自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

飴色の・・・

2023-12-24 19:04:43 | お散歩

ムクロジ[無患子](ムクロジ科)
新潟、茨城以西の本州~四国、九州の丘陵や低山地に生える落葉高木。屋敷林や公園樹などに植えられることも多いです。葉は互生し、偶数羽状複葉で、小葉は4~8対あり広披針形で革質です。縁は全縁で左右ややずれて葉軸に付きます。
6月頃、円錐花序をだし、黄緑色の小さな花を多数つけます。果実は球形で、中に1個の黒い種子があります。


久しぶりにムクロジの果実を観察できました。黄葉した葉も残っていて、秋を感じられます。
果皮にはサポニンが含まれており、昔は石鹸の代用としたり、シャボン玉遊びにも使われたそうです。このサポニンには溶血作用があり、間違って食すと胃腸障害や下痢を起こすことがあります。果実に以前触ったことがありますが、結構べとつく感じがします。
種子は羽根つきの羽根の玉として使われています。今はあまりその姿を見ませんが、お正月に羽根つきで遊ぶ子供たちはいるんでしょうかね。

11月下旬 大和市内にて

風景・自然ランキング
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする