ジネイ、家族がまだ来ていないから凄い寂しいんだ

鹿島ＦＷジネイのＪ登録完了　１６日広島戦でベンチ入りも
　鹿島のブラジル人ＦＷジネイ（３１）のＪリーグへの登録が１５日、完了した。１６日にホームで行われる広島戦から出場が可能になる。１日に獲得が発表されていたが、労働ビザ取得を待って登録した。すでに練習では主力組でもプレーしており、広島戦でのベンチ入りの可能性が高い。
　
　１メートル８６の長身ストライカーは具体的なゴール数の目標は掲げなかったが「空中戦が得意。ペナルティーエリア外からのシュートも見てもらえたらなと思っている」と、抱負を語った。

　オフにはブラジルの名門クルゼイロからもオファーを受けていた。それでも「ジーコが築き上げたクラブ。ブラジル人選手なら誰もが知っている。（昨季鹿島に所属した）ルイス・アルベルトらからも情報は聞いていた。日本でプレーすることは目標の１つ。断る理由はなかった」と、鹿島入りを決断した。しかし、来日後のメディカルチェックで右膝半月板の損傷が発覚。契約には至らなかった。その後、ブラジルに帰国し手術。コリンチャンスの理学療法士のもと、リハビリを進め４月２日から鹿島の練習にテスト参加し、契約を勝ち取った。
　
　破談になった際には、鹿島の幹部から「ケガを治して、また戻ってこい」と声を掛けられたというジネイ。「力強い言葉をもらった。不安がなかったと言えばウソになるが、払拭された。またチャンスをくれたクラブ、セレーゾ監督、スタッフには感謝の気持ちで一杯。しっかりといいプレーを見せたい」と、今後のパフォーマンスで恩返しをしていくつもりだ。

　好きな日本食は「てんやの天丼」と、日本での生活にもなじんできた。それでも、「家族がまだ来ていないから凄い寂しいんだ」と、愛娘であるフローラちゃん（３）の顔のタトゥーが入った左前腕を見つめる。現在、ビザを申請中で、早くても来日は月末になる予定。強力な援軍が訪れるまで、単身赴任のパパは鹿島のために孤軍奮闘する。
[ 2015年5月15日 19:19 ]

登録が完了し、明日にも出場の可能性が高まるジネイである。
ブラジルの名門であるクルゼイロからのオファーがありながらも、ジーコ縁のクラブである鹿島を選んでくれた。
怪我に泣かされ、一時は破談になりながらも、ここまで来た。
高いモチベーションを持っておろう。
単身赴任は辛かろうが、月末には来日する。
寂しさを吹き飛ばす活躍を期待する。
楽しみにしておる。

“広島キラー”カイオの活躍に期待

【予想スタメン】鹿島勝利のカギは先取点奪取…“広島キラー”カイオの活躍に期待

昨季広島戦で2ゴールを記録したカイオ　[写真]＝Getty Images

■鹿島アントラーズ　過密日程終了でコンディションは抜群

　鹿島は弱点の一つだったセットプレーの守備をテコ入れ。前節のFC東京戦では伝統のマンツーマン守備を捨てて、ゾーンディフェンスを敷いた。試合途中からは相手の元日本代表FW前田遼一にマンマークをつけるなど、臨機応変に対応し、CK9本を防ぎきって今季初完封を達成した。

　広島戦でどちらを選択するかは流動的だが、危機感を持って改善しようとする姿勢は評価できる。広島には昨季2戦2勝。計8得点と攻撃陣が爆発した。新人だったカイオは1得点ずつ決めており“広島キラー”として期待が高まる。

　GWが明け、開幕からACLとリーグ戦との両にらみの過密日程も終了した。コンディションも整った中での一戦で最高のパフォーマンスを発揮できるかがカギとなる。

　ただ、日本代表候補合宿に参加した4人に関しては疲労が心配だ。わずか2日間だったとは言え、練習、ミーティングでスケジュール的には“詰め詰め”。招集経験のある柴崎岳、昌子源は心配には及ばないが、初招集だった遠藤康は肉体的、精神的に疲弊していても不思議ではない。

　会場はカシマスタジアム。今季は本拠地で公式戦2勝1分5敗と負け越しており、相性は良くない。広島は現在、11試合で7失点とリーグ最少失点。昨季のように勝てるのか。先制点を取れるかがカギとなる。（totoONE編集部）

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
赤崎秀平


■サンフレッチェ広島　平均シュート数はJ1首位、課題はゴールの精度

　平均シュート数は14.7本。2位の鹿島が記録した14.0本を上回り、J1首位だ。昨年のシュート数が10.6本（8位）だったことを考えれば、大きな改善だ。ただ、その決定率を見てみると、昨年の12.2％から今季は8.0％に低下。平均得点も1.29から1.18に低下している。

　特に注目したいのは、11試合中4試合が無得点だったという事実。そのうち、ドローの浦和戦以外の3試合は0－1で敗戦している。6連勝を成し遂げられなかったG大阪戦も、18本のシュートを打ちながら無得点。G大阪に最初の被決定機を決められて逃げ切られた。得点をとっている試合は全て勝利（逆転勝利2試合）するなど、J1最少失点をベースとする安定感が際立っているだけに、広島が優勝を争うためには、次々と放つシュートをしっかりとゴールに直結させる必要がある。

　対鹿島戦は昨年、ホームで0－3、アウェーで1－5と連続大敗中。ただ、当時と比較すると守備のバランス感覚は絶妙。ミスから先制され、取り返そうとバランスを崩してカウンターを次々と食らった昨年の二の舞になることはあまり想像できない。

　だからこそ、問題は得点が取れるかどうか。ゴールを記録した7試合のうち6試合が2得点と、点が取れないチームでないことは明白。セットプレーと攻撃の構成力に長けた森崎浩司と、ワイドからのシュートやクロスに精度を持つ山岸智が練習に復帰しているが、鹿島戦に間に合うかどうか。いずれにしても、シュートをゴールに直結させることが勝利の必要条件である。（紫熊倶楽部 中野和也）

■広島予想スタメン
3-4-2-1
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
水本裕貴
MF
ミキッチ
青山敏弘
森崎和幸
柏好文
ドウグラス
柴崎晃誠
FW
佐藤寿人

“広島キラー”としてカイオに注視するサッカーキングのプレビューである。
昨季の対戦では、アウェイではダヴィのパスから先制点を決め、ホームではアツのキープからのパスからDFの股を抜いた先制ゴールを記録しておる。
かなり相性の良い相手と言えよう。
明日も躍動し、ゴールに絡むプレイを魅せてくれるのではなかろうか。
カイオの活躍を楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を期待しておる。

代表組を中心に広島の堅守に挑む

【J１展望】1stステージ・12節｜鹿島－広島｜名門の意地と昨季のリベンジを懸けた一戦
サッカーダイジェスト編集部
2015年05月15日

鹿島――代表組を中心に広島の堅守に挑む。広島――大敗した昨季のリベンジを果たせるか。


故障者／鹿島＝ダヴィ、金崎　広島＝川、吉野
出場停止／なし

J１リーグ １stステージ・12節
鹿島アントラーズ – サンフレッチェ広島
５月16日（土）／15:00／県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
リーグ成績（第11節終了時）：９位　勝点14　４勝２分４敗　14得点・13失点
※ACLの日程により１試合未消化

【最新チーム事情】
●遠藤ら日本代表候補４人の活躍に期待。
●J１最少失点を誇る広島の守備をこじ開けられるか。
●前節、今季公式戦初完封のDF陣が２戦連続無失点を狙う。

【担当記者の視点】
　初代表を経験した遠藤はハリルホジッチ監督の下でトップ下に取り組んだ。「攻守の切り替えや判断の速さが勉強になった。鹿島に持ち帰りたい」と振り返り、クラブへの還元を誓っている。新境地の経験を本職の右サイドハーフで活かせるか。その他の代表候補である柴崎、昌子、植田も好調だ。

　同じく代表の水本、塩谷を擁する広島の守備はリーグ最少失点。FC東京戦で決勝点を挙げた土居ら攻撃陣が堅守を破れるか注目だ。

　逆にDF陣では、ファン・ソッコが古巣相手に燃えている。今季の公式戦16試合目で初めてゴールを割らせなかった前節の勢いを持続したいところだ。セットプレーの守備をマンツーマンからゾーン守備に切り替えた成果も、連続完封で示したい。


サンフレッチェ広島
リーグ成績（11節終了時）：４位　勝点22　７勝１分３敗　13得点・７失点


【最新チーム事情】
●故障離脱していた森崎浩、山岸が練習に合流。
●G大阪戦で連勝ストップも、内容は悪くない。
●J１トップのシュート数に対し、決定率は8.0パーセントと低調。
●水本がフィールドプレーヤーのJ１連続フルタイム出場新記録更新へ

【担当記者の視点】
　森保監督がキャンプから意識させたことも奏功し、シュート本数はJ１トップ。だが決定率は8.0パーセントと低調で、ペナルティエリア外からのシュートも多いが決まったのは野津田の１本（仙台戦）だけと、優勝を争うには大きな課題が横たわっている。

　昨季２試合で８失点と大敗が続いた鹿島戦は、チームの真価が問われる戦いだ。森崎浩・山岸ら頼りになるベテランが練習に復帰し、水本がフィールドプレーヤーのJ１連続フルタイム出場新記録を達成する可能性もあるだけに、昨年のリベンジをしっかりと果たしたい。

「ファン・ソッコが古巣相手に燃えている」と伝えるサッカーダイジェストのプレビューである。
前節・FC東京戦では負傷交代の憂き目にあったが、出場時は高いパフォーマンスを魅せており、FC東京の攻撃陣を抑えこんでおった。
明日の広島戦も、古巣ということもあり、高いモチベーションで戦うのではなかろうか。
二戦連続のクリーンシートを目指したいところ。
また、攻撃陣では代表候補合宿より帰還した岳とヤスに注目が集まる。
特に初招集のヤスは「攻守の切り替えや判断の速さが勉強になった。鹿島に持ち帰りたい」と語っており、早速、指導されたことを実践してくれるのではなかろうか。
ホームでの試合、気持ち良い勝利を願いたい。

ジネイ登録完了

登録選手追加・変更・抹消のお知らせ
1 ポジション 2 生年月日 3 身長/体重 4 出生地 5 国籍 6 前所属チーム 7 Jリーグ通算出場(Ｊ１/Ｊ２/Ｊ３) 8 Jリーグ通算得点(Ｊ１/Ｊ２/Ｊ３) 9 Jリーグ初出場 10 Jリーグ初得点

■明治安田生命Ｊ１リーグ

【追加】

鹿島アントラーズ
9 　 ジネイ　Telmario De Araujo Sacramento(DINEI)
1 FW 2 1983/11/11 3 186/76 4 ブラジル 5 ブラジル 6 アトレチコ　パラナエンセ／ブラジル－ヴィトリア／ブラジル－セルタ　デ　ビーゴ／スペイン－テネリフェ／スペイン－パルメイラス／ブラジル－ヴィトリア／ブラジル

松本山雅ＦＣ
37 　 志知　孝明　Takaaki SHICHI
1 MF 2 1993/12/27 3 177/70 4 岐阜県 6 正木サッカー少年団－羽島ジュニアＦＣ－正木サッカー少年団－羽島中－ＦＣ岐阜Ｕ－１８－東海学園大在学中

■明治安田生命Ｊ２リーグ

【追加】

徳島ヴォルティス
32 　 堀口　皓平　Kohei HORIGUCHI（２種）
1 GK 2 1997/04/21 3 185/72 4 徳島県 6 助任ＳＣ－徳島ヴォルティスＪｒユース

アビスパ福岡
無 　 冨安　健洋　Takehiro TOMIYASU（２種）
1 DF 2 1998/11/05 3 185/70 4 福岡県 6 三筑キッカーズ－アビスパ福岡Ｕ‐１５

■明治安田生命Ｊ３リーグ

【追加】

ブラウブリッツ秋田
36 　 米澤　令衣　Rei YONEZAWA
1 FW 2 1996/07/20 3 176/65 4 大阪府 6 城美木ＦＣ－ＲＩＰ　ＡＣＥ　ＳＣ－ヴィッセル神戸Ｕ－１８－セレッソ大阪

レノファ山口ＦＣ
28 　 川口　真史　Masashi KAWAGUCHI
1 FW 2 1993/10/05 3 170/68 4 福岡県 6 ＢＵＤＤＹ　ＦＣ－筑紫野中－筑紫丘高－山口大在学中

満を持して登録されたジネイである。
これにて、公式戦出場が可能となる。
明日の広島戦では出番があるのであろうか。
強烈な右足のシュートを拝みたいところ。
欠けていたピースがはまった。
ジネイの活躍で勝利を積み重ねていきたい。
楽しみである。

西の躍動に期待

広島戦前日練習


選手たちは9時からミーティングをした後、セットプレーの練習を実施。明日の広島戦に向けて、最終調整を終えました。

良い表情をする西である。
右サイドを駆け上がる西のプレイに魅了される者も多い。
また、ヤスとのコンビネーションも絶妙である。
明日の広島戦は、活躍の予感がする。
サイドだけでなく、内に切れ込んでのスルーパスも見ものである。
右サイドの攻防を楽しみにスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

山形・石川、連続アシスト中

山形石川ＣＫからのアシストＪ１新記録へ挑戦
[2015年5月15日10時56分　紙面から]


紅白戦でパスを出す山形ＤＦ石川（撮影・高橋洋平）

　山形ＤＦ石川竜也（３５）が、Ｊ１新記録となるＣＫからの月間４アシストを決めて、５戦連続の勝ち点を狙う。山形県総合運動公園で行われた紅白戦で１４日、主力組ＣＢで先発した加入９年目最古参のレフティーは「セットプレーで点が取れるのは大きい。毎日イメージを修正しているし、よくなってきている」と手応えを口にした。

　チーム１０得点中、６点が石川のＣＫを起点に生まれている。しかも５月２日の横浜戦からは３試合連続ＣＫアシストをマーク中で、チームも２勝１分けだ。Ｊ１におけるＣＫからの月間最多アシストは３。ビスマルク（鹿島）など過去６人が記録しており、日本人では小林大悟（当時大宮）、駒野友一（磐田）に続く３人目だ。

　新記録について「得点に結び付くように蹴っている」と自信をみせる。前節柏戦の３点目も石川のＣＫから生まれたが、ＤＦ當間のヘディングのこぼれ球をディエゴが決めたため、アシストにはならなかった。「當間が直接決めてくれれば良かったのに」と振り返る余裕を見せた。

　次節は、１３日に樋口監督の退任を発表した最下位甲府のホームに乗り込む。後任監督の佐久間ＧＭは１１年にもシーズン途中で指揮をとっており、監督初陣は８月１３日の山形戦だった。３－１で勝利した試合に出ていた石川は「メンバーも当時と違うから何とも言えないが、モチベーション、メンタル的なところをウチが受けて立ってしまうと、厳しい戦いになる」と手綱を締めた。【高橋洋平】

J1新記録を狙う山形の石川である。
CKからの月間最多アシスト数は3であり、現時点で石川も並んでおる。
ここは、次節も記録し、記録を更新して欲しいところ。
精度の高い左足で、チームを勝利に導くのだ。
石川の活躍を楽しみにしておる。

ジネイ、登録へ

[鹿島]ジネイ登録完了へ。次節・広島戦でベンチ入りの可能性も
　4月2日に来日して以来、ずっと調整を続けてきたジネイの登録が完了する。クラブは14日に申請を行い、15日に登録される予定だ。そのため早ければ明治安田J1・1st第12節・広島戦からベンチ入りする可能性も出てきた。

　その判断材料とするべくトニーニョ・セレーゾ監督は14日の戦術練習で、ジネイを2本目から主力組でプレーさせ、ジネイもまずまずの動きを見せていた。ただし、長らく調整を続けてきたためジネイが主力の選手たちとプレーするのはこれが初めて。トップ下に入ってFWをサポートする土居聖真は「実戦でやったのはこれが初めてくらい。まだどんなタイプの選手か全然わからない。自分のこともどう見てくれているのかわからないので、とりあえずこちらからパスを送って、たくさん触らせてあげようと思う」と、まだ探っている状態だと明かす。

　「意外とスプリントは速そう」（昌子源）という評価も聞かれるジネイ。その実力は味方でもはかりかねているようだ。
（鹿島担当 田中滋）

ジネイの登録が本日完了するとのこと。
そして、昨日の戦術練習では2本目にて主力組に入ったとのこと。
いきなり先発はなさそうではあるが、途中出場はあるのではなかろうか。
聖真や源のコメントを見る限り、まだジネイの特徴を掴んでおらぬ様子。
未だ五里霧中ではあるが、実績は充分。
ジネイのゴールを楽しみにしておる。

森岡、S級ライセンス取得

元日本代表ＤＦ森岡氏ら、公認Ｓ級コーチに認定
　日本サッカー協会は１４日の理事会で、公認Ｓ級コーチに、清水などで活躍した元日本代表ＤＦの森岡隆三氏（３９）、東京Ｖなどでプレーした林健太郎氏（４２）ら５人を認定した。
（紙面から）

S級ライセンスを取得した森岡である。
これにて、Jリーグのチームを指揮することが出来る。
また鹿島縁の監督が誕生するのであろうか。
楽しみである。