右派のグレンベックがどうしたのこうしたの、ラリーがどうしたの、ってなハナシがちょいと前にあったとこですが、
ひだり側の武闘派、レイチェルメドウ。
これも相当なもんですな。
徹底的にやり込めてます。
エイズは政府のインボーなのか。
放射線は低いレベルだと身体に良いのか、核廃棄物は海や米国にまき散らすと良いと今でも信じているのか、
まあ、インタビューされてるオレゴンの共和党ロビンソン候補は候補で、かなり真ん中からは外れてる感じではありますがね。質問にはまともに答えず、いきなりそんな古い書類を(自分のニュースレターなんですが)もちだされてチェックもできずに、答えられるか、と言ってますな。一部だけ抜き出してきて、ひどいじゃないかって感じです。
インタビューの最後に、エイズは政府のインボーだと思ってて、放射線が身体に良いと信じていて、自分がかつて書いたことも信じていないような候補だということがよくわかりました、とっても面白い議論だったわ、ハハハ、ありがとうロビンソン候補、
みたいなことを言って終わらせてます。コワッ。
あたしゃビールを飲んだり、本を読んだりしながら、ネットでポーッとしながら動画をあれこれチェックしてただけなんですが、久々に、この緊迫したたたき合いには、バチっと目が開いてしまいました。
どっちもどっちで、フツーの水準から見れば、ちょっと離れた、やや過激なところにいる感じなんですが、
それにしてもです、裾野の広さを感じますな。
外れてても、それなり、というかですね。やり合ってても議論が成り立っているし、冷静にまじめに誠実に議論する、という姿勢を崩したら負けなんですな。ベースにロジックがきちんとあるのも前提で、そうでないとそもそも受け入れられない。そのロジックが、パブリックに受け入れられるかを競っているんですね。
さすがにエイズはインボーじゃないだろ。ロビンソンはいきなり聞かれたんで準備してなくて、うまく答えられない。
こういうのを見てると、ぱブリックに議論する時の最低ライン、最低限守るべきルール、みたいなものがわかるような気がするんですよね。