子どもと騒音

2014年01月19日 12時29分17秒 | アイデアのかけら

「小学校や幼稚園の休み時間や運動会の校庭の声がうるさい」

そんな苦情が、僕の住む区の役所に寄せられるという話を聞いた。

以前にもそういう苦情はあったが、最近は自宅に騒音計を付け、
休み時間の音量を測定し、そのデータを携えて苦情を言ってくるという。

これ以上の音量は騒音という規定はあるが、そこに音源に対する区分けはなく、
つまり工事の音だろうが子どもたちが校庭で遊ぶ声だろうが、
ルールとしては、一定の音量を超えたものは「騒音」と見なされる。

もちろん、役所の人間としても「工事の音と校庭で遊ぶ声は違う」と言いたいところだが、
法律で定められている以上、そう言い返すことはできないそうだ。

しかもなぜか、この手の苦情を言ってくるのは60歳以上の方が多いらしい。

今、区長自らこの問題に取り組んでいるそうだが・・・。

この話を聞いた席で、別の方が言っていた。

「ドイツでは小学校や幼稚園から発せられる音は、
 いくら大きくても騒音には当たらないという法律がある」

なるほど。
 
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