鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿島ジュニアユース U-15クラブユース選手権優勝

2014年08月24日 | Weblog
2014年08月24日(日)


本日はチームオフとなっております。写真は、第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で初優勝した鹿島ジュニアユース。

鹿島ジュニアユースが1点差守りきりU-15クラブユース大会初優勝

2014年度U-15クラブユース大会は鹿島アントラーズジュニアユースの優勝で幕を閉じた。

 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント決勝が24日に行われた。

 北海道の帯広で行われていた同大会の決勝カードは、初優勝のかかった鹿島アントラーズジュニアユースと、最多優勝に並ぶ6度目の大会制覇を狙う清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

 試合は、前半開始直後の4分に鹿島のMF荻沼翼がゴールを決めて、先制に成功する。すると6分後の10分にもMF飯塚寿輝也が追加点を挙げ、リードを広げて前半を折り返す。後半は、鹿島が清水にPKを献上してしまい、49分にFW大屋寛太が決めて2-1。その後は両チームが得点を挙げることができず、そのまま試合終了。1点差を守り抜いた鹿島アントラーズジュニアユースが、清水エスパルスジュニアユースを倒し、初優勝を飾った。

 なお、清水エスパルスジュニアユースのMF鈴木魁人が11得点を挙げ、大会得点王に輝いている。

【スコア】
鹿島アントラーズジュニアユース 2-1 清水エスパルスジュニアユース

【得点者】
1-0 4分 荻沼翼(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-0 10分 飯塚寿輝也(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-1 49分 大屋寛太(清水エスパルスジュニアユース)




クラブユースサッカー選手権(U-15)大会にて優勝を飾ったジュニアユースである。
これは嬉しい。
荻沼翼くんの先制点、飯塚寿輝也くんの追加点を記録し、清水の追撃をPKの1点に抑え、見事初優勝を成し遂げた。
素晴らしい体験である。
中学生世代も力を付けておる。
多くのホーム・タウン・グロウン・プレイヤーが戦力となれば、鹿島が更に新化する。
継続的に育成に力を入れていき、生え抜きがトップにて活躍して欲しいところ。
その伏線として、この優勝があると言いきれる日が来て欲しい。
楽しみにしておる。


U-17日本代表 バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント U-17ハンガリー代表戦

2014年08月24日 | Weblog
U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント マッチレポート vsU-17ハンガリー代表
2014年08月24日



U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント マッチレポート vsU-17ハンガリー代表

U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 
5位6位決定戦 vs U-17ハンガリー代表
2014年8月23日(土) 11:00 キックオフ 90分(45分ハーフ)
STARE MESTO(チェコ/ズリーン)
U-17ハンガリー代表 0-3(前半0-1、後半0-2)U-17日本代表

得点
27分 杉森考起(U-17日本代表)
76分 浦田樹(PK)(U-17日本代表)
84分 岸本武流(U-17日本代表)

スタ―ティングメンバー
GK:小島亨介
DF:野田裕喜、山川哲史、町田浩樹、浦田樹
MF:木彰人、鈴木徳真、坂井大将、杉森考起
FW:岸本武流、加藤陸次樹

サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:村松航太
MF:サイゴダード、久保田和音、長沼洋一、井上潮音
FW:小林颯
交代
59分 加藤陸次樹 → 小林颯
64分 杉森考起 → 長沼洋一
78分 浦田樹 → 井上潮音
82分 木彰人 → サイゴダード

マッチレポート
U-17ハンガリー代表との5/6位決定戦。
試合内容にこだわり、今大会初勝利を目指す日本は、試合開始からハンガリー陣内でボールを動かし攻撃を仕掛け、守備も前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、シュートで終わる形を作ります。すると27分、左サイドの高い位置で奪ったボールを中央に展開し、そこでボールを受けた鈴木選手が右サイドにさらに展開すると、この試合で右サイドバックに入った野田選手が速いクロスボールをゴール中央に蹴り込み、最後は杉森選手がシュートを決めて日本が先制します。
先制した日本はその後も攻撃のチャンスを作り、加藤選手、岸本選手がゴール前でシュートを打ちますが追加点を奪うことができません。そして40分以降は相手に攻撃する時間を与えてしまいますが、守備陣がシュートを打たせる前にブロックし無失点で前半終了。日本が1点リードで後半を迎えます。



後半の立ち上がりは、ハンガリーの攻撃に対して日本が守備にまわる展開となり、ボールを奪ってもミスから相手にボールを渡してしまい、ディフェンスラインのポジション修正も遅れシュートを打たれる場面を作ってしまいます。しかしこの日の日本は辛い時間帯をチーム全員で耐えることができ、次第に日本のリズムでボールを動かせるようになります。すると76分、左サイドから攻撃を仕掛け、岸本選手がドリブル突破でペナルティエリアに侵入すると、相手ディフェンダーのファウルを誘いペナルティキックを獲得。これを浦田選手が冷静に決めて2点差とします。続く84分には再び左サイドの高い位置でボールを奪った町田選手が、ゴール前にいた岸本選手にパス。これを岸本選手が相手ゴールキーパーの状況を見ながら落ち着いてシュートを決めて3-0とし、試合はこのまま終了。日本は辛い時間帯を何とか耐えしのぎ、追加点を挙げて今大会初勝利を収めました。
U-17日本代表としての活動は、今年はこの遠征が最後となる予定です。しかし来年にはAFC U-19選手権2016予選に向け代表活動が本格的に始まりますので、選手たちは今回の経験を活かし所属クラブで今後も活動を続けていきます。


22日午後のフリーな時間を利用し市内観光をし、船上で集合写真を撮影しました。

選手コメント
内山篤 監督
今日の前半は、前線から連動した守備ができ、良い攻撃の流れから得点を奪うことができました。しかし、得点後の前半終盤および後半開始直後の時間帯は、ミスが目立ちディフェンスラインのカバーリングなどのポジションチェンジが遅く、相手に攻め込まれてしまう時間を作ってしまいました。試合の中でポジショニングを修正し、ピンチの時間をなんとか無失点で乗り切ることができ、日本がボールを再び保持し攻撃する機会を作ることができたので追加点を挙げることができました。今大会では、試合を重ねるごとに対戦相手の特徴やピッチ状況を知り、どのようなプレーをしなければいけないかということを、少しずつですが選手たちは考えてプレーできるようになりました。この経験を所属クラブまたは次の代表活動でも活かしてほしいと思います。

坂井大将 選手(大分トリニータU-18)
SBSカップからチェコ遠征の約2週間、結果は残念でしたが僕自身、1つ上の人達とプレーできたことや、ヨーロッパのチームと試合ができたことで、たくさん良い経験ができました。その中でも、上手くいったこと上手くいかなかったことがあったので、上手くいったことはより精度を上げれるように、上手くいかなかったことはなぜ上手くいかなかったのか考え今後、日々の練習から取り組んでいきたいです。
井上潮音 選手(東京ヴェルディユース)
今回チェコに来れたことに嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。この遠征ではスロバキア、ウクライナ、ハンガリーという大きな体を活かしたサッカーをしてくる相手と戦いました。その中で、相手の良さを消して自分たちの良さを出すことが出来ず悔しいです。今回出た課題を普段の練習から取り組んでいきたいと思います。

久保田和音 選手(大阪桐蔭高校)
今回のチェコ遠征では、「クリエイティブで攻撃的なサッカー」をコンセプトとしてやってきて、チームとしては、グループステージで2敗してしまいましたが、順位決定戦では勝つことができました。個人としては、もっと多くの判断材料を持ち、その中で的確な判断ができるように身体の向き、ボールを持っていない時の(動きの)質などをもっと良くしていかないといけないと思いました。代表で学んだことをこれからも活かし、次の代表にも声がかかるようにもっと成長していきたいです。


加藤陸次樹 選手(サンフレッチェ広島F.C ユース)
このチェコ遠征ではたくさんの事を学ぶことができました。日本で通用する部分がほとんど通用しませんでした。チームとして2試合負けてしまい優勝できなかったことはとても残念に思います。個人としてはもっとゴールを決めるという貪欲さが課題だと思います。この課題をチームに帰って取り組んでいきたいと思います。




U-17ハンガリー代表と対戦したU-17日本代表である。
町田くんが先発フル出場で完封勝利に貢献しておる。
また、久保田和音くんはこの代表に加わった総括を述べておる。
自分に足りないもの、今後して行くべきことを掴んだ様子。
このチームの常連となり、良い影響をお互い与えあって欲しい。
町田くん、久保田和音くんの成長を楽しみにしておる。


清水戦レビュー

2014年08月24日 | Weblog
【J1:第21節 清水 vs 鹿島】レポート:清水は前半の良い戦いを続けることができず、10人になっても冷静な試合運びを見せた鹿島が貫禄の逆転勝ち。(14.08.24)
8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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前半は、ほぼ清水の思惑通りに進んでいた。しかし後半、流れが変わったり、不測の事態が起こったりした時に冷静に対応できるチームとしての成熟度という面で、明確な差があったことは否めない。そして、それがそのままスコアと結果にも表われたゲームだった。
現在の鹿島の力を考えれば、清水がホームであっても守備から入る辛抱強い戦い方を選んだのは間違いではなかった。雨で水を含み、さらにボールの走りが良くなったアイスタのピッチで、立ち上がりからきっちりとパスをつなぎながら清水ゴールに迫っていく鹿島。序盤はその攻撃に押し込まれる時間帯もあったが、清水はチーム全体でしっかりと守備のブロックをコンパクトに整え、球際も粘り強く対応。23分のダヴィのシュートが左ポストを直撃するピンチもあったが、「前半は、ゲームプラン通りというか、しっかり形を整える守備のところができていた」(大榎克己監督)と意図する試合運びができ、少しずつ攻撃の形も作り始めることができていた。
そして31分には、左サイドバック・イ キジェがアーリークロスを入れ、それをファーサイドに逃げたノヴァコヴィッチが頭で折り返し、逆サイドの石毛秀樹がもう一度頭でマイナス方向に落としたところに大前元紀が走り込んで左足シュート。これが綺麗に決まって、押され気味の清水が先制点を奪うことに成功する。1-0で後半に折り返したところまでは、完全に清水のゲームだった。

鹿島としては、前半は判定やイエローカードに対するストレスも出て、選手たちが落ち着かない状況だったが、そこをハーフタイムできっちりと落ち着かせたのは、トニーニョセレーゾ監督の手腕だろうか。後半は立ち上がりから攻撃のギアを上げて清水ゴールに迫り、開始2分でカイオのシュートが右ポストに当たる場面を作るなど、攻めのプレッシャーを強めていく。
だが、清水も負けじと速攻で反撃に出て、後半13分にはカウンターから石毛秀樹のスルーパスで河井陽介が抜け出してシュートを放つが、これはGK正面。この日は左の2列目に入った石毛が、効果的なポジショニングやノヴァコヴィッチへのサポートを見せ、チームとしても前半から追加点のチャンスはいくつか作ったが、それを決めきれなかったことも敗因のひとつだった。
そして後半14分、鹿島が押し込んだ中からカイオがペナルティエリア左でドリブル突破を図り、遅れて対応した吉田豊に倒されてPKを獲得。これを小笠原満男が当然のように決めて(16分)、J1で16年連続ゴールという新記録を達成し、試合を振り出しに戻した。

ただ、その後にもう一波乱。後半18分、前半からノヴァコヴィッチに対して激しく当たっていた植田直通が2枚目のイエローカードを受けて退場。これで清水が数的優位を得ることになったが、そこからの戦い方が非常にもったいなかった。「相手が10人になってからもっと落ち着いて攻めれば良かった」と大前も悔やんだように、まだ同点で30分近く時間が残っている中で、それほど攻め急ぐ必要はなかった。これが鹿島なら、じっくりとパスをつなぎながら相手を疲れさせ、つけいるスキを与えないままジワジワと追い込んでいったことだろう。
だが、清水の選手たちは、同点に追いつかれた焦りがあったのか、早く点を取りたいという意識が出たのか、21分に手痛いカウンターを食らう。柴崎岳のパスから交代出場の遠藤康に飛び出され、たまらずイ キジェがファウルで止めて一発レッド。これで10人対10人になったばかりか、そのFKを小笠原に見事に決められ(後半23分)、逆転も許してしまった。
逆に言えば、10人になりながらも冷静にカウンターで攻めるスキをうかがい、ここぞという場面でキャプテンの小笠原がきっちりとFKを決めるあたりは、本当に鹿島らしい勝負強さ。さらに27分には、遠藤がまたもバイタルエリアで抜け目ない動きを見せ、その遠藤の左クロスをダヴィが頭で叩き込んで3点目をゲット。事実上これで勝負は決まった。

その後は、鹿島がスキのない試合運びを見せて、清水がリスクを負った攻撃的な交代策で反撃に出たがノーチャンス。鹿島が危なげなく2点差を守り切って、2008以来6試合連続で勝てていなかったアイスタで、貫禄の逆転勝ちを見せた。
終わってみれば、4連勝で3位に浮上した鹿島が、これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合。今後の優勝争いに向けて、注目すべき存在になりそうだ。
ただ、清水としても勝つチャンスは十分にあった。今の順位を考えれば、少なくとも勝点1は取らなければいけない試合だった。今後上位との戦いが続く中で、冷静かつしぶとく勝点を稼いでいくという部分も欠かせない要素になっていくだろう。

以上

2014.08.24 Reported by 前島芳雄




「これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合」と評する清水番・前島氏のレポートである。
劣勢から逆転勝利を掴み取る姿は鹿島らしさと賞賛を浴びることに相応しいやも知れぬ。
そして、「優勝争いに向けて、注目すべき存在」と優勝という言葉が使われた。
上位の結果を受けて、首位との差が縮まり、順位も上がった。
鹿島が相応しい位置へ着こうとしている。
そう清水番の記者も思うのだ。
優勝を目指して勝利を積み重ねて行こうではないか。
楽しみである。


ジョルジ・ワグネルのポジションは如何に

2014年08月24日 | Weblog
[鹿島]ジョルジ・ワグネル、出場準備完了!
 登録が遅れていたジョルジ・ワグネルが、23日の今節・清水戦から出場できることになりそうだ。21日の練習では右MFと右ボランチとしてプレー。日本でのプレー経験が長かったこともあり、すでにチームメイトの名前もほとんど覚え、日本語で指示を出す場面も見られた。

 最近、17時前後から練習が始まることの多いため練習が終わる頃にはすっかり日も暮れてしまうのだが、夏休み期間中と言うことで練習見学に訪れるサポーターのなかには子供たちの姿もかなり多く見られる。練習が遅くなっても、ずっと待っている子供たちに対して、ジョルジ・ワグネルは丁寧に応対するため、さっそく子供たちの人気は高い。

 今後、終盤戦を迎えるにあたり、けがや出場停止など予期せぬアクシデントがチームを襲うだろう。そうしたとき経験豊富でさまざまなポジションをこなせる大ベテランが後ろに控えているのは非常に心強い。優勝請負人として名高い左足のスペシャリストがいよいよ鹿島の深紅のユニフォームに身を包む。

(鹿島担当 田中滋)



ジョルジ・ワグネルの登録完了を伝えるBLOGOLAである。
日本語で指示を出す場面もあるとのことで、Jリーグになれていることからも期待させられる。
鹿島でのポジションは右MFと右ボランチとのことで、ヤスやカイオ、岳のポジションでの起用が予想される。
ボランチは変えにくいポジションだけに、二列目での起用が最右翼ではなかろうか。
現在、ダヴィの累積警告が7枚となっており、もう一枚で2試合の出場停止となる。
そうなった場合に右にジョルジ・ワグネル、左にカイオといった攻撃的布陣が見られるのではなかろうか。
このベテランの躍動が拝める日は近い。
楽しみである。


清水戦報道

2014年08月24日 | Weblog
鹿島4連勝 小笠原2発/清-鹿21節

清水対鹿島 後半、同点のPKを決める鹿島MF小笠原(撮影・丹羽敏通)

<J1:清水1-3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 試合序盤は、鹿島が優位に展開した。前半11分にカウンターから、最後はMF小笠原が強烈ミドル。同23分にも、再びカウンターからFWダヴィがポスト直撃のシュートを放った。

 しかし、均衡を破ったのは清水だった。同31分、左クロスからFWノバコビッチからMF石毛とつなぎ、最後はゴール中央に走り込んだFW大前が公式戦3試合連続となるゴールで先制のネットを揺らした。

 一方、現在3連勝中の鹿島も黙っていない。後半16分、MFカイオが倒されて獲得したPKをMF小笠原が冷静に決めて同点とした。ところが、直後の同18分にDF植田が2枚目の警告を受けて退場。再び清水に流れが傾くかに見えたが、同22分に清水のDFイも一発退場。数的同数となると、大きな2点目を奪ったのは鹿島だった。

 同23分、ゴール前のFKを小笠原が直接決めて勝ち越しに成功。続く同27分にも、ダヴィが頭で決定的な3点目を決めて勝負あり。鹿島が今季初の4連勝。清水は今季4度目の連敗となった。
 [2014年8月23日20時5分]

鹿島小笠原が16年連続弾 J1新記録

後半、MF遠藤が倒されて得たFKを鹿島MF小笠原が直接決める(撮影・丹羽敏通)

<J1:清水1-3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 鹿島の元日本代表MF小笠原満男(35)が、J1新記録となる「16年連続ゴール」を決めた。1点を追う後半16分、MFカイオが獲得したPKを託され、右足でゴール右下の隅に蹴り込んだ。「PKは端っこに蹴れば入るんだよ」と冷静だったが、15年連続で並んでいた元日本代表FW中山雅史氏(46)とG大阪MF遠藤保仁(34)を抜き、リーグで唯一の存在となった。

 圧巻だったのは、その7分後だ。ゴール正面、約23メートルの位置で得た直接FK。右足で、今度はゴール右上を射抜いた。U-21日本代表候補GK櫛引が1歩も動けない芸術弾。07年8月15日の千葉戦以来、約7年ぶりとなる1試合2発で快挙に花を添えた。プロ2年目の99年から続けてきた大記録。サポーター席に駆け寄って喜びを分かち合った。

 昨オフ、左膝の手術を受けた。過去に前十字靱帯(じんたい)や半月板の損傷を負い、選手生命を奪われかねない危機もあった箇所だ。近年は痛みと付き合いながらプレーを続けてきたが、関節鏡を通して内部をクリーニング。本人は「何もしてないよ」と笑って手術のうちに数えないが、歴戦の傷をメンテナンスしたことで衰え知らずだ。今季も全21試合に先発出場し、昨季より1カ月半早い今季初ゴールを決めてみせた。

 節目にも、いつもの言葉を繰り返す。「記録にはホント興味ない。自分の仕事はゴールじゃなく、チームを勝たせることだから」。この日はG大阪の遠藤も得点したが、昨年がJ2だったため途切れていた。チームを常に勝たせてきた小笠原らしい勲章とも言える。

 小笠原の躍動でチームは今季初の4連勝。首位浦和と2差の3位に浮上した。08年以降、2分け4敗と鬼門だったアイスタでの逆転勝ちに導いたが「先に失点してるから喜べない。もっと上を目指さないと」。最多16冠の常勝軍団を支える主将。5年ぶりの優勝へ、個人記録には喜びの余韻すら残さなかった。【木下淳】
 [2014年8月24日8時4分 紙面から]


アジア大会代表の鹿島・植田、2度の警告で退場「勉強になった」
 J1第21節(23日、清水1-3鹿島、アイスタ)仁川アジア大会に出場するU-21(21歳以下)日本代表の鹿島の植田は、手倉森監督が視察した一戦で2度の警告で退場した。前半ロスタイムと後半18分に、ともにノバコビッチを倒した19歳のDFは「しょうがないですね」と反省した。

 センターバックでコンビを組む21歳の昌子も、ノバコビッチを倒して警告を受けた。試合中は判定基準への不満も表したが「外国人への対応は勉強になった」と素直に認めた。(共同)

鹿島・小笠原、J1新記録の16年連続ゴール達成も「興味ない」

清水-鹿島 後半、同点のPKを決め、ガッツポーズする鹿島・小笠原=アイスタ

 J1第21節(23日、清水1-3鹿島、アイスタ)鹿島は35歳のベテランMF小笠原が、今季初ゴールを含む2得点。0-1の後半16分にPKを右隅に決めて同点。23分には約20メートルのFKを直接右隅に蹴り込み勝ち越した。J1新記録となる16年連続ゴール達成にも「興味ない」とそっけない。チームは今季初の4連勝で3位に浮上したが「後ろ(守備)はもっと耐え、先制して楽な試合にしないと」と苦言を連発した。
(紙面から)


後半、競り合う鹿島・小笠原(右)=アイスタ


清水-鹿島 後半、FKで2点目のゴールを決める鹿島・小笠原(左端)=アイスタ


清水に勝利し、喜ぶ鹿島イレブン=アイスタ


小笠原、史上初16年連続得点!PK&FK弾で鹿島4連勝
J1第21節 鹿島3―1清水 (8月23日 アイスタ)


<清水・鹿島>後半23分 FKを直接押し込み勝ち越しゴールを決め笑顔を見せる小笠原
Photo By スポニチ


 頼れる主将が偉業を達成した。鹿島MF小笠原が2得点を挙げ、MF遠藤(G大阪)と元日本代表FW中山に並んでいた記録を塗り替えるJ1リーグ16年連続得点。4連勝で3位浮上の立役者となった。

 まずは1点を追う後半16分にPKを右に決めて同点。その7分後には壁役6枚の横をすり抜ける勝ち越しのFK弾を叩き出した。個人の記録に関しては「興味がない。自分の仕事は得点することではなくチームを勝たせることなんで」と素っ気ないが、「チームで取った勝利」と敵地アイスタでの未勝利記録を「6」で止める逆転勝利を喜んだ。

 7月12日の天皇杯2回戦ソニー仙台戦で敗退。直後のミーティングでは「俺は負けたくない。優勝したい」と思いの丈を吐き出し、チームの士気を高めた。リーグ再開後7試合負けなしでも「逆転したから成長とか好調ではない。もっと上を目指さないと」と厳しい。小笠原が累積警告で出場停止となる次節・FC東京戦は、5年ぶりリーグ優勝へ向けて大きな試金石となる。

 ≪ゴン&遠藤超え≫鹿島MF小笠原が今季リーグ戦初ゴール。これでプロ2年目の99年から16年連続ゴールを記録。J1の連続シーズン得点記録は小笠原と中山雅史(磐田=94~08年)遠藤保仁(G大阪=98~12年)が15年連続で並んでいたが、小笠原が単独最長となった。


<清水・鹿島>後半23分 FKを直接押し込み勝ち越しゴールを決める小笠原
Photo By スポニチ


[ 2014年8月24日 08:30 ]

【鹿島】小笠原J1新!16年連続弾も「記録には興味がない」
2014年8月24日6時0分 スポーツ報知


後半16分、今季初ゴールをPKで決め喜ぶ鹿島・小笠原

 ◆J1第21節 清水1―3鹿島(23日・IAIスタジアム日本平)

 MF小笠原がまた一つ、歴史に名前を残した。1点を追う後半16分、PKを右に決めた。さらに同23分にはFKで決勝点。16年連続得点で15年連続のJ1記録を更新した。「自分の仕事はゴールを取ることじゃなくて、チームを勝たせること。記録には興味がない」。ベテランはチームの勝利を喜んだ。

 記録が途絶えかけた時があった。06年7月、鹿島から当時イタリア1部のメッシーナに期限付き移籍。結局は翌年7月に鹿島に復帰も、移籍と復帰がともにJリーグのシーズン途中だったために、記録は継続した。そして、セリエAでの苦い経験も今では感謝している。

 1年で出た試合は6試合。試合に出られなければ腐る。それが移籍前の姿。だが、異国でふてくされても、誰も助けてくれなかった。「前はそう(いう人間)だった。試合に出れなかったら何だよって思ってたけど、イタリアまで行って、それじゃもったいない。だから、140%で練習をやるようになった」

 それは35歳になった今でも、心がけている。「今もセリエAでやれてたら、もっと良かったんだろうけど、あっちで感じたものを持って帰ってきて、鹿島のために、やらせてもらえているという意味では、イタリアでの経験は大きかった」

 チームは4連勝で3位浮上。首位・浦和との勝ち点差は2に縮まった。「逆転勝ちしたから、好調とか、成長とかじゃない。もっと上を目指さないと」と小笠原。頼れる主将の2発で、鹿島がV戦線に浮上した。(内田 知宏)




小笠原満男一色の各紙である。
16年連続弾の新記録は素晴らしい。
そしてチームに逆転勝利をもたらせたドッピエッタもまた素晴らしい。
満男本人は記録には興味がないと言うが、偉人は凡人の考えを理解せぬもの。
我らは素直に喜びたい。
ニッカンには、昨オフのメンテナンス手術について書かれておる。
今季の好調の裏にはこのようなことがあった様子。
また、報知はイタリア移籍の経験を報じる。
苦節苦悩があるから人間は成長するのである。
小笠原満男はそれを体現してくれる。
凡人も小さいながら成長していきたい。
そう思わせてくれる偉業であった。


ケルン・大迫、開幕戦先発出場

2014年08月24日 | Weblog
大迫が途中交代に悔しさ…自身のプレーに「納得できていない」

開幕戦に先発出場したケルンFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images

 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはハンブルガーSVと対戦。両チームともに決定機からゴールを奪うことができず、試合は0-0の引き分けに終わった。

 今夏、ケルンに加入した大迫は先発出場するも見せ場なく、62分に途中交代となった。

 大迫は自身のプレーを振り返り、「納得はできていなので、これからが勝負だと思います」とコメント。悔しさを滲ませた。ケルンのロングボールを放り込むことが多いスタイルの中で、ボールを触る場面が少なかった大迫は、「ポジショニングはもっと変えた方が良かったと思うし、そこは改善の余地があると思う。これから徐々に良くしていかないといけないかなと思います」と続けた。

 スコアレスドローという結果については、「これからなんで。これからまた次に切り替えてやるしかないです」と話し、「もっと気を引き締めて1試合1試合やりたいなと思います」と気持の切り替えを強調した。

大迫 1部デビューも不完全燃焼 唯一のシュートは枠外へ
ブンデスリーガ第1節 ケルン0―0ハンブルガーSV (8月23日)


ハンブルガーSV戦に先発出場し、競り合うケルンの大迫(手前)
Photo By 共同


 今夏に2部1860ミュンヘンからケルンに加入したFW大迫が開幕戦に先発して1部デビューを果たした。

 本職のトップではなく、4―2―3―1のトップ下でプレー。立ち上がりから積極的に攻撃に絡んだが、無得点に終わり、後半17分に途中交代した。後半9分にはリッセの落としたボールに反応。ダイレクトで左足を振り抜いたが、枠の右上に大きく外れた。これが唯一のシュート。「早く試合をやりたい」と開幕戦を心待ちにしていたが、不完全燃焼に終わった。
[ 2014年8月24日 05:30 ]




開幕戦に先発出場したケルンの大迫である。
見せ場もなく途中交代となったとのこと。
これは無念であろう。
これが1部ということなのかどうかは、大迫本人が自覚しておろう。
次節にて実力を発揮するのだ。
次なる報を待っておる。


満男のFK、ノミネート

2014年08月24日 | Weblog
J1リーグ戦第21節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年8月23日(土)

 J1リーグ戦第21節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
小笠原 満男(鹿島) 8月23日 対 清水戦 得点時間:68
高崎 寛之(徳島) 8月23日 対 新潟戦 得点時間:5
山本 英臣(甲府) 8月23日 対 G大阪戦 得点時間:87
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/static/award)で近日公開されます。

■最優秀ゴール賞 -BEST GOAL AWARD- コーナーはこちら




第21節のノミネートゴールに選出された満男のゴールである。
FK一閃は素晴らしかった。
やはり技術は錆び付かぬ。
満男ほどの選手と共に勝利を積み重ねられることを誇りに思う。
これからもまた、素晴らしいゴールを決めて欲しい。
楽しみにしておる。


清水戦コメント

2014年08月24日 | Weblog
2014Jリーグ ディビジョン1 第21節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・清水とは好ゲームを毎回やっているので、タフな試合になると予想していた。データではここ数年、このスタジアムで勝てていないということがあったが、我々にとってはプラスの意味でのモチベーションになった。悪い記録を破るということで、意気込みは高いものとなった。
・前半に関しては、少しレフェリングの影響もあった。主審が過度の緊張をしてしまって、余計なイエローカードを与えてしまったり、ファウルの判定の部分でミスが少し見受けられた。そこで何らかの精神的な影響や余計な緊張を与えられたところはある。ただ、ハーフタイムまで持っていくことができたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと伝え、落ち着いてやってくれた。自分たちはパスワークを主体にしているのに、前半はボールを持ち過ぎた選手が数名いた。タメを作ってほしいとは要求しているが、それをやるべきゾーンが少しずれていた。チームのリズムを作れなかったのが残念で、改善しなければいけない部分だった。
・ハーフタイムではまず、選手たちを落ち着かせることを考えて、言葉をかけた。そして、自分たちがやるべきことの整理をした。それをピッチの中で表現した選手たちが、最後まで諦めずに走り続けて戦って得た成果は、非常に良いものだったと思う。両チームに退場者が出て、どちらが主導権を握るのか、ボール保持の部分が非常に重要だった。交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思う。
・ハーフタイムに選手を落ち着かせて、整理をして送り出したというところで、後半はいきなり得点のチャンスもあった。前へ行くという意識や積極性を後半開始直後に見せることができた。残念ながら我々に退場者が出て、時間が経ってから清水にも退場者が出て10対10の勝負になった。多くのスペースができたところで、うちが主導権を持って試合運びができた。なおかつ、数少ないチャンスをしっかり決めたところが、チームを勝利に導く形になったと思う。
・交代で入った遠藤選手が、非常に良い流れ、良い勢いをチームにもたらしたと思うし、不慣れな左サイドハーフに入った土居選手も非常に良いパフォーマンスを示したと思う。やるべき作業を徹底的に、確実にやったことで、我々に得点が生まれて、勝利に結びついたと思う。
・当然ながら全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは評価できる。また、柴崎選手と小笠原選手の運動量が光ったと思う。
・PKを取ったカイオ選手は、左サイドハーフでプレーをしている。サイドハーフには常に、ペナルティーエリア内では仕掛けたり相手に向かっていくことを要求している。それがなかなかできていなかったが、今日はそういう気持ちを持ったことを評価しているし、うれしく思っている。
・イエローカードは数多く出たが、カードをもらった選手には落ち着いてプレーするように、ハーフタイムに伝えた。





【小笠原 満男】
PKは、はじに蹴れば入る。16年連続ゴールの新記録は興味がない。自分の仕事はゴールじゃなくて、チームを勝たせること。(ゴール後は)いつも応援してくれているから彼らの方へ行った。サポーターを含めてのアントラーズ。チームみんなで勝ち取った勝利。

【遠藤 康】
とりあえず勝てて良かった。植田の退場は、後ろの選手が止めようとした結果。悪いわけではなく、積極的にいっただけ。CBとSBの間を上手く突けば、チームとして上手く回ると思っていた。練習でやっている通りのプレー。逆転出来ているので、チームとして成長しているし、強くなっている。

【山村 和也】
勝って良かった。指示はセットプレーのマークの確認だけだった。源がカードを1枚もらっていたので、ノヴァコヴィッチは自分がマークについていたが、流れの中でついていく訳にいかない時があり、結果、源が行く形になった。途中から入る機会が多かったので、今回はスンナリ入れたと思う。

2014年08月23日(土)


本日行われたJ1第21節清水戦は3-1で勝利しました。

【J1:第21節 清水 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.08.23)
8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「ここで試合をすると、毎回エスパルスとは好ゲームをやっていますし、今日もタフな試合になるだろうと予想していました。データでは、ここ数年勝っていないという報道がありましたが、それは我々にとってはプラスのモチベーションになって、その悪い記録を破るという意気込みが非常に高くなりました。

前半に関しては、レフェリーの判定に関して我々にストレスがありましたが、ハーフタイムまで行けたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと話して、落ち着いてやってくれたと思います。あと前半で問題があったのは、自分たちはパスワークを主体にしていますが、少し持ちすぎた選手が数名いたと思います。タメを作ってほしいという要求はしていますが、自分がやるべきゾーンというのが少しズレていたところがあって、チームのリズムというものを作れなかったことが非常に残念だし、改善しなければいけない部分でした。
ハーフタイムでは、まず選手たちを落ち着かせて、その後自分たちがやるべきことの整理をしました。それをピッチの中で表現した選手が、最後まであきらめずに走り続けて戦った成果が非常に良かったと思います。退場者が両チームに出たところで、どちらが主導権を握るのか、とくにボールを保持するという部分が非常に重要でしたが、そこでは交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思っています。

ハーフタイムで選手を落ち着かせて送り出して、後半はいきなり得点のチャンスもありましたし、前に行くという意識や積極性というものを立ち上がりから見せつけることができました。残念ながら我々のほうに退場があって、少し時間が経ってから相手にも退場者が出て、10対10の勝負になって多くのスペースができたところで、うちが主導権を持ってゲームを運ぶことができたこと。なおかつ限られたチャンスを確実に決めたことが、チームを勝利に導くことになったと思います。また、交代で入った遠藤(康)が、今日は非常に良い流れで良い勢いをチームにもたらしたと思いますし、不慣れな左サイドハーフに入った土居(聖真)も、非常に良いパフォーマンスを示したと思います。やるべき作業を徹底的に確実にやったことによって我々に得点が生まれて、勝利に近づいたと思っています。

もちろん、全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは、非常に評価できるところでもあります。また、柴崎(岳)と小笠原(満男)のドイスボランチの運動量が光ったと思います」

以上

【J1:第21節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(14.08.23)
●遠藤康選手(鹿島):
「(退場者が出たことは)植田(直通)とか後ろの人が頑張ってノヴァコヴィッチを止めようとした結果だけであって、積極的にやった結果がああいうふうになってしまって、審判の判定もちょっと不安定だったと思いますが、その中でもチームとして成長しているなと、強くなっているんじゃないかと思います」

Q:カウンターのときに遠藤選手が非常に良いスペースに走り込んでいましたが、それは狙っていたことですか?
「そうですね。センターバックとサイドバックの間は、空いたらチャンスになりますし、そこをうまく突けばチームとしてうまく回るし、あとはバイタルエリアでボールをもらったりすれば、チームも1回落ち着くし、練習でやっている通りできたと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「この試合はけっこう失点しているし、逆転できたから良かったじゃなくて、やっぱり後ろがゼロで耐えなきゃいけないし、そういうところを見ていかないと勝てないと思います」

Q:PKの場面はいかがでしたか?
「PKは端っこに蹴れば入るので……」

Q:個人としてもこれで16年連続ゴールになって、Jリーグの新記録ですが?
「そうなんだ。自分の仕事はゴールすることじゃなくて、チームを勝たせることなので、そういう記録は興味ないです」

Q:PKを決めた後、すぐサブのメンバーのところに行きましたが?
「やっぱり彼らを含めてのチームなので、いつも僕らに声をかけてくれるし。チームのみんなで勝ち取った勝利だと思います」

Q:こういう乱戦のときに、どういうふうにチームとしてうまく試合運びをさせようとしますか?
「それはナイショです(笑)」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「今日は微妙なところでイエローカードとかもありましたけど、我慢強くできたと思いますし、10人になってからもしっかりつないでチャンスを作ったから、あそこでFKをとって相手が退場になって、そのFKからも点が入りましたし、そういうサッカーができたので。全体的にバタバタした感じはありましたけど、ここで勝つことはすごく難しいというのはわかっていましたし、去年も2点取ってそこからひっくり返されたというのもありましたし、ここで勝てたのはすごく大きいと思います」

Q:不測の状況が起こっても、バタバタしない強さがチームに出ているなと感じますか?
「今年の試合でも、ホームの神戸戦で青木(剛)が退場して、そこでPKを決められて、そこからまたポンポンと点を取られてしまった試合もありましたし、そういうところも経験として生きていると思います。そういう中で、先制もされましたが逆転したのはすごく良かったと思います」

Q:チームの力がついてきているなと?
「それは勝つことによってそうなっていくと思いますし、それがいちばんチームとして成長できますし、優勝争いすることがそうですし、引き続きそうなるようにできればいいと思います」

[ J1:第21節 清水 vs 鹿島 ]


先制をされた鹿島は61分に、PKを小笠原満男(鹿島#40)が決め同点とすると、その7分後(68分)には、小笠原がFKを直接決め2-1と逆転に成功した。

[ J1:第21節 清水 vs 鹿島 ]


鹿島は68分に逆転をすると72分には、遠藤康のセンターリングをダヴィ(写真左)が頭で合わせ3-1とした。試合はそのまま鹿島が競り勝ち、鹿島はこの勝利でリーグ戦4連勝となり8試合負けなしとなった。

小笠原がPK&FK弾!!鹿島が清水に3発逆転で3年ぶり4連勝
14/8/23 20:04

[8.23 J1第21節 清水1-3鹿島 アイスタ]

 鹿島アントラーズはアウェーで清水エスパルスに3-1で逆転勝ちし、11年以来、3年ぶりの4連勝を飾った。これで8試合負けなし(5勝3分)となり、首位・浦和と勝ち点2差の3位に浮上。一方の清水は2連敗となり、ホームでの公式戦連勝も3でストップした。

 序盤は鹿島が攻勢に出た。前半11分、DF西大伍の右クロスからセカンドボールをMF小笠原満男がミドルシュートで狙うが、GKの正面。同23分にはFWダヴィのシュート性の左クロスがニアのゴールポストを直撃した。

 先制したのは清水だった。前半31分、DFイ・キジェの左クロスをファーサイドのFWノヴァコヴィッチがヘディングで折り返し、FW石毛秀樹が頭で落としたところをMF大前元紀が左足で流し込んだ。

 大前の公式戦3戦連発となるゴールで清水が1点をリードして前半を折り返したが、鹿島は後半14分、ドリブルでPA内へ切れ込んだMFカイオがDF吉田豊に倒され、PKを獲得。これを小笠原がゴール右隅に決め、小笠原の今季初ゴールで1-1の同点に追いついた。

 後半18分、鹿島DF植田直通が2枚目の警告で退場となるが、同21分にはMF遠藤康を倒したイ・キジェが決定的な得点機会の阻止で一発退場。両チームが退場者を出し、10人対10人となった。すると、このプレーで獲得したゴール正面からのFKを小笠原が右足で直接沈め、2-1と逆転。後半27分には遠藤の左クロスにダヴィが頭で合わせ、3-1と試合を決定づけた。

 PKとFKで2ゴールを挙げた小笠原は試合後のインタビューで「先に先制されたけど、チームが慌てず、逆転勝利まで持っていけたと思う」と振り返った。今季21試合目で待望の今季初ゴールを含む2得点。「これだけ試合をして2得点じゃ少ない」と話すと、3年ぶりの4連勝にも「僕たちは4連勝では満足しないし、まだ上にチームがいるので、もっともっと勝っていかないといけない」と力を込めていた。

鹿島、3連勝で3位浮上


鹿島は清水に先制されたものの、MF小笠原 満男選手(左端)の2ゴールを含む3得点で逆転し、3-1で勝利。3連勝で3位に浮上した。




レフェリングについて口にした指揮官である。
特に前半は偏ったジャッジと想われても仕方の無いところであった。
それを乗り越え逆転したことを褒め称えて良かろう。
また、ヤスは「チームとして成長しているし、強くなっている」と言い、曽ケ端もチームに力がついていることを肯定しておる。
練習の積み重ねがチーム力を向上させておる。
更に連勝を続けて行きたい。
楽しみである。