値引きの快感

2007年10月29日 02時37分38秒 | アイデアのかけら
某家電量販店に行った。
空気清浄機を買いに行ったのだ。

値札を見ると、
「値引きします」
の表示。
つまり、そこに書かれている金額より安くなるということだ。
これはこれで、一つのセールスアピールである。

ということで、店員に本当の値段を尋ねてみた。

一気に表示価格より3000円下がった。

ならば、もっと下がるのではないか、と思うのが人情。
さらに端数の300円まからないか、と交渉してみる。

しかし、頑としてそれ以上は下がらないという。

結局、最初にまけてもらった金額で買ったのだが、
なんとなく釈然としないものが残る。
本当は3000円もまけてもらったのだから、満足すべきところだが、
なんかしこりが残る。

値引きの快感は、どんどん下がっていくことにある。
なのに、どうして、最初から一気に下げてしまうのだろうか。
最初、3000円ではなく、2000円引きにしたらいいのに。
そして、交渉されたらさらに1000円引くのだ。

同じ3000円引きでも、
客からすると、この方が満足感が高いのではないか。

まあ、いろいろ事情もあるのだろうが、
買い物しながら、そんなことを考えたのだった。
 
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