鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

豊川、早稲田大学合格

2013年01月30日 | Weblog
早稲田大学人間科学部eスクールに豊川選手が合格
2013年度早稲田大学人間科学部e スクール(通信教育課程)の特別選抜入学試験に、豊川選手が合格しました。
早稲田大学では、2007年より人間科学部 eスクールにスポーツ分野の特別選抜枠を設けております。
豊川選手は、今後アントラーズでプレーを続けながら、通信課程で単位を取得します。


豊川が早稲田大学に合格とのこと。
これは、2008年の川俣篤人2012年の伊東に続いての入学となる。
元々進学希望であった豊川としては二足のわらじも苦にはなるまい。
是非とも勉学とプロサッカー選手の両立を成し遂げて欲しい。
期待しておる。

岩政、先陣を切る

2013年01月30日 | Weblog
2013年01月30日(水)

9時よりグラウンドでランニングを行いました。午後練習はグループ別に測定を行う予定です

練習する選手たちである。
先頭を走るのは岩政大樹。
高卒ルーキーの植田を口説いたカリスマは、選手としての実力が伴ってこそ。
その岩政は本日・1月30日が31歳の誕生日である。
岩政もベテランの域に入り、ますますプレイに円熟味が増してきた。
今年も高さで相手を圧倒し、堅守を支えて欲しい。
期待しておる。

新潟・小谷野・岡本、練習試合にてゴール

2013年01月30日 | Weblog
練習試合(静岡産業大) 試合結果のお知らせ
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。本日、当クラブトップチームが静岡産業大学と練習試合を行いましたので、試合結果をお知らせします。

■日時
2013年1月30日(水)11:00キックオフ
※試合時間は45分×2

■会場
静岡県愛鷹広域公園多目的競技場

■試合結果
アルビレックス新潟 5
静岡産業大 0
前半:2-0
後半:3-0

■得点者(アルビレックス新潟のみ)
前半20分 川又 堅碁
前半25分 川又 堅碁
後半19分 大井 健太郎
後半20分 小谷野 顕治
後半32分 岡本 英也


練習試合にて得点した新潟の小谷野と岡本である。
二人ともチャンスを逃さず結果を出しておる。
是非ともポジションを奪い、活躍して欲しいところ。
小谷野のドリブルと岡本のシュートはJ1でも屈指のもの。
それが新潟のサッカーにフィットすれば鬼に金棒と言えよう。
これからも良い報を待っておる。

植田、五輪代表・フル代表が目標

2013年01月30日 | Weblog
鹿島にワニのような新人DF植田
 「ワニ男」がプロで暴れる。鹿島の新人DF植田直通(18)が29日、茨城・鹿嶋市のカシマスタジアムで新入団会見に出席。186センチ、77キロと恵まれた体を持つ新人は、プレースタイルをワニに例えて説明するなど第一印象で周囲の気持ちをグッとつかんだ。目標はスタメン獲得と日本代表入り。大きな希望を胸に、Jの世界へ飛び込む。

 誰もが緊張するであろう入団会見で、植田が大物ぶりを発揮した。「自分を動物に例えるとワニ。ワニは水中に獲物を引きずり込んで仕留める。自分も空中戦や1対1とか、得意な部分に持っていって仕留めたい」と独特の表現でプレースタイルを説明。熊本・大津高ではU-19日本代表に選出され、クラブ幹部から「1年目から期待できる」と高評価を受けるセンターバックは、プロとしての最初の“仕事”で会場を沸かせた。

 もちろん達者なのは口だけではない。186センチ、77キロという恵まれた体格で、相手を圧倒してきた。同じく大津高から入団するMF豊川も「こいつが守備で負けたのを見たことがない。大学生でもプロでも吹っ飛ばしていた」と証言。自身より10センチほど高身長の選手と競り合っても、それ以上に高い位置でヘディングするなど、食い付いた標的は逃さない。

 目標の選手は、J屈指の守備力を誇る同僚のDF岩政。昨夏、鹿島の練習へ参加した際に食事へ誘われ「自分と同じ技術を身に付ければ、パーフェクトなディフェンダーになれる」と背中を押してもらった先輩だ。「(岩政)大樹さんを超えられるように、技術を盗みたい。1日でも早くレギュラーをつかんで、日本代表を目指したい」。中学時代はテコンドーで世界大会に出場した異色の新人。プロという荒波にもまれながら牙を磨き続け、野望を成し遂げる。【湯浅知彦】

 ◆植田直通(うえだ・なおみち)1994年(平6)10月24日生まれ、熊本県出身。宇土市立住吉中時代はテコンドーで日本王者となり、世界大会を経験した。大津高では11年U-17W杯に出場。昨年はU-19日本代表選出。本年度の全国高校選手権は1回戦敗退。約10クラブが獲得に乗り出したが「雰囲気がファミリーに近い」という理由で鹿島入りを決めた。186センチ、77キロ。利き足は右。
 [2013年1月30日7時18分 紙面から]

鹿島・植田「ブラジルW杯&リオ五輪狙う」

セレーゾ監督(中央)を中心に、鹿島の新入団選手が勢ぞろい。肝っ玉ルーキー・植田(左端)に注目だ

 J1鹿島は29日、茨城・鹿嶋市内で新体制を発表。8年ぶりに復帰するトニーニョ・セレーゾ監督(57)らが出席し、前日の大雪で延期になっていた熊本・大津高出身のDF植田直通(18)、FW豊川雄太(18)の2人の新人選手もお披露目。1メートル86の植田は、2014年ブラジルW杯や16年リオデジャネイロ五輪を「狙っていきたい」と宣言。体も肝っ玉もデカいルーキーに注目が集まる。


笑顔で記念撮影するJ1鹿島の(左から)FWダビ、トニーニョ・セレーゾ新監督、MF野沢拓也=茨城県鹿嶋市のカシマスタジアム

ダイヤの原石は、体もデカけりゃ肝っ玉もデカかった。1メートル86の植田がいきなり大きな目標を掲げた。

 「早い段階でレギュラーに定着して、すべてのタイトルを取りにいきたい。ブラジルW杯やリオ五輪も狙っていきたい」

 チームメートとなる元日本代表DF岩政大樹(31)や、スペイン代表DFプジョル(34)=バルセロナ=が好きという18歳。「厳しいレギュラー争いに勝てば、自然と代表入りも見えてくる」と視線は早くも世界を見据えていた。

 会見で「自分を動物に例えると?」との質問が飛ぶと、眉ひとつ動かさず「ワニ」と即答。「ワニは水の中に引きずり込んで勝利に持っていく。自分も空中戦や地上戦での1対1という得意なところで、相手を完全に仕留めたい」。幼少時にテコンドーで鍛えた体の強さはピカイチ。鉄壁の“クロコダイルディフェンス”でゴールを守るつもりだ。

 対戦したい選手についても「FWはすべて止めたい」。強気な精神面も武器に、2006年の日本代表DF内田篤人(24)=シャルケ=以来、チーム史上2人目となる高卒ルーキー開幕スタメンを目指す。 (伊藤昇)
(紙面から)


鹿島新加入の植田 不動のレギュラー岩政に挑戦状!

新ユニホームを着て写真に納まる(左から)植田、前野、ダヴィ、セレーゾ監督、野沢、中村、豊川
Photo By スポニチ


 大津高から鹿島に加入する昨年のU―19日本代表DF植田が14年W杯ブラジル大会と16年リオ五輪の出場を目標に掲げた。

 29日にカシマスタジアムで行われた新体制発表に出席し「鹿島でレギュラーになってA代表に入りたい。W杯も五輪も狙っています」と宣言。センターバックは中田、岩政、青木、山村、昌子ら人材豊富で定位置争いはし烈を極めるが「まずは岩政さんを超えたい」とザックジャパン経験もある不動のレギュラーに挑戦状を叩きつけた。

 背番号は23。新入団会見で恒例となりつつある「自らを動物に例えると?」の質問には「ワニ」と即答し「ワニは水の中に相手を引きずり込んで勝利する。自分も得意な空中戦や1対1に持ち込んで相手を仕留めたい」と説明した。

 憧れの選手はバルセロナのDFプジョル。「対戦する全てのFWを抑えたい」と1年目からの活躍を誓った。
[ 2013年1月30日 06:00 ]

元U―19代表DF植田「W杯狙う」…鹿島
 鹿島が29日、新体制発表とトニーニョ・セレーゾ新監督(57)、新加入選手会見を行った。11年U―17W杯で8強入りに貢献した元U―19日本代表DF植田直通(18)は、熊本・大津高で正月の全国高校選手権で初戦敗退。茨城・鹿嶋市内の寮で新生活を始めており「A代表に入りたい。W杯を狙っていきたい。(鹿島の)先輩たちを超えられたら代表も近い」
(2013年1月30日06時02分 スポーツ報知)

18歳の逸材・植田 オレはワニ レギュラー奪取→代表入りだ
2013年1月30日 紙面から


鹿島の新体制発表記者会見に臨んだ(左から)植田、前野、ダビ、トニーニョ・セレーゾ監督、野沢、中村、豊川=茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで(関陽一郎撮影)

 鹿島は29日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで2013年新体制発表記者会見を開き、8年ぶりに復帰したトニーニョ・セレーゾ監督(57)のほか、新人のDF植田直通(18)、FW豊川雄太(18)=ともに熊本・大津高出身=ら7人が出席した。2011年U-17ワールドカップ(W杯)メキシコ大会ベスト8メンバーの植田は自身を「ワニ」にたとえ、鹿島でのレギュラー奪取から日本代表入り、いずれは世界一のセンターバックになることを目標に掲げた。
 何とも頼もしいワニ宣言が飛び出した。「自分を動物にたとえると?」と聞かれた植田は「ワニです」と即答し、眼光鋭く「ワニは(獲物を)水に引きずり込む。自分も得意の空中戦、地上戦で(相手を)完全に仕留めたい」と言った。
 186センチの長身で、子供のころにはテコンドーで鍛えた屈強な体が特徴だ。11年U-17W杯の主力で、10前後のJクラブが競った逸材が鹿島を選んだ理由は、家族的な雰囲気であることに加え、強豪であり、その中でレギュラーを勝ち取ることが日本代表への近道と考えたから。
 来年のW杯開催時には19歳となっている植田は「選手層が厚いので、レギュラー取りは難しいと聞いている。(元日本代表DFの)岩政さんから学び、先輩たちを超えていけば代表は近いと思う。五輪やW杯も狙っていきたい」と臆することなく言い、あこがれの元スペイン代表DFでバルセロナ主将のプジョルを引き合いに出し、「世界一のセンターバックを目指したい」と目標を打ち立てた。
 もう1人の新人、植田と同じ大津高出身の豊川は「すばしっこいのでイタチ」と笑わせ、「(練習に参加したとき)本山さん、野沢さんからプレーはもちろん、人間的な部分でも刺激を受けた。弟子入りして、学びたい」と話した。お互いをよく知る2人の今季の目標はもちろん「優勝」。昨季はリーグ戦11位に沈み、4年ぶりのJ1制覇を狙う名門に、血気盛んな若手が加わった。 
(関陽一郎)

植田の入団会見がニュースになっておる。
自らをワニと評する若者は新人らしからぬオーラを感じさせる。
これからは「ワニ男」と報道されることとなろう。
元祖「ワニ男」の元ヤクルト・阪神のパリッシュが如く活躍して欲しいところ。
期待しておる。

野沢、最低でも最高でも優勝しかない

2013年01月30日 | Weblog
鹿島復帰の野沢「家出息子が帰ってきた」
 鹿島の新体制発表が29日、茨城・鹿嶋市のカシマスタジアムで行われ、トニーニョ・セレーゾ新監督(57)と新加入選手6人が会見に臨んだ。

 鹿島のトニーニョ・セレーゾ新監督(57)とMF野沢拓也(31)が古巣への復帰会見で意気込みを語った。8季ぶりに指揮を執る同監督は「長く離れたけど、ふらっと出て行った散歩からわが家に帰ってきた感じ。前と同等か、それ以上の成果を出したい」。6季で5タイトルを獲得した前回を上回るつもりだ。2年ぶりに戻ってきた野沢も「家出息子が散歩から帰ってきました」と歩調を合わせた。昨季は神戸でJ2降格を経験。「残るか迷ったけどベストの選択をしたかった。鹿島は最低でも最高でも優勝しかない」と決意を新たにしていた。

 [2013年1月30日7時17分 紙面から]

復帰の野沢がニュースになっておる。
トニーニョ・セレーゾ監督の「散歩からわが家に帰ってきた感じ」に対して「散歩に出ていたのかなと。また我が家に帰って来ることができました」と述べておる。
家出息子という言葉だけ切り取ると、神戸サポーターの不評を買ってしまうであろうが、話の流れを追えば自然な形となる。
野沢としては神戸を降格させてしまった責任は十分に感じておるので、そのことを神戸の方々は理解してあげて欲しい。
残留を目指した神戸とは異なり、鹿島は優勝というはっきりとした目標を持ったクラブである。
そのことを骨の髄まで染み込ませた野沢の復帰は、鹿島にとって大きい。
勝利のために戦う野沢と共にタイトルを得ようではないか。
楽しみにしておる。

豊川、早く中心選手になりたい

2013年01月30日 | Weblog
鹿島・豊川「2年目以降」に照準!
 大津高で植田と3年間プレーをともにした鹿島・豊川は29日、「早く鹿島の中心選手になりたい。1年目で土台を作り、2年目以降に試合に出られたら」とビジョンを語った。登録はFWだが中盤もこなせるユーティリティー選手で「前めのポジションならどこでもできます」と自信を見せる。関係者は「攻撃のセンスがいい」と話す期待の存在だ。
(紙面から)

二年目以降に試合出場を目指すと語る豊川である。
なかなか謙虚な姿勢と言えよう。
登録はFWととなり、ライバルは1年先輩の中川となる。
その中川は1年前に出場どころか10得点を目標と豪語しており対照的であった。
タイプの違うふたりが切磋琢磨して成長していけば、鹿島の未来は明るい。
豊川のセンスと中川のパワーで勝利を掴む姿が見えてくる。
楽しみにしたい。

トニーニョ・セレーゾ監督、前回以上の結果を

2013年01月30日 | Weblog
鹿島・セレーゾ監督、8年ぶりに古巣復帰!
 J1鹿島は29日、茨城・鹿嶋市内で新体制を発表。8年ぶりにセレーゾ監督が復帰した。かつてチームを6季率いた指揮官は「自宅に戻ってくるような気持ち。結果のための努力を惜しまない」と抱負を述べた。就任1年目の2000年に史上初の年間3冠(Jリーグ、ナビスコ杯、天皇杯)を達成するなど、在任時は計5冠を獲得。「以前と変わったのは白髪が増えたことだけ。結果は以前よりも大きいものを得るつもり」と意気込んだ。 (カシマ)
(紙面から)


8年ぶり復帰のセレーゾ監督 鹿島“再生”へ奮起
 鹿島アントラーズの今季のスローガンは、ポルトガル語で「再生」を意味する「Renascimento(レナシメント)」に決定した。昨季リーグ戦はクラブ史上ワーストの11位に低迷。本来のポゼッションスタイルが影を潜めただけに「原点に返り本来の姿を取り戻す」との誓いを込めた。

 8年ぶりに古巣に復帰するセレーゾ監督は「前回と同様、もしくはそれ以上の成果を残したい」と宣言。00~05年の6年間で国内5冠を達成した第1次政権以上の結果を目指す。
[ 2013年1月30日 06:00 ]

セレーゾ監督、変わったのは白髪くらい
2013年1月30日

 4季ぶりのJ1制覇を狙う鹿島にセレーゾ監督が復帰した。2000年代前半にクラブに数々の栄冠をもたらした57歳の指揮官は「当時と変わったのは白髪が増えたことくらい。初めて来た時と同じで、成功したいという強い意思を持ってきた」と力強く語った。

 00年に就任1シーズン目でリーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯を制し、史上初の3冠を達成した。チームは昨季J1で11位と低迷。前回の就任時は、前年リーグで9位だったチームを立て直し、3冠に導いた。その再現へ「まずはスタートダッシュに成功すること」と、3月の開幕を見据えた。

開幕ダッシュで王座奪還目指す J1鹿島が新体制発表
2013年1月30日


活躍を誓ったトニーニョ・セレーゾ監督(中央)と(左から)植田、前野、ダビ、野沢、中村、豊川の新加入選手ら=鹿嶋市で

 四季ぶりのリーグ制覇へ体制は整った-。トニーニョ・セレーゾ新監督と新入団六選手を二十九日、発表したサッカーJリーグ一部の鹿島アントラーズ。二〇〇〇年から〇五年まで鹿島を指揮し、八年ぶりに復帰するセレーゾ監督は王座奪還の鍵を「開幕ダッシュ」と強調した。
 鹿島は昨季のリーグ戦で、一期制ではクラブ史上初の二けた順位の十一位。戦術が固まらない序盤のつまずきが最後まで響いた。
 セレーゾ監督は前回の在任時の〇〇年にリーグ、カップ戦、天皇杯の三冠を達成。会見で「以前、長くいたから散歩から家に戻ってきたような気分だ」と笑顔で復帰を喜んだ。開幕ダッシュの重要性について「サッカーは不測の事態が起きる。だが最初から一つ一つ勝利を重ねて貯金しておけば不調の時に生きる。選手にも意識付けする」と説いた。
 新加入は、ヴィッセル神戸から戻ってきたMF野沢拓也選手、昨季J2ヴァンフォーレ甲府で32得点し、J2得点王となったFWダビ選手ら攻撃力があるメンバー。井畑滋社長は今季のスローガンに「再生」を意味するポルトガル語の「レナシメント」を掲げ、戦術でも以前のように「中盤のボール支配率を高めながら得点力向上を目指す」と宣言した。(井上靖史)

鹿島、王座奪還へ始動 7選手加入新体制発表

【写真説明】トニーニョ・セレーゾ監督(中央)と新しいユニホームに身を包んだ新人・新加入の選手たち=県立カシマスタジアム

J1鹿島は29日、鹿嶋市神向寺の県立カシマスタジアムで今季の新体制を発表したほか、トニーニョ・セレーゾ新監督(57)や加入選手の会見を開き、4季ぶりのリーグ王座奪還に向けてチームが本格的に動き出した。

今季のスローガンはポルトガル語で「再生」を意味する「RENASCIMENTO」。Jリーグ開幕20周年を迎える今季、原点に立ち返り、本来の強い姿を取り戻す願いが込められている。

8年ぶりに復帰するセレーゾ氏は2000年から6季鹿島を率いて、国内主要タイトルを計5個獲得した。同監督は「初めて来たとき以上の気持ちでいる。以前と同等か、それ以上の結果を出せるようにしたい。そのための努力を惜しまない」と決意を述べた。

新加入はMF野沢拓也(31)=笠間市出身=やブラジル人のFWダビ(28)ら5人と高校生の新人2選手を合わせた計7人。チームは28日に始動し、来月4~15日まで宮崎市内で恒例のキャンプを張る。


「前回と同様か、それ以上の結果を出したい」と語るトニーニョ・セレーゾ監督である。
2000年に就任した際は三冠を獲り世界に名を馳せた。
今回もナビスコ杯・リーグ戦・天皇杯の三冠を目指したい。
それに加え、ブラジルの名門・サンパウロとの対戦であるスルガ銀行チャンピオンシップもある。
このタイトルを連覇し得れば、トニーニョ・セレーゾ監督と鹿島の名は更に世に広まるであろう。
チーム一丸となってタイトルに全力を尽くしたいところ。
トニーニョ・セレーゾ監督を男にするのだ。
期待しておる。

浦和・興梠、練習試合でゴール

2013年01月30日 | Weblog
興梠「最初が大事」志願の強行出場で移籍後初ゴール!

ドリブル突破を図る浦和の興梠
Photo By スポニチ


 新加入の浦和FW興梠が移籍後初ゴールを決めた。高校選手権で全国優勝した母校・鵬翔(宮崎)の松崎監督や後輩たちが見守る中、昇格組の大分との練習試合で4本目に出場。1トップに入り、8分に左足で豪快な同点弾を決めた。

 連日のハードトレで両膝、両ふくらはぎはパンク寸前だった。ペトロヴィッチ監督から「無理をするな」と助言されたが「最初が大事なんで」と強行出場を志願。試合後には後輩たちから「ナイスゴール!」と“上から目線”で激励された。指揮官は「われわれが必要とする選手で、機能するというのを見せてくれた」と早速、合格点を与えた。

 同じポジションにはFW原口もいる。競争はし烈だが、興梠はもちろん負けるつもりはない。1次キャンプは30日に打ち上げ。良いイメージを持って指宿キャンプに臨む。
[ 2013年1月30日 06:00 ]

興梠、移籍後初ゴール!大型補強成果…浦和
 ◆練習試合 浦和5―3大分(29日・宮城県総合運動公園内ラグビー・サッカー場=45分×4本) 1次キャンプを行う浦和は29日、宮崎県総合運動公園ラグビー・サッカー場で大分と練習試合(45分×4本)を行い、5―3で勝利した。鹿島から新加入したFW興梠慎三が移籍後初得点。広島から加入のDF森脇良太(ともに26)もアシストを記録するなど、大型補強を行った成果が早くも表れた。

 興梠は4本目に1トップで出場。同9分に、エリア内に足をかけた付近から、浮き球を左足ボレーで決めた。全国選手権大会で宮崎県勢として初優勝した母校・鵬翔高のサッカー部員、母・定子さんが見学する中での移籍初ゴール。「最初が肝心。結果を残さないと、と思っていたから良かった」と安どの表情を浮かべた。

 昨季1トップを務めたFW原口らとのポジション争い。今キャンプでは、慣れない練習から両ふくらはぎが肉離れ寸前になっていたが、「(信頼されるまで)無理するくらいやらないと」と強行出場した。前線でコンビを組んだMFマルシオリシャルデスも「(クラブにとって)得な選手。動き出しがいいし、頭がいい。この先が楽しみ」と新エースを絶賛した。

(2013年1月30日06時02分 スポーツ報知)

練習試合で得点した浦和の興梠である。
1TOPでの起用に応えた格好となった。
とはいえ、練習試合4本目での出場であり、序列は低い模様。
ポジション争いに勝利し、レギュラーを目指して欲しい。

トニーニョ・セレーゾ監督、厳しい監督

2013年01月30日 | Weblog
▼スタートの重要性を説くトニーニョ・セレーゾ監督「開幕から目覚めた状態でリーグに入る」


 2000年から6年に渡ってチームを指揮し、00年にJリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠を達成するなど、数々の栄冠を鹿島アントラーズにもたらしたヒゲの指揮官が、8年ぶりに復帰した。かつてブラジル代表の中盤でも活躍したトニーニョ・セレーゾ監督だ。

 目を細めて、指揮官は語る。「長年鹿島にいたので、復帰というより、ちょっと散歩して戻ってきた感じです。情報は収集していましたし、常に応援していました。このクラブに戻って来るのは、自宅に戻って来るような気持ちです。当時と変わったことは、白髪が増えたくらい。意気込みは初めて来たときと変わりません。むしろ、それ以上の気持ち、成功したいという意思できています。以前の成績のことを言われますが、それと同等、もしくはそれ以上の結果を出せるようにしたい。そのための姿勢、必要な努力を示していきたい」。

 選手としても、監督としても、多くのタイトルを勝ち取ったトニーニョ・セレーゾ監督は、開幕ダッシュの重要性を強調した。「リーグ優勝というのは、一つひとつの勝利の積み重ねです。それをつかむためには、開幕ダッシュが必要です。シーズンを通して常に安定して戦えるわけではありません。しかし、(序盤の)貯金があれば、楽に、良い状態で戦えます。昨シーズン、ガンバ大阪さんがJ2に降格しました。あれだけの選手層、質の高い選手がいるのに、サッカーでは驚きや予期できないことが起こります。開幕ダッシュをしておかなければ後々、厳しいことになります。逆に開幕ダッシュできればシーズンの途中で多少、不安定になっても、優勝争いできる4、5クラブの中に加われるでしょう」と、力説する。

 トニーニョ・セレーゾ監督をよく知るMF野沢拓也は「厳しい監督」と表現したが、要求の高さは変わらなさそうだ。「いろいろなところに目を配らないといけません。選手個人も自分のケアをしっかりしないといけない。そうしないと、どこかで辛い思いをしたり、痛い目にあったりする」と、サッカーにすべてを注ぐよう選手たちに求めた。そして、昨季を振り返り「昨年は悪いスタートを切り、そこで慌てて目覚めて取り組んだと思います。私は、そういう形を望まないし、そういうことは期待していない。開幕から目覚めた状態でリーグ戦に入っていけたらと思います」と、キャンプを通じて万全の状態にチームを仕上げて、開幕を迎えることを誓った。

(取材・文 河合拓)

トニーニョ・セレーゾ監督を厳しい監督と評する野沢である。
時は経ってもかつての指導は頭から離れぬ様子。
是非とも、再び三冠を成し得て欲しいところ。
その為に恥を忍んで野沢も戻ってきた。
開幕ダッシュでタイトルを目指すのだ。
期待しておる。

新加入コメント

2013年01月30日 | Weblog
【2013シーズン始動!】鹿島:新監督・新加入選手記者会見での出席者コメント(13.01.29)
本日、鹿嶋市内にて鹿島アントラーズの新監督・新加入選手記者会見が行われました。会見でのコメントは以下のとおりです。

●トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島):
「みなさん、こんにちは。長年、僕はここにいたので復帰と言うよりもちょっと散歩して戻ってきたような感じです。遠くにいましたが、そこから情報収集をしていましたし、つねに応援をし続けていました。こうやって戻ってくるというのは自宅に戻ってくるような感じです。当時と変わったことと言えば、白髪が増えたくらいではないかと思います。意気込みとしては、初めて来たときと変わりませんし、それ以上の気持ちですし、成功したいという思いです。以前の成績をいろいろ言われますが、それと同等かそれ以上の成果を出したいと思いますし、そのための努力を惜しまない姿勢を示していければと思います」

●ダヴィ選手(鹿島):
「みなさん、こんにちは。外にいたときからアントラーズファミリーの話を聞いていました。またチームの選手とも話すなかでファミリーの話は出てきていました。そのファミリーの一員として加わることができたことは光栄に思います。キャリアのなかで一回しかないチャンスであって、そのなかでしっかりと期待されているものに答えることができればと思っています」

●中村充孝選手(鹿島):
「こんにちは。鹿島というチームはいままですごくタイトルを取ってきているチームで、小さい頃から知っているチームでした。そのチームに入ることができて、すごく光栄に思っています。いまはとりあえず早くサッカーがしたいという気持ちです」

●前野貴徳選手(鹿島):
「こんにちは。まずは鹿島の一員になれて幸せですし、いまはワクワクしていて早くサッカーがしたいな、という気持ちでいます。タイトルを取れるようにがんばりたいと思います」

●野沢拓也選手(鹿島):
「ご無沙汰しています。僕もセレーゾ監督と同じ気持ちで、散歩に出ていたのかな、と。それでまた我が家に帰ってこれたというのは、家出した息子が戻ってきた感じかもしれません。このユニホームを着て、安心する気持ちと共に、またこうやって新しく入ってきたメンバーとともにまた強いアントラーズをもう一度取り戻したいです。セレーゾと一緒に戻ってきたのも、加入したときもセレーゾと一緒で2000年でしたし、帰ってくるのも一緒で、一緒に戦えるという喜びもあります。本当に鹿島のために全力を尽くして戦いますので応援よろしくお願いします」

Q:どんなプレーをサポーターに見て欲しいですか?
●ダヴィ選手(鹿島):
「僕を含め、ここにいる他の3人も日本で長くプレーしていますので、どういうプレーをするのか、どういう特長を持っているのか、みなさんわかっていると思います。ただ、そのなかでもタイトルを獲らなければいけないという使命感を持って取り組んでいきたいと思いますし、日々の練習からその姿勢をしっかり見ていただきたいと思います。日々の努力がピッチのなかで成果として表れると確信しております。あとは得点するなり、そういったプレーが期待されていると思うので、それをしっかり示していきたいと思います。僕を含め、全員がピッチのなかで躍動感溢れる、勝利を追求した姿勢というものを練習、試合で示すことができれば、と思っています」

●中村充孝選手(鹿島):
「僕はFWをやったり中盤をやったりするんですけど、やっぱりゴール前でのプレーを自分の得意とするところなので、まわりにすごい選手がいるので、その選手と共有する部分もあると思う。そのなかでも自分はゴールを獲らないといけないというのは十分わかっているので、そこを意識してやっていきたいです。あとは攻撃だけじゃなくチームが勝つためにやっていかないといけないところもあるので、そこを見て欲しいと思います」

●前野貴徳選手(鹿島):
「僕のポジションは、去年だったら新井場さん、その前だと名良橋さんとかがやっていたポジションなので、もちろん比較されるところはあると思いますけど、自分の持ち味は左利きということが持ち味ですし、攻撃的なプレースタイルだと思うので、アシストだったり得点に絡めるプレーをしたいと思います。攻撃だけでなく守備にも自信をもっていますし、1対1で負けないプレーを全力でやりたいと思います」

●野沢拓也選手(鹿島):
「鹿島というチームは最高で優勝、最低でも優勝であるチームであって、それ以外はなにもいらないですし、そうなるためには日頃の練習の競争心が重要。優勝してきたときというのは、チームが競争しあって得たものであって、それをもう一度取り戻すためには、全員でもう一度思い出して、監督の下、みんなで努力して競い合って、それが優勝という結果に導くものだと思う。自分個人としては、チームが勝つために努力して全力を尽くすだけだと思います」

Q:今年の目標と抱負を聞かせて下さい。
●トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島):
「目標というのは当然ながら1つでも多くの勝利を手にすることです。ただ、それをするためには努力を惜しまないことが必要になります。昨年の試合を数試合見ました。自分たちのチームを含め、相手の試合も見ましたが、日本のサッカーはだいぶ戦術的な進歩というのが感じられるようになり、また守備の規律というのが全チームで行われるようになったと思います。全員で帰陣して全員守備して全員でボール奪取しにいく、アグレッシブにやるということに変わりはありません。そうすると、攻撃にとってはゴール前までたどり着くためにはそれ以上の努力をしなければなりませんし、そうでなければ得点できないという状況なのがいまのJリーグだと思います。拮抗してきていると思います。昔は数チームが優勝争いをする状況でしたが、いまでは全チームが優勝の可能性がある状況だと思います。当然ながら、昔と同等のことをやっていきます。相手に対してアグレッシブにプレスをかけてボールを奪いにいく。そこから攻撃に転じるということは変わりないやり方です。相手の守備、あるいは攻撃のビルドアップをするところから頭を使わせる、あるいは努力をさせることを、相手にさせなければなりませんし、マイボールにしたときに素早く相手ゴールに攻め込むということを考えなければなりません。サッカーというのは楽しくなくてはいけないものなので、その楽しさもピッチのなかで表現できればと思います。90分、それをやり続けるということが一番難しいことであって、そのための準備をやらなければなりません。また、僕が最初に就任したときに若手だった選手が、いまは経験豊富な選手となり、彼らの微調整をしていかなければなりません。またチームとしてもどうやって機能させていくかを全員で考えていかなければなりません。やらなければならないことは一杯あります。あとは選手たちとともに練習に全身全霊をかけ、ひとつずつ、あるいは日々の練習にしっかりと取り組んでいければと考えております。
リーグ優勝するためには、ひとつずつの勝利の積み重ねであるし、まず開幕ダッシュをしなくてはならない。当然ながら、シーズンの全部を安定して戦えるかと言えば戦えないわけなので、そういう不安定になったときに貯金が少しでもあれば、楽に、あるいは良い状態で戦うことができます。日本のサッカーを見ても、G大阪さんのように、あれだけの選手を抱えながら、あるいは選手の質を抱えながら、J2に降格することもあるということを見れば、サッカーというものは驚きというか予想もできなことが起きる世界です。開幕ダッシュというものをしていなければ、後々差が詰まってきたときに苦しい状況になりますし、逆に開幕ダッシュをしっかりやれていれば、途中の中間くらいに多少不安定になってしまっても、最終的に5から6チームの優勝争いに加わることができます。そういったサッカーの厳しさがあると思います。あとはいろんな部分に目を配らないといけないし、選手自身もケアというものをしっかりやらないといけません。そうしないと、どこかで痛い目に、あるいは辛い思いをするようになってきます」

●ダヴィ選手(鹿島):
「僕の考えは優勝するというところに変わりはないです。それは僕を含め全選手が同じことしか考えてないと思います。年々、リーグ戦においては拮抗してきて、中くらいのチームでも優勝できる状況になっています。また我々と同等の力を持つチームも増えてきていると思われます。ただ、考えることは迷い無く自分たちのサッカーをやって、自分たちのリズムで試合をやる、ということに変わりはありません。そのための努力もしっかりやらないといけない。期待されている大きさを僕は感じていますし、その期待に応えられる意識もあります。それをチームとして、全員で優勝を大前提に戦い続けて、最後に笑えるようになればな、と思います」

●中村充孝選手(鹿島):
「鹿島というチームは絶対的にタイトルを獲らないといけないチームだと思いますし、そのために、さっき監督も言っていたように、1日、1日を無駄にせず、ちょっとでもさぼるとそれは実現できないと思うので、毎日、選手ひとりひとりが争うというか、競争し合わないと良いチームは作れないと思う。そこに勝って、自分自身はFWの選手に負けないくらい点を取りたい。それがチームのためにつながると思うので、そこはしっかりやっていきたいと思います」

●前野貴徳選手(鹿島):
「1日、1日が戦いですし、競争ですし、そのなかで勝っていかないと個人としても、試合には出られないですし、チームとしてもタイトルを争うこともできないので、個人を含めてですけど、チームとしてひとつになってタイトルを目指してがんばりたいです」

●野沢拓也選手(鹿島):
「目標に近づくために努力して優勝するだけです」

Q:当時若手だった野沢選手が一緒に帰ってきました。いま野沢選手をどう見ていますか?
●トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島):
「なぜ彼がここを出て行ったのかわかりませんが(笑)、ちょっとキャリアのなかで人生経験を積みたいということだったのかもしれません。でも、それは本人の決断ですので尊重したいと思います。当時は、まだプロになって間もないときでした。そして、青年から大人になる課程を見ましたし、選手としても成長していく過程を見ていました。シュートも両足で打てますし、プレスキッカーでもありますし、高い技術をもっていますし、能力も高いです。ほんとうに、また再び一緒に仕事ができる良い機会ができましたし、他の日本のクラブは彼のような選手が欲しいと思いますが、彼はうちにいるのであって、自分のホームでしっかりとのびのびとプレーしてもらえればと思います。ただ、彼一人に責任を持ってやって欲しいわけではないですし、彼だけになにかを要求するということもありません。サッカーというのは団体スポーツであって、チーム全員がお互いに機能するためのことをやらなければいけないので、全員に厳しい要求を出していきたいと思います。雑談のなかで、僕とは17点取るということを言っていたので、それが確実に実現できたら、おそらく我々は優勝していると思います」

Q:今季、どういうチームスタイルを確立したいのかということと、セレーゾ監督の指導哲学があればお聞かせ下さい。
●トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島):
「当然ながら、僕の一番理想の話をすると、相手にプレーをさせないで自分たちのサッカーをやる、というのがまず大前提の基本的な考えではないかと思います。ただ、それを言葉で表すのは簡単ですが、ピッチのなかでそれを表現するのはなかなか難しいことであって、なおかつそれを90分間持続することが一番難しいことです。当然ながら、試合のなかでは5分、あるいは10分、ずっと守備をやらなければならない時間帯も出てくるだろうし、逆に攻撃している時間もあるかもしれません。チームとしてどのタイミングで仕掛けて、どのタイミングで引いて守るのかということを考えなくちゃならないし、その考えを瞬時にお互いにくみ取って、いまこういうことをやるんだということを瞬時にできるようになれればな、と思います。基本コンセプトというのは技術がしっかりしているチームということが大前提で、どのチームも守備をしっかりとしなければならないというのが現代サッカーです。しっかりと帰陣して、整えて、コンパクトに保ちながら、ボールを奪取しにいって、自分たちのリズムやテンポで試合運びをしていくというのが理想的な話ですが、なかなかそう簡単に実現できるものではないですし、互いにこうした状況であれば、能力の高いチーム、あるいは技術の高いチームが試合を制していくことになるわけです。サッカーはつねにお互いにゴールを目指すと言うことであって、それを阻止することと、攻撃をするゴールにたどり着くという、その繰り返しの作業になっています。理想のチームはそのバランスがしっかりととれるということで、あとは練習のなかで少しずつ微調整しながらやっていくことになります。あとは拮抗したところでプラスαな力を発揮しなければならず、そういう選手を持っているのか持っていないのかで試合の勝敗に違いが出てくるわけです。それが優勝争いできるかできないかになると思います。それは、特に負けていてビハインドの状況でもプラスαを発揮できるかというところになるかと思います」

Q:去年チームはリーグ戦ではなかなか成績を残せませんでした。いまこのチームに足りないもの、監督が加えたいもの、選手たちに伝えたいことがあれば教えて下さい。
「去年は去年のやり方があり、違う指導者がいるわけなので、それに対して深くコメントすることは控えたいということを理解していただければと思います。ただ、成績の部分で考えると、単純にみんながリーグ優勝と言いますけど、18チームがリーグ優勝を目指しているわけです。そのなかで去年起きたことを見ると、悪いスタートがあって、そこで慌ててしまって、そのあと目覚めて取り組んだということがあったのではないかと思います。僕はそういった形は望んでないし、そういったことを期待しているわけではないので、開幕から目覚めた状態でリーグ戦に入っていくことを考えてもらえれば、と思います」

以上


SBとして名良橋の名を挙げた前野である。
これは期待できる。
鹿島のレジェンドとして右サイドを幾度となく駆け上がった名良橋が如く、前野が左サイドを切り裂けば、大いなる勝利が舞い込んでこよう。
左の名良橋としての異名を得られるかどうかは、今年の活躍にかかっておる。
名良橋を重用したトニーニョ・セレーゾ監督であれば、前野の才能を見抜くことは容易であろう。
是非ともレギュラーポジションを確保して欲しいところ。
前野の躍動に期待大である。

ジュビロ・宮崎・伊野波、スタメン予想

2013年01月30日 | Weblog
2013シーズンのJリーグを占う。各クラブの戦力補強診断 ~ジュビロ磐田編~
フットボールチャンネルでは、1月下旬から2月上旬にかけて、Jクラブの補強動向を診断していく。今季の目標に向けて、効果的な補強を行うことができたクラブはどこなのか。今回は、昨シーズンから森下監督が率いるジュビロ磐田を浅川俊文氏に占ってもらった。

2013年01月29日
text by 浅川俊文 photo Kenzaburo Matsuoka


Jリーグ昇格20周年の節目に、再びACL出場を狙う磐田

 2012シーズンのジュビロ磐田は、序盤からアグレッシブな攻撃的サッカーで好成績を収めたが、終盤戦に差し掛かると失速し最終的に12位でリーグ戦を終えた。目立ったのが53失点を喫したディフェンス面で、これはリーグワースト3位の数字となっている。今オフは、センターラインのディフェンスを整備するべく、神戸から伊野波を、そして京都からチョンウヨンを獲得した。チームはJリーグ昇格20周年の節目を迎え、ACL出場権獲得を目標にシーズンへ臨む。(編集部)
2013シーズン 戦力の入れ替え

IN OUT
チョンウヨン〔期限付き移籍/京都〕 ロドリゴソウト〔未定〕
伊野波雅彦〔完全移籍/神戸〕 ハンサンウン〔完全移籍/蔚山現代(韓国)〕
菅沼駿哉〔完全移籍/G大阪〕1 荒田智之〔完全移籍/岡山〕
宮崎智彦〔完全移籍/鹿島〕1 竹重安希彦〔期限付き移籍/新潟〕
植村慶〔完全移籍/湘南〕 千代反田充〔完全移籍/徳島〕
小林祐希〔完全移籍/東京V〕1 押谷祐樹〔期限付き移籍/岡山〕
田中裕人〔新加入/関西大学〕 黄誠秀〔完全移籍/群馬〕
牲川歩見〔新加入/ジュビロ磐田U18〕 -

新しいジュビロのスタイルを築くために

 開幕を待つヤマハスタジアムに作業の音が響き渡る。ジュビロ磐田のJリーグ昇格20周年に合わせて、スタジアムはリニューアルの真っ只中だ。竣工予定の8月には多くの記念イベントも予定されている。

 そんな節目を迎える今シーズンだけに、チームとしても目標に掲げる「ACL出場権獲得」を成し遂げたいところだろう。最後にACLに出場してから、すでに8シーズンが経っている。クラブのコミットメントに「日本はもとよりアジアでもトップチームを目指す」と記してきたジュビロだけに、大舞台へのカムバックは悲願だ。

 とはいえ、昨シーズンは12位という結果に終わっている。このポジションから一気にACL出場権のトップ3を狙えるのか? 常識的に考えると難しいだろう。しかし、戦力が拮抗し、予想外のチームが躍進し、降格するのが今のJ1である。


ジュビロ磐田・2013シーズン 予想フォーメーション

 新体制記者会見で、ジュビロの服部GMは柏レイソルとサンフレッチェ広島の例を挙げた。この2年間、J1の優勝チームは一度J2に降格しながらも方針を継続したチームであること。最初は結果が伴わなかったものの、我慢強く継続してチームを作り続けて頂点に立ったこと。この事実を踏まえ服部GMは、昨年より指揮を取る森下監督に「新しいジュビロのスタイルを築くため、シーズンを通してブレずに攻撃的にやってほしい」と伝えてきたという。

 目指す攻撃的スタイルで、今のチームはどれだけの結果を出せるのか? 昨シーズンはそれを見極めた1年だったと言っても過言ではない。今のジュビロのストロングポイント、そしてウイークポイントを洗い出す。その上で、ウイークポイントを補強し、昨シーズンからのスタイル構築を継続してストロングポイントを伸ばし、ACL出場権を狙う。それが、今シーズンのジュビロの青写真である。

 補強に関しては明快で、ウイークポイントとなった守備の強化に絞られている。昨シーズン、J1ワースト3位の53失点を喫しているだけに、当然の措置だろう。ヴィッセル神戸から日本代表DF伊野波雅彦を獲得したのをはじめ、京都サンガの中盤を支え、ロンドン五輪にも出場したMFチョン・ウヨン、大学ナンバー1ボランチの呼び声も高い関西大の田中裕人と3人の即戦力が加入した。27歳の伊野波には、守備の新リーダーとしての期待がかかる。複数の守備的ポジションをこなす能力を持つ彼の加入によって、4バックだけでなく3バックも併用される可能性が高い。

 また、チョンも田中もボール奪取力には定評があるだけに、バイタルエリアの守備力強化に貢献するはずだ。ボランチに関しては、レギュラーのロドリゴ・ソウトが移籍してしまったが、そのマイナスを補うコマがそろった。ボランチ候補には2人のほか、小林裕紀、小林祐希、山本康裕ら伸び盛りの若手もいるだけに、ポジション争いは熾烈だ。

攻撃陣が進化するために求められること

 一方、攻撃陣の補強はないが、現有戦力はタレントがそろっている。日本代表FW前田をはじめ、ロンドン五輪韓国代表MFのぺク・ソンドン、オフには5クラブが獲得に動いたFW山崎亮平、代表入りが期待されるMF山田大記、代表候補にも選ばれたFW金園英学らを競わせながら、昨シーズンのスタイルを継続し、進化させる方針だ。

 森下監督は攻守に連動するパスサッカーを志向し、前半戦は白星が先行した。しかし、後半戦はポゼッションを重視するチームが陥る落とし穴にはまってしまった。ボール支配率は高いのに得点が入らない。パスをつなぐという手段が目的化してしまったのだ。きれいに崩すことにこだわり、ゴールを狙うダイナミズムが薄れてしまった。しかも、突破力で前半戦の快進撃を支えたペクが負傷で後半戦を棒に振るなど、攻撃のアクセントとなる選手の離脱も響いた。

 今シーズン、攻撃陣が進化するためには、攻めの引き出しを増やすことが必要だろう。基本はパスサッカーだが、状況に応じて速攻をしかけたり、ミドルシュートを増やしたり、セットプレーの得点力を上げるなど、ゴールを奪うバリエーションを広げなければならない。

 そして、昨シーズンの経験から学ぶべきことは、コンディショニングの重要性だ。残り9試合を残した時点で首位・広島との勝点差は6。ACL出場権に十分手が届く位置にいたのが、その後、8試合勝利から見放されるという大失速。前半戦は勢いに乗って好スタートを切れたのに、終盤の勝負どころで完全に息切れしてしまった。

 森下監督はキャンプからハードなトレーニングを科し、開幕後も週2回の2部練習を行っている。練習時間は一昨シーズンより増えた。その成果もあり、前半戦はハードワークで突っ走れた。しかし、紅白戦さえできないほど故障者が増える事態も招いてしまう。そして、後半戦17試合の成績は5勝4分8敗。前半戦の貯金をすっかり使い果たしてしまった。

 今シーズン、森下監督には1年を通したチームマネジメント力が問われることになる。ハードワークしながらも、終盤の勝負どころで息切れしないよう、チーム状況を見ながらどうコンディショニングするのか。上位を狙える戦力はそろっているだけに、そこを誤らなければACL出場権獲得は決して夢ではない。Jリーグ昇格20周年の今年、かつてはアジアを制したジュビロが、再びアジアへの切符を手にすることができるのか、要注目である。

補強面と総合力それぞれの診断結果



 昨シーズン磐田は53失点と明らかにディフェンス面で問題を抱えていた。伊野波とチョンウヨンの獲得は、センターラインの安定化に繋がることは間違いないだろう。チーム自体が攻撃的な意識が強いだけに、チョンのような1対1でボールをしっかり奪うことのできる選手が中盤に入れば、自ずとディフェンスラインも高く設定できる。もともと攻撃陣のタレントは揃っているだけに、バランスの取れた補強ができた。



 ACL出場圏内を得られる3位以内を狙うためには、昨シーズン経験した終盤戦の失速は避けなければならない。ボランチと2列目の人材は豊富であり、誰が出場しても不思議ではない人材が揃っている。また、センターバックには伊野波が加入し、藤田、チョ・ビョングク、菅沼駿の3人と合わせ、高いレベルでの激しいポジション争いが予想される。誰がバックアップに回っても高い能力を有しており、リーグ終盤戦にチーム力をキープするための駒は揃ったと言えるだろう。

 ただ、まだ伊野波がどのポジションで出場するのかはわからないが、昨シーズンのチョはディフェンダーながら6得点を挙げるなど、セットプレーで大きな力を発揮していた。仮にチョが控えに回ると、チームとして一つのストロングポイントを失うことにもなる。森下監督がどのような選手起用を見せるのか興味深い。

 また一方で、エースの前田、そして右サイドバック・駒野に取って代わるような人材は見当たらない。特に駒野は昨シーズンチームで唯一のフル出場を果たしており、チームとして彼らの経験と能力に頼るところもまだまだ大きい。前田と駒野がシーズンを通して安定したコンディションで戦えるかが、チームの浮沈のカギを握る一つの要素となるだろう。(診断は編集部 ※それぞれA~Eランクで診断)

【了】


ジュビロのレギュラーに宮崎と伊野波の名を連ねるフットボールチャンネルの補強動向である。
昨季よりスタメンを張っておった宮崎と日本代表の伊野波が抜擢されるのは当然であろう。
とはいえ、伊野波がすんなりここに収まって良いのかは疑問が残る。
名前は確かに通っておるが実績はいかがなものか。
しかしながら、わざわざ獲ってきた選手をサブで腐らすことは誰にとっても不幸である。
フットボールチャンネルとしてもディフェンス面でバランスの取れた補強としてBの診断をしておる。
この評価通りの結果を残して欲しいと願う。
悪質な肘打ちなどせず、クリーンな守備を魅せてくれれば、多くの者が喜ぼう。
伊野波の守備に注目である。