自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

香り強き・・・

2023-11-25 18:54:28 | お散歩

ナギナタコウジュ[薙刀香薷](シソ科)
日本各地の日当たりの良い山地などに生える多年草。全体に毛が多く、葉は対生し、長い柄があり、狭卵形~卵形で先は尖ります。縁には粗い鋸歯があります。 
9~10月、茎先に太い花穂をつけ、淡紫色の花を片側だけにつけます。 花序全体に毛がありますが、裏面には毛があまりありません。全草に強い芳香があり、枯れた後も残ります。


近づいて撮ってみました。細かい毛がたくさんあるのがわかります。
花期に茎葉を採取して、陰干しし乾燥させたものを「香薷(コウジュ)」と言って、解熱、発汗、利尿薬として風邪、全身浮腫、腹痛、吐しゃに 用います。これも薬草だったのですね。
少し葉をちぎって香りを楽しみました。冬に枯れ残ったものも香りがあります。久しぶりにその香りも確認してみたいです。

11月上旬 横浜市内にて

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コメント (4)
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