一角で4試合連続の先発出場を果たし、3試合連続フル出場。2試合連続でベンチスタートとなった長澤も後半25分から途中出場した。

 最後までゴールを奪えなかったケルンだが、上位相手に敵地で完封に抑え、勝ち点1を獲得。暫定11位に一つ順位を上げるなど、3試合連続ドローで着実に勝ち点を積み重ね、1部残留に前進している。


先発フル出場したケルンの大迫である。
ゴールこそ記録せなんだが勝ち点に貢献したとのこと。
大迫の踏ん張りにて1部残留に前進した。
これからも活躍の報を待っておる。

甲府戦コメント・報道

2015年05月03日 | Weblog
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(若い選手が先発したが)火曜日にACLグループステージ突破をかけた試合がある。試合に出続けている選手は疲労が高くなり、温存しなくはいけない状態だった。右サイドは何試合も経験のある伊東、CBも経験のある植田と青木で左サイドに山本を入れて、守備の安定性を求めた。柴崎はプラスアルファをもたらす選手で代えがきかない。プラス、梅鉢を入れた。カイオは創造性あるプレーに期待。若い杉本もいつか試合に出るわけで、今日使うことを決断した。しかし、90分走れるかといえば、見ての通り。トップ下は中村、前に高崎。試合に出ていた選手と出ていない選手でうまく連係してやってくれることを期待したが、思い通りにいかないのもサッカーだ。
・90分を通して、自分たちがやってきたことを出し切れなかった。相手の背後を狙ったり、サイドチェンジしたり、スピードアップしてゆさぶったり、ポゼッション、パスワークで崩すとか、そういう自分たちのサッカーがまったくできていなかった。非常に残念だった。
・守備から攻への切り替えの判断をもっと早くしなくちゃいけない。相手の陣形が整ったところで攻めても苦しいので、早く切り替えて、相手の陣形が整う前に攻めることもできたのに、判断が非常に遅かった。改善が必要だろう。前半は攻撃的な選手の動きも少なかった。後半は相手の方が積極性を持ってやっていたので、同点に追いつくというよりも負けに等しい内容だったと思う。自分たちがチームとしてやるべきサッカーができていなかった。後半の立ち上がり2分にホームで失点するなんて、あってはならないことだ。
・(FCソウル戦にむけて)違う大会、違う対戦相手であり、僕らも相手も、勝たなくてはならない目的が明確になっている戦いだ。やりやすい部分もあると思う。ホームだし、たくさんのサポーターが来てくれることを期待している。スタジアムにいる全員でしっかり予選突破ができるように頑張っていきたい。今日の試合以上のものは、最低限示したいと思う。





【梅鉢 貴秀】
メンバーは替わったけど、不安はなかった。でも、結果はノーゴール。受け止めなければいけない。

【高崎 寛之】
うまくボールを動かせなかった。メンバーが替わってうまくいかないところもあったけど、悔しい。全体的に、あまり良くなかった。うまくボールを引き出せなかった。

【山村 和也】
ゴールキックからの失点だった。リスクマネージメントをしっかりしないといけなかった。相手に流れを掴ませてはいけないところで、流れを取られてしまった。最終ラインが締めないといけない時間帯で、失点してしまった。反省しなければいけない。

J1 1st 第9節 甲府戦


本日行われたJ1 1st 第9節 甲府戦は0-1で負けを喫しました。

伊東のプロ初ゴールが千金弾、甲府最下位脱出ならずも鹿島撃破で6連敗ストップ
15/5/2 18:02

[5.2 J1第1ステージ第9節 鹿島0-1甲府 カシマ]

 ヴァンフォーレ甲府が敵地で鹿島アントラーズを1-0で下した。甲府の連敗は6でストップ。清水が柏と引き分けたため、最下位脱出とはならなかったが、今季敵地戦初勝利で2勝目を挙げた。

 この日唯一の得点が生まれたのは後半2分、FW阿部拓馬の浮き球パスを胸トラップで受けたFW伊東純也が右足を振り抜く。「初スタメンで流れを変えたかった。得点できて良かった」。昨季は特別指定選手として登録、今季より神奈川大から正式に加入したルーキーが、スタメンデビューとなった一戦で大仕事をやってのけた。

 鹿島はシュート14本が空砲に終わった。後半27分にはMF豊川雄太の突破からFKを獲得。ペナルティーアーク内にセットされたボールをMF小笠原満男が蹴るが、GK荻晃太のビッグセーブに阻まれてしまった。終盤の甲府の猛攻は耐えたものの、同点弾は遠かった鹿島。今季リーグ戦4敗目を喫した。

 またこの試合はオーストラリアサッカー連盟との審判交流プログラムにより派遣されたクリストファー・ビース主審が担当した。しかし後半17分、自ら交代を要求し、残り時間は第4審判の三上正一郎主審が試合を裁いている。

鹿島不覚、6人入れ替え温存裏目
[2015年5月3日7時45分 紙面から]

<J1:鹿島0-1甲府>◇第9節◇2日◇カシマ

 温存策が裏目に出た鹿島が、6連敗中の最下位甲府に不覚を取った。前節4月29日の仙台戦から先発6人を入れ替え。3日後にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ突破をかけたFCソウル戦を控えているための戦略だったが、攻守の歯車がかみ合わない。後半2分に失点すると、引いて守る相手を崩す糸口を見つけられないまま今季初の無得点。試合後、激しいブーイングが浴びせられた。

 不運も重なった。前半19分、U-22日本代表DF植田直通(20)が攻撃のCK時に負傷。相手DFの左肘が顔面に入り、歯が唇を貫通した。「やれる」と主張したが流血が激しく、縫合のためドクターストップ。さらに後半29分、DF青木が唇から顎にかけて縫う大けが。両センターバックのアクシデントで波に乗れなかった。

 最下位に敗れ、今季初先発のDF伊東は「誰が出ても勝たないと」と反省。トニーニョ・セレーゾ監督(60)も「後半は負けに値する内容。ACLでは最低でも今日以上のプレーを見せたい」と、切り替えを強調するしかなかった。

鹿島、主力温存で足すくわれる 指揮官「イメージ通りにはいかなかった」

甲府に敗れ、引き揚げる鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第9節(2日、鹿島0-1甲府、カシマ)鹿島はアジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ突破が懸かる5日のFCソウル(韓国)戦を見据え、主力を半数ほど温存した。しかし、うまく機能せず6連敗中だった甲府に足をすくわれた。

 昌子のいない守備ラインからは効果的な配球が見られず、西と遠藤が不在の右サイドは攻撃の迫力を欠いた。セレーゾ監督は「イメージ通りにはいかなかった。90分を通して、練習でやってきたことを出せていなかった」と落胆の表情だった。(共同)

昌子ら主力温存で若手の活躍望むも…鹿島、最下位の甲府に0封負け

甲府に敗れ、引き揚げる鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第9節(2日、鹿島0-1甲府、カシマ)1次リーグ突破が懸かる5日のアジア・チャンピオンズリーグに向け、日本代表DF昌子、DF西ら主力を温存。セレーゾ監督は若手の活躍を望んだが、最下位の甲府を相手にピンチの連続でゴールを奪えなかった。指揮官は「存分にプレーしてほしいと送り出したが、期待通りではなかった」と不満そうに話した。
(紙面から)

鹿島 ACL見据えた先発6人入れ替えが裏目…今季初零敗
J1第1S第9節 鹿島0―1甲府 (5月2日 カシマ)


<鹿島・甲府>ホームで敗れガックリの鹿島イレブン
Photo By 共同


 鹿島は今季初めて零敗を喫した。5日に中2日で行われるACLのFCソウル戦を控え、先発6人を入れ替えて臨んだ。

 前半22分にU―22日本代表の植田が上唇付近に裂傷を負い、交代を余儀なくされるなど誤算もあったが前節まで最下位だった相手に不覚を取った。今季初先発となった19歳の杉本は「もっとゴール前で力を使うことが大事だったかな」と、悔しがった。
[ 2015年5月3日 05:30 ]

【鹿島】植田、青木が負傷!最下位甲府に敗れる
2015年5月3日6時0分 スポーツ報知

 ◆J1第1ステージ第9節 鹿島0―1甲府(2日・カシマスタジアム)

 鹿島は連戦対策として、前節仙台戦から先発6人を入れ替えたが、最下位甲府に敗れた。

 さらにDF植田が唇右上を、DF青木が唇下に裂傷を負うなど、負傷者も出た。ともに傷口は貫通し、治療に時間がかかる見込み。10針を縫った青木は「大丈夫です」、植田も「いける」とACL・FCソウル戦(5日・カシマ)を見据えたが、少なからず影響が出そうだ。


落胆を隠せぬトニーニョ・セレーゾ監督である。
鍛え上げ、信頼して送り出した選手らが、その力を発揮しきれなかった。
「思い通りにいかないのもサッカーだ」と言い切るところもまた経験多き指揮官の言葉であろう。
選手は、この経験を糧に成長すると信じたい。
また、負傷した植田と青木は気丈なコメントを発しておる。
これを朗報と捉えようではないか。
過密日程にてすぐに次の試合がやってくる。
重要なACLに向けて気持ちを切り替えたい。
強いメンタルにて挑むのだ。
勝利を信じておる。