これもまた知り合いの娘さんに聞いた話。

新型コロナの影響で高校の修学旅行が中止となり、
代わりにディズニーランドへの遠足が行われることになった。

学校からバスで行くのではなく、現地集合現地解散。

そこでこんなことを思いついたコがいた。

「前の日、ディズニーランドの近くに泊まらない？」

知り合いの娘さん含め仲良し数名で、ホテルに前泊したそうだ。

曰く、

「修学旅行に行くより楽しかった！」

そりゃそうだろう。
仲のいい友達だけで、先生もいなくて、好きな食べ物を持ち込んで…。
（ミラーボールを持ってきたコがいたって言っていたけど、
　いったい何に使ったんだろ？）

結局、夜明けまで部屋で遊んで、その後、本来の目的であるディズニーランドに行って、さらに遊んだそうだ。

新型コロナのせいで、確かにいろいろな制限があり、
子どもたちが可哀想という声をよく目にするし、
確かに不自由な部分はあるけど、
その制限の中に新しい楽しみを見つける、
子どもを含めた若い世代の人たちって、
そういう柔軟性に長けているんだろうなあ、
と、この話を聞いて思った次第。

戻って、ひたすら掃除。仕事部屋。洗面所。

夕食は家人（大）の作る鶏鍋やサラダなど。
ひさしぶりに『紅白歌合戦』をゆっくり観る。ザッピングはまったくしなかった。友人知人の様子を見ても、今年は『紅白』という人が多い。

『紅白』、あらためて観ると、大晦日の夜にBGV代わりに観るのにはちょうどいい。ただ、出演者のバリエーションが多い＆歌以外の小ネタ連発で、構成がかなり煩雑。歌合戦感はまるでなし。

かつての『紅白』はNHKホールの同じステージで歌うからこその凄みがあった。いつの頃からか、中継が多用されるようになった。さらに、今年は、目玉とされていた特別枠の出演者はほぼ全員、事前収録。テレビで観ている分には、中継だろうが事前収録だろうが関係ないけど、会場の客席はどんな空気なんだろうなあ。かなり白けた気分になるのではないか。

『紅白歌合戦』、リニューアルするとしたら『今昔歌合戦』だなあ。