鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

水戸戦報道

2008年02月25日 | Weblog
鹿島が水戸に3点快勝/プレマッチ
<プレシーズンマッチ:鹿島3-0水戸>◇24日◇カシマサッカースタジアム
 鹿島が今季初のJクラブとの対戦となったJ2水戸戦で快勝を収めた。前半16分にDF新井場のグラウンダーシュートをゴール前でMF中後が拾い、右足で押し込んだ。後半1分にはMF野沢、同4分にはMF小笠原と立て続けに追加点を挙げた。以降はMF小谷野、遠藤らをテストするなど充実の一戦を3-0で終えた。小笠原は「まだまだ体も動けていない。いい部分も悪い部分も出た」と冷静に振り返った。
[2008年2月24日18時46分]


鹿島・ダニーロ 2年目の大変身
 鹿島MFダニーロが、J2水戸との練習試合で昨季とは別人のような切れのある動きを披露し、チームの3―0勝利に貢献した。1年目の昨季は日本サッカーになじめず実力を発揮できなかった。クラブも放出を決めていたが、オリヴェイラ監督の強い要望で残留。指揮官は「日本のリズムをつかんできた。国際試合を戦う上で、彼の力を生かしていければ」と2年目の巻き返しに期待を寄せていた。
[ 2008年02月25日付 紙面記事 ]

鹿島、ぶっつけでも圧勝!ダニーロ躍動!
 ◆プレシーズンマッチ 鹿島3―0水戸(24日・カシマスタジアム) 昨季リーグ王者の鹿島はJ2水戸に3―0で快勝。戦術練習をほとんど行わない中でのぶっつけ本番だったが、MFダニーロ(28)の覚せいを予感させるプレーなどで強さを見せつけた。

 今年も常勝軍団に変わりはない。鹿島は前半16分にMF中後が先制弾をたたき込むと、3得点でJ2水戸を圧倒。1月30日のチーム始動から戦術練習を行ったのは、練習試合ホンダロック戦(15日)のみ。フィジカル練習ばかりで「試合どころじゃない体調です」(小笠原)というコンディションだったが、ぶっつけ本番でも中盤が機能し、圧勝を収めた。

 中でも光ったのが、来日2年目のMFダニーロだ。1トップの下に入ると、攻撃の起点として機能。得点こそなかったが、チーム最多のシュート5本を放つなど快勝に貢献した。昨季はJリーグのスピードに慣れず、フロントは放出要員として考えていたが、オリヴェイラ監督が「残留」を強く希望。ダニーロは「出番がなくてもいつも出る準備している」と満足げに振り返った。
(2008年2月25日06時00分  スポーツ報知)

茨城ダービー 鹿島、水戸に完勝
2008/02/25(月) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
 サッカー・Jリーグ1部(J1)鹿島と同2部(J2)水戸が対戦するプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2008」(茨城新聞社など後援)は二十四日、鹿嶋市のカシマスタジアムで開かれ、鹿島が3-0(前半1-0)で完勝した。同フェスティバルでの対戦成績は鹿島の四戦全勝。
 試合は鹿島が中盤を支配し、終始圧倒した。鹿島は前半十六分にCKからのゴール前での混戦から中後が右足で押し込んで先制。後半一分に野沢のヘディングで追加点を挙げると、同四分にも小笠原がダメ押しの3点目を決めた。水戸は両サイドを起点に攻めたが、単調な攻撃に終わり、鹿島の守備を崩すことはできなかった。
 同時開催の茨城新聞社杯ふるさとドリームマッチ第二回市町村協会チャンピオン大会はR355(行方市)が2-1でGIOCATORE龍ケ崎(龍ケ崎市)に逆転勝ちして初優勝した。


【2008Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 水戸】レポート:茨城決戦は鹿島が水戸を一蹴し、昨年以上の高みに向けて順調な船出。これまでの対戦で最も力の差が表れる内容となった。 [ J's GOAL ]
2月24日(日) 2008Jリーグプレシーズンマッチ
鹿島 3 - 0 水戸 (14:01/カシマ/7,012人)
得点者:16' 中後 雅喜(鹿島)、46' 野沢 拓也(鹿島)、49' 小笠原 満男(鹿島)
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 4回目を迎えた「いばらきサッカーフェスティバル」は過去最も力の差が表れる内容となった。

 序盤から圧倒的な鹿島ペース。中盤での丁寧なパス回しと果敢なフリーランニングで水戸のプレスをかいくぐっていった。そして、次々と決定機を演出。6分にはダニーロが、13分には野沢拓也が、14分には再びダニーロがチャンスを迎えることとなった。「今が疲れのピーク」と本山雅志が言うようにまだコンディションが万全でなく、ゴール前での力強さを欠いたことでチャンスを生かすことができなかったが、この中で1点でも入っていれば大量得点差も十分にあり得ただろう。
 ただ、それでもしっかりとゴールを奪うのが王者の強さと言えよう。16分、CKのこぼれ球を拾ったダニーロがミドルシュート。ゴール前でそのボールを受けた新井場徹が落とし、横にいた中後雅喜が蹴りこんで先制。その後も流麗なパスワークで水戸ゴールを襲い、後半開始直後に鋭い速攻から2得点。勝負を決めることとなった。
 今季も鹿島は強い。そう思わせたのはやはり中盤の力だ。代表に5人もの選手を送り出しているため、スクランブル的な4-5-1システムで臨んだものの、中盤の5人が流動的な動きを見せ、水戸の守備を切り裂いていった。特に目立ったのはダニーロだ。昨年は連携が合わず、孤立する場面が多かった選手だったが、この試合では彼にボールがよく収まり、そこから厚みのある攻撃ができていた。「日本のサッカーのテンポをつかめるようになっている」と指揮官もダニーロの成長ぶりに頼もしさを感じざるを得なかった。
 そして、この試合において鹿島にとって求められていたものは結果だけでなく、多くの選手を起用することである。特に若手選手に出場機会を与えることもこの試合の狙いと言えるだろう。タイトな日程に向けて、選手層を厚くしなければならないという使命を背負うが、その面でも意味のある試合であった。本来は MFの大道広幸をセンターバックで起用。不慣れなポジションながらも安定した動きで水戸の攻撃を防いだのをはじめ、船山祐二、遠藤康、小谷野顕治、佐々木竜太ら若手を起用し、経験を積ませることができた。いずれも積極的なプレーを見せ、「確実に成長していきている」と指揮官を喜ばせる内容となった。
 2週間後の開幕に向け、まだ準備段階。だが、水戸をまったく寄せ付けない勝利をおさめたことで調整の順調ぶりを見せ付けることとなった。「あとは代表組が戻ってきてから、仕上げていけばいい」と大岩剛。昨年以上の高みを目指しての船出。その視界は良好のようだ。
 一方、水戸は苦しい船出となった。攻守においていいところがなく、過去の対戦で最も力の差を見せ付けられることとなってしまった。その要因は自分たちのサッカーを貫いたからだろう。リスクを背負いながらもDFラインを高く保ち、全体が流動的に動くことで相手の攻撃を封じ、そしてできるだけ高い位置でボールを奪い、速攻を仕掛ける。これが今季の水戸の狙いである。この試合においても「引いて守るのではなく、前から積極的にプレスができた」と金澤大将は手応えを語り、チームの方向性にぶれがないことを説いた。だが、それが実践できたのは前半45分のみ。後半は運動量が落ち、間延びしてしまい、チームとしての戦いは見られなかった。自分たちのサッカーができなかった時にどうするか。戦術の柔軟性を欠くという大きな課題を露出することとなった。
 また、攻撃面においてもチャンスらしいチャンスは作れず。後半に何度か攻め込んだものの、ほとんどがカウンターであり、チームとしての狙いの攻撃は見られなかった。高い位置でボールを奪えたとしても、その後のパス回しが単調でゴール前まで行けず。最後まで鹿島ゴールを脅かすシーンはやってこなかった。今季の水戸が掲げる「アグレッシブ」は残念ながら見ることはできなかった。
 攻守において単調さだけが目立った水戸。高い位置からのプレスという自分たちのサッカーに固執しすぎたため、プレーに緩急がなく、スペースも作れず、逆に自分たちサッカーすらできない状況を作り出してしまった。自分たちのサッカーをするためには何をしなければならないのか。状況に応じた戦いというのを煮詰めていかないといけないだろう。開幕まで2週間、やるべきことの多さだけを痛感させられる90分であった。
以上

ダニーロ一色である。
やはりそれだけ周囲の期待が大きかったということであろうか。
昨日の試合ではフル出場、その期待に応えた形となった。
今季は残留をクラブに懇願したオリヴェイラ監督へ結果でお返しするシーズンとなろう。
ここまで好調に変貌したのは本人の心がけの他にしつけ係の存在があったのでは無かろうか。
島津本家の広川や近衛家から迎えた幾島の言うことを聞いていい娘になりそうなものだが、ただのわがままな女と描かれては萎えることこの上ない。
それ以上に突然訛り出し、そこを叱られる脚本・演出には驚愕した。
ギャグのつもりなのであろうか。