某有名アウトドアブランドのショップに、
友人から教えてもらったパンツを買いに行った。
商品について口頭で説明するより、
友人が送ってくれた通販サイトを見せた方が早いと思い、
僕のスマホで該当ページを開いて見せた。
店員は店に奥に在庫を確認しに行った。
すぐに戻ってきて、
「当店はそもそも取り扱いがありません」
「そうですか。では、どちらの店舗ならありますか」
すると、
「今、お客様が見て頂いたページを下にスクロールして頂くと、
どこに在庫があるかわかります」
え?
自分で在庫確認しないといけないの?
仕方なく自分のスマホで確認する。
その手元を店員が覗き込んで、
「この近くだと○○にありますね」
なんだか釈然としない。
こういう時は店の端末などで調べてくれるものではないのか。
君たちの直営店の在庫を調べるわけなのだから。
幸い在庫がある店は徒歩圏内だったので、
そちらの店に行き、同じようにスマホで商品を示す。
たしかに在庫があった。
しかし色が黒とベージュしかなかった。
「他にはどんな色がありますか」
すると、
「そちらのページで見られますけど」
え?
また自分で確認しないといけないの?
そもそも最初から店員の態度が不躾だったので、
露骨に不満そうにしたら、
様子を見ていた責任者らしい女性が来て、
「すいません。こちらでご確認下さい」
と、自分のスマホを差し出して見せた。
…。
たしかにスマホでも見ることはできるよ。
でもさー、商品を詳しく見るには小さくないか。
自社の製品をよく見てもらうために、
タブレットぐらい用意しておいたらいいのに。
こういうのってデジタル化とか、
そういう次元の話じゃないからね。
販売業として粗雑だよ。
アウトドアの世界では、
とても信頼されているブランドなのだから、
製品の質だけじゃなく、
販売の質もあげていこうよ。
北顔。