観劇:『天才バカボン』

2010年07月31日 00時06分03秒 | エンタメのかけら

この芝居の存在を知ったとき、
まず思ったのは、
「どうして釈由美子はこの舞台に出ようと思ったのか」
ということだ。

タイトルは『天才バカボン』だが、
内容的には『ゲゲゲの女房』のような赤塚不二夫の評伝劇、
事務所がそうかん違いしたのでは、
そう思ってしまった。

もちろん、評伝劇ではない。
「男子はだまってなさいよ!」がやるのだ。
原作以上にバカなはずである。

実際、相変わらずのバカっぷりだった。

驚いたのは、
バカ炸裂の細川徹節に釈由美子が馴染んでいたことだ。

そして終演後の宴席で、
さらに驚く話を聞いた。

彼女の登場シーンの中にも、
かなりのアドリブがあるそうだ。
しかも荒川良々のムチャぶりに、
アドリブで返すというところがいくつもある。

それがどれもいい感じで返しているのだ。
客席の笑いもそこが一番大きかったほどだ。

舞台はいい。
テレビでの印象とはまったく違う役者の姿を見ることができる。
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。